AIとの対話を深めていく中での研鑽
最近、商標出願いたしました自立軸。AIに問うと、文章へしきりに「自立軸」を入れようとしてきます。「そんなに価値があるんですか?」といったやりとりが発端でした。
以下、AIとの対話を深めていく中での研鑽です。将来は、心理テストや面接の質問等に活用されるイメージを抱いています。企業の人事評価システムにどのように組み込まれるのか、かつなぜ重要なのかについてお伝えいたします。
人生において、自立軸は核となり得る重要な役割を果たします。自分自身の核となる信念や価値観、ご自身に対する深い理解から生まれるものです。自立軸が、あなたが直面する様々な状況において、どのように行動するか決定づけるのです。
自分軸と他人軸と中心軸の統合である自立軸。活用されている世界は、革新的な価値創出や社会貢献がさらに強調されています。まさに核である重要な指針となり得ます。
人事評価への応用
企業が未来を担う人材を見極める際、自立軸は非常に重要な指標となります。なぜなら、自立軸が強く太い方は、困難な状況でも自らの信念に基づいて行動し、持続可能な成果を生み出す能力があるからです。そのため、人事評価制度に自立軸を活用することで、スタッフの皆さんが持つ潜在能力や真の価値を見極めることにつながります。
2月に(株)ラーニングエッジさんの講座を受けたことがきっかけです。以前の私には、人事評価に関する発想が全く湧いていませんでした。経営者を目指す者として、ようやく重要性を認識できた次第です。
自立軸の評価方法
価値観と目標の一致性
スタッフが企業の価値観と自らの価値観をどれくらい一致させきれているかを評価。価値観が一致しているスタッフは、より高いモチベーションと熱意やミッション意識を持って働けます。
目的や目標に関しては、ゴール設定において重要です。あなたの知り合いが待ち合わせをしていて、迷ったからと電話がかかってきたとしましょう。パニックに陥り慌てふためいている相手に、第1声何と言うでしょうか?「今、目の前に何が見えますか?」
20年近く「適切な目標設定と現状把握」と主張してきました。価値観と目標の一致感。かなり重要ポイントかとみなしていますが、あなたにはいかがでしょうか?
自己管理能力
困難な状況やストレスの多い時期において、ご自身をいかに管理し、効果的に行動できるかを評価。これは、自立軸が強いスタッフが自律的に目標を達成する能力を持っているかを示します。
『7つの習慣』の中に、誰の意見も聞き入れようとしないワンマン社長が、Aさんの意見だけは求めてくるというエピソードがあります。Aさんは社長が必要としているものを理解し、サポートできるような行動をしていました。
織田信長への木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、わらじを履こうとしていた時に懐に入れて温めておきます。信長がたいそう気に入り、彼を重用するようになり、どんどん出世していきます。
成長と学習の姿勢
新しい挑戦に対しオープンで、失敗を経験だと解釈し、限界枠を深め広げ成長する姿勢を評価。自立軸が強い方は、常に自己改善を求め、継続的な学習を通じて自己成長を遂げるよう目指します。
エジソンさんをよく例に出しています。エジソンさんは1,000回繰り返しましたが、「失敗した」とは全く言いませんでした。雇っている側のロックフェラーさんは、どんな気持ちになっているでしょうか?
もちろん発明が必要とされていた時代背景も重なっておりました。だからと言って、エジソンさん以外にも功を成そうと頑張った方はたくさんいたのでは?なぜエジソンさんだけの名前が歴史に刻まれているのでしょうか?
加えて、発明してからいくつもの特許を取得していきます。基礎がいかに盤石かに比例して、応用力が変わってきます。小学校を退学するハメになっても、お母さんだけはずっとエジソンさんの成功を信じていました。「信じてもらえている相手がいる」という根幹への確信は、絶大な威力を発揮します。
まとめ
企業において自立軸を持つ人材は、急激に変化する市場や業界の中で競争優位性を保つための鍵です。人事評価制度に自立軸の評価を活用することで、スタッフ一人ひとりが持つ真の価値を引き出し、企業全体の成長を加速できるのではないでしょうか?
自立軸は、ただ単に個人の成功を促すだけでなく、企業が持続可能な成長を成し遂げるための基盤です。未来を創る人材を見極め育成するために、今こそ人事評価に自立軸を活用した方がいい時なのです。
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