久々に施術家としての感覚をよみがえらせました。3万人超の施術経験あってこその今だと、改めての実感です。
ようやく踏み出せた一歩
龍先生と語らえたことで、ようやく事実を受け止めきれている。以降もいろいろとお手伝いいただけるようになれたことにホッとしている。これから2回目の対話が始まる。
「芽衣子さん、先日はありがとうございます。芽衣子さんの人生に関わらせていただけますことを嬉しく感じています。
今日は、前もってお伝えいただいていた『娘さんの自殺の原因についての探究』というテーマでよろしいでしょうか?」
「はい。死の知らせを聞いたその瞬間から、ずっと気になってきたことです。」
「かしこまりました。事実を知れればいいんですね?では、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』ということをやってみようと考えていますが、よろしいでしょうか?」
「そんなことができるんですか!?奇想天外な話に聞こえます」
「一見、確かにそうですよね。私、もともと施術家です。今でもそうなんですが、体に触れる必要がなくなってしまったため、『施術』とは名乗らないようにしています。今主軸にやっていることの方が、私にはふさわしいですしね。」
「まだよく分かりませんが、先生には相応の経験があって成果へ導けるということなんですね?」
「そうですね。効果は信頼関係に比例しますが、あらゆる疾病に対応できます。特に私の場合、精神面における分野に関わらせていただくことが多かったです。
何をやるのかと言いますと、芽衣子さんの脳に訊きます。芽衣子さんの体を会社に例えると、脳は本部です。血液や筋肉は末端の専属部署で、脳によってすべての情報が一括管理されています。芽衣子さんが娘さんに思いを馳せた分、周波数のチャンネルがつながるんですよ」
「初めて聞く言葉が並んでいて、やはり意味が分かりません。それでも理解できたのは、効果は信頼関係に比例するんですね?」
「はい。理解は難しいかもしれませんが、私との信頼関係次第です。例えば私がお伝えしたことに対して、どれだけ本気で受け止めていただけるかで、実践する度合いも変わりますよね?」
「なるほど。であれば、大丈夫です。でなければ、今こうしてサポートをお願いしてもいませんから」
「ありがとうございます。よかったです。ではこれから、モードを切り替えてまいります。
あらかじめお伝えしておきますが、私が予想する限りには、芽衣子さんにはかなりの痛みを伴います。心の準備はできていますね?」
「よろしくお願いいたします」
私を通じた娘の声

「・・・・・・・底なし沼のようなぬかるみと、全面的に覆われた高い壁があります。ぬかるみの正体は、土台や基礎です。『砂上の楼閣』のように、何かを築き上げたいのに、何をどうすればいいのか分からず困っているイメージ。と言われて、今どんな気持ちが湧いてきますか?」
「・・・なぜなんでしょう?私の意思とは関係なく、涙が・・・」
「やはりそうなんですね。その涙は、優花さんの涙です。当初、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』とお伝えしましたよね?今、芽衣子さんの体の反応で起きていることは、優花さんです」
「え・・・・・・・・・、優花・・・・・・・・」
「ぬかるみがなぜ、どのように困っていたんでしょう?・・・『私はダメ人間だから』と返ってきます。反応上でもそうですね。『TVで華やいでるお母さんを見ていて、何の取り柄もない私にうんざり。』反応上でも、そう確認できます。いかがでしょう?」
「え・・・・・・・・?どういうこと?私と比較していたの?」
「はい。反応上、『Yes』と出てきます」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」私は絶句した。混乱している私の感覚と、スッキリ澄み渡ってきている感覚が両立している。
「高い壁にどんな意味があるのか訊いてみます。・・・やはり『私はダメ人間だから』と返ってきます。環境的には開けていても、心を閉じこめ隔絶された状況です。私の自衛官当時、価値観が合わず強烈な孤立感を味わった感覚がよみがえってきます。」
「そんな・・・・・・・・」
「結果として、『私はこの世にいない方が社会貢献になる』と考えたからだと返ってきます。いかがでしょう?」
痛みの先にある希望
「そろそろ訊いてもよさそうですね。何がきっかけで、自殺の引き金となってしまったんでしょう?・・・・・・・・・長い沈黙でしたが『好きな人と別れたこと』だそうです。反応上でも『Yes』と返ってきます。」
「・・・だから!年初めに会った時は、心なしか軽そうだった。あの時、付き合っている方がいたのね。言ってくれればよかったのに」
「『言ったところで聴いてなんてもらえそうにない』って感じたようです。」
はじめに言われていた「痛み」の意味が、今ハッキリと理解できた。もちろん体に触れられているわけではないんだから、体の痛みではない。娘のことを全く理解しようともせずに、政治に夢中になっていたのだ。
《娘を死なせてしまったのは私》何となく予想していたが、当たらずとも遠からず。空いていた心のスキマに、ドーッと押し寄せてくる感情がある。明確に「痛み」を感じている。
「芽衣子さん、これからですよ。『事実を知りたい』とご要望いただきましたので、このような対応になりました。これからをどう生きていくかによって、『だからこそ』と事実を感謝できるようになれます。」
「え!?この痛みを感謝へ?どうやって?」
「はい。どうぞ楽しみにしておいてください。まずは、今湧き出ている感情をちゃんと味わいきりましょう。」
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