現代のビジネス環境では、ストレスやプレッシャーが常に隣り合わせです。
「住宅メーカー社員の自殺、カスハラ原因と労災認定…「銭なんか払えねえ」と客から強い口調でクレーム(Yahoo!ニュース)」より思うこと。
先日、住宅メーカーの社員が顧客からのカスタマーハラスメント(カスハラ)により精神的に追い詰められ、自殺したという痛ましいニュースが報じられました。今回はこんな悲劇を防ぐために、いかに自己を守り、会社としてどんな対策を講じた方がいいかを考えます。
自殺予防のための視点の転換
あなたは、仕事の中に人生を入れていますか?人生の中に仕事を入れていますか?
自殺してしまった社員さんは確かにかわいそうですが、死ぬのはあまりにもったいないです。どうしようもなくなった時には、逃げるという選択肢もあったのではないでしょうか?逃げるのは、決して弱さを示すものではなく、自己を守るための重要な手段です。
中卒で自衛官になった理由は、早く親元を離れたかったからです。地元での生活は、どんなに努力しても報われることないと感じておりました。親だったからこそ、自殺の要因となる危険性を強烈に感じておりました。
20歳で酒をやめることになりました。酒乱で悩んでおり、先輩らはおもしろがって飲ませます。酒乱の正体は、「抑圧されていた私」の反乱です。正体が全く分からなかった当時は、禁酒せざるを得ませんでした。もしやめていなければ、確実に発狂しておりました。どちらにせよ自衛官としては存続できませんでした。
元奥さんの暴言は、なかなか癒せず悩み苦しみました。深夜2時頃「そんなに言うんなら、死んでやるよ!」と6Fベランダから飛び降りようとしたこともありました。泣きながら謝られたので、幸いにも治まりました。
他にも何度も生死の境をさまよう場面に出くわしましたが、こうして書けているということは、経験として肥やしにできているからだとみなしています。
客観視の重要性
身近な方からのアドバイスは、時に感情が絡み合い、受け入れ難い場合があります。対して、カメルーンの青年 YouTuber のような全く異なる背景を持つ第3者視点からのメッセージ。純粋に受け入れやすく、心に響きやすいのです。「自立具現化コーリング」とも通じる価値観で、多角的な視点を取り入れることの重要性を示しています。
問題は何ごとも、双方の言い分を聴きたがる派ですが、あなたはいかがでしょうか?実際に自殺してしまうほどの誠実さです。彼の能力を正しく適切に社会へ活かせていたなら、どんな未来になっていたのでしょうか?
自殺してしまった彼は、友人はいなかったのでしょうか?なぜ心を閉ざさざるを得ない結果となってしまったのでしょうか?休日や仕事終わりには何をしていたのでしょう?
お客様も、最初からクレーマーだったのでしょうか?私も悪徳業者まがいの会社とたくさんご縁し多くのクレームをつけてきました。会社に対する文句はたくさんありましたが、その時の担当者さんには謝っておりました。
彼は誠実だと称されており、そのとおり誠実だったからこそ、悲劇が起きてしまいました。「すべての責任が自分にある」と頑なに解釈させてしまったこと、本当に悔しく残念でなりません。
会社としての対策
今回のケースでは、会社のクレーム対応体制の不備が問題となりました。企業は、社員が安心して相談できる環境を整えることが不可欠です。メンタルヘルスケアの体制を強化することが求められます。
日雇を主に、工事現場には長期にわたって関わらせていただきました。コメント含め全体像から思うことは、現場監督の彼だけの責任では決してない点は断言できます。
工事現場の皆さん、ステキな方が本当に多いです。なかなか軌道に乗せきれず、働かざるを得なくなりました。実際現場に出てみて、偏見を持っていたと猛省。働くようになったことを心から感謝しました。ながらも、期限が迫っている等の理由から、短気になってしまいがちな場面もありました。
・長雨で思うように工事が進まず、作業を休まざるを得ない
・期限が迫っている中イラつく状況で、たまたま駐車していた場所が不適切だった
・たまたま機嫌がよろしくなかったお客様が、不適切に駐車している業者に腹を立てた
なんてこと、起こり得ませんか?
先日のキムタクドラマでもあったように、「工事業者の不正見積もりによって〜」なんてこともあり得ます。やはり関わっている全員の言い分を確認しないことには、闇に葬られてしまうのではないでしょうか?迷宮入りの先にあるものは、第2・3の被害者です。
志を見直す機会
自殺という極端な選択を避けるためには、志を見直すことが大切です。困難に直面した時こそ、本当に目指すべき道を再確認し、新たな目標設定の機会と捉えてみるのはいかがでしょうか?自己成長のためのプロセスとして、柔軟貫徹力を培っていく道はいかがでしょうか?
「誤診時の対応策」で、まちがった診断をしてしまった時の対応策について書いています。私の場合、名前を口頭でお伝えいただいた瞬間、画数の解説が浮かんできます。あまりの速さに感動されるため、強みだと感じています。たいていの常用漢字が、頭に入っています。画数が多いと足し算に時間がかかりますが、ほぼ3秒程度。
反面、計算まちがいでご指摘受け、訂正したこともたくさんありました。ご指摘した方とは、信頼関係が途絶えるのでしょうか?実際そんなことは全くありません。間違った診断をしたことで喜ばれたこともたくさんあります。
私の場合、「真偽は二の次だ」という価値観を大切にしています。姓名判断当時は、正しさを振りかざしてきました。結果、幸せだったと思われますか?姓名承認を立ち上げた今、目の前の出会った方の幸せを祈って対応させていただいています。真偽に関係なく出てきた言葉に意味があると考えるようにしています。
あなたの志とは何でしょうか?ぜひお聴かせくださいませ。
結論
自殺予防には、会社の体制の改善とともに、個々人が自己を守るための手段を知り適応すること。客観視点の活用で、新たな気づきを得られることもあります。
「環境適応」とは、個人や組織が変化する環境に効果的に対応し、生存・繁栄するための能力やプロセスを指します。もともと、すべてそろった環境なんてなかなかありません。決断の時こそ、デメリットだらけな状況だったりするものです。だからこそ、あなたの出番なのです。
立場や状況を変えれば、誰しもに当てはまる事項だと受け止めていますが、あなたにはどう映っていますか?自らの価値を正しく適切に認識し、困難に直面した最悪の状況では、逃げることも選択肢に入れてもいいと考えています(逃げ方にもいろいろあります)。
あなたと、人生について語り合える日を、楽しみにしています。
住宅メーカー社員の自殺、カスハラ原因と労災認定…「銭なんか払えねえ」と客から強い口調でクレーム
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