命の体現者〜藤堂富美子さん物語17終

命の体現者

日本舞踊家、藤堂富美子。芸名『藤間美雅』として半世紀以上生きてきた私は、この1年、自らの命と本気で向き合い続けてきた。誰よりも私の命に耳を澄ませてきたと自負できる。

その姿勢は家族にも、弟子たちにも、かつての母 雅麗つながりの方々へも、確実に影響を及ぼせている。「努力」「忍耐」を重要視していた当時とは雲泥の差である。望んだことが極めてスムーズに進んでいる。

変化の実績として大きく3つ。

1 海外公演の実現

かつては「格式や流派の内規」「英語への苦手意識」「海外舞台への不安」等を理由に断っていた案件。
→ 「舞で命を伝える覚悟」が明確になり、自ら出演を志願している。半年後に初のNY公演が決まっている。

2 外国人アーティストとのコラボレーション

命の体現者〜藤堂富美子さん物語17終(フラメンコダンサーとのコラボ公演)

従来は「型が崩れる」「伝統が失われる」ことへの恐れから共演を避けていた。
→自らが「型と命の融合者」と名乗ったことで、価値の本質が変容。フラメンコダンサーとの共演で、「型」と「魂」の共鳴を実感し、感激。「異文化=崩し」ではなく、「異文化=響き合い」への意識転換。

3 外国人の弟子入り

かつては「日本語も話せないし、続かないだろう」と閉じていた門戸。
→ 心があれば国籍など関係ないと気づき、入門を許可。「日本舞踊で命の意味を感じたいです」と言った若いフランス人女性に対し、「ようこそ」と一礼。

「役割を生きるだけじゃなく、存在を生きる。そのための名の意味を、初めて理解できました。分かっていた過去の私を恥ずかしく感じています」「『気負うことなく凛と立つ』の意味を、美雅先生の生き様から理解できました」

そう語ったのは、最も近くで私を見守ってきた弟子だった。娘や息子たちもまた、変化に気づいている。

「お母さん、前と全然違うね。一緒にいることが居心地いいよ」「今度、家族皆で遊園地に行こうよ」 「私の娘の授業参観へ行ってみない?」

孫たちと関わらせてもらえるようになり、祖母としての役割に充足感を抱いている。穏やかな日常の中に、確かな変化が浸透している。関わる人々の命までも柔らかく照らし始めている。

何より感謝の念が常に込み上げてくる。封印してきたわだかまりをどんどん解放できている。笑顔が日々の生活に溶け込んでいる自覚があるのだ。本当にありがたい。

宇宙の循環システム

龍先生がおっしゃる「自立具現化コーリング」における「核を突き抜けた世界との自由自在な往来」の意味を噛みしめている。まさに人類歴史の偉人たちがたどり着きたかった世界ではなかろうか。

分かってしまえばたわいもないシンプルさだが、「誰も知り得なかった境地をどうやって?」と疑問が湧いてしまう。

「私は、『型と命の融合者』この名とともに生きていく。そして、きっと更新する日が来るだろう。それでいいと思えている。命が変化する限り、名も進化していい。なぜなら私には生命があるから。生かされているからには、何らかの役割があるのだ。役割を全うするために、今を生きるのだ。

役割を全うすることが、巡り巡って全体の調和へ導かれ、結果として私に返ってくる。『自立具現化コーリング』や『遺名』を通じて、そんな宇宙の循環システムに気づかせていただけた。」

かつて芸名として生きてきた『藤間美雅』の道。その歴史を敬いながらも今、存在名『藤堂富美子』『かつて支えてくれた夫 藤堂徹の遺志』としての命を刻んでいく。

「これが、私の命の結晶。ありがとう」

投稿者:

RyuAnshin

Universal Flow Therapy 健創庵 龍 庵真(りゅうあんしん)と申します。
 少なくとも20万人超のお名前と向き合わさせていただいた経緯から、生き方より理想を創り出す「姓名承認マイスター」を広げています。 
 究極のセルフマネジメントで自立成長を応援。 絶対に目標達成したい方へ、未知の可能性を実感の理想具現化サポート。 
 
 15才で自衛官となり、出身地の長崎よりも首都圏での生活が2/3となりました。 
 私自身のセルフイメージが強烈に低く、どんなに素晴らしいことをしても、悪い意味でバランスをとるような出来事が起きていました。 マジメに生きようともがきつつも、運命の荒波に翻弄され続けた期間は、30年を超えます。 
 今まで一貫してお伝えしてきたのは、 本当の癒しは、ご自身にしかできません。 
 「立名コーチング」という独自の理論により、 ・過去と未来を今ココに集約させ ・理想とする未来のご自身からアドバイスを受ける ・理想とする未来のご自身を発信源に、過去の記憶を癒す 方法を編み出しました。 
 世界中にiPhoneレベルで 「理想の自分像って?」 を訊き合って認め讃え合えている感動世界を見るために、今を生きています。 
 どうぞよろしくお願いいたします。

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