望む未来を創り出す基礎
「主体性を発揮する」ことは、人生の舵を取り、望む未来を創り出す基礎です。『7つの習慣』の第1の習慣として強調されており、効果的な自己成長と目標達成の基盤となります。今回は「主体性を発揮する」とは何か?かつ「自立具現化コーチング」との関連性について探っていきます。
主体性とは
主体性とは、自分の選択と行動に責任を持ち、外部の状況や環境に左右されずに、自らの意思で行動する能力です。以下のポイントが含まれます。
自己主導
他者の影響に左右されず、自分自身の価値観や目標に基づいて行動すること。分かりやすく、電車の中でのケンカへの対応策「気にしない」。終電で帰る機会が多かったので、よく見かけておりました。
当の彼らにしてみれば、会社でムシャクシャすることがあったのでしょう。家にイラついた感情を持ち帰りたくありません。ならば、帰るまでのどこかで発散しようとなります。そんな茶番劇に付き合わされのは、極力避けたいですよね。
意識してきた対応策は、「いかに自分事に集中できるか?」に尽きます。ケンカしている彼らにも、彼らなりの主張があります。そんな渦中へあなたが首を突っ込む必要はないのです。
責任感
自分の選択と結果に対して責任を持つこと。画数30のエネルギーに対してお伝えしています。30のエネルギーとは水蒸気(自由奔放性)です。空気中に含まれていますが、自覚は薄いですね。圧縮することで爆発的なエネルギーを発揮します。
思いついたことをどんどん実行に移した方が運気は上がります。同時に重要ポイントは、「やるからには責任を持つこと」です。すべての責任を負ってくださる方がいるのなら、ところかまわずどんどん実践した方がいいですが、そういうわけにはいきませんよね。
あなたがいいと考えられるバランスを見出すのも大切なこと。だからこそ自己対話はじめ、「周囲の皆さんとの報連相を積極的に交わした方がいい」となります。
自発適応力
自発力と適応力を合わせた造語です。自らの意思で行動を起こし、変化する状況に柔軟に適応しながら進む力。これにより、主体性を実際の行動に移すとともに、環境の変化に対応する力が強化されます。
あなたはもともとステキなのです。何らかの理由で才能にフタをしており、「私の能力なんてこんなもの」と制限をかけている方々はどれくらいいらっしゃるのでしょう?かくいう私も多くの制限をかけています。あなたと一緒に解放していくことを望んでいます。
自発適応力があなたに浸透していくことで、才能開花のスピードが格段に上がります。私自身はもちろん、関わってくださっているお客様にも変化を実感いただいています。
主体性発揮への階段
1 自己認識を深める
あなたの価値観を理解し、適切な目的標定と自己認識から始まります。「いったい何者(肩書きやアイデンティティネーム)?」「何のために?」等の自己認識を深めることで、主体的に行動するための基盤が築かれます。
具体的な質問例は「私にとって最も重要な価値観は何か?」「今、私が本当に達成したい目的は何か?」です。
2 行動を選択する
あなたがどんな反応するかを選ぶのはあなた自身です。電車の中のケンカのように、外部の出来事や他人の行動に反応し左右されるよりも、あなたの価値観に基づいた行動の選択。
困難な状況に直面した時にも、ムリだと考える前に「もし解決できる道があるなら?」と問いかけてみるだけでも、思いもしなかった展開へ転ぶかもしれません。
あなたの人生です。あなたご自身が決めたことを信じる生き方、ぜひ貫き徹していただきたいのです。
3 目標を設定する
人生で達成したいことを明確にし、それに向けた具体的な目標を設定します。目標が明確になると、行動に対する主体性が高まります。誰しも努力した先にある「光り輝く自分像」があれば、意欲が湧いてくるものだと認識しています。あなたにはいかがでしょうか?
決断力がどれだけあるかにもよりますが、「過去の私には戻りたくない!」という強烈な意志も、後ろの扉を閉めて覚悟を持って進める要素となり得ます。決断力のバックボーンは、「悩み考えてきた期間」です。
SMART目標は、すごく知名度高いので、釈迦に説法かもしれませんね。
具体的(Specific)
測定可能(Measurable)
達成可能(Achievable)
関連性(Relevant)
期限(Time-bound)
を意識して目標を設定します。
4 積極的な行動
決めた目標に向かって、実践行動。未体験な恐怖を感じるような場面でも、ほんのわずかな、些細な一歩から始まります。天気が爽快な幹線道路、暗闇の懐中電灯しかない凸凹道、スタート地点もゴールも、各人各様です。
3で「決断力」について書きましたが、こちらは「胆力」です。胆力とは、決めたことを正解にする力です。どんなことが起ころうとも、決してあきらめない決意や覚悟の表れなのです。
ウサギがカメに負けたのは、ウサギが寝ていたからというのは表面的な理由です。本当の理由は、ウサギはカメを見続け、カメはゴールを見ていたからなのです。あなたはウサギとカメ、どちらなのでしょう?
5 ゴールからの逆算計画
ゴールまでの期間やペース配分を考えつつ、日や週間計画を立てて、継続的に目標に向かって進む。
適切なタイミングで客観視を入れることが望ましいです。さらに行動の結果をオープンに受け止め、改善のために活用。歯車が噛み合い、主体的な行動が促進されます。だからこそ自己評価もでき、進捗と改善点を確認できるのです。
自立具現化コーチングとの関連性
「自立具現化コーチング」は、主体性を発揮するための具体策の提案です。なぜなら、自己対話と客観視を両立させ、周囲に確認したくなるような環境を作り出すからです。
自己対話を究めている方ほど、周囲に確認したくなるのです。なぜなら、自己対話を通じて出てきた答えに自信があるからです。合っていればより研ぎ澄まし、ズレていれば意見を取り入れさらに深い自己対話が始まります。こちらを実践していたのが、経営の神様と尊敬される松下幸之助さんだと主張しています。
自己対話よりも深い核はありません。かつ、自己対話ほど深く広い世界もありません。どんな自己対話をしているかによって、よくも悪くも相応の結果となります。究極の自己対話、あなたも体験してみませんか?
#主体性
#自己対話
#客観視
#経営者
#自立