昨日のある対話から、芳しくない現状を責任転嫁していたことに気づきました。自分自身の人生のCEOとして不適格だったと反省。今一度、感情を整理する重要性を実感いたしました。
湧き起こる感情をいかに解釈し、どう対応すればいいのでしょうか?改めて自己解釈力を高め、「感情と効果的に向き合うための技術」を一緒に探求します。
感情の把握
自己解釈力を高める第一歩は、まずは感情の把握です。感情を把握することで、何を意味しているのか、どのような影響を及ぼしているのか?理解できます。
あなたは『3つの真実(野口嘉則著)』ご存知でしょうか?こちらもかなり読み込み、大量買いしたくさん貸し出しました。感情について、ものすごく分かりやすく解説されています。
文中で主人公に突如現れたメンターが、「考えるのではなく感じるのだ」と強調します。「考える」と「感じる」の違いが分からず、何度も読み込みました。
マインドフルネスや瞑想は、気づき力を養うのに効果的です。日々の瞑想を通じて、自分の内面に起こる微細な感情の動きに気づくことから始まります。
瞑想で成果を実感したイチバンの出来事は、2012.2.21.の保育園当時の指に噛みつき、悪人呼ばわりされた原因を思い出せたこと。他にも「自立軸(自分軸と他人軸の調和)」のきっかけに気づけたり等、瞑想中に気づくこともあれば、終えて寝ている最中の夢や電車の中吊り広告等を見ていても。感情の整理をしていくうちに、曖昧だった記憶のつじつまが合ってきます。
感情の受容
感情を把握できたら、受け止めること。多くはネガティブな感情を避けたり、抑圧したりで対処しようとしますが、長期的には逆効果です。許容量があるにも関わらず、ゴミを溜め込み続けるようなもの。受け入れなくて大丈夫です。まずは客観視してみましょう。
感情自体が問題なのではなく、どう解釈して行動に移すかがポイント。感情を理解し受け止めることで、適切な対応策を見出せます。
「肝臓は怒り」と五行でも称されていますし、私も統計データから同意見です。「なぜ怒りなのか?」を、私ほどに徹底深掘りしてきた方に出会ったことがありません。
「肝臓の怒り」は、「肺の悲しみ」が奥にあると見立てています。「肺の悲しみ」の本質とは、空虚感です。自分をさらけ出せない方に多く表れがちですが、本質に何もないことを悟られたくないがために、バリヤーを張ろうとします。だからこそ表面的善人を装っていい人であろうとしたり、逆に怒りを撒き散らして本質を悟られないように振る舞います。
各臓器毎に感情の役割分担があり、「臓器と感情の関連表」と図解「会社に例えたあなた」で表現できたことで、ずいぶん理解が深まりました。
感情の表現
感情の効果的な表現は、自己解釈力を高める上で欠かせないスキルです。感情を適切に表現できれば、他との関係が深まり、感情の負の影響から解放されます。感情日記や、信頼できる友人やカウンセラーとの感情面の対話は、感情を客観視するのに役立ちます。
前に「肝臓ガンでなくなった姉」のことを気にしている妹さんがいらっしゃいました。「ずいぶん怒りをこらえてきたんでしょうね」とサラッと言葉が出た瞬間、まさに鬼の形相。「お姉ちゃんに怒り?あなた、ふざけないでよね!お姉ちゃんが怒っていたことなんて見たことないんだから!」と殴られることを覚悟するくらいの勢いでした。
お分かりでしょうか?やはりお姉さんは、怒りをこらえています。感情表現しようものなら、周囲に「お姉ちゃんらしくない」と遮られていたのです。結果、感情が溜まり果てて毒化していったのです。
酒乱で20歳で酒をやめました。ある日、大泣きしていた女性を見て「酒乱だった私と同じだ」と感じました。酒乱の正体は、感情の暴発です。抑圧しまくっている状況で酒を飲み記憶がなくなった瞬間、無意識状態になります。さも人格が変わったかのように見えるのは、ご本人の本当はさらけ出したい本音なのです。
実践的な解決策
具体的には、感情に対する反応を変えること。圧倒的に自己解釈力が高まります。たとえば、怒りや不安が湧いたときには、単純に反応するのではなく、何がその感情を引き起こしているのか?を理解し、原因の対応策を模索します。これは「感情のバックボーン」を理解するプロセスです。
心に闇を抱えていない方はいません。しかし多くは、闇があることの自覚すらない場合も。2011年に潜在意識セラピストデビューしてみて感じること。もともとは闇なんて信じていませんでした。湧いてきた感情を言語化する習慣を身につけたことによって、曖昧だった「得体の知れない暗黒勢力」ではなくなってきました。闇の正体を明確化できて、コントロールできる領域へ移行できるようになれたことは、本当にラッキーでした。
鍵山秀三郎さんのトイレ掃除研修では、素手で便器に触れるようこだわっています。理由は感度です。素手でなければ感動は少ないですね。こびりついた汚れをキレイにすることで、「心の垢もこうやって取れていくんだろうな」とイメージでき、手応えをつかめました。
新たに習得した潜在意識の手法では、「エネルギー変換法」と称され、《散歩していたらいつの間にやら目的地に着いていた》という感覚を得れます。向き合った方がいいエネルギーが激減するので、素早く願いにお応えできるようになれました。
結論
自己解釈力はあなたご自身だけでなく、周囲の方々との関係においても大いに価値あるスキルです。感情と効果的に向き合うことは、より豊かで充実した人生を送るための基盤を築きます。毎日少しずつ、自分の感情と向き合う時間を持つことから始めましょう。
もちろんセルフで継続なさることが望ましいのですが、限界があります。1人ジャンケンをしているようなもので、「左手でパーを出して右手はチョキ、次は・・・・・」何回くらいできるでしょうか?
信頼できる方にサポートいただける方が、解決は速いです。セラピストデビューし多くの感情解放に関わらせていただいてきましたが、お客様が救われたと喜んでいただけていると同時に、私自身も救われておりました。原理原則から「出会う方は自分の鏡」と言われるとおり、お客様の課題を自分事として解釈することで、さらに成長を実感させていただけています。