ぎっくり腰と孤独感
Universal Flow Therapy では、「ぎっくり腰の主要因は、約7〜8割が腎臓」と主張しています。根拠は、今までのお客様方との向き合ってきた経験による統計データです。
私自身、紙1枚持っただけでかかった経験があります。先日、約17年ぶりにかかり、ずっと瞑想して追求してきました。3万人超のお客様方と向き合い、検証を重ねていく中に見えてきた、現時点での集大成。
ぎっくり腰の表面的な要因は、不自然な姿勢で瞬発的かつ急激に力を入れるような方に起こりやすいです。私の場合、自衛隊当時の引っ越しで、重い荷物を調子に乗って不自然な姿勢で担いだことから始まりました。それからというものクセになり、息ができなくなるほどの激痛が走ります。許容範囲(基準値はまちまちで、自他ともに見分けがつかない事が多いです)を超えてしまった時に突然襲われたような感覚。
ここで「基準値とは何を計っているのか?」という疑問が湧いてきました。許容範囲が深く広ければ、その分かかりにくくなってきます。ということは、猶予期間が与えられます。腰の強さには自信があり、いかにキツイ体勢から持てるかを試してもいました。
瞑想していく中に見出されてきたものとは、【孤独感】です。周囲の皆さんには何が起きているのか見当がつかない場合がとても多いのです。当のご本人にしてみれば、孤独の極みです。
一貫してお伝えしてしてきたメッセージに「痛む箇所は結果であり、原因は一般的予想外な箇所にある」があります。まさか【痛みの原因が感情にあった】とは、今までの考え方を覆すのではないでしょうか?
メンタル的要因
腎臓に問題を抱えている方々は、たいてい予想外な出来事に対し、アガッてしまったりパニック症状が表れてきます。冷静沈着、頭脳明晰、平和主義、・・・。比較的に譲る場面が習慣化している方に多いです。
理由は、その深奥にある恐怖やみじめさ・孤独感等々を味わいたくないからです。譲れば相手に憎まれる心配はないと考えています。もし、心からの喜びを発露とできているならば、何の問題もないんですが・・・・・・・・・。
もし抑圧して継続している場合、許容限界にドンドン近づく結果となってしまいます。腎臓の役割は、体液のフィルターです。目詰まりを起こし、フィルターの役割を果たせなくなり、外部からの応援を頼まざるを得なくなります。これが人工透析です。
ガソリンスタンドで働いていた当時、ベンツに乗っていながらエンジンオイル交換を絶対にしない方がいらっしゃいました。調子が悪いから診るよう依頼され、オイルが真っ黒で減っています。交換をお勧めしても「補充するだけでいい」を私の在籍期間だった2年間、貫き徹されました。そのお客様はどんな心境だったのか、今でも思い出します。
痛みの優先順位
以前ぎっくり腰に罹った方が、約10分で断定した私の結論に納得できず、精密検査をを受けたそうです。結果、「ぎっくり腰になってよかったですね。もしそのままなら、腎臓を大きく患ってましたよ」という診断に、改めて確信を抱きました。
体の言い分としては、「痛みの優先順位」です。体の都合により、最も解決してほしい箇所へ痛みの成分を送るよう設定されています。もし問題がある箇所すべてに痛みの成分が送られたら、とても生活なんてできるものではありません。体はご主人様であるあなたを想い、考慮しているのです。
今までなぜこんなにも辛く悲しいことばかりが起こるのかと、嘆いてばかりでした。当時の辛かった体験記が役立つようになりました。今となっては、宝物です。
ここに書いた内容は、私自身が無意識にやらかしてしまっていたエピソードです。今までの施術の統計データから、照合できました。多くのお客様方と向き合わせていただけたことに、感謝でなりません。