ある行列待ちにて
施術家当時の話です。薄っぺらな見解だったので、改めて深めてみました。
行列待ちの最中に出会った名前も知らないご婦人らのお1人が、膝の痛みで悩んでいました。聴くつもりは全くありませんでしたが、さも聞いて欲しいかのように語ります。たまたまのご縁で、勇気を持って語りかけてみました。
彼女は半月板側が痛むと思っていましたが、実際の原因は裏側でした。膝の裏側が痛む大半の原因は、副腎のストレスです。短い施術後、彼女は階段も楽に登れるようになり、夜に感謝の電話をいただきました。
行列待ちで「副腎ならメンタル的ストレスですね」と説明した時点では、彼女には理解が及びませんでした。帰宅後、思いを巡らせてみたそうです。
「前に主人が脳梗塞で倒れました。その時まで、主人が『~をしたい』と言って来ていても、すべて『あなたには合わないわよ』と否定していました。後日、ある方から『ご主人がそうなってしまった理由は~』と告げられ、ショックでした。思い返せば膝の痛みも・・・」
まさか初対面で会って、3分ほどの立ったままお試し施術でそこまで深く話していただけるとは、かなり予想外でした。結局のところ、「主人を病に追いやったのは私」と責めていたことが膝の痛みと関連づいていたのです。
症状が表面化した原因とその経路
直にお会いしたことはありませんが、脳梗塞に遭われたご主人さん。脳梗塞の方の多くは、冠状動脈や心筋に疾患を抱えています。心筋のメンタル的要因は真面目さや誠実さ、冠状動脈は自己犠牲をして全体の調和を図ろうとする特性があります。
否定され続けた結果、ご主人さんは限界を感じ、視野が狭まり、悪循環に陥ってしまったのです。成功の秘訣がすぐそばにあるにもかかわらず、ご本人が決めた枠内でしか動けないと考えている場合、どうあがいても厳しい状況です。
つらい状況をご主人様が感じないですむように、体の配慮から脳への血流を弱めることで記憶の経路を断とうとします。結果、血管がつまり、疾患が起きるのが典型例です。記憶に振り回され、嫌な気持ちを味わい続けるのなら、体に支障をきたした方が被害が少なくすむと判断したのでしょうか。
原因と向き合う価値
悪化の経路が見えてくれば、対処の経路も見えてきます。膝の痛みを機に、施術へ通ってくださっていれば、ご主人さんと関わりも持てたのかもしれません。私の営業力の乏しさに申し訳なく感じます。行列待ちでのご縁という点からも、やはり権威性には欠けますね。
もしこのご婦人が真剣に施術へ取り組まれていたら、生い立ちにさかのぼり、なぜご主人さんを否定する言動をしてきたのか?一緒に向き合うサポートをしておりました。
原因が明らかになり、潜在意識の解放を進めていくことで、夫婦関係も劇的に変わる可能性があります。感情が解放され、価値観が変われば、同じ過ちを繰り返すことはなくなり得ます。
Universal Flow Therapyでは、「できないと決め込んでしまう理由」を一つ一つ解放していきます。原因を解放していく以上は、結果である症状にも反映されます。あなたにおいて、「できないと決め込んでしまう理由」とは何でしょうか?
あなたが、本物とのご縁が持てますよう祈りつつ・・・。
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