先日Bさん(40代女性)と対話していて、えらく盛り上がったキーワード。きっかけは、講演家として大成していきたいながらも、「声は通るんですが、継続させきれなくて・・・」とお悩み。
コリリンテーブル(臓器と感情のつながり表)に当てはめて考えると、いろんなことが具体的に表面化してきます。
コリリンテーブル
Universal Flow Therapy における理論上の流れは、「平和主義・予測力・慎重・冷静沈着・分析力・頭脳明晰」という6つのキーワード。平常時に限り、予想外の対処にはパニックを起こしてしまうという方。
第1段階の要因は、肺です。肺に問題を抱えている方は、ご自身を不信する傾向にあり、「本質はハリボテ空虚のようなもの」と思い込んでいます。絶対にさらけ出したくない何かがあり、ひた隠すためありとあらゆる対策を講じようとします。
第2段階の要因は、腎臓です。腎臓に問題を抱えている方は、不安・恐怖・惨めさ・孤独感・劣等感・・・です。ご自身の向き合いたくない何かのために、ありとあらゆる想定策を講じて、事に臨もうとします。結果周囲の皆さんには、前にあげた6つのキーワードが長けているように見えます。ご本人においては超ネガティブイメージ。
肺と腎臓は、「フィルター」という共通点があります。あなたに備え付けられた浄化装置で、肺は空気、腎臓は水です。そんな中、今回のBさんには肺の「恥ずかしさ」が際立ちました。
恥ずかしさ
あなたは「恥ずかしい」というキーワードに、どんなイメージを持たれますか?
肺の症状を表現する上で、よく使うエピソードは、私の小4当時の記憶。それは、スポーツ刈りをまちがって坊主に。私にはとても恥ずかしく、帽子をかぶったまま教室へ。周囲の男子らには、不自然に思えたんでしょう。強引に引っぺがされました。
今思えばスポーツ刈りも坊主もさほどの違いはなく、当初から坊主頭をさらけ出していれば、たわいもない出来事の1つだったに違いありません。なぜ私は、そんなしょーもないことを覚えているんでしょうか?
他にも、たくさんあります。中1当時の生徒会候補演説で、ボソボソ声になってしまい、何を言っているのかサッパリで嘲笑されたこと。大声で校歌をまちがえたこと。水泳大会で、フライングしたことに気づかず、泳ぎ切ってしまったこと。・・・
向き合う重要性
Universal Flow Therapy においては、あらゆる症状の本質は、【記憶】だと謳っています。幼少期や前世の記憶(ごくまれに未来)が、今のあなたにフラッシュバックしてきます。なぜなら、私たちは未来に生きていますが、実質は「過去できなかったリベンジ」が大半です。
記憶を擬人化してみると、様々見出せます。記憶さんは、ご主人様であるあなたを、どうしたいんでしょうか?「あなたは過去に、○○をやらかしてきたから、また繰り返してくれ」なんて考えているでしょうか?私が記憶の立場ならそうは考えません。
記憶の中には、いつもよく出てくるものもあれば、奥底にありつつもないものとして扱われてきたもの。多種多様にあります。何がどうあなたに影響しているんでしょうか?
フラッシュバックは医学用語で、基本あまりよろしくないイメージで活用されます。好ましいイメージでは「思い出し笑い」も同類です。本来の価値は「思い出し笑い」なのではないでしょうか?
あなたの体は、あなたの憶測に秘められた記憶をも、すべて覚えています。ほぼすべては、自作自演。いかに気づいて終わらせきれるか次第なのです。あなたには、無限の可能性があります!その鍵は、あなたの体の中にあるのです。