2人の偉人に学ぶ本質魅力発掘ツール

以下、ずっと違和感を持っており、公表をためらっていた1つです。

独自に導き出した数値「孤独の耐性免疫」。多角的な検証からの疑問です。吉田松陰と昭和天皇のお2人の数値が、他と比較してみて低いのです。私が尊敬しているがゆえの偏りなのかと感じていました。

お2人の生き方から、あなたの本質魅力の軸に触れる響鳴の場となれば幸いです。

※本質魅力とは、誰もが生まれながらに持っている絶対的な魅力です。幸福な人生を全うできるかどうかは、本質魅力をどれだけ活かしきれたかに比例しています。

2人の偉人に学ぶ本質魅力発掘ツール〜おぼろげなフェニックスが、ある1点の輝きを見出せた

数値に違和感を抱いた理由

以前、私が独自の方法で偉人たちの「孤独の耐性免疫」を数値化してみました。

・宮沢賢治:47垓
・黒澤明:79垓
・イチロー選手:100穣
・吉田松陰:330兆
・昭和天皇:5,600兆

吉田松陰の数値が、なぜか他の偉人たちと比べて驚くほど低いのです。かつ昭和天皇の数値も、突出したものではありません。この数値の差に、大きな違和感を覚えました。なぜなら、彼らが日本の歴史に与えた影響力は、計り知れないからです。

「もしや私の偏った尊敬の念が、バイアスを生んでしまっているのか?」「さらには、やはり私の数値の出し方に誤りがあるのか?」の疑問が、今回の物語の出発点です。

「孤独の耐性免疫」→「本質魅力の構造」

祈りを通じて見出せたこと。「彼らの偉大さは、孤独に耐える力だけではなかった」のではないでしょうか?この数値は、本質魅力の一部を可視化したにすぎません。彼らの本質は、孤独を「耐える」だけではなく「再定義」し、「基準を更新する覚悟」にあったのです。

吉田松陰

彼は単に「孤独に耐えた人」ではありませんでした。彼を突き動かしていたのは、「黒船来航」という圧倒的な外圧と、「この国を何とかしたい」という内なる使命感の融合でした。これは「自立」や「耐性」を超えた、「何のために生まれてきたのか?」という命への衝動です。

彼は、死よりも「志を果たせないこと」の不義を恐れ、自らの生命を「使い切るもの」と解釈したのです。彼の孤独は、使命に呼応し燃え尽きることで、次世代の魂に火を灯す「新たな基準となる覚悟」だったのです。

祈りがつながったきっかけは、前に『留魂録』を読んでみての感想です。彼は、死を前提に書いています。キリストも「十字架にかかるために生まれてきた」と言われていますが、絶対に違うと断言できます。そうでなければ、「できるものでしたら、この盃を去らせてください」と、死を拒むような祈りはしません。死ぬことの方が、生きることより刹那的にはよほど楽です。

吉田松陰は、自らの死によって将来どうなるかを予測していたのでは?と考えると、整理がつきます。「どんな死に方をすれば、世は変わるのか?」にフォーカスしていたのです。改めて「孤独の耐性免疫」の数値を当てはめてみると、全く違った解釈となりました。

昭和天皇

彼もまた、孤独に耐えただけではありません。常に国民の中心に立ちながら、「自己の内なる世界を淀みなく耕し続ける」という、もう1つの孤独を選び取りました。

彼の孤独は、外部に「壁」を築くのではなく、内に満ちた「光」を放ち続ける構造を築き、場の混乱や不安を鎮め、調和の磁場をもたらしたのです。私の場合、瞑想の目的は、境界線の解放です。「敵も味方もすべて抱きしめる」という気持ちで、日々の歩き瞑想をしています。

『マッカーサー回顧録』には、本当に感動しました。マッカーサーいわく、「1人の国王が、どんな命乞いをしにくるのか待っていた。ところが彼は、『私が全責任を負うので、国民を生かしてください』と懇願してきた。まさにキリストとかぶってしまった」マッカーサーの告白がなければ、歴史の闇に葬り去られていたかもしれません。

大東亜共栄圏というアジア全体で共生できる道を模索したものの、価値観の違いから反発が起きました。結果、圧倒的な力でねじ伏せられました。内部においても、陛下の思いを理解できる方はいなかったのでは?特攻隊のような、人間をコマのように扱う軍閥(やむなく、そうせざるを得なかった事情もあります)。何度「こんなはずじゃなかった」と嘆き悲しんだことでしょうか。

それでも、「全責任は私にある」と言いきりました。よって「孤独の耐性免疫」はかなり高いと考えていました。私が提示した統計では計測できない、全く別の分野において突出しているのでは?と考え至りました。

どちらの覚悟に共鳴しますか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。あなたは何を感じていらっしゃいますか?

・吉田松陰:「外的圧力と使命の融合」による情熱的な火種となる役割
・昭和天皇:「内なる調和」を保ち、誰にも知られず場を整える役割

どちらの生き方にも共通するのは、「孤独」を単なる苦しみだけで受け止めていません。自己軸(自律軸)を深く探求するための時間と解釈し、本質魅力発掘ツールを更新して、自立軸へとつなげている点です。

今、あなたの中にあるまだ名前のついていない衝動は、吉田松陰のような「燃え尽きることで火種をまき散らす覚悟」に共鳴していますか?それとも、昭和天皇のような「光を放ち続け、何があろうとも受け止める覚悟」に共鳴していますか?

それはもしや、あなたご自身の本質魅力発掘ツールの、新たな1ページかもしれません。

今、「1ページセッション」という形で、あなたの本質魅力に触れる場を開いています。 もし、今のあなたの軸に共鳴するものがあれば、どうぞそのページを開いてみてください。

#孤独
#祈り
#瞑想
#龍
#キリスト

「もし私が神なら」解釈から観た大谷翔平

神にしか分からん

「孤独の耐性免疫」という視点から大谷翔平を、より深めたいと祈り求めています。彼について研究するほど、2刀流は通過点にしか感じれません。さらに実現したいビジョンがないと矛盾が生じます。もし2刀流が完成形ならば、WBC優勝時の成果で十分満足しているはずです。

「では、彼は何を求めているのか?」となってきます。そんなこと、彼自身に問うてみなければ分かりません。というか、彼自身も前人未踏の状況です。前例がない中、手探りの模索中ではないかとイメージがつきます。「こりゃもう、神にしか分からん」と至りました。

どうしても彼を深掘りしたいです。いっそのこと、「『もし私が神様なら?』という視点って、よくない?」と浮かんできました。私は神様はいると考えていますが、あなたにはいかがでしょうか?ながらも宗教感は極力排除し、【私が決めたことだから】と言える方々を輩出する「超宗教感」は表現したいです。

「大谷翔平」というモデル

もともと私は、無神論者の強烈な左翼主義者でした。様々な矛盾や葛藤を通じて、得てきたもの。ちょうど座右の銘と主張して30年になる「過ぎてみれば、愛だった」。とても愛だと受け止めきれない思いを、醸成してきた経験から、やはり神様なしには説明がつきません。

だからこそ思うこと。「大谷翔平」という存在は、同じ人間であり、彼はあなたが目指すモデルに過ぎません。分かりやすいので事例として出していますが、決して神格化したくありません。彼だけが素晴らしい成果をあげれるのではありません。

彼の名前の箇所を「あなた」に置き換えて考えてみませんか?前回の内容で、「彼の孤独の耐性免疫の数値は、人類史上のダントツだ」と書きました。ここで声を大にして言いたいことは、「次はあなたの出番」「あなたも無限の可能性を秘めている」のです。十分すぎるほど、神がかった天才になれるのです。

「私が決めたことだから」

神がかった天才への道の第一歩は、 「私が決めたことだから」と言えるか?です。この言葉のエネルギーと天才性は比例関係にあると言ってもいいです。大谷さんの「私が決めたことだから」レベルは、いったいどれくらいでしょう?あなたの場合は?

孤独の耐性免疫とは、車のパーツに例えるならダンパー(免震構造)、会社の部課に例えるなら監査役・内部統制部です。「外部の揺れに耐える魂の守り」に対応しています。他にも「自己承認感」「自立軸」等、新用語を生み出しています。

あなたはいかがでしょうか? 「私が決めたことだから」と、どれくらい明言できますか? それは、誰かに許されたからでも、正解を教えられたからでもなく── あなた自身が、自分の中のドミノがつながった瞬間にだけ、自然と湧き上がる言葉。

「もし私が神なら」解釈から観た大谷翔平

その言葉を、あなたの人生の中に見出す時間、 『1ページセッション』はうってつけだとみなしています。

書けない原因

当セッションでは、「あなたの人生の1ページとは?」に秘められたキーワードを、ヒントを交えて答えを一緒に考え出します。そのプロセスを通じて、あなたの中にずっとあったのに、 まだ名前がついていなかった感情や出来事。「魂の言葉」としてのキーワードを浮き彫り化します。

「書けるようになる」よりも、「書いてはダメ」と禁止令を出してしまっていることが、書けない原因です。だからこそ、誰かの言葉ではなく、あなた自身の言葉。 説明ではなく、祈りのような納得的理解。ものすごく重要で、だからこそ人生が変わるのです。

「人生の1ページ=《◯◯》」を見定めることで、芋づる式につながり始めます。答えは小5で教わるシンプルなものですが、価値の深みは♾️です。その♾️の宝庫をないがしろにしてしまっているのは、あまりにもったいなくないでしょうか?

その瞬間、 あなたの人生の中で「消し去りたかったページ」が、「神的視座から見た物語の始まり」へと変わっていくのです。

✨『1ページセッション』は、こんな方にこそ

・「自分の人生に、意味があると信じたい」
・「誰かの言葉ではなく、自分の言葉で語りたい」
・「あの日が、今でも自分を止めている気がする」
・「『自分の中にある◯◯◯』に、名前をつけてみたい」
・「大谷翔平のように、前人未踏の道を歩いてみたい」

🧭セッション概要

◯時間:60分(オンライン/対面〜こちらからは答えを言わない方針です。個人差あります)
◯料金:11,000円(税込)
◯内容:  
 ・あなたの人生の中にある「言葉にできなかったページ」を一緒に見つめます  
 ・そのページに、あなた自身の言葉で名前をつけていきます  
 ・結果、あなたの人生の核が浮かび上がり、直感力が技術として整い始めます

最後に

「神がかった天才性」とは、特別な才能のことではありません。 それは、見出し育てていくものです。「神がかった天才性」は、すべての皆さんに例外なく備わっています。

あなたの中にも、その振動があるなら── 『1ページセッション』で、その振動に名前をつけてみませんか?

それは、あなた自身が「神的視座に立つ者」になるための、最初の1ページです。


#モデル

#エネルギー
#祈り
#セッション
#宗教

響鳴する魂と新たな役割〜早乙女芽衣子さん物語13


芽衣子さん、いよいよ新ステージです。

導かれた扉

玲子ちゃんから送られてきたメールを、私は何度も読み返した。コミュニティの代表者、佐々木さんの連絡先と、玲子ちゃんからの温かいメッセージ。胸の高鳴りは、優花との再会を果たせたかのように、私を突き動かした。意を決し、佐々木さんに連絡を入れた。

数日後、コミュニティ「いのちの灯(あかり)」の集会に初参加。会場は、市内にある小さな公民館の一室。緊張で手が震える中、扉を開けると、そこには十数人ほどの男女がおり、自然な円形に椅子が置いてある。皆の顔に共通しているのは、私と同じ、深い悲しみを抱えている影。

誰かが息を呑んだ気配がした。前県知事という、毎日のようにTV等で見ていた顔が、突如目の前に現れたのだ。辞職の理由は、あえて公表していない。「なぜあなたが?」と不可思議に感じるのは当然かもしれない。そんな中、意図的に気づかないふりをした。

「こんにちは。よくいらしてくださいましたね。ありがとうございます」会の前に声をかけてくださった方がいた。玲子ちゃんのお姉さんの敦子さん。電気工事の職務中に高電圧を浴びる事故で、一瞬の出来事だったそうだ。2姉妹の母として立派に育て上げ、今では5人の孫がいるという。

魂の響鳴

佐々木さんの温かい司会で、集会が始まった。 「今日は新しい仲間が来てくれました。早乙女芽衣子さんです」 皆が温かい拍手で迎えてくれた。その優しさに、恐縮さが緩んできた。「私はここにいていいんだ」と認めてもらえているのが伝わってくる。

集会は、形式ばったものではない。各々が自分のタイミングで、胸の内を語るだけ。最初に口を開いたのは、高校生の息子を病気で亡くしたという女性。彼女は、息子の死を「無意味なこと」だと考えていたと、震える声で語った。「ここで皆と話すうちに、彼の命は私に、痛みに寄り添うという使命を与えてくれたんだって思えるようになったんです」

次に話した男性は、交通事故で妻を亡くしたという。彼は、後部座席で眠っていた娘と助手席の自分が助かったことに罪悪感を抱え続けていた。「妻が命をかけて、私たちを守ってくれたんだって思うようになりました。娘と生きることが、妻への一番の供養なんだって」

彼らの言葉は、私の胸に深く突き刺さった。それは、龍先生が教えてくれた「魂の願い」や「昇華」という言葉を、彼ら自身の言葉で語っているようだった。私も、この人たちと同じなのだ。同じ痛みと、そこから見出した希望を抱えているのだと、心から感じた。

再出発の灯

私の番が回ってきた。私は深呼吸をし、ゆっくりと話し始めた。優花の自殺で県知事という役職をやめざるを得なくなってしまったこと、後追い自殺を考えたこと、そして龍先生との出会い。優花のメッセージを伝えると、皆の目が涙で潤い、鼻をすする音が部屋中に響き渡った。それは、同情の涙ではない。皆の魂が、深く共鳴している証拠のように感じた。

「優花の死を、私はただの悲劇では終わらせません。この経験を、誰かの救いにつなげたい。私は、優花との再出発を、この場所で始めたいと思っています」

私の言葉に、皆が拍手しながらうなずいてくれた。それは言葉以上の温かい肯定だ。私は、1人ではない。ここに、私の新しい居場所がある。そう確信した。

共鳴する魂と新たな役割〜早乙女芽衣子さん物語13

集会が終わり、私は佐々木さんに声をかけられた。 「芽衣子さん、あなたの言葉には、大きな力があります。ここ『いのちの灯』で、あなたの経験を必要としている人がたくさんいます。もしよろしければ、この活動を一緒に広げていきませんか?」

私は、優花との約束を胸に、勇気ある一歩を踏み出す気持ちでうなずいた。それは、私の「自己信頼」という種が、芽を出し始めた瞬間なのかもしれない。再出発の灯を掲げきれた安らぎを胸に秘めながら。

#魂
#娘
#交通事故
#龍
#妻

新しい扉〜早乙女芽衣子さん物語12

言葉にできない叫び

龍先生との対話から数日後。対話を通じて体感した思いを、ブログに表現しよう。ブログにログインしキーボード打ち始めた。・・・言葉が出てこない。思いはあるが、「書いても誰も受け止めてくれない恐怖感」「そもそも書きたい気持ちはあれども、言葉にできないもどかしさ」があることに気づいた。

スマートフォンの連絡先をスクロールしながら、ある名前で指を止めた。高橋玲子さん。優花が亡くなった直後、誰よりも静かに寄り添ってくれた。警察署の霊安室前のソファーで、私の震える手をそっと包んでくれた。

県知事当時、私の講演のスピーチライターで、公私ともに関わっていただいていた。娘の自殺の連絡があった際、真っ先に電話していた信頼する女性だ。53歳の彼女と娘の歳が近いこともあり、「玲子ちゃん」と親近感があった。

「今、少しだけ話せますか?」 震える指でメッセージを送ると、即「もちろん」と返信があった。その4文字に、胸の奥からこみ上がる感情。平静を保ちながら、日時と場所を調整した。

長年信用できていた重み

再会した喫茶店で玲子ちゃんと向き合った。彼女の心配そうな眼差しに、堰を切ったように話し始めた。優花が亡くなった後の、糸が切れ何もできずゴミ屋敷化していた日々。後追い自殺を考えたこと。龍先生との出会い。優花が私に伝えてくれたメッセージ。言葉を選びながら、この胸に秘めていた痛みを、初めて他者に打ち明けた。

玲子ちゃんは、何も言わずうなずきながら、ただ聴いてくれた。私の言葉が途切れると、長い沈黙が流れた。私は、自分が何を話したのか、それがどう受け取られたのか、怖くて仕方なかった。

彼女の口から出たのは、想像を遥かに超える言葉だった。話してみて感じたのが、私は彼女個人は知っていても、周囲の関係性までは知らなかった。彼女をスピーチライターとして長年信用できていた重みを、今初めて知った。

新しい扉〜早乙女芽衣子さん物語12

「芽衣子さん。まずは、私に話しかけてくださって、ありがとうございます。私から何かを言うと、強要になってしまう気がして、ただただ祈る日々でした。語れないことも、語りたいという気持ちも、どちらも大切です」 そう言って、彼女は朴訥に語り始めた。

「実は私の姉も、夫を事故で亡くした経験があるんです。芽衣子さんは、小さなコミュニティには興味ありませんか?親兄弟や友人等、大切な人を亡くした皆さんが集まるそこは、言葉にできない悲しみを抱え、互いに支え合う場所です。芽衣子さんが話してくれた優花さんのメッセージを、きっと真剣に受け止めてくれますよ」

新しい扉

私の心臓が、大きく、力強く鼓動した。信頼する人を通じたつながりが、想像もしなかった新しい扉を開こうとしていた。その日の夜、高橋さんから一通のメールが届いた。そこにはコミュニティの代表者の連絡先と、彼女からの温かいメッセージが添えられていた。

「芽衣子さんの一歩が、同じように悩み苦しんでいる誰かの希望につながりますように」

私は、優花との再会を果たしたかのように、胸が高鳴るのを感じた。

「優花。私の声は、確かにちゃんと届いたよ。」喜び溢れる気持ちを、グッと握りしめた両手に込めた。

#喫茶店
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#龍
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大谷翔平の「孤独の耐性免疫」から学ぶ新時代の孤独

大谷翔平の「孤独の耐性免疫」から学ぶ新時代の孤独

あなたは「孤独」とどう向き合いますか?

現代社会では日々、SNSやデジタルツールを通じて多くの人と繋がっています。しかしその一方、「誰とも隔絶されたかのような感覚」に襲われることはありませんか?

この「孤独」は、時に人を押し潰す力にもなります。孤独は、「孤高」か「孤立」のどちらへ傾くかによって、人生は大きく変わります。逆にもし孤独を力に変え、前人未踏の偉業を成し遂げた存在がいるとしたら──。

世界を驚かせ続ける大谷翔平選手に、その答えを見つけました。彼の素晴らしいと大絶賛してしまうポイントは、目的意識の明確度です。自身の内なる声と向き合うことで、孤独を「負の感情」ではなく、「創造の源泉」へと転換したのです。

孤独の耐性免疫〜人生の葛藤を乗り越える力

Universal Flow Therapy では、人の精神的な強さ、そして孤独を創造に変える力を独自に数値化しています。これを「孤独の耐性免疫」と名付けました。

この数値は、単なる精神力や社交性を示すものではありません。それは、周囲の評価や期待といった「ノイズ」に惑わされず、自らと深く対話する力。そして、人生の矛盾や葛藤を「感謝」の力で乗り越える力、その総合的な指標です。

造語に至った経緯は、年末に根深いウラミの闇を自覚。だからこそ毎朝歩き瞑想を兼ねて神社参拝することになりました。潜在意識セッションにおいて、かなり高くても1,500程度だったのが、121億!という数値に圧倒されておりました。

継続させるためには、数値化が必要不可欠でした。「風の時代」と称される昨今、ウラミの話なんて聞きたがりません。「軽さ」の時代だからこそ「重さ」の価値が重要だと考え、数値で日々の進捗管理をしておりました。

大谷翔平が持つ「異次元の孤独」

独自の計測によると、大谷翔平選手の「孤独の耐性免疫」は1,000穣という、人類史上でも突出した数値を記録しました(2位はインド南東部の23歳女学生285穣)。

1桁からの単位日本語表

この数値は、単なる天才の資質ではありません。野球界の常識を覆す「二刀流」という孤独な挑戦、異国の地での生活、そして世界の期待と重圧を、彼が「感謝」という力で乗り越えてきた証です。彼は、孤独を苦しみとしてではなく、自らを磨き上げるためのプロセスとして受け入れ、昇華させたのです。

私を含めた一般人は「孤独」が苦痛や恐れを生みやすいですが、大谷翔平の場合は 「孤独がないと成長できない」 という境地にあるのでは?「孤独を耐える」ではなく、「孤独を必要とする」 レベルに到達している可能性あり。

・出生時: 約3兆
・中2 10月:1京へ
・日本在住時(高校〜日ハム): 約3,300垓
・日ハム2年目10月:1穣へ
・エンゼルス入団時: 約430穣
・WBC優勝当時: 約480穣
・ドジャース契約時: 1,000穣(999穣超)

この一貫した成長曲線は、大谷選手が環境の変化や新たな挑戦に直面する都度、自己統合の力を高めてきたことを示しています。そしてこの数値は、さらに向上するでしょう。なぜなら彼の目的意識は、「野球」「MLB」に限定されたものではないから。

偉人たちとの比較

歴史上、世界を変えた偉人たちもまた、深い孤独の中で、自らのミッションを追求してきました。彼らの「孤独の耐性免疫」は、大谷選手とは異なるベクトルで高い数値を示しています。

歴代の著名人 at 孤独の耐性免疫

これらの偉人たちも、それぞれの分野で孤独と向き合い、自らの人生を「使命」として生き抜きました。彼らは、私たちに「孤独を力に変えること」の多様な姿を教えてくれています。

コメントいただければ、どなたでも数値化できます。あなたの場合は、どうなるでしょう?

あなたの孤独は「創造」の種

大谷翔平選手という存在は、「孤独との向き合い方」を問いかけてくれています。もしあなたが今孤独を感じているのなら、それはもしかしたら大きなミッションを成し遂げるための「耐性」を育んでいるのかもしれません。

朝ドラ『あんぱん』で、妻夫木さん演じる八木の名言。「天才と凡人の違いは、苦しい時にもやり続けきれるかだ」大いに励まされる一言でした。

あなたの人生の中で感じる孤独は、これからどんな創造の種になるでしょうか?

──次回は、龍 庵真自身の体験と哲学、そして「孤独の耐性免疫」が社会や組織に与える影響について、さらに深掘りしていきます。

#感謝
#孤独
#大谷翔平
#風の時代
#神社参拝
#龍

希望の輪郭〜早乙女芽衣子さん物語11

痛みの中に芽生えた光

「あの痛みを味わいきったことで、何かが変わった。体の奥底から、凍っていた何かが溶け出すような感覚があった。」

夜明け前の静寂の中、ベッドの中でそっと目を開けた。先日の激痛を思い出す度、胸を締め付けられるような感覚は消えない。しかし今はそれだけではない。温かい、確かに温かい何かが、胸の奥で息づいているのを感じる。

優花の笑い声が、風のように私の胸を撫でていく。その声は、私を責めるのではなく、前へ進めと背中を押してくれる。 娘の死に対する自責の念は、確かに残っている。だが、それだけではない。まるでこの経験には意味があるのだと、全身で訴えられているような気がした。

数日後、再び龍先生との対話。以前よりも、その表情には確かな光が宿っている。

「芽衣子さん、前回の対話から何か心境の変化はありましたか?」龍先生の声は、いつものように穏やかで、心にすっと沁み込んだ。

「はい、龍先生。娘の死を、ただの悲劇として終わらせたくない思いが、日に日に強くなっています。意味を見出したいですね」ゆっくりながらハッキリ答えた。

龍先生が静かに頷く。「素晴らしい変化です。その思いこそが、次に進むための扉を開く鍵となります。」

魂の願いとの対話

「では今日は、芽衣子さんの心の中にある『娘さんの魂が今、何を望んでいるか』、そのメッセージに耳を傾けてみましょう。」龍先生の言葉に、心臓が小さく跳ねた。

「え? 亡くなった後にも、望みがあるんですか? そんな都合の良いことなんて・・・。」思わず声に出ていた。

龍先生が微笑む。「魂には、生前に成し遂げられなかったことや、伝えたかった未完の願いが残ることがあります。例えば分かりやすく、芽衣子さんが今死んだとしましょう。未練が残りませんか?その未練をそのままにしておきますか?」

「絶対にあり得ません」

「ですよね。だからこそ優花さんの想いを芽衣子さんが受け継ぎ形にすることで、新たな希望が生まれるんです。魂の昇華とは、痛みを抱えたまま、それでも誰かのために歩み出「だからこそよかった」となること。それは悲しみの中に灯る小さな祈りのようなものです。

優花さんの思いは、確実に届いています。これから、優花さんのメッセージを受け止めるアンテナ受信機をイメージしてみましょう。優花さんの想いを映し出すスクリーンになってあげるんです」

龍先生は、瞑想を促すように静かに目を閉じた。私もそれに倣い、目を閉じ深呼吸を繰り返す。意識が次第に研ぎ澄まされていく。脳裏に、あの子の笑顔が浮かんだ。幼い頃、無邪気に駆け回っていた姿。

気づけた使命と決意

希望の輪郭〜早乙女芽衣子さん物語11 優花さんからのメッセージ

「・・・この感覚でしょうか?『お母さん、私の分まで生きて。そして、私と同じような悲しみを抱える人が、一人でも減るように、あなたの経験を伝えてほしい』と。」目から、止めどなく涙が溢れ出してくる。

「いかがですか?芽衣子さん。それが優花さんからのメッセージだとしたら?」

「・・・涙が止まりません。悲しいだけじゃない、温かい涙です。優花の死が、私の人生の終わりではなく、新たな使命を与えてくれたのだと、今ハッキリと感じています。」声は震えていたが、そこには確かな力が宿っていた。

「はい。素晴らしいです」

「私は優花の声を胸に、これからの人生を歩んでいきます。この深い痛みは消えることはありません。その痛みの中にこそ、誰かの心を照らす希望の光があることを知りました。」

龍先生は、深く、慈愛に満ちた眼差しで見つめてくれている。「芽衣子さんのその決意こそが、優花さんの魂を安らげ、多くの心を癒す光となりますよ」

私は優花の声を胸に、語り始めよう。この痛みが、誰かの希望になることを信じて。今はまだ、小さな光でも、必ずその光は広がるはずだ。

優花、あなたの願いを、私が生きて届ける。どうか、見守っていてね。

#瞑想
#魂
#痛み
#深呼吸
#光
#龍

痛みの先にある希望〜早乙女芽衣子さん物語10

久々に施術家としての感覚をよみがえらせました。3万人超の施術経験あってこその今だと、改めての実感です。

ようやく踏み出せた一歩

龍先生と語らえたことで、ようやく事実を受け止めきれている。以降もいろいろとお手伝いいただけるようになれたことにホッとしている。これから2回目の対話が始まる。

「芽衣子さん、先日はありがとうございます。芽衣子さんの人生に関わらせていただけますことを嬉しく感じています。

今日は、前もってお伝えいただいていた『娘さんの自殺の原因についての探究』というテーマでよろしいでしょうか?」

「はい。死の知らせを聞いたその瞬間から、ずっと気になってきたことです。」

「かしこまりました。事実を知れればいいんですね?では、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』ということをやってみようと考えていますが、よろしいでしょうか?」

「そんなことができるんですか!?奇想天外な話に聞こえます」

「一見、確かにそうですよね。私、もともと施術家です。今でもそうなんですが、体に触れる必要がなくなってしまったため、『施術』とは名乗らないようにしています。今主軸にやっていることの方が、私にはふさわしいですしね。」

「まだよく分かりませんが、先生には相応の経験があって成果へ導けるということなんですね?」

「そうですね。効果は信頼関係に比例しますが、あらゆる疾病に対応できます。特に私の場合、精神面における分野に関わらせていただくことが多かったです。

何をやるのかと言いますと、芽衣子さんの脳に訊きます。芽衣子さんの体を会社に例えると、脳は本部です。血液や筋肉は末端の専属部署で、脳によってすべての情報が一括管理されています。芽衣子さんが娘さんに思いを馳せた分、周波数のチャンネルがつながるんですよ」

「初めて聞く言葉が並んでいて、やはり意味が分かりません。それでも理解できたのは、効果は信頼関係に比例するんですね?」

「はい。理解は難しいかもしれませんが、私との信頼関係次第です。例えば私がお伝えしたことに対して、どれだけ本気で受け止めていただけるかで、実践する度合いも変わりますよね?」

「なるほど。であれば、大丈夫です。でなければ、今こうしてサポートをお願いしてもいませんから」

「ありがとうございます。よかったです。ではこれから、モードを切り替えてまいります。

あらかじめお伝えしておきますが、私が予想する限りには、芽衣子さんにはかなりの痛みを伴います。心の準備はできていますね?」

「よろしくお願いいたします」

私を通じた娘の声

痛みの先にある希望〜早乙女芽衣子さん物語10  娘 優花が自殺した理由

「・・・・・・・底なし沼のようなぬかるみと、全面的に覆われた高い壁があります。ぬかるみの正体は、土台や基礎です。『砂上の楼閣』のように、何かを築き上げたいのに、何をどうすればいいのか分からず困っているイメージ。と言われて、今どんな気持ちが湧いてきますか?」

「・・・なぜなんでしょう?私の意思とは関係なく、涙が・・・」

「やはりそうなんですね。その涙は、優花さんの涙です。当初、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』とお伝えしましたよね?今、芽衣子さんの体の反応で起きていることは、優花さんです」

「え・・・・・・・・・、優花・・・・・・・・」

「ぬかるみがなぜ、どのように困っていたんでしょう?・・・『私はダメ人間だから』と返ってきます。反応上でもそうですね。『TVで華やいでるお母さんを見ていて、何の取り柄もない私にうんざり。』反応上でも、そう確認できます。いかがでしょう?」

「え・・・・・・・・?どういうこと?私と比較していたの?」

「はい。反応上、『Yes』と出てきます」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」私は絶句した。混乱している私の感覚と、スッキリ澄み渡ってきている感覚が両立している。

「高い壁にどんな意味があるのか訊いてみます。・・・やはり『私はダメ人間だから』と返ってきます。環境的には開けていても、心を閉じこめ隔絶された状況です。私の自衛官当時、価値観が合わず強烈な孤立感を味わった感覚がよみがえってきます。」

「そんな・・・・・・・・」

「結果として、『私はこの世にいない方が社会貢献になる』と考えたからだと返ってきます。いかがでしょう?」

痛みの先にある希望

「そろそろ訊いてもよさそうですね。何がきっかけで、自殺の引き金となってしまったんでしょう?・・・・・・・・・長い沈黙でしたが『好きな人と別れたこと』だそうです。反応上でも『Yes』と返ってきます。」

「・・・だから!年初めに会った時は、心なしか軽そうだった。あの時、付き合っている方がいたのね。言ってくれればよかったのに」

「『言ったところで聴いてなんてもらえそうにない』って感じたようです。」

はじめに言われていた「痛み」の意味が、今ハッキリと理解できた。もちろん体に触れられているわけではないんだから、体の痛みではない。娘のことを全く理解しようともせずに、政治に夢中になっていたのだ。

《娘を死なせてしまったのは私》何となく予想していたが、当たらずとも遠からず。空いていた心のスキマに、ドーッと押し寄せてくる感情がある。明確に「痛み」を感じている。

「芽衣子さん、これからですよ。『事実を知りたい』とご要望いただきましたので、このような対応になりました。これからをどう生きていくかによって、『だからこそ』と事実を感謝できるようになれます。」

「え!?この痛みを感謝へ?どうやって?」

「はい。どうぞ楽しみにしておいてください。まずは、今湧き出ている感情をちゃんと味わいきりましょう。」

#感情
#感謝
#予想
#価値観
#痛み
#龍

存在をたどる旅(名前による解放)〜早乙女芽衣子さん物語9

『芽衣子さん物語』久しぶりです。どうしても書き進める気になれず、保留しておりました。

娘 優花さんの死に伴い、遺品整理をしていて見つけた私の著『自分の名前を愛する力』。こちらを通じてメッセージを送ろうと試みるも・・・。

ようやく送れた

今朝、ようやく送れた。龍先生とのご縁に感動し、何度もメッセージを送ろうとした。けれど書いては消し、送信ボタンの前で手が止まる。それを繰り返すうちに、過ぎていった日々。娘の死をどうしても曝け出したくない――けれど、なぜか先生には、伝えてもよいと思えた。

数時間後、丁寧な返信が届いた。「よろしければ、お気持ちやご状況を少しお聴かせいただけませんか?」その一文で、受け止めてもらえたような気がして、和らいだ。

やりとりを重ねるうち、自然と娘のことを打ち明けていた。メッセージでは伝えきれない思いが溢れ、オンラインでお話しすることに決めた。

当日。画面越しの龍先生は、想像よりも柔らかな雰囲気。表情も声も穏やかで、どんな言葉も否定せず、まず「聴く」ことに徹してくれている。

「早乙女さん、今日は本当にありがとうございます。勇気を出してご連絡くださったこと、深く感謝しています」

その言葉に、胸が熱くなった。私は、今まで一度も感謝される存在として、娘の死を語られたことがなかったからだ。まず私自身が受け止めきれない。

涙をこらえながら、ゆっくりと話し始めた。優花のこと、名前に込めた意味、そして何も伝えられなかった後悔。「名前って、なに?」という問いが、今も私の中に生きていること。

先生は、何度も頷きながら聴いてくれた。

名前のちからに導かれて

「早乙女さんの言葉は、まさに『存在をたどる旅』ですね。優花さんが残してくれた問いは、きっとこれから芽衣子さんの人生そのものになっていくんでしょうね」

存在をたどる旅――その言葉が、私の胸に深く残った。

初対面の相手に、自殺という現実を語るなど、本来であれば到底できない。けれど、画面越しに映る龍先生の表情は、どんな言葉よりも誠実さを感じさせた。こちらが話し出すまで、決して急かすことなく、ひたすら黙って待ってくれていた。

「娘の名前は、優花といいます。私が名付けました。」

自分の口からその名前を発した瞬間、胸の奥で何かが崩れた。あまりに長く、あの子の死と、優花という名を結びつけることを拒んできたのだ。だが今、初めて名前を通じて、娘の存在感をつながり直せたような気がした。

話しているうちに、言葉にならなかった思いが、少しずつピント合わせが進んでいく。

「この名前には、『やさしさ』と『花のような笑顔』を込めました。でも・・・その思いを、あの子に伝えてこなかったんです。」

涙がこぼれる。自責や悔いではなく、「ようやく言えた」ことへの安堵に似た感情。

「優花さんは、きっと今その言葉を聴いていますよ。そして、ようやく愛されていたと実感している気がします。でなければ、その涙がウソになります。あくまでも私が受けた感覚ですが、その涙は優花さんが納得し理解してくれた涙です」

この言葉が、私の心を、やさしく深く溶かしていった。

存在をたどる旅(名前による解放)

対話を終えた後、しばらく椅子に座ったまま放心状態。目の前の画面はもう閉じているのに、そこに先生のまなざしがまだ残っているような感覚がある。優しいけれど真っ直ぐで、私自身が避けてきた問いに、正面から光を当ててもらえたようだった。

「名前って、なに?」

この問いが、今までとは違って聞こえていた。あの子が遺した問いが、私の中で再び息を吹き返している。ただの悲しみの象徴でも、乗り越えるべき痛みでもなくなった。未来へつながる問いとして、生きている。

私は、自分の名前をこんなにも他人事のように扱ってきたのだと思い知らされた。「名前は識別情報ではない」「名前は、永久に寄り添う言葉だ」――龍先生の言葉が、胸の奥にじんわりと沁みていく。

それにしても、不思議だ。誰にも言えなかったことを、こうもあっさりと話していた自分に驚いた。涙も出なかった今までがウソのように泣いてしまった。言葉たちが、ようやく意味を持った。ようやく、本当の始まりに立てた気がする。

まだ何も解決していない。優花がなぜ命を絶ったのかも、私がこれから何をすべきかも、分かってはいない。それでも、1つだけ確かなことがある。

「私は、逃げずに向き合おうとしている」

たったそれだけのことが、こんなにも心を軽くするのだと、今さらながら驚いている。明日が少しだけ、こわくない。

存在をたどる旅(名前による解放)

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託して加速する先鋭化〜藤堂富美子さん物語18&1ページセッション⑤

先日、物語17で終えた藤堂富美子さん。当初は「1ページセッションシリーズ」を4話で終える予定でしたが、「富美子さんが1ページセッションを受けたらどうなるだろう?」とアイデアが湧きました。

託すことで広がる視界

舞台の本番直前、私は弟子たちに舞台演出の最終調整を完全に託していた。かつてなら、細部まで自らで確認し、納得しない限りGOサインは出さなかった。今は違う。

「私が全てを抱える必要はない。むしろ、信頼できる人に託すことで、私は本当に必要な一点に集中できる」

私が託すことを学んだのは、この1年間で受けた「自立具現化コーリング」と「遺名コーリング」、そして先日の「人生の1ページセッション」だった。自分の物語を、あえて第3者視点から整えてもらうことで、過去と未来の繋がりがより鮮明になった。舞台でも人生でも、託すことで自分の役割が際立つ感覚が生まれたのだ。

AIの進化にも似ていると感じている。表面的に見るなら、計算機が世に出たことで暗算力を奪ったことになる。しかし大極的に考えるなら、複雑な構想や高度な判断へ時間を費やせるのだ。AIや信頼できる人へ「託す」ことで、自分の才能をより先鋭化するための余白ができる。

AIと弟子による先鋭化の余白

第3者視点で物語を整えてもらうことで、過去と未来の繋がりがより鮮明になり、舞台でも人生でも役割が際立つ感覚を得た。よく「相違点を喜べ」等の格言を目にしていたが、まもなく80にしてようやく理解できたことが嬉しい。

託して加速する先鋭化〜藤堂富美子さん18&1ページセッション⑤

例えば舞台演出を弟子に託したことで、舞の「間」と「呼吸」の微調整に集中できた。その微調整が、舞台全体の空気を一変させた。観客からは「先生の舞は、時が止まったように感じた」と大絶賛の声が相次いだ。

家庭でも同じだ。孫の学校行事や家族旅行の計画は娘たちに任せ、私はその場で全身全霊をかけて愛情を注げる。娘たちが私のことを気遣ってくれている安心感がある。「あなたたちに任せてよかったわ」と心から笑えたのは、龍先生の「自分と他人への信頼度は比例関係にある」を体感的に理解できているからだ。

私においては、託すことは放棄ではない。託すという行為は、私自身を信頼しているからこそできること。だからこそ使命をより鋭く、深く研ぎ澄ませるための選択肢となれるのだ。その先鋭化は、確実に加速している。

崩壊と再生と恩返し

思えば娘の泣きながらの訴え「それって、お母さんの自己満足でしょ!?」と言われた瞬間、背筋が凍りつく実感があった。今まで築き上げてきたすべてが、見事に崩れ落ちてしまった。

舞にはもちろん、生きることに疑問を感じるようになった。なぜこんなにも不安で惨めな気持ちになるのか、意味が分からない。初めて体験する込み上げてくる感情を、どうすることもできなかったのだ。

だからこそ、佐藤真紀子さんの記事に目を見張れたのだと思う。自分の中に解決策を見出せなかったから。真紀子さんを信頼するからこその龍先生という導線につながっている。これを「運命の導き」と言わずして何と言えばいいのだろう?

「役割を生きるだけじゃなく、存在を生きる。そのために私は、これからも託し続けます。──それが、私に命を授けてくれた人々への、何よりの恩返しだから。」

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人生の質を異次元化させませんか?〜1ページセッション④

人生の質を異次元化させませんか?〜1ページセッション④

まだ閉じたまま?

「今さら過去を振り返ったって、どうにもならない」と、心のどこかであきらめ封じているページはありませんか?

それは、大きな出来事とは限りません。
・誰にも言えず笑ってやり過ごした場面
・「あの時こうしていれば」と繰り返しよぎる場面
・理由も分からず心が重くなる出来事

閉じたまま見なかったことにして、置き去りにしたまま忘れようとして、確かに今日まで生きてこれました。しかしそのページがめくられない限り、未来理想図はボヤけたままです。「ボヤけたままの人生がいい」と考える方もいらっしゃるでしょうから、問われて全く気にならない方はどうぞスルーしてくださいませ。

これからの時代、境界線がキッチリ引かれる日が来ると考えています。気になって「ぜひなんとかしたい!」と、本気なあなたに向けて書いています。

「意味の更新」が限界を超える

重要なのは、過去を作り変えることではありません。その出来事があったからこそ「今の私がある」と、心から思える地点まで物語を進めることです。だからこそ——未来を望ましく創り上げるためには、過去を適切に整えることが欠かせません。整えずして、次のステージには向かえないのです。

1ページセッションでは、そのために必要な「過去と未来をつなぐ一文」を、あなた自身の手で書き改めます。だからこそ「書いていい」と自分に許可を出せるのです。許可を出すことで、あなたが感じている限界の領域は、深まり広がっていきます。

意味を更新しない過去は、未来を制限し今と同じ状況が続きます。逆に更新できた瞬間、同じ景色ながら全く別の感覚です。それは決して派手なことではありません。時間を共にしていただけたからこその、不思議なくらい穏やかな達成感と、未来へ向かう軽さが残ります。

恐怖の正体

「ルビンの壺」はご存知でしょうか?題名のとおり壺の絵ですが、2人が向き合っているようにも見えます。当初はどちらかにしか見えずとも、いったん見えてしまえば見えなかった感覚には戻れません。

私は視力が0.1ありません。よって生活上メガネが必要不可欠です。メガネによってボヤけていたピントが定まります。今朝の歩き瞑想で、寝ぼけてメガネをせずに出かけました。朝4時の薄暗い景色を恐怖に感じたのです。

新たな解釈を得てピントが適正化された結果、恐怖の正体が分かります。正体が分からず暗闇の中で蠢いていたからこそ、曖昧にせざるを得なかったとしたら?分かってしまえば、たわいもないタスクにできてしまうのです。

答えである2文字《◯◯》は、「人生のキーワード」と称しているだけあり、様々な場面に当てはまります。直感力の重要な構成要素でもあり、技術として再現性を発揮できるのです。

私の役割は《鏡》

「もう動かない」と思っていた物語が、再び動き出す瞬間。それを体験できるのは、あなたの手でページをめくった時だけです。今まで「動けなかった」のではなく、「動かしてはいけない」というフィルターを通して世界を感じていたのです。

あなたご自身において禁止令を出している以上、何をやってもうまくいかない限界があります。ボタンのかけ違いのように、ご本人自身では気づきようがない領域があります。

「私にそのタガを外す資格があるのか?」と問うた時、「Yes」と明言できます。なぜなら、私の役割は《鏡》だから。鏡だからこそ、私の評価は天才にもバカにもなり得ます。あなたの鏡でありたくて、様々な矛盾や葛藤を経て生きてきたのです。

実例1:重い過去の解放

「過去を変えるなんて無理だと思っていました」(60代女性 舞踏家)

仕事も順調で、表向きは何も問題なし。でも、人に褒められても素直に喜べない私でした。
セッションで出てきた2文字のキーワードに気づいた瞬間、涙が溢れてきました。「あの日の私」を抱きしめられたことで、努力が無駄じゃなかったと初めて思えたんです。

実例2:仕事の選択肢拡大

「この感覚は経営判断にも直結します」(50代女性 社外取締役)

長年避けてきたテーマの根っこにあったのは、幼少期の何気ない母からの一言。意味づけを変えた瞬間、その分野にも挑戦できる自分に。事業展開のスピードが一気に上がりました。

実例3:人間関係の質向上

「あの人を許せるとは思いませんでした」(60代女性 看護師)

対話の中で浮かび上がったのは、ずっと心に刺さっていたある人の言葉。その意味を更新できた瞬間、「この人もまた不器用だったんだ」と気づけました。
不思議なことに、その日から社内の空気が変わり、これまで以上にチームの成果も上がっています。

あってもなくてもどちらでもいい=解放

ページをめくった瞬間、景色は変わらずも、感じ方が変わります。惨めさとともにあった雨が癒しに変わるように。

新たな解釈を得てピントが適正化された結果、ずっと先延ばしにしてきたことに着手できたり、怖くて選べなかった道を選ぶ勇気が生まれたりします。これこそがまさに「あってもなくてもどちらでもいい=解放」という状態です。

人生の1ページ。答えが分からずとも、同じように明日は来ます。表面的には同じでも、質の異次元化が起こり得ます。新たな解釈を得てピントが適正化される感覚を、ぜひ1ページセッションで受け取っていただけませんか?

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