現代社会において、ますます多様な背景や価値観を持つ人々と共に生活し、働いています。多様性は生活を豊かにし、新たな視点やアイデアをもたらすと観ています。視点次第では窮屈感を生み、独りよがりの孤独に陥りかねない危険性をはらんでもいます。
分岐点となるのは相互尊重の精神だとみなしていますが、あなたはどうお考えでしょうか?今回は、違いを喜べる相互尊重の核心について、あなたと考えてみます。
違いを喜ぶ
違いを喜ぶとは、単に受け入れるだけでなく、違いを積極的に認め、称賛することです。人々はそれぞれ異なる背景・経験・価値観を持っています。違いが集まることで、より豊かな社会を築けます。
きっかけは『7つの習慣』の「相違点を尊ぶ」。違いを喜ぶどころか、妬みやウラミに解釈する場面が多く、生きること自体がつらく険しかったです。改めて問題意識を持つようになり、薄皮を剥ぐように今があります。
多様性の価値
日本人口は2030年には、8,000人だという統計データが出ています。日本政府は外国人を積極的に受け入れる方向性を示しており、世界中で起きている移民政策のような話が、近々湧いてくるものと予想しています。
国内にとどまっていても、外国語を習得した方がいい時代となるのではないでしょうか?私はまだ英語がほんの少しできる程度で、不安はもちろんながら、期待や楽しみの方が大きいです。
多様性は、新しい視点をもたらし、創造性を刺激します。異なる文化や価値観を持つ人々と交流することで、自身の限界を超え、新たな可能性を発見できます。また、多様性は問題解決においても強力な武器となります。違った視点が集まることで、より包括的で効果的な解決策を見出せます。
相乗効果の可能性
相乗効果を「1+1≦3の調和」と定義づけています。「私と違う意見を持った方がいる=新たな調和が生み出される絶好のチャンス」だと考えています。違う意見を大いに受け止め、価値観を深め広げていきたいですね。
「調和とは、各々が独自の個性を発揮しながら、引き立て合えている状態」「自立とは、共存・共生・調和しながら、自発的に物事をなせている状態」と定めております。
自立した先にもたらされるものとは、まさに相乗効果だと感じていますが、あなたにはいかがでしょうか?
相互尊重の核心
相互尊重とは、他者の意見や価値観を理解し、尊重する態度です。これは単なる表面的な礼儀ではなく、深い理解と共感に基づくものです。相互尊重の核心には、以下の要素が含まれます。
自己認識と他者理解
相互尊重は、自己認識から始まります。自分自身の価値観や偏見を理解し、他者との違いを認めることが重要です。自己認識が深まることで、他者の立場や背景を理解しやすくなります。
重要ポイントが、教養です。教養とは、知識や文化・技術を通じて得られる人間の内面的な豊かさや、知的・精神的な素養を指します。異文化理解や自己認識の深化を通じて、他者との相互尊重を促進するためには、教養が欠かせません。
世界のいかなる方々とも堂々と渡り合える教養を培うことは、単に知識を増やすだけではありません。広い視野や深い理解、倫理観や美意識を身につけることを意味します。だからこそ異なる文化や価値観を尊重し、豊かな人間関係を築けるのです。
ぜひ、あなたと一緒に教養を深め、相互尊重の基盤を築いていきたいです。教養を通じて、よりよい世界を共に創造・発信していきましょう。
共感と対話
共感は相互尊重の重要な要素です。相手の立場に立って考えることで、相手の感情や意図を理解しやすくなります。またオープンマインドな対話を通じて、互いの違いを理解し、尊重できます。対話は誤解を解き、信頼関係を築くための鍵です。
『7つの習慣』を読んで最もショックだったのが、共感です。現場責任者だった当時、メンバーの皆さんの気持ちが分からない・・・。深刻な問題だと受け止めました。「どおりで誰からも相談されないわけだ」ものすごく納得しました。結局ウツになり自暴自棄。
20年を経た今、成長を確信してはいます。あなたにはどう映っているのでしょうか?まだまだ道半ばです。さらに精進し続けることはやめません。
調和の実現
多様性と相互尊重の調和により、社会全体がさらに豊かで調和のとれたものとなります。以下を通じて、調和を実現へ近づけます。
教育と啓発
多様性の価値と相互尊重の重要性を理解するためには、教育が不可欠です。学校や職場での教育プログラムを通じて、価値観の研鑽が重要です。
これからどんどん余剰な枠組みが撤廃されていくイメージを抱いています。世界中の皆さんと信頼関係で結ばれた世界を、どうしても味わってから死にたいです。「私に何ができる?」をずーっと問い続けていますが、やはり教育関連は外せません。
・自発適応力
・柔軟貫徹力
・主体謙遜力
・没頭調和力
あげ出したらキリがなさそうですが、これらの能力はもともとの日本人には備わっている能力なのです。
遺伝子学者の村上和雄さんがおっしゃられるスイッチ遺伝子がオンになれば、いくらでもあなたは望みどおりに運気の波に乗れるのです。
対話の促進
会話とは、「今日の天気はいいですね」等の思考が不要なコミュニケーション。対話は、深い理解や問題解決を目的とした、建設的で双方向的なコミュニケーションです。
相互尊重のためには、対話は不可欠ですね。表面的な尊重では、調和なんて起きわけがありません。オープンマインドな対話を促進し、違う意見や視点を共有する場を設けること。周囲との対話がコミュニケーション上達の秘訣だと言われますが、核は自己対話です。
あなたがつぶやく独り言を録音し聴いてみたなら、何を語っているのでしょうか?入浴時なんて、無意識に語っていることが本当に多いです。改めて自己観察してみて驚きました。
包み込む環境形成
すべての方が参加し、貢献できる環境を整えることが重要です。包み込める相応の方針を強化し、多様な背景を持つ方々が適正評価される環境形成。
「調和とは、各々が独自の個性を発揮しながら、引き立て合えている状態」のとおり、あなたも輪の中に入っているのです。
前から不思議だったのですが、友人のライブ等で全然盛り上がっていません。私が率先して盛り上げ、盛り上がったと思ったら「私の役割終了」と言わんばかりにシラけておりました。盛り上がりに巻き込まれ、メガネを踏まれて壊されたこともありました。
あなたも、重要なコミュニティのお1人なのです。あなたがいなければ、本当の調和ではありません。あなたと分かち合う調和とはどんなものか?ぜひ味わってみたいですね。
結論
違いを喜ぶことと相互尊重の核心を理解し実践することで、私たちはより豊かで調和のとれた社会を築けます。多様性を受け入れ、相互尊重の精神を持つことで、新たな可能性が広がり社会全体の幸福感が促進されます。あなたも、多様性と相互尊重を大切にし、日々の生活に取り入れてみませんか?
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