2008年6月8日(日曜日)に、東京の秋葉原で発生した通り魔事件。7人が死亡、10人が負傷したことは、未だ記憶に残るショッキングな出来事でしたね。同じ子年の今年を、過去の出来事から学ぶことは非常に重要です。
事件の張本人である、加藤 智大さんがどのような生き方をしてきて犯罪に至ったのかを、名前の意味から検証してみます。
画数から
総画を観る限りには、情熱的に柔軟性ある対応力をお持ちです。どんな情熱(こだわり)を持つかによって、対応の方向性が決まってきます。可能性としては人間国宝になれるような素養を持っており、一途に継続させた場合は先駆者的効果を発揮します。
人格から観れることは、自由奔放性です。分かりやすく水蒸気は、すでに空気中に存在していながら、水蒸気を取り入れている自覚は薄いです。圧力によって強力なエネルギーを発し、いかようにも状態変化できます。枠にはめられることを嫌う傾向性もお持ちです。
地格から観れることは、忠義心です。「この方」と決めた方に尽くしたくなる傾向性をお持ちです。いつも何かを与えたい欲求に駆られており、喜びの原動力となり得ます。
社会運的な数からは、関連付け力です。家庭運からは、理想へ導く憧れ数と観れます。
内運からは、幼少期〜青年期は勝気な傾向性を持ち、壮年期以降は根拠に基づいた行動をとりたくなる傾向性を持っています。
外格からは、安定的な柔軟性があり、根付かせた印象を継続させる性質があります。
字の意味・発音
智大の智は、「深く知る」という意味合いを持っています。深みのある解釈をしたくなる傾向性をお持ちです。
大は、読んで字の如く、拡大欲求です。
お名前1文字目の発音の「と」は、拠点や最終結論を、ミッション的に意味しています。出身地での育ち方や生き様が、大いに反映されてきます。
総評
加藤さんの生い立ちを検証していく限りには、お母さんの強烈な束縛を受けていたようです。幼少期からずーっと強要される生活をしてきたのなら、見合った価値観形成がなされていきます。
形成された価値観を、さらに肥大化させる欲求を持っていることも相まって、起きてくるフラッシュバックはいたたまれなかったのではないでしょうか。感情は、蓄積されます。抑え続け表現への禁止令をご自身へ出しているなら、臨界点を超えた時、一気に吹き出します。SL機関車の蒸気のように。
加藤さんの存在価値という視点からは、尊敬する方への憧れがどのようなものかに、大いに影響を受けてきます。加藤さんの価値観においては、支配されていたと思い込んでいる限り、お母さんの影響がないわけがありません。
お母さんはなぜそのような行動をとってしまったのか、お母さんなりの事情があってのことだと推察しています。倫理上公表できないかと思いますが、同じ過ちが繰り返されないよう、お名前等から検証したいと考えています。