いかに素晴らしいコーチ・コンサルよりも
Universal Flow Therapy 健創庵において、最も重要視している内容です。いかに素晴らしいコーチ・コンサルであっても、それに優るものはあなたご自身なのです。
あるお客様つながりで「メンタルが原因で、胃が重く食欲がない」という介護施設にお住まいの年配者Yさん。言い分を聴いてみて、確かにメンタルだと痛感です。
Yさんいわく、「私が迷惑をかけてしまったがゆえに、夫を2回も脳梗塞にさせてしまいました。朝目が覚めた時、夫が3回目にかかってしまうんじゃないかと、どうしても心配になるんです」
私自身、スキーでリフトの柱にぶつかったエピソード等交え、30年以上の長期にわたってカラクリに翻弄され続けてきました。カラクリの構造が分かってしまった今、他人に対してならさらに迷路を上から見ている感覚です。
かなり噛み砕いて解説すれども、なかなか理解していただけません。ディープマインドセラピー等の潜在意識セッションもできますが、ご本人自身が自発的な欲求を持っておられない限り無価値なものとなってしまいます。
私だったら受けたくないな・・・
さらにYさんより「夫と同居中の娘に、毎朝心配で電話しているの。今朝は電話に出てくれなかったから心配で・・・」という言い分に、朝からネガティブな電話を受ける娘さんの気持ちのイメージが湧いてきました。「私だったら受けたくないな・・・」と感じてしまいましたが、あなたにはいかがでしょうか?
私から「試しに切り替えてみませんか?例えば『ねー!ちょっと聴いて!今朝目が覚めたら、すごく気分が晴れやかで清々しかったの!とっても嬉しい気持ちで、まず最初に伝えたいのがあなただったから、電話したくなったのよ』なんて内容だったら、娘さんの返答はどんなイメージでしょうか?娘さんが電話を受けた後、ご主人さんへ何と伝えるでしょうか?」と返してみました。
ほんの少し、表情が明るくなりました。「確かにそんなこと言えたらいいわよね・・・」となりました。たまたまのご縁でボランティアだったため、その後どうなったかは分かりません。
勝ち目はどこまで本気か?
Yさんがどうなったかより、私自身の確信が深まったことに大いに感謝しています。まさに題名のとおり「本当の癒しは、あなただけの特権」なのです。
カール・ルイスさんは、世界初で100m10秒を切りました。おかげさまで桐生さんはじめ9秒台が続出。カール・ルイスさんは10秒を切る前に、イメージの中で何度も9秒台を出していました。だからこそ《勝てる!》と考えたのです。
¥◯0万円/hのコンサルを受けたこともあります。奮起して臨んだものの、逆効果に終わってしまったことが大半でした。Yさんとの対話から、当時の私がなぜ成果を出せなかったのか、矛盾が見事に氷解。
まずはご本人自身が、「私はそんなステキなコンサルを受ける価値がある!」と適切に認めること。ウワッツラで納得していようとも、一時的な成果で終わってしまいます。
結局は、ご本人次第。「勝ち目はどこまで本気か?」なのです。