自然治癒力の正体(本気力)

結論は、【決める】ことです。

薬への解釈

よく「カゼ薬を飲んだら眠くなる」と言われます。なぜでしょう?それは体の神経を麻痺させ、自然治癒力を働きやすくさせるためです(2020.7.19.現在、4人の医師と7人の看護師から確認済み)。「寝ていれば治る」とも言われますが、睡眠状態が自然治癒力を最も働かせやすいためです(私は特にそう見なしています)。

薬を絶対に必要だと考える方もいらっしゃれば、薬なんてと最悪の手段として考えられる方もいらっしゃいます。
※薬に頼りきっている方で、元気溌剌とエネルギッシュな方に出会った覚えがないのですが、あなたにはいかがでしょうか?

「睡眠状態が、最も自然治癒力を働かせやすい」のです。ただ、たくさん寝ても疲れがほとんどとれず、疲労困憊な方も多いご時世です。

自然治癒力の正体(本質)とは、いったい何なのでしょうか?少なくとも、薬自体ではなさそうですね。

治すと決める

そもそも自然治癒力とは「自分の力で病を癒し、治す自然の力」のことです(日本成人病予防協会)。例えば分かりやすく、転んでヒザを擦りむいても、そのままにしておけばカサブタができて元に戻ります。ごく当たり前ですが、誰にでも備わっています。では、改めてお訊きします。

自然治癒力の正体(本質)とは、何でしょうか?

多くの皆様は「自分自身」と答えるでしょう。全くその通りです。ただ、相違点は「治癒の速さ」です。カゼをひいても、一晩で快復なさることもあれば、微々たる変化に悶々となさる場合も。何の差でしょうか?

日本の辞書は、もともと紙ベースでした。ページが限られている以上、言葉を省略する傾向性があります。あまりにも当たり前すぎて、省略されている「キーワード」があります。それは・・・・・

治すと決めた(本気な)「私」です。

決める

例えば分かりやすく、「明日9時から重要会議があって、私のプレゼンによって命運が大きく左右される」という状況な方。カゼをひいてしまっても、【治すと決めた「私」】ならば、どうなっているでしょうか?薬を摂ったほうが治る確率は上がるでしょうが、補助に過ぎません。

では、「決める」とはどういうことでしょうか?「決める=選択する」では、まだ曖昧です。AとBどちらかのうち、Aに決めるということは、《Bを捨てる》ということなのです。Aに決めたからには、Bへの一切の未練を断つこと。

「理想のあなたへの命名サポート」でも、「いったん決めたからには、絶対に変更できませんよ」と念を押しています。

あなたが次のステージへ向かうために、ぜひ心得ておいていただきたいキーワードです。

理想のあなたへの命名サポート

課題=適材適所な問題

悩み=成長欲求

先日、ある方と語らっていて降りてきたキーワード。

成長するとは、限界枠が深まり広がることです。もうダメだ!と感じてしまう限界を見出したということは、ご自身の限界値を把握していることになります。限界値と向き合っているからこそ、深め広げきれた充実感や達成感があるのです。

体の成長と違い、メンタル的成長は見た目には測りにくく、自覚も少ないですね。成長している時の多くは、理想と現実のギャップに打ちのめされ、どうにかたどり着きたいのに・・・という状況です。

「理想のあなたへの命名サポート」で書いたとおり、理想のレベルが上がるほどに今のあなたの悩みは深まり、「理想の○○さん」との差は増すばかり。今まではデメリットに感じておられた方も、「名前ヒーリング」にかかればメリットになり得ます。

なぜなら、未来のケタ違いに成長しているあなたが、主導権を持っている今現在のあなたを気にならないわけがありません。あなたが作り出した理想の○○さんです。あなたのことをサポートしたくなってしまいます。

悩むべきことで悩む

ただ、何でも悩み苦しむことが素晴らしいのではありません。ポイントは、【今ここで悩むべきことなのか?】です。
・どんなに考えたところで、確実に無理だ→他の誰かに解決策のヒントを求める
・やらなくてもいい & やりたくもない(ご自身において優先順位が低い)のに、興味を向ける
は、あなたの人生において、価値があるとはどうしても思えないのですが、あなたにはいかがでしょうか?

【今ここで悩むべきことなのか?】を、あなたご自身に問いかけてみて、心の底から「Yes!」と返ってくるでしょうか?

逆に「悩みがない」という方もいらっしゃいます。
・次のステージへ向かうべきなのに、「このままでいい」と甘んじている状態
・悩むべきこと(課題)があるのに、あえてはぐらかしている状態
たいていはどちらかである場合が多いですが、あなたはどうお考えでしょうか?他にありましたら、ご教示いただけますと嬉しいです。

お釈迦様やキリストが、一国の首相さんや大小問わず経営者の皆様が、悩んでいないわけがありません。悩めることは、とても素晴らしいことなのです!

課題=適材適所な問題

課題は、今のあなたに絶対に克服した方がいい問題です。ということは、「課題=今最もふさわしく解決した方がいい問題=適材適所な問題」となり得ます。

誰かに訊いたり瞑想して気づきを得るにしても、最終結論は《あなたご自身の決断》です。判断材料として、「未来の理想であるあなた」からのアドバイスは、何よりも心強いと感じてしまうのは私だけでしょうか?

明治神宮にて

理想のあなたへの命名サポート

誤診時の対応策

ある質問より

先日のある質問で、気づいたこと。もしあなたがセラピスト等で何かの解説する立場で、誤診をしてしまった場合、どう対応しておられますか?

もし「まちがってはいけない!」と、脅迫観念の呪縛に囚われておられ、セッション自体ができないでいるなら・・・もったいないです!あなたにしか救えない方が、世界には確実にいらっしゃるのです。

以下は、私の姓名承認を例に考えてみました。あえて、断定的な表現を使わせていただいています。

価値観や方針の違いで、ナンセンスに感じる方がいらっしゃるかもしれません。それはそれで、正解です。私たちの生活圏で、正否を問う必要があるものは、試験だけです。あなたのご決断が、後々に有効かそうでもないかの違いでしかありません。

対策は、大きく3つ。
1 言いきる
2 お客様から指摘される前に訂正
3 原点回帰
です。なぜなら大前提は、【お客様にハッピーになっていただくこと】だからです。

1  言いきる

私の場合、少なくも20万人超のお名前と向き合ってきました。例えば名刺交換の瞬間、鑑定が始まります。当然まちがえることなんて、常に隣り合わせです。今まで鑑定しながら「しまった!」と、バレないようポーカーフェイスを装ったことは、数えきれません。

もし誤診だったとしても、言いきること。まちがった診断をしたことに意味があります。

お客様は、誤診の話を聴く必要があったから、結果として誤診という形になったのです。お客様にご納得いただけるよう、いかに装えるかがポイント。

2 お客様から指摘される前に訂正

診断の途中だったとしても、かまいません。まちがいに気づいたら、極力早めに訂正。慌てふためくのではなく、あくまでも冷静に。正直にお客様に言わないこともアリです。悟られないように、本来の解説へ流し込むこと。

大切なのは、信頼関係です。お客様が気づく前なら、言ったとしても全く問題ありません。どころか「さすが先生!誠実ですね」となるかもしれません。

3 原点回帰

最悪の場合、お客様から指摘されたら・・・、素直に謝る。誰にだって、まちがうことはあります。もし手厳しく言われたとしても・・・、失敗ではなく経験を積めました。

もしも、どーーーんと落ち込むようなことがあったら・・・、あなたはなぜ○○○という立場を得たのでしょうか?原点・ルーツ・動機を確認してみるのもアリです。

お客様の幸せを願って、誠心誠意尽くしたことを、まずは認めていただきたいです。強調すべきは、お客様のハッピーに、とことんフォーカス。最初から最後まで、徹頭徹尾に一貫させた方がいい事項です。

姓名承認

明治神宮境内にて

復活開業した理由

この度、廃業に近い状態へ追い込んでいたUniversal Flow Therapy 健創庵を、改めて復活開業することにいたしました。少なくも20万人の名前と向き合ってきた経緯からの「立命コーチング」で、世界平和という社会貢献へ向けて、全身全霊をかけてまいります。

「立命コーチング」は「これは整体だ」と謳っていた当時から、施術のセット料金として信頼関係ができた方へ無料で提供させていただいておりました。無価値だと卑下する価値観を抱いており、多くの皆様よりサポートをいただいて、とんでもない宝物であったことに気づきました。

絶望と『蜘蛛の糸』

2017.8。奥さんとの離婚を機に、自ら廃業したと同然に、就職しました。勤務先は、「可能性アカデミー」という脳活性を基とする教育会社です。

今まで曖昧にしてきたツケが回り、とても経営していけない状況に陥りました。独身生活に戻りやりたくもないことを続けたとしても、目的意識なしのままでは絶望エネルギーに勝てないことを実感しました。

可能性アカデミーが主宰する「脳大成理論」を素晴らしいとも感じており、『蜘蛛の糸』の話を思い出しました。救われるような感謝の気持ちで入社。「本当にやりたいことかは分からないが、今の私にはこの道しかない」と考えておりました。


尊敬する稲盛和夫さんもよくおっしゃる通り、身を置いた環境で真剣に向き合えば、何でもおもしろくなってきます。多くの関わりから、生きていてよかったと心底感じ、「やはりこの道を行く」と覚悟を決めておりました(HPからのお問い合わせもわずかながらあり、そちらは対応させていただいておりました)。

世界平和へのミッション

転機は、再婚です。可能性アカデミーを通して知り合った女性と向き合う中で、彼女を幸せにしたい気持ちがどんどん溢れ出て、再婚を悩むようになりました。揺れに揺れつつも決めた理由は、世界平和というミッションに本気で生ききるためです。そういう意味で奥さんは、「私にミッションを生きると決めさせてくれた恩人」です。

再婚するまでの私は、「脳大成理論を普及させることが世界平和へのミッション」だと考えて実践しておりました。再婚後においては、「本当にそうか?」と考えるようになりました。奥さんが本当に素晴らしく、見合った私に成長したかったです。

多くの皆様にお会いさせていただき、趣味でやり続けてきた名前の観方(姓名承認)をツールとして、本質的な魅力発見をたくさんさせていただきました。

価値観の転換による確信

ほぼ100%喜んでいただけますが、目的である成果のアカデミーのカリキュラム共有には、なかなかつながりません。よって「いくら名前を観れたって、幸せにはなれないんですよ」と、あえて価値を下げてカリキュラムの価値をより際立たせて表現しました。


成果は出ますが・・・今思えば本当にその通りですが、自分に嘘をついています。しわ寄せが奥さんに来ていました。さらにお会いした方に面と向かって「どちらも素晴らしいのに、なぜあなたがやってきたことを卑下するの?」とご指摘され、混乱状態。目の前の方のためを思って尽くしていたことが、不快な気持ちを抱かせてしまっていると、私の中で価値観があからさまに崩壊していきました。

ある日試しにチャンネルを変えてみようと、ほんの少し立命コーチング(この当時はまだこの名前はついていません)に切り換えたところ・・・、湯水のごとくアイデアが湧き出てきました。この瞬間、私のミッションだと確信しました。ただ単に「私がやりたいこと」ではなく、「向き合うべき道」だと。

ミッションが明確化されてしまった以上、欲求を抑えきれません。もはや後戻りできない状況を作り出し、後ろの扉を閉めることにいたしました。

2019.12.31.奥さんと杉並大宮八幡宮にて