ある朝の独り言
あなたは、「ジブリッシュ」という言葉を聴いたこと、ありますか?
意味は、「わけのわからない(早口の)おしゃべり、ちんぷんかんぷん(weblio辞典)」です。もしかしたら「ジブリッシュ」というデタラメ語によって、あなたに気づきがあるかもしれません。
きっかけは今朝の目覚めで、奥さんが何やら語っておりました。「何を言っているんですか?」と訊いたところ、「宇宙語」と返ってきました。
「どうやったら話せるようになりますか?」と返したら、「まずはジブリッシュから」となり、ジブリッシュ会話が始まりました。
奥さんの語り口調は柔らかく、フランス語に聴こえます。私の言葉は、中国語に聴こえるらしいです。どちらにしてもデタラメ語です。
何でもいいと言われつつも、いざ発してみると言葉が出てきません。前に「『声』という楽器」で書いたとおり、発する言葉には魂が宿っています。「何でもいい」と言われつつも、何らかのこだわりを持っているのかもしれないという仮説が立ってきました。
私の価値観において、「○○○でなければならない」という感情抑圧の妨げがあるなら、早急に解放した方がいいのは言うまでもありません。「ジブリッシュによって、感情解放がなされる」という実績からも、検証の価値ありとみなしました。
信頼関係の重要性
奥さんに「なぜジブリッシュを習慣化しようと思ったんですか?」と訊いたみたところ、「○○さん(信頼する方)がやっていたから」と返ってきました。
奥さんはもともと看護師で、全科を担当してきたそうです。「人が健康で長生きできる秘訣」を模索する中のご縁で、インドにも出かけラフターヨガともつながりました(そんなご縁から一緒になれました)。
『笑いと免疫力』からも、笑いが健康の秘訣だとは分かり、追求する中での出会いとなりました。そんな奥さんの「信頼関係なしには何も起きない」には、強烈に同感です。
話を聴く姿勢は、信頼関係が絶対前提となります。信頼関係こそが、何をなすにおいても核なのです。
信頼関係の最重要核は、あなたご自身の「心と体」です(体は、最も近くの他人)。あなたご自身における「セルフトーク」の流れを、今一度顧みるきっかけとなるなら幸いです。