きめ細やかさにかけては、47画と52画は天下一品です。同じように見えますが、切り口によっていかようにも解釈できます。47と52、どのように違うのでしょうか?
質問は本当にありがたいです。姓名判断で称されているすべての画数の解説を、姓名承認バージョンで体系化しようと考えています。いつかは明確化した方がいいと考えつつも、どうしても後回しにしてしまいがちです。
47画の動機や根拠
47画のきめ細やかさは、動機や根拠を重んじます。「ルーツはどこから来ているのか?」を考え、答えに導こうとしているのであろう質問を多用してくる後輩がおりました。
メリットは、話にスジが通っている場合が多いです。相手が理解できているかを把握しながら語り、細かく確認しようと配慮しています。全体像を把握できているので、記憶に残りやすく、基礎ができている分、応用を利かせやすいです。
デメリットは、スジを通すために理解しようとする領域が大きくなります。せっかちな方にしてみれば、腰が重そうなノウハウコレクターや理屈ばかり語っているように見えるかもしれません。
52画の感性やインスピレーション
52画のきめ細やかさは、感性やインスピレーションを重要視します。周囲にいらっしゃいませんか?「よく気がつくねぇ」と讃えたくなる方。52画のエネルギーをまとっておりますが、気がつくバックボーンにあるものとは、経験です。
誰もが当たり前に感じていることを、多角的に興味関心を持って過ごしてこられたからこそ、感性が磨かれ「インスピレーションに長けた方」と称されるようになるのです。
メリットは、その場その時その状況に応じた、最適な対応をできる場合が多いです。「将棋の名人たちは、千手先を読む」なんて話を聞いたことがあります。経験に基づいた磨かれた感性が、その場その時その状況に応じた、最適な対応を生み出しているのです。
デメリットは、最適な対応に気を配りすぎ、一貫性がないかのように見られがち。ご本人的には一貫性があるのでしょうが、つじつまが合っていないことをやっているかのように勘違いされることも多いです。
社会的評価からの比較
メリットとデメリットを比較してみてお分かりでしょうか?結局のところ、お伝えしている本質は、基本同じです。社会的評価とは、ご本人自身がするものではありません。周囲の皆さんにあなたはどう受け止められているのでしょうか?
ふさわしい評価を得ているなら全く問題ないのですが、否である場合はあなたご自身か周囲の環境のどちらかを変えた方がいいのかもしれません(もちろん両方とも変えた方がいい場合も)。あなたの人生です。ぜひあなたご自身が主役として活躍できる居場所を追求し続けていただきたいのです。
『7つの習慣』にすごく感動し、多くの皆さんに勧めていた時期があります。組織の反動分子とみなされ、退会を勧められました。しがみつこうとこだわっていましたが、早く離れていればよかったと、振り返っています。
あなたの才能開花につながりますよう、心からのエールを贈りつつ・・・。