掃除ボランティア
今朝の歌舞伎町掃除では、久々に頭から突っ込んだ側溝に、抜け出せなくなり引き上げていただけました。折れたケータイが目に止まり、どうしても取り出したくなりました。
掃除ボランティアとは、誰のためにやるというんじゃなく、「自分自身の達成感」のためにあると考えています。「今日はよくやってたね」なんて言われても、何か違和感があります。掃除の中にこそ、根本解放の秘訣が秘されています。
一見どうでもいいような出来事が、意外なところでつながっているなんて、たくさんあり得ます(最高と最低、左右・高低、極と極、・・・)。
山口組抗争
開始前に世話人代表から、「山口組抗争で、歌舞伎町は緊張状態にあります。くれぐれも気をつけてください」と念を押されました。気は重くなりますが、確かにヤバイ状況・・・。
今日は、仙台から側溝掃除でヘドロと向き合いたくて、夜行バスで来たという方がいらっしゃいました。なじみなベテランさん(街頭掃除が始まって以来参加)らと、ずっと付き添って進みました。
そのベテランさんが、繰り返し口にしていた言葉が「歌舞伎町も随分変わったよ。以前は、クレジットや財布、注射針なんかが落ちてた。今は質が全く違う」
私も同感です。注射針はお目にかかった事ありませんが、私自身スられた財布が歌舞伎町パチンコ屋から届け出がありました。ヘドロ掃除では、財布とカード類は本当によく見かけました。
善悪の二極化
「起きる出来事は必然」と考える派の私は、何かにつけて意味や価値をつけようと試みます。
今回の抗争事件が起こってきた要因は、まさに【善悪の二極化】ではないでしょうか?歌舞伎町は、約20年間鍵山先生はじめ多くの掃除ボランティアが、尽くしてきた街です。日本の中心街の1つで、卑猥な見方をされがちだった歌舞伎町が、どんどん変化してきています。なのに今、なぜこんな問題が浮上してきたのか?
例えば第2次大戦当時のソ連は、なぜ米英側と組んだのか?それは、共産主義というソ連帝国を世界規模にするために、ヒトラーが邪魔だったからです。戦後すぐに北朝鮮ができ、朝鮮戦争〜東西冷戦へ発展していきました。泥水から水と油のように、きっちり分けるためにも、ソ連はドイツを倒さねばなりませんでした。
施術においても、「課題の焦点化」はかなり重要視しています。根本解放には必要不可欠です。
〈何が分からないのかが分からない〉からこそ、何もできないかのように錯覚
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結果、手をつけきれず、時間ばかりが過ぎる
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焦ってしまい、簡単なポカミスが増える
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自己卑下・嫌悪
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どうにか自分を認めたく、責任転嫁or現実逃避
が、暗黒時代の私の典型例です。あなたには当てはまらないでしょうけどね。
自分と向き合う
今のあなたに、最も必要なものとは、何だと思いますか?
おそらくは「表面的善人」も、ものすごい勢いで払拭されていくんじゃないでしょうか?まずは、ご自身の現状把握(棚卸し)からーーー。少なくとも私の中には、洗い出さねばならない記憶が、確実にあります。
1日の中で、夜明け前が最も暗く寒いです。新聞配達当時、身をもって経験しました。夜明けは、輝かしい朝は、必ずきます。
魂が輝く最高のあなたへ、心からのエールを贈りますm(_ _)m