弟の結婚式

2012.11.18.勉&愛

昨夜、弟(勉)の結婚式が竹橋で催されました。親と一緒に挨拶回りをしました。多くの皆さんが、弟に心からの祝福を与えている事、すごく分かりました。

飛び入りで、詩吟をさせていただきました。完全に即興で、できるか疑問でしたが、涙でうまく声が出ない・・・。

この時を逃したら、二度と告白する機会がないかもしれないと考え、決意しました。
前に新婦(愛)さんのピアノの先生が、『TimeSayGoodbye』を弾き語り(めちゃうま)、かなりたじろぎました。

少し緊張気味で、何を言っていたかあまり覚えてません。覚えている限りのスピーチ。

「勉、愛さん。おめでとう!さっきの素晴らしい歌声の後で、【しまった!】と感じてます。完全即興ですから、うまくできるか分かりませんが…

私は、弟を妬んでいました。なぜならデキル奴だったから。そんな自分を嫌ってもいました。

私は15歳で地元を離れ、約20年ぶりの再会でした。今日皆さんに勉の話を聴いていて、本当に祝福されている事を嬉しく思いました。
皆さん、弟を愛してくれて、慕ってくれてありがとうございます!

詩吟の内容は、義経が乳飲み子で母に連れられ逃げ惑ってた時の話です。それでも最後には大軍を引き連れて歩く大物になったという・・・。

私自身、何度も【もうだめだ!】と膝をつきました。そんな時、自分を励ます意味で、この歌を歌ってきました。すごく大好きな歌です。

これから勉も、決意するほどに、苦しい逆境があるかもしれない。
それでもお前は絶対にできるから、あきらめるな!

をこの歌に託して、吟じさせていただきます。」

声が上擦って、うまく吟じれたか分かりません。
そのあとの事は、あまり覚えていません。
ただ帰りに弟から、「詩吟ありがとう」と言われた事に【報われた】と安堵感を持ちました。