人物が背景を背負う

人物が背景を背負うby出典:SWITCHインタビュー 長塚 圭史×船越 桂

結論は、あなたのライフステージを、望むレベルへ上げるための必要事項です。

番組のワンシーンから

先日放映された番組で、録画していたもののなかなか観れずにいた1つです。とても濃密かつ味わい深い対談でした。

写真の場面は、彼の演出劇の稽古中に、相方の船越さんがいらした時。ある俳優さんが、舞台を走っている様を指摘した場面に、船越さんがフォーカス。返答に出た文言。人格という器の大きさを感じました。長塚さんにその一言を引き出させた、船越さんも、もちろん素晴らしいです。

長塚さんはその俳優さんに対して、「空間をドロボーされた数秒を、生き物に変えて欲しい」「理由のない時間になってしまう」と言いました。「何もない舞台に立って役を獲得するということは、ワンシーン毎に自分で意思を持っていられるか」だと論じていました。

彼の父は長塚 京三さんで、物心つく前から俳優の道を空想していたそうです。一時期、ロンドン留学し作風が変わって、お客様方が去っていく等々の波を経て来られました。

生き様の重み深み

長塚さんの一言に、生き様の重みや深みを感じました。役としての魅力を、最大限引き出したいがために出てきた言葉。演出・脚本・出演という舞台を、多角的に一貫したテーマを持って観てきたからこそのものだと感じてやみません。

あるメンターから、《代価の先払い》という話を聴いたことがあります。分かりやすく「松下幸之助さんは、とてもラッキーだった。なぜなら、6歳から丁稚奉公するハメになってしまったから」と言います。「支払うべき人生の代価をすべて払ってしまえば、あとは幸せいっぱいな人生となる」と。

「早く挫折を味わった方がいい」と、ある社会人になるという学生に、質問に対して答えた一言。その好青年は、順風満帆で悩みがない生涯だったようです。「一時的にでも、挫折を味わえるくらいに、高い目標を掲げて本気で取り組んでみては?その悔しさが、後々に器を深め広げることになりますよ」という気持ちでした。

お客様である70代のあるお母さんから、息子さんについての相談を受けたことがあります。いわく「比較的裕福で不自由なく育ててきたがために、50代になって初めての壁に悩んでいる」んだそうな・・・。優秀で何でもソツなくこなして来れたんでしょう。「幸せって、何?」と改めて考えてしまうエピソードでした。

にじみ出てくる生き様

前に『プルシアンブルーの肖像』という、玉置浩二さん 完全無言の映画を覚えています。15年間の失語症という設定で、無言ながらも存在感が素晴らしかったのが印象深いです。高倉健さんも、口数は少なかったながらも、存在感ゆえに高い評価を得ていたんじゃないでしょうか。

光透波(こうとうは)理論を考え出した小田野早秧さんは、アインシュタインの相対性理論に対し、『絶対速度』を論じました。「光より速い動きで移動するものがあるなら、目に見えないのはもちろん、無に等しい。しかしそれは、無限大でもある」との観点に、いたく感動しました。

あなたを最もよく知る存在とは、あなたの体です。あなたの体は、あなたの生き様とずっと一緒でした。一瞬たりとも離れることなく。

Universal Flow Therapy は、人格者と評されているあなたにこそ、価値あるセラピーです。なぜなら、人格者になるために、様々な試練や苦難を克服して来られたんじゃないでしょうか?ここであなたに問いたいのは、「あなたは評されるに見合った人格者ですか?生まれてからの生き様すべてを、根こそぎ認めきれていますか?」

素晴らしいと思える人格者にお会いして感じるのは、根底から自覚していると思える方が少ないこと。あなたのライフステージを望むレベルへ上げるために、お手伝いできることはたくさんあります。

早く挫折を味わった方がいい
光透波(こうとうは)理論

映画「ビリギャル」に学ぶ

さっき、映画『ビリギャル』観てきました。

きっかけは、あるお客様から「吉永さんとやってる事が、ホントにソックリ!!!感動したし、ぜひ観て欲しい(((o(*゚▽゚*)o)))」と大絶賛。

基本、メジャーな映画は見に行きません。あまり合理的とは思えませんでした。しかし今現在、DVD等が出てくるのはまだまだ先っぽい・・・。何か気になる・・・・・・・。

意を決して今日行ったんですが、なんと今日は、割引きの日>* ))))><!1100縁でした(*^◯^*)

こちらあくまでも私の視点です。価値観の相違で、全く違った切り口で観る事は、当然起こり得ます。あなたにはどう映りましたか?

あらすじ

坪田先生(伊藤淳史)は、ある塾の講師。
高2の夏にタバコが見つかり、無期停学になった時にお母さんが導いてくれたのがきっかけでした。

小4くらいまで、友達がおらず孤立状態にありました。ある事件から学校の教育方針と合わず、転校します。友達ができたんですが・・・・・・・。

彼女は、小4レベルの学力しかなく、算数ドリルから出発。
カラオケで楽しんでる時も、ひたすら辞書持って勉強する姿に、友人たちが試験終えるまで会わない事を決意。感動しました。

お父さんは、自分が果たせなかった夢を、息子に野球で託す。
姉妹である女性陣は一切無視。結局息子は、プレッシャーに・・・。
彼女も慶応という壁の厚さに直面し、家庭崩壊の危機・・・・・。

◯お母さんの情熱

お母さん(吉田羊)は、どんな事があろうとも、絶対的に彼女の味方でした。「それがこの学校の教育方針なんですか?」と・・・。
ホントにスゴいと思えたのは、寝ずに勉強しているため、学校で寝る事を公認としてしまった事。授業中に寝てしまう事を問題視した先生が、お母さんを呼び出しました。そこでのお母さんの反論。

坪田先生から、週3では合格は厳しいからと、週6にするよう勧められました。それでも合格できるかは分からない・・・。
お母さんは、妹の定期貯金も全部解約し、自分も夜勤アルバイトを始めます。
お父さんがどんなに彼女らを無視しようとも、お父さんの美点を言い続け、すべてを認めます。

◯坪田先生

彼自身、学校の授業についていけず、落ちこぼれの1人だったそうです。
ある転機から、頭角を表すようになりました。元暴走族が白バイ警官になるようなもので、何が分からないのかを理解しきれます。

ゲーム好きにはゲームの話題から、個々人に受け入れやすい指摘。
彼女にも、日本史が苦手だからと『マンガ日本史』を紹介し、分かりやすく腑に落し入れていきます。気づかない内に、少しずつレベルを上げていきます。

高校の先生から、「慶応なんてムリなんだからやめさせろ!」と嘲られます。
「そんな事なんてない!!!」と断言します。彼には、彼女の可能性がしっかり見えており、そうなれるよう仕向けていきます。

一貫性ある矛盾

2人の共通点であり見どころは、【一貫性ある矛盾】です。
お母さんも坪田先生も、彼女の幸せを本気で願っています。そのために軌道修正しながら、尽くしています。

坪田先生は、慶応の壁の高さに気づき、志望大学を下げようとします。
しかし先生は、そこからズルズル下がってしまうと、突き放します。
「慶応合格」に対して、見守り続けていました。

お母さんは、雨の中アルバイト中に彼女が「もぉダメ」と泣きついてきます。
お母さんは、「辛かったらやめてもいいのよ」と、犠牲になっている事をも厭わず許しました。

彼女の【幸せ】が何なのか、お母さんと先生ではテーマが違っています。
目的意識というテーマに基づいた徹底的な一途さ、ぜひ見倣いたいと痛感しました。

彼女自身が精魂尽くしたのはもちろんですが、その背後があったからこそ、やりきれました。多くの皆さんのサポーターでありたいと考えている者としては、そこに強い興味が行ってしまいますね♪( ´θ`)ノ
あなたの心と体を、根本解決的調和に導くために・・・。

映画「HERO」に思うこと