奴隷から当事者へ〜許可の決定権者になる

結論は「あなたの脳を使いきるために、あるがままを認める」です。ぜひ、あなたの脳を知り、ご自身を認めるツールとしてお使いくださいませ。

役割を自覚し、全うする

あなたは「当事者意識が全てを解決に導く」という言葉を、耳にしたことありませんか?おっしゃる通り、大いにあり得ます。

「自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚(goo辞書)」

分かりやすく、ある家の窓が壊れているとしましょう。その家のご主人さんに、どんなイメージを抱きますか?その方が所有する物を大切にするということは、所有者ご自身との相似関係にあります。

あなたが当事者意識を具現化するために、何でもやればいいというのでは、あまりにもったいないです。尊厳ある人間としての役割を果たすためにも、【抑圧された記憶の解放】はぜひとも欲しいところ。

抑圧され続け、「どうせ〜」と卑屈化されてしまった状態が、まさに奴隷ではないでしょうか?「奴隷」という言葉を、Universal Flow Therapy においては、「何も考えず、成長が止まった状態」と定義づけています。水は、留まって動きが全くない場合、腐敗が始まります。心の渋滞にハマっていませんか?

許可の決定権者

あなたは、『ショーシャンクの空に』という名画をご存知でしょうか?モーガン・フリーマンが40年間の刑務所生活を終え、スーパーで働く場面。彼が「トイレに行ってもいいですか?」と店長へ。「そんなことで訊くな。早く行けよ」と、イラッとされます。

前に自殺してしまった友人と同じ・・・・・。「俺もそうなるのか?」と暗闇に覆われた恐怖が襲ってきます。長年の習慣で、許可を得なければ生きていけないかのような錯覚に囚われてしまいました。自由の身になれたのに・・・。もしあなたが、モーガン・フリーマン役の彼なら、いかに生きますか?

小学校で修学旅行の打ち合わせ。6年生が体育館に集まっていた時。「先生、トイレに行ってもいいですか?」と手を上げ、大笑いされたのが懐かしいです。先生としても、ガマンしてオモラシされてはたまりません。今なら当たり前にそう思いますが、当時の私には当たり前とは考えきれませんでした。

許可を出さなければならないなら、決定権者をあなたご自身に書き換えてみてはいかがでしょうか?というか、そうした方が絶対にいいです!なぜなら、あなたは「あなたの体のご主人様」「あなたの体の決定権者」だからです。

あなたは、〈あなたの体を管理する〉という大いなる役割を任されています。任せているのは、未来の成長したあなたです。

志である[教育立国日本]へ

「最近吉永さんに言われたのを機に、あれやこれやと悩むようになりました」とおっしゃる方がいらっしゃいます。よくよく話を聴いてみて分かったのは、理想が高まり意欲的に超えようと、真摯に向き合われるお姿。悩みは、成長欲求が源泉です。

見た目だけを装っていても、バケの皮が剥がれてしまいます。かと言って、表面的な装いから本物への道が拓けて来ることだってあります。

重要なことは、【適切な現状把握と目標設定】です。今、あなたはどの位置(役割・立場・・・)にいらっしゃるんでしょうか?過去の経歴が長く濃いものほど、価値があります。

位置が明確に定まるほどに、不思議と将来への展望が浮き彫り化されてきます。あなたが本当に望んできたものが、鮮明になり得ます。何度も繰り返し継続させてきたあなたにもたらされるものこそが、《当事者意識》だと思えてやまないのですが、あなたにはいかがでしょうか?

では、どうすれば当事者意識へ育て上げきれるんでしょうか?まずは〈あなたの脳を知ること〉から初めてみてはいかがでしょうか?なぜなら、あなたという意識の集合体は、脳で一括管理されているからです。

今、ブレインアナリスト協会というグループの、基盤作りに深く関わらせていただいています。著名大学教授の監修による、明確な根拠がある診断法です。独自性を持ちつつも、ありとあらゆる活用法が期待できます。

あなたが脳を活性化させて、有意義な人生にしたいと考えている限り、あなたの手法へ自由自在になじませることができます。さらに改良を加え、深み広がりを増していきます。志である[教育立国日本]へ向けて。

私から公へ=志を持つ(インタビュー)

立命コーチング