自問自答による妄想
「少なくも20万人超のお名前と向き合ってきた」と謳ってまいりました。背景には29歳くらいから模索していた「理想の名前って?」という自問自答があったことを思い出しました。
結論は、理想の命名が本当にあるとするなら、各人各様の視点によります。理由は、顔や性格が個々人で全く違うように、名前もご本人の価値観次第です。真実は1つだけではないように、名前だって同じ。しかもすべてのお名前は【いい名前】なのです。
当時は、そんなことも理解できずにおりました。ヒマさえあれば考え続け、考えすぎて夜寝れなくなったこともありました。
私と彼の関係性
考えに考え抜いた結果、32歳で理想の命名である「吉村幸之助」ができ上がりました。ただ単に、吉村さんという先輩と、松下幸之助さんを尊敬していたからに落ち着きました。今はもっと深くに考えればよかったと思いますが、その当時の限界でした。
私の中におられる彼は、1925年生まれ。私と誕生日と時間が全く同じです。それがきっかけで意気投合しました。人生の指針を示してくださる師匠です。
小卒で働くことになり、戦後まもなく21歳で起業。世界に目を向け販路開拓に向けて進めていくも、詐欺まがいの投資話に乗ってしまい、大損害を被る。森信三さんの『修身教授録』に大変感動。聖徳太子の価値観にも触れ、自らの中にある自己否定さが招いた問題だと確信。
長年寄り添ってきた同歳の妻とともに、世界中のパートナーに会うため、船で旅行が楽しみ。囲碁界プロ顔負けの実力で、歌唱力「屋久島(細川たかし)」にかけてはご本人よりうまいと自負。
・・・・・と、私の理想像である彼の人格形成への現時点での経緯です。
今こうして確信持って表現できている理由は、命名させてくださった方々から、どう素晴らしいのかを教えていただけるからです。2020.5.5.が初命名の記念日ですが、約15年間封印してきました。
はじめに結論したとおり、理想の命名は各人各様の価値観によります。あなたの場合は、どのように形成されていくのでしょう?