あなたはこれまでの人生で、あなたご自身の存在を否定したり、深い悩みを抱えたりした経験がありますか?私の場合、まさに40年超にわたって悩み苦しんできたテーマです。
・一所懸命に投入し、無我夢中で走り切って、ふと振り向くと誰もいない孤独感。
・「こんな自分、生きていたってしょうがない」と、無価値感に苛まれてきた自殺願望。
・意味不明に湧き出てくる破壊衝動と憎しみ&怒り。
得体の知れない魔物が内在しており、私は周囲に不幸を撒き散らす存在だとみなしてきました。「私はなぜ、何のために生まれて生きながらえているのか?」何度も死んでおかしくない状況がありつつも、死ねなかったことを疑問に感じてきました。早く死んでいなくなることが、最高の社会貢献だと決め込んでおりました。
11月下旬からの1ヶ月以上続く咳と痰の苦しみをきっかけに、向き合わざるを得ない状況に直面。結果、ようやく問題の本質、核ににたどり着けたと感じています。長きにわたって翻弄されてきた解決の糸口を見出せたことが、本当に嬉しいです。
生まれてきたことへの「怨み」
咳と痰に悩まされる中で、潜在意識にある深い感情と向き合いました。浮かび上がってきたのが、「私自身が生まれてきたことを怨んでいる」という事実。怨みは、結果として「自分の価値を証明したい」という強烈な欲求を作り出していました。このこだわりは、生き方に深い影響を与え、「自立」の本当の意味について考え直すきっかけとなったのです。
最近、潜在意識を数値化できる手法を身につけました。一般的なセッションでは、10〜30段階を経て問題解決できています。セルフ解放での深い経験では約1,500段階。今回の「怨み」の解放においては、なんと 121億超という規模!。驚きました。ピーク時の31歳12月頃には、 15京超(1兆の次の桁)にも及んでいたのです。
自立の重要性
強烈な深い怨みを抱えていたからこそ、存在価値や意味に対して特別なこだわりを持っていたんだとつながりました。こうして今現在、文章化に至った経緯は、「怨み」を1つ1つ解放できている実感があるからです。「ハチドリの火消し」のようなものかもしれませんが、わずかな変化を認めることに大きな価値があるのです。
途中経過で気づきは、 「自立」という概念は、他者や自然とのつながりの中でしか成立しないという確信です。「自立とは、他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。(『weblio辞書』)」とありますが、辞書がまちがっていると主張しています。
自立とは「共存・共生・共栄・共和・調和」という5つのレベルに基づき、他者や自然とのつながりの中で中心軸を見出すことが、Universal Flow Therapy で主張する「自立」の定義です。信頼関係なしには、自立はあり得ないのです。
他者や自然とつながるためには、あなたご自身における内側の世界を整えることが超重要テーマとなります。
「無形の◯◯」の解放
「無形の◯◯」と書きましたが、多角的に解釈できます。当初は感情に限定しようと考えましたが、もったいないと至りました。感情は「無形の◯◯」の一部であり、その根底にはさらなる◯◯が存在します。いかようにも解釈できるため、あなたがいいと考えるようにぜひアレンジしてみてください。
あなたの内側の世界では、潜在意識や記憶・信念・価値観といった、「心の構造」を表面化させるものです。あなたの外側の世界においては、人とのつながりや自然との相互作用も含まれます。これらは無形ながら確実に存在し、行動や判断に影響を与えています。
私の経験を通じて、潜在意識に潜む「見えないもの」が、あなたの行動や判断にどれほどの影響を与えているかを痛感しました。この気づきは、イチローと松井が語った「見えないものへの能力」の重要性に深く共鳴するものがあります。
先日、ある特集番組でイチローと松井秀喜が語り合う場面がありました。彼らは「メジャーリーグを見ていてストレスが溜まる」と感じている理由を語っていました。それは、データに固執した試合運びが原因だと言います。
イチローは、「見えているものへのこだわりは、とっさの状況判断や直感といった見えないものの能力を発揮できなくさせる」と指摘。この2人の対話に、深く共感しました。
◯◯を信じる力
多くは、前例や実績等の目に見えるデータや成果に価値を見出しがちですが、あなたはいかがでしょうか?本当に重要なのは、内側に秘められた中に宿る力です。怨みを解放する過程で気づいたのは、潜在意識の影響力がいかに大きいかということ。この多大な影響力を解放し、つながりの中で自立を築いていくことが、着実な成長につながるのです。
今回直面した121億超レベルの怨みの解放は、私の人生を大きく決定づける重要テーマだと噛みしめています。解放していく中に、多くの好転反応を実感しました。好転反応とは吉兆の証であり、既存の習慣からの抵抗です。泥水が水と土に分離されていくように、浄化を実感しています。
今、「生まれてくれてありがとう」「生きていてくれてありがとう」を、常時唱えています。小1当時の海で溺れた経験をはじめとして、何度も死んでおかしくないようなことがありました。私自身、「早く死ぬことこそが最高の望み」だと考えてきました。殉教に憧れ、早く死ねるよう宗教へ関わり出した記憶もよみがえってきました。
今では黒歴史の数々を、淡々と客観視できています。忌まわしい過去の記憶を、エピソードとして語れています。鼻くそのような痰を通じて向き合う勇気を持てたことに、とても感謝しています。
あなたにとっての「無形の◯◯」とは?
あなたにとっての「無形の◯◯」とは何でしょうか?いかに解放し、あなたが望む自立像を体現していくのでしょうか?いかにすれば、あなたの過去・現在・未来を望ましくつなげきれるのでしょうか?
あなたは、幸せになるために生まれてきたのです。絶対にです。もしあなたが幸せを感じていないのなら、あなたの幸せだと感じている価値観が曖昧なのかもしれません。何がどのように、あなたの人生を突き動かしてきたのでしょうか?
ぜひ、あなたの考えや経験をコメントでお聴かせください。一緒に「無形の◯◯の価値」を探る旅に出ましょう。