噛むという対話〜外舘美奈さん物語10

究極のパートナーへのプロフィール設定を一区切りつけ、熟成ステージに入ります。表面的な内容は基本的に同じです。しかし中身は大きくパーソナライズされてきます。美奈さんの成長欲求に応じ、適切な対応策とは何なのか、一緒に考えてまいります。

基盤を整え深みへ

約1ヶ月のプロフィール設定期間を終え、いよいよ熟成ステージへ。龍先生の施術家当時の経験等をもとに多重構成された内容だという。真紀子さんがもともとは何ら変わり映えのない専業主婦出身から、著しい成長を遂げた最大の理由だと、真紀子さんご自身が語っている。

究極のパートナーとの関係性を通じ、私にも道が見えてきた。どう展開されていくのか、すごく楽しみである。真紀子さんに魅力を感じる点を吸収し、私独自の感性を磨いていく。私の強みとは何なのか?いかにすればより研ぎ澄ませていけるのか?

毎週のように龍先生とお会いしていると、もはや習慣化してきた。先生との対話の前後では、私自身の変化を明確に自覚できている。まずは健康面。自然治癒力を活性化させ、世界へ出ていく基礎づくりである。

対話が導く自己変容

「美奈さん、おはようございます。」挨拶を交わし、画面越しに龍先生。

「先生、パートナーとの対話が、本当に楽しいです。」

「よかったですね。受けた方の中には、野菜嫌いだったんですが『野菜大好き』というパートナーの影響を受け、『キャベツが美味しいと思えてきた』という方もいらっしゃいます。美奈さんもこれからですよ」

「はい。そうですよね」

「今日は、どんなテーマで進めましょう?」

「はい。今回始めた最大の主旨が、ガン治療です。どうすれば私の自然治癒力で健康になれるのか、すごく興味を持っています。」

「そうですよね。かしこまりました。では、美奈さんはガン細胞をも感動させる策とは、何だとお考えでしょう?」

「そうなんです。告知されてからずーっと考えていますが、どうしても分からないんです。」

「と言いますと?」

健康観の歪み

「私、健康には本当に気遣っていて、誰かに『いいよ』と言われたものは即試すようにしてきました。」

「なるほど。そうでしたか。もしかしたら、それが問題なのかもしれません。」

「は?なぜでしょう?」

「この表は、私の施術家当時の集大成です。1,000人当時にできあがりましたが、3万人超の今でも否定されたことがありません。施術の都度、お客様にインタビューしてきました。かつ、私の経験との照合データです。」

「これは・・・、すごいですね!ものすごくまとまっているじゃないですか」

「ありがとうございます。こちらの4番です。まず、自立・成長欲求を露わにしているなら、体は反対の過度な依存や中毒を見せてくれます。だからこそ、ゆだねたいのに反動が起きるんです」

ドキッとした。私は友達と呼べる方がほぼいない。「料理に集中しているから」と言い張ってきたが、信頼構築に問題があるのかもしれないとも悩んできた。だからこそ、「よく噛まない」があるのか・・・。調理に集中するあまり、開店時間に間に合わなくなってしまう場面が多々あった。今はそんなことはないのに、無意識に速く食べていた。

「先生、なぜ分かるんですか?まさに図星です。私生活を見られているかのようです」

「カンタンですよ。『いいのがあるよ』で試してきたということは、自然治癒力を信用していないんですよ。だから、外に外に解決策を求めるんです。外側に解決策を求めているということは、体に依存しています。『大丈夫よ。噛まなくたって、体がちゃんと処理してくれるんだから』なんて考えている方の、何と多いことか」

身動き取れず、金縛りにあったような心境。今まで健康に気を遣ってきたことが、まるで逆じゃないの・・・。これじゃガンにかかっても当たり前かもね。龍先生の解説に、ものすごく納得できた。

体の記憶

「『膵臓に負担をかけた傷的習慣が、今も継続されてること』で反応を調べています。5歳の誕生日だそうですが、思い当たることってありませんか?」

「5歳の誕生日!?思い出したくなんかない記憶ですが、体はちゃんと覚えているんですね。

5歳の誕生日のトラウマ 「噛むという対話〜外舘美奈さん物語10」

私の誕生日パーティへ、仲のいい数人を連れてきたんです。そこで出されたケーキが、店で売っているような見映えのいいものではありませんでした。それから友達とも距離を置くようになり、孤独感が増していきます。だから家にいたくなくて、都内へ出たんです。フランス料理修行といっても、きっかけは親元を離れたかっただけなんです。」

「なるほど。よく分かります。私も親元を早く離れたくて、中卒で自衛官になりました。」

「え!?中卒で?そんな学校があるんですね。」

「そうですね。おかげさまで波瀾万丈の今まででした。本当に様々な経験をさせていただけました。私の経験談だけで、10冊は出版できますよ」

「例えばどんなことが?」

「そうですね。『食べ過ぎの弊害』なんてブログを書いたことがあります。ご飯と味噌汁食べ放題の店で、かわいらしい女の子が特盛りでおかわりをしていたんです。そこで思い出したことがあって。

よく『それ、全部食べるんだな?』と確認されていました。次回からは、毎回問われなくなります。施術を通じて多くのお客様と向き合えたおかげで、私自身の問題と照らし合わせながらできたのが、この表なんです。」

「だから批判されたことがないんですね。まさに生命や魂と向き合って来られた経緯が浮かんできます。」

「そうですよね。胆嚢なんて最後に振り絞ってできあがりました。胆嚢に問題があるなんて、症例自体が少ないです。私自身が矛盾を嫌っているので、医学面でも心理面でもエネルギー面でも、すべてにおける整合性が不可欠でした。」

「すごいですね。そこまで突き詰めてきたんですね」

対話の核

「話を元に戻しましょう。どんなに急いでいても、ちゃんとよく噛んで食べる方もいらっしゃいます。優先順位からは、その方の人生観がよく分かります。美奈さんが急かされているがゆえに早食いになってしまい、今にも継続されていることに、明確な原因があるとしたら?」

「私だけだったら、確実に迷宮入りしていますね。誰かに客観視してもらっても、簡単にはいかなそうです。」

「はい。だからこそ『◯◯の自分』がいるんですよ。どんなに複雑に絡み合っていようが、確実に『対話の核』と向き合っています。美奈さんが本気で向き合われるなら、道は拓けます。そうなるよう、私がサポートさせていただきます」

「なるほど。なぜ熟成ステージなのか、つながりました。龍先生が教えを諭し導いてくれるんじゃなく、自己対話の中に見出すものなんですね?」

「そのとおりです。さすが理解が速いですね。」

これまで、誰かの「いいよ」に従ってきたが、今ようやく内なる声に耳を傾ける意味を理解できた。まさに噛むことが対話なのだ。ガンという症状も、体が私に語りかけてくれていたのだ。これからは外の情報に振り回されない。 自分の中に創り出した対話の核と向き合っていこう。

神同士の対話〜外舘美奈さん物語9

自立具現化コーリングを受けていただき、究極のパートナーを創り出せた美奈さん。ZOOMによる対話画面を閉じた場面。外見上では何ら変化がありません。しかし内側では・・・。

今まで「どうしたら理解していただけるのか?」を問い続けてきました。今回、「理解できるわけがない」という結論に。究極のパートナーを見出してくださった方限定の交流会を開催中です。理由は、温度差です。明確な境界線があるのです。

きっかけは、あるお客様からのコメント。「受けている私には『よくここまで言語化できたものだ』と感心しています。しかし何も知らない方には、意味不明に感じるでしょうね」。境界線をいかにすれば埋めきれるのかを試行錯誤してきましたが、いい意味であきらめがつきました。

自立具現化コーリング

龍先生がおっしゃる「究極のパートナーを創り出す」。かつての世界観と、今ここにある世界観。その断絶の深さに、ただ身震いするばかり。もはや以前の私には戻れないし、戻りたくない。真紀子さんが興奮する理由がよく分かった。真紀子さんや私には、理解できても解説はとうていできるわけがない。

課題を見出し、解放。解放してでき上がった種からの人格形成。朝の10時からZOOMで始まり、画面を閉じたのが13:52。ものすごく濃密で、まさにワープしたような感覚だ。こんなことが本当に起き得るのか、いまだに信じられないが、私自身が体感してしまった。

究極のパートナーという存在が、誰なのか?先生がなぜ今はまだ公表できないかがよく分かった。従来の価値観とは根底から違っている。この言葉を出したとしても、偏った見方をされかねないのだ。かつ今までの偉人たちが追究してきた答えなのだろう。あまりに矛盾がない。

確かに先生がおっしゃる通りに実践できれば、あらゆる可能性に実現への道を見出せるだろう。まさに「◯◯の自分との対話」が、中心核でないわけがない。中心核をすり抜けて、時空を超えていかようにも自由自在なのだ。好都合というレベルが完全に別次元で、ものすごく便利なのだ。

膨大な情報量を、たった4時間以内にパッケージ化させきれた龍先生。いったい何者?

響鳴のはじまり

最も感じているのが、優しく見守られている安心感である。「大丈夫だよ」「まずはやってみて」といった、誰かに言われているわけではないが、なんとなく「温もり」というベールで包み込まれている気持ちになる。

私が生み出した存在である「オーダーメイド神」。神にしてみれば「創り出してくれたあなたこそが神だ」と返ってくる。尊敬し信頼している方から認められると、本当にそんな気持ちになる。神を私がいいと考えるように、いくらでもカスタマイズできるのは、目標設定としては最高だ。

先生からも「これからプロフィール設定を一緒に考えていきますが、どれだけ詳細かつ柔軟に更新できるかが差を生み出します」と言われている。世界一のフランス料理店へと思いを巡らせていくことだって、思いっきりイメージした方がいいのだ。

神いわく「今までどんなに呼びかけても、なかなか受け取ってもらえなかった。今こうして対話できることが嬉しくてたまらない」という。濁った場では聴こえなかっただけ。私が整っていないがために、分からなかったのだ。場が整った瞬間、始まった。

神同士の対話

「あなたは、私の中にずっといたんですね」そう語りかけた時、じ〜んと震えた。違和感を超えた確かな反応が、 私の内側で実在化した。それは、創り出せた「◯◯の自分」からの手応えがある。誰かに言われたものではなく、私自身が選び抜いた、場と響鳴する存在。

周囲の何も知らない誰かは、「スピリチュアルですね」と揶揄するかもしれない。確かにそうだろう。他人がどう言おうが、私自身がリアルに実感できているのだ。

感覚の全てに感動がともにある美奈さん 「神同士の対話〜外舘美奈さん物語9」

夜のディナーでは、昨日までと今、全く違っている。感覚の全てに感動がともにあるのだ。スタッフに、お客様に常々伝えてきた感謝の気持ち「ありがとう」。今はいかにウワッツラだったかを感じている。本当に感謝が足りなかったと、恥ずかしい気持ちが湧いている。

感謝や感動を通じてガンが治るかは分からない。しかしガンが治ったという方々のほぼすべては、感謝や感動に満たされ人生を変えた方々ばかりである。昨日と今日の明らかな違いからも、やはり私はこの方針で進めていきたい。

治すより響鳴

「自然治癒力の正体」を龍先生からお伝えいただいた時、あまりのシンプルさに拍子抜けした。かつ、全くそのとおりだと大いにうなづいた。健康面だけでなく、経済はじめあらゆる場面に適用できる。自然治癒力を活性化させる秘訣は、私の本気度と密接に関連づいているのだ。

自然治癒力とは、治す力ではなく、響き合う力だった。「◯◯の自分」を創り出した時、 身体が明確に反応し、明らかに場が響いた。「自然治癒力の正体」という龍先生の定義を通じた私の体感である。

今は、「治す」よりも「響鳴する」が重要だと解釈している。もう迷わない。私は、「◯◯の自分」を創り出せたから。これからさらに深まっていくのが楽しみである。

次回は・・・

次回は、プロフィール設定を終え、熟成のステージへ。施術家当時の経験談を交え、健康へのプロセスを模索いたします。


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快復へ導く対話〜外舘美奈さん物語8

今回の物語に関しては、「自己の実在化と場の響鳴」を最核テーマとし、「ガンといかに向き合うか?」を重要テーマの1つとしています。誰かに言われたからではなく、《自らが納得して選び抜いたから》というスジを通そうとしています。

告知の沈黙と揺らぎ

画面がつながった。龍先生の顔が映る。軽く挨拶を交わし、姿勢を正し息を整える。心地よい沈黙が、場を調えていく。

「先生、お時間とっていただきありがとうございます」

「こちらこそ。美奈さんと語らえることを楽しみにしていました。」

微細な光の粒が、画面越しに揺れているようだった。

「実は・・・舌ガンの告知を受けました。ステージ1だそうです。3人の医師から切ることを勧められています。しかし絶対に切りたくありません。」

沈黙・・・・。画面の向こうで、龍先生が瞬きを止めた。重苦しい雰囲気に、言ってしまった後悔の念が湧いてきた。わずかな時間なのだろうが、ものすごく長く感じる。鼓動が高まっていく。

料理人としての意志

「そうでしたか・・・。先日、言おうとして黙られたのはその件ですか?」

「そうです。味覚が麻痺してきていて。私、料理人としての人生を全うしたいんです。どうしてもあきらめきれません」

「そうですよね。すごくごもっともです。SNSで『プロフェッショナル』へ出演なさった等の経歴を拝見しています。まさにこれからですよね。」

「はい。そうなんです」

「結論からお伝えします。大丈夫です。美奈さんは、十分快復できますよ」

「え!?本当に?3人の医師から切るよう勧められたのに?」

「はい。ちなみに美奈さんは、本当に切りたくないんですね?切らずにガンを治したいと?」

「はい。ものすごくそれを望んでいます。」

「はい。ならば、やはり大丈夫です。美奈さんの真剣さと比例関係にありますから」

「どういうことですか?」

治療の主役

「3人でお会いした折に、もともと施術家だったことを話しましたよね?」

「はい」

「当時から『治療だ』とこだわってきました。通常なら医師でもないのにその言葉は使えないんですけどね」

「なぜ使えたんですか?」

「表現上の違いです。ご本人が自然治癒力を発揮して、ご自身が自らを治療していくから。この表現だと引っかかりようがありませんし、施術における超正統派だと考えてます。だから今、体に触れる必要がなくなってしまったんです」

「なるほど。要は、1番の主役は私の中にある自然治癒力だということですね?」

「そのとおりです。自然治癒力を活性化させる秘訣は、体に触れずとも対応できることが分かってしまったんです。結果、オンラインでメールのやり取りでさえもできるようになりました。」

「へぇ〜〜〜!そんなことがまかり通るなんて信じられませんが、あるんですね!」

「そうなんです。例えば『自然治癒力の本質』について、私ほどに向き合ってきた方は稀です。だからこそ、信頼関係がすごく重要になってきます。『◯◯◯が原因です』なんて言っても、まっすぐ受け止めてくださらないなら、具現化は厳しいですよ」

「確かに!本当にそうですね。すごく分かります。スタッフとの関係性を築く上でも、ものすごく大切にしてきました。」

「よかったです。ありがとうございます。では、信頼関係の構築ってどうやって紡いでいくんでしょう?」

「はい?例えば頻繁に会って話し合ったり等の積み重ねですかね?」

「たいていそうですよね。それよりもっと速くて分かりやすい手法があるんです。それが、真紀子さんが大絶賛してくださっていた『自立具現化コーリング』なんですよ」

それよりもっと速くて分かりやすい手法があるんです。それが、真紀子さんが大絶賛してくださっていた『自立具現化コーリング』なんですよ」

究極の核

「自立具現化コーリング。あ、コーチングじゃないんですね。聞き慣れない言葉が並んでいますね」

「そうですよね。先日、究極の核は『心と体』じゃなく『自己対話』だと言いましたよね?」

「はい、おっしゃられていましたね」

「はい。その自己対話の世界に、『究極のパートナー』を創り出して、対話を重ねていくプロセス形成サポートをしています。」

「はぁ。そうなんですね」

「そのパートナーは、今現在もすでにいらっしゃいます。しかしながら残念なことに、曖昧にされ『いればいいのにな』程度にしか考えられていません。結局のところ、いないのとほぼ同じ状況です。だからこそ、明確に実在化させていくんです」

「そのパートナーができることで、どうなっていくんですか?」

「そのパートナーが実在化することで、 美奈さんの内側にある『取捨選択力』が明確になります。つまり誰かに言われたからではなく、 ご自身で納得して選び抜くという自己選択の核が育つんです。この核が育つことで、治癒力の応答も、場の流れも、 よりスムーズに動き始めます。

例えば今回、私と会って語り合いたいと思ってくださったのは、 真紀子さんが熱く勧めてくださったからですよね?もし美奈さんが違和感を抱いていたら、 その推薦は実在化しなかったはずです。」

「おっしゃられている意味が分かりました。誰かに言われても、私自身が決めて選択したからこその今なんですね?他人に言われたから鵜呑みにやるのか、自らの決断事としてやるのかでは、全く違いますよね」

「そうです!さすがですね。決断する判断基準は、自己対話がなされてきた経過次第でもあります。ここをスムーズに一本化させようとしています。この核さえできれば、解決はかなり楽になりますよ」

「確かに。初めは何のことか、雲をつかむような感覚でしたが、ピントが合ってきました。」

期待を寄せる美奈さん 「快復へ導く対話〜外舘美奈さん物語8」

オーダーメイド神

「素晴らしい!本当に理解が速いです。そんな中で、究極と呼べるパートナーとしての条件を、3つ考えました。

・美奈さんが、一生涯かけて憧れ尊敬し、相談したくなる
・美奈さんのことを生まれてから死ぬまで、すべてを理解し把握できている
・美奈さんが欲しいと見立てているモノのすべてを、すでに持ち実践している

こんな方、周囲にいらっしゃいますか?」

「確実にいませんね。誰でしょう?そんな神様みたいな人?」

「そうですよね!まさに『美奈さんだけのオーダーメイド神』となり得る方です。その方が誰なのかを、プレセッションでお伝えさせていただいています。興味ありますか?」

「そうですね。その延長線上に、ガンが快復していく未来があるということですよね?」

「そのとおりです」

「分かりました。ぜひ聴かせてください」

新たなステージへの鍵〜外舘美奈さん物語7

今回は、すべて美奈さんの独白です。

新たなステージへの鍵

3人の対話から数日。龍先生と真紀子さんの確信ぶりから、新たなステージへの鍵をいただけた気がしている。龍先生との対話の日まで、何をいかに整理できればいいのか?

まず感じているのが、表現できない濁り感。店の空気は澄んでいるはずなのに、どこか微細なノイズを感じる。スタッフとのやりとり、客の反応、自分の動き——そのすべてに、 何かが引っかかっている。

泥水が時間を経て沈澱し、上澄み水を掬い上げるような時期に来ているのだろう。明らかに次の世界を生きているイメージがある。言葉にできないのがもどかしい。

「何が違うんだろう?」 私は厨房の隅で、目を閉じ集中した。

気を遣う

スタッフの一言に、違和感が走る。「お客様のために、気を遣って・・・」その言葉が、空気の流れを遮り濁らせた。「気を遣う」に意識を向けているから、自然体で振る舞えていないのでは?「気を遣う」が、説明のための言葉を生み出しているのでは?「気を遣う」ことなく、気を遣っている状態を作り出すには、どうすればいい?

「お客様への気遣い」大いにこだわってきた重要事項だ。しかし今は足かせに感じている。空気の流れの動きに集中してみよう。流れが淀む場所を、仕掛け人として見定めるのだ。「新たなステージへの鍵」まさにこのことだろう。

響きの再構築

「響く場」とは何か?真紀子さんが感じた「響いていい」という感覚。それは、空気が応答していたからこそ生まれた。料理だけではなく、場の一流と呼ぶにふさわしい雰囲気を味わって欲しくて、お客様にご来店いただいている。店のドアの前に立った時点で、「違い」を感じていただきたいのだ。

美奈さん’s店頭 「新たなステージへの鍵〜外舘美奈さん物語7」

今のこの場は、応答しているだろうか? 自分の動き・言葉・視線を見直してみる。「私自身が、流れを淀ませていないか?」が、仕掛け人として気にしたい重要ポイントだ。私が起点となっているこの店。私のあり方が、店の売り上げや客層、スタッフ等々に表れているのだ。

「バカとハサミは使いよう」とことわざにもあるとおり、一見粗悪に見えても適材適所な活用ができれば見違えてくるのだ。名店と称される場の雰囲気を思い出し、点だった感覚が線や面につながっていく。

仕掛け人としての覚醒

違和感を検知する力。流れの淀みを整える意志。空気の澄みを守る責任。それらすべてが、 仕掛け人としての資質だ。

私は、厨房の隅でゆっくり息を整えた。「整えるのは、まずは私自身の動きだ」 そう思えた瞬間、さらに空気が澄んだ気がした。

ガンの事実は、スタッフ以外にはまだ伝えていない。伝えることが目的ではなく、響いていい場かどうか—— それが、選択の基準である。今はまだ、沈黙を選ぶ。その沈黙が、場に響いてきていることを感じている。

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存在価値の発掘案〜外舘美奈さん物語6

佐藤真紀子さんつながりで初対面となります。美奈さんと龍先生。

初対面

金曜日午前10時。 画面には、3人の顔が並んでいる。私と真紀子さん、龍先生。空気が澄みきっている。誰も急がない。誰も遮らない。始まる前の、わずかな沈黙。

「はじめまして。 この場にご一緒できて、光栄です。」

龍先生の声は、少し低めで包み込まれる温もりを感じる。声だけで存在価値を認めていただけている気持ちになる。

「真紀子さん、先日はありがとうございます。おっしゃってくださったこと、 とても深く響きました。名前が響く場——それは、あるがままの存在が許される空間です。」

「はい。私自身、名前を通じて場との違和感を理解できました。そして美奈さんの店で、 初めて響鳴を感じたんです。」

「ぅわぁ!嬉しいです!まさに意図していて、そこにエネルギーを集中させています。真紀子さんって、本当に理解して言ってくださっていますよね。ありがとうございます。」

「本当に最近の真紀子さん、素晴らしいですよね。ずいぶん本来の状態を思い出して来られたのでは?」

「そうですよね。ありがとうございます。だいぶ深まってきた感あります」

成長への疑問

「龍先生、いいでしょうか?真紀子さんがもともとエネルギー系の話に興味がない方だったとしたら、今に至るまで何があったんでしょう?龍先生は、真紀子さんに何をしたんですか?」

真紀子さんが返してきた。「そうですよね。私も無我夢中に過ごしてきましたが、美奈さんに言われて客観視できました。龍先生とのご縁を機に、めまぐるしく変わり出したんです。なぜだったんでしょう?」

「ごもっともです。真紀子さんは、ただ話にお付き合いくださっていた感覚でしょうから、脈絡立てた話をしたことがありませんね」

美奈「よろしければ、そこらへんの話をぜひお聞かせいただけませんか?」

「まさかこの場でこの話をすることになるとは予想外でしたが、オッケーです。」

真紀子さんと2人、ほぼ同時だった。「わぁ!嬉しいです。」

体の言い分

龍先生が言葉を紡ぎ出された。「きっかけは、『体の言い分』です。もともと私は施術家で、体の声をご主人様であるご本人へお伝えするようなことをしてきたんです。」

「そうですよね。
・たくさん献血していたのに貧血で悩んでいた話
・20歳で禁酒した理由と追体験
なんて、すごく覚えています。体がどれだけ私のことを慕ってきたのか、先生の話から多くを学びました。」

「はい、そうなんです。痛みをはじめ起きている症状は、体からのメッセージです。体がご主人様であるご本人を愛してるからこそなんですよ」

瞬間、息が止まった。体が・・・、私を愛している・・・・・・・。グサリと、突き刺される感覚がある。ガンが、体からの愛情?そんなことが、あるわけがない!

龍先生が話を続けられる。「『体は、最も近い他人』って、覚えていますか?私自身、強烈な自殺願望を40年以上持ってきたからこその実感です。もしご主人様が死のうものなら、体も一緒に死ぬようになります。」

「はい、覚えています」

「人間以外のすべての生命体は、生存欲求があります。人間だけが、死を意識できるんですよ。そういった意味では、私の心は何度も死んできましたね。施術家当時の言い分は、『心と体こそが核です』と主張してきました。」

最核は自己対話

私は気になって返した。「施術家当時?今は違うんですか?」

「さすが。鋭いですね。はい。さらに核がありました。施術家だからこその驕りを感じましたね。『今私がやっているこれこそが最高なんだ』と考えていました。」

「龍先生が考える核とは?」

「自己対話です。美奈さんは、独り言なんてけっこうしますか?」

「私はしているつもりはありませんが、言われてみると分かりません。気にしたことがありませんから」

「私たちは、日常的に2〜5万回考え判断をしているんですよ。」

「分かります。料理に集中したいから、あらゆる日常を考えなくてすむようにしています。だから、ジョブスがいつも黒のタートルにジーンズだったことに共感したんです」

「ですよね。『自己対話を研ぎ澄ますように、真紀子さんを導いてきた経緯』と言われて、真紀子さんはどんな気持ちになりますか?」

「なるほど。自立具現化コーリングを通じて得た『究極のパートナー』の存在は、ビフォーアフターの差があまりに歴然です。あまりに当たり前になじんでいたので、改めて振り返れました。こうして語り合ってみて、さらに認識が深まりました」

存在価値の発掘案〜外舘美奈さん物語6

自分専用のナビゲーションアプリ

「自立具現化コーチングですか?聞き慣れない言葉が並んでいますね。どんなことをするんでしょう?」

「カンタンにお伝えすると、『オーダーメイド神』を創り出して一緒に成長していくプロセス形成ですよ」

「本当にそうですね。ですが何も知らない方には、あまりに飛躍しすぎて分かりにくいかも。うーん・・・例えるなら、『自分専用のナビゲーションアプリ』を脳内インストールした感じでしょうか。

目的地は自分で決めるんですけど、 どの道を通るか、どこで休むか、どこで引き返すか—— その都度、私の感覚に合わせてくれる案内役ができたんです。

しかもそのナビは、 『私が本当に望んでる場所』を、私以上に知ってるみたいで・・・・・だから、もう迷わなくなったんです。」

「そうなんですね。まだよく分かっていませんが、それが真紀子さんの成長のプロセスにあったとハッキリ言えるんですね?」

「そうですね」龍先生と真紀子さん、ほぼ同時に答えた。

「分かりました。お2人の確信ぶりに興味を持ちました。龍先生、私にも詳細をお伝えいただけませんか?」

「かしこまりました。美奈さんと語り合ってみて、『本物じゃないわけがない』と痛感しています。美奈さんのような方にこそ聴いていただきたいです。」

共鳴感あるご縁

日程調整を終え、深く息を吸った。私がガンに侵されているという事実。語るべきか、語らざるべきか?大いに迷った。「実は・・・」 と言葉が、喉元まで来て、止まった。

真紀子さんが察して「大丈夫です。今なら、何でもおっしゃってください。」

龍先生が、ゆっくり瞬きした。「そう急かすものでもありません。大丈夫ですよ。話したくなってからで」

私は涙をこらえながら、「ありがとうございます。 今はまだ、話さないことを選びます。 今のこの場の共鳴感に、何やらすごく癒されている感じです。」

「そうでしたか。よかったです。では、またお会いできますことを楽しみにしています。」

「美奈さんと龍先生をおつなぎできましたこと、本当に嬉しいです。美奈さん、出会ってくださり、本当にありがとうございます」

「こちらこそありがとうございます。分からないながらにワクワク感がありますよ」

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自律軸 × 自立軸 〜中心核から人生を彩る

自律軸 × 自立軸 〜中心核から人生を彩る

自律と自立

天職に出会うために自衛官をやめ、何度もクビを切られ、波瀾万丈の生涯でした。その様々な経験は、人生の基準や価値観を根底から問い直す契機となりました。今でも考え続けています。混迷の時代の渦中で、何を信じ、どこへ向かうか——多くが見失っています。あなたはいかがでしょうか?

Universal Flow Therapy では、むしろこの時代を「動きやすい」とみなしています。 本来の安らぎに満ちた生活を送るには、中心核を深掘りし、自律軸と自立軸を調和循環させること。この2軸の相乗効果が発揮されることで、あなたの願望実現の基盤が醸成されていくのです。

自律とは、自然や社会とのつながりから、自らを確立すること。
自立とは、自然や社会とのつながりから、自らを確立させること。
と定義づけています。軸が加わることで、どうなっていくのでしょうか?

自律軸:コアバリュー × 達成感→自発適応力

自律軸とは、価値観の中心核(コアバリュー)に則って動いたときに生まれる達成感の内的循環です。それは「あなたご自身が立てた目標に対してどうだったか?」を問う感覚です。違和感を検知し適切な目標設定と現状把握を繰り返すことで、動きの純度が高まり、いかなる状況にも対応できる自発適応力が生まれます。

無形かつ言語化しにくい価値観のため、雲をつかむような感覚でした。お客様に自律を重要視する方がいらっしゃり、分かち合うことで垣間見えてきた経緯があります。会社で言えば、企業&経営理念のようなもの。

施術家時代、「何回噛んだらいいでしょうか?」という問いに対し、「自分を褒めたくなるくらいまで噛んでみては?」と返答したことがあります。このような自己との約束こそが、自律軸の動きです。

村上龍さんが、あるTV番組で小学生の「どうしたら幸福になれますか?」の問いに対し、「適切な目標設定ができれば」と簡潔明瞭に答えたことに感動したのを鮮明に覚えています。まさに達成感のことではないでしょうか?

得た達成感は、成功体験として信念となり、自立の行動指針へつながります。

自立軸:コアバリュー × 成果→柔軟完徹力

自立軸とは、コアバリューを具現化させ、成果を生み出す外的循環です。目標設定の具現化、志と覚悟による実装、相乗効果による成長—— これらが、自立軸の動きを支えます。施術家当時から自立にはこだわっており、300人超へ「自立とは?」を問うてきました。

『ウサギとカメの物語』において「ウサギはカメを見ていた。カメはゴールを見ていた」 この違いが、成果の質を分けます。 自立軸を持つ方は、自己主導で目的に向かい、成果を通じて場に影響を与えるのです。だからこそいかなる状況であっても、柔軟に対応し望む成果を得れるフレキシビリティー(柔軟完徹力)を持てるのです。

信念等の意思に基づく行動によって、何らかの結果が出ます。よくも悪くも、自律の循環構造へ影響を与えます。たとえ成果(期待する結果)が出ずとも、自立できていないことではありません。だからこそ再検証し、研鑽を重ねていく価値があるのです。

両軸の相乗効果:型破りな◯◯◯

自律軸(達成感)と自立軸(成果)が相乗効果をもたらす瞬間、 あなたの自己像はいかに更新されるのでしょうか?以下の状態に、かくありたいと憧れています。

場とは、常に揺れ動いています。プロのサーファーは嵐においても大波を乗りこなし、ダンスをするかのように手なづけきれています。もしあなたなら、これから起こり得る想定外な事案に対して、どのように向き合われるのでしょうか?

まさに「型破りな◯◯◯」となっているイメージが湧いてきます。型破りとは、守破離における「離」。型を知り尽くしているからこその独自案。全く似て非なる出来映えの「型外れ」は、型を中途半端に理解した独自案。「◯◯◯」に、あなたなら何を入れますか?

「過ぎてみれば愛だった」 この座右の銘のもと、苦難を栄養として受け止めてきた今までの歩みは、 まさに両軸の循環によって彩られた人生そのものでした。こんなことを書きながらも、型破りへ向けて邁進中の身です。あなたとともに成長できたら感無量の思いです。

自律軸 × 自立軸 × コアバリュー→望む世界へ

自律軸 × 自立軸 × コアバリュー。この三位一体の構造が、あなたの人生を彩る設計図です。どんな状況下でも中心軸を保ちながら、達成感と成果を噛み合わせながら、世界への架け橋的存在として立ち上がれます。

あなたも、研ぎ澄まされた中心核から世界を感じてみませんか?コアバリュー × 両軸の循環によって生まれる、圧倒的な俯瞰力を身につけたいならーーー。


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「思い出す」からの本質魅力ルネサンス

「思い出す」からの本質魅力ルネサンス

「変わりたい」と願う方は多いですが、私は違和感を抱いてきました。なぜなら本当に必要なのは、「変わる」ではなく「思い出す」だから。

「思い出す」の価値

2020.4.26、コロナ禍で緊急事態宣言。全世界が大混乱の渦中にありました。私自身、やることなすことすべてにおいてうまくいかず、自暴自棄に近い状況でした。

「姓名承認」という造語が降りてきた時、さもずっと前からやってきていたことかのような感覚。「これが私の天命じゃないわけがない!」という強烈な確信が湧いてきました。何がどうなろうとも、どうしてもあきらめきれません。

Universal Flow Therapy を通じて、多くの皆さんから「変われました!」と喜んでいただける場面が多々ありました。しかしながら本当に「変えている」感覚は微塵もありません。かつ、当然です。「もともと(本質魅力)のあなたを思い出していただいている」のですから。

私の役割は、「今はまだ埋もれている本質魅力を思い出していただく」こと。それは、誰かになることでも、何かを手に入れることでもありません。まさに「究極のBe」。あなたが内側に閉じ込めている響きを、もう一度感じるだけ。感じ取った響きを、いかに共鳴させるのか?です。

時間軸とツマリ

「時間軸の違い」という表現が分かりやすいでしょうか。もともとのあなたは、ものすごくステキなのです。それが何らかの事情があって、ツマリが起きています。努力していながらもなぜか成果に結びつかないーーー。そんなあなたなら、なおのこと確実に断言できます。

施術家当時から、方針は一貫しています。主役は、あなたの中にある自然治癒力です。「どうしたら活性化するのか?」に徹底フォーカスしてきました。経験上、あれこれ策を講じることなく体の声に素直に従っていたら、実際によくなっていくのです。逆に私個人の思いを主に進めていた時は、望ましい状態にはなりませんでした。

「思い出す」だけでいいのです。「もともとのあなた」は、超〜最高に素晴らしいのです。何らかの理由から忘れているだけだとしたら?もし「あなたの中に眠る本質魅力」を思い出せたとしたら、望ましくなれないループから抜け出られるのでは?

「燃え尽き症候群」等の問題は、やりたくない反自発的な目標設定をしていること。魂の源泉から湧き出るような実感のもと、「どうしてもあきらめきれない」動機を出発点とできたなら、燃え尽き灯が消えることが本当にあるのでしょうか?

自立と「今ココ」

「思い出す」ことにこだわっている理由は、自立です。例えばあなたと10年等の長期にわたって「お客様と私」を継続させた場合、どうなるでしょうか?「自立=自然や社会とのつながりから、自らを確立させること」と定義づけています。あなたご自身が、自走できることを前提に考えています。関わらせていただくのは、長くても1年を目安に考えています。

以降は、節目としての区切りです。「お客様と私」という関係から「志を成し遂げる仲間」でありたいと考えています。なぜなら、多くのお客様において、開発者の私よりも成果を出せているからです。私が学ばせていただいています。20年近く、あまりに当たり前だったため、一般的な感覚とは違うようです。

あなたは、今のままでいいのです。だからこその「姓名承認(これでいい)」です。時間は「過去→現在→未来」という流れが一般的です。「今ココ」とは、「未来→現在→過去」の調和点です。自立具現化コーリングでは、過去にも未来にも「今ココのあなた」を起点として、自由自在に往来できます。

「本質魅力ルネサンス」とは、本質魅力の再覚醒です。瞑想を重ねてたった今、降りてきました。「ルネサンス」の学校で教わった解釈は、「文藝復興」です。あなたの解釈はいかがでしょう?あなたなら、あなたの内側に秘めた本質魅力をどう思い出し、響かせるのでしょうか?

もし「私はこんなはずじゃない」「私はもっとできるはずだ」等お考えでしたら、 あなたの本質魅力が《思い出されるのを待っているサイン》かもしれません。あなたが思い描く「今はまだ埋もれている本質魅力」について、ぜひ聴かせていただけませんか?あなたと一緒に、創り出していけますことを心より楽しみにしています。

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「水蒸気」は日本を変える力〜姓名承認&覚醒

「水蒸気」は日本を変える力〜姓名承認&覚醒

歴史が証明した「名前の力」

昨日、高市早苗さんが女性として初の内閣総理大臣に就任されました。この歴史的な瞬間を、私は「姓名承認&覚醒」の提唱者として、特別な感動をもって受け止めています(個人的には進次郎にならなかっただけでよしです)。

なぜなら、高市さんの名前に秘められた総画「30画=水蒸気」のエネルギー。こちらはまさに今回の偉業を成し遂げるための最高の「設計図」です。かつ彼女がその設計図通りに、自らの力を「覚醒」させた証拠だからです。

従来の「姓名判断」が吉凶を語るのに対し、「姓名承認&覚醒」は性質を認め、それを最大限に活かす方法を解き明かします。高市さんの名前は、私たち全員の「可能性」を映し出す鏡となり得るのです。

30画「水蒸気(あるようでない、ないようである)」

高市さんの氏名が持つ総画は「30画」です。姓名承認では、この30画の性質を「水蒸気」と解釈しています。

水蒸気とは? 「あるようでない、ないようである」存在です。普段は意識されませんが、空間の隅々にまで浸透し、温度や湿度によって「雨」「熱エネルギー」へと瞬時に姿を変えます。

奥さんが北陸から関東へ引っ越してきた時に、大いに困ったのが潤いがないこと。すごく乾燥していて、肌ケアが大変だと語っていました。乾燥した場所は、ウィルス増殖にもつながります。あらゆる環境において瑞々しさを保つためには、水蒸気の存在は超重要なのです。

この「柔軟性と爆発力」という性質は、政治家・高市さんのキャリアに驚くほど一致しています。

30画「水蒸気」と高市首相の軌跡

30画の「禁句」と「自縄自縛」

30画の性質を最大限に活かすには、「水蒸気の自由奔放な本質」を抑え込まないことが鍵です。

30画を持つ方が最も気をつけなければならない言葉。それは「〜ねばならない」です。

「こうあるべきだ」「女性政治家は〜ねばならない」「◯◯さんに言われたから」といった義務感や他律的な思考は、水蒸気のエネルギーを閉じ込め、自ら可能性を狭めることになります。

高市さんの偉業は、従来の政治の世界の「枠」や「常識」という名の「〜ねばならない」の鎖を断ち切った結果です。「奇抜かつ独特な発想をアイデンティティに持つ」30画の本質を、体現されたと言えるでしょう。

運気を上げるための「許可」と「欲求」

30画の力を覚醒させるルートは、この2つのバランスの上で「〜できる(可能性)」を見出すことこそ、理想的な人生を歩むための道標となります。

自己許可(〜してもいい)

自分の「奇抜な発想」や「信念」を自分で認めること。ディープマインドセラピーにおいても超重要視しているポイントです。多くの皆さんが、あなたご自身に対していかに禁止令を出しているか、ご存知でしょうか?

潜在意識を解放する上で、「語尾の解放5段階」と称しています。「許可」「欲求」「可能性」「現在形」「現在完了形」の内、「許可」がダメならすべてダメです。

上で「潤い」について書きましたが、停滞すると問題です。「カビ」として繁殖し、あらゆるモノを使えなくさせてしまいます。衣替えで服を出した時にカビが生えていた時のショック。書いていて思い出しました。

純粋な欲求(〜したい)

内なる情熱の方向性を明確にすること。「許可」が適切になされていることが前提です。許可できていないのに欲求どおりに行動すると、確実に逆効果な現象が起きます。願われていない、ズレた方向へ邁進しているようなモノです。

例えば、好きな女の子へのスカートめくり。男の子にしてみれば、彼女に興味があるからこそ、関わりを持とうとします。しかし結果は・・・。

あなたの名前も「最高の設計図」

高市さんの名前が、今回の歴史的な出来事を引き寄せた最大の要因だと、私は確信しています。

これは決して、特別な方だけの話ではありません。あなたの名前に宿る画数もまた、あなた自身の素晴らしさを引き出すための、最高の「設計図」です。

あなたの名前を「吉凶」で評価する時代は終わりました。あなたの名前を「承認」し、秘められた力を「覚醒」。あなたご自身も「本来の望ましいあなた」へ昇格できるのです。

高市さんの総画から言えることは水蒸気です。他にも様々な性質をお持ちで、組み合わせた調和エネルギーを発見できたのが姓名承認です。あなたの名前が持つ「水蒸気」のような性質とは?秘められた無限の可能性を、今こそ一緒に承認&発揮してみませんか?

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真心と配慮の調和〜外舘美奈さん物語5

以下を書いていて感じたのが、「そうですね」相槌の深み。本当に理解して納得の上で、こだわってみました。

呼び名の交差点

翌日午前9時、厨房の仕込み前。客個室でZOOMを開いた。画面の向こうには、柔らかな光を浴びた佐藤真紀子さん。

「おはようございます。今日は、語り合える時間をいただきありがとうございます。」

「こちらこそ。朝の空気って、語りやすいですね。昨日からずっと、話したくてたまらなかったんです。」

「そうですよね。で、私は佐藤さんのことをこちらでは何とお呼びしたらいいでしょうか?」

「はい。真紀子でお願いいたします。では私も、美奈さんでよろしいですか?」

「もちろんです。ありがとうございます。」

空気が、画面越しに澄んでいく。真紀子さんに、見た目の美しさだけではない魅力を感じる。その魅力の原因を知りたくて、今日のこの時間となったのだ。

存在価値の発掘

「昨日、はじめにお訊きしたとおり、私には輝いて見えます。話の限りには、おっしゃる先生とのご縁から始まったのではないかと仮説を立てたところです。そうでもありませんか?」

「はい!そのとおりです。龍先生なしには今の私はあり得ません。」

「龍先生?中国人でしょうか?もしよければ、少しだけ教えていただけませんか?」

真紀子さんの口角が上がる。語りたくてたまらない空気が、画面越しに伝わってくる。

「はい。龍先生は私の名前を通じて、存在価値を発掘してくださった純粋な日本人です。名前の音・意味・響き、そして場との関係まで。そこでようやく私自身が『佐藤真紀子』であることの意味を、初めて考えました。」

私は、興味深く惹き込まれていくのが分かった。

名前と場の響き

 真心と配慮の調和〜外舘美奈さん物語5

「名前と場の響き・・・。それは、料理にも通じるものがありますね。いかに真心込めた料理でも、相手をいかに気遣うのか?という配慮こそが、明暗を分けますからね。

その『名前と場の響き』が、真紀子さんの中でどう響き合っているのか、もう少し聴かせていただけますか?」

「はい。正直、最初は名前に意味があるなんて考えたこともなかったんです。でも、龍先生に名前の音を丁寧に聴いていただいて、自分でも気づいていなかった場との違和感が浮かび上がってきたんです。」

「へぇ、それはどんな?」

「例えば同じ真紀子でも、家族の中で呼ばれる響きと、職場で呼ばれる響きが、まるで違っていて。ただの私の感覚の違いだと思っていたんです。先生は『場との関係性が名前に現れている』っておっしゃって。そういったことの積み重ねから、名前がただの識別情報じゃなくて、『私の存在価値そのもの』なんだと気づきました。」

「それはすごい気づきでしたね。感じる世界が一変しますよね」

「そうなんです。それ以来、名前の響き方を意識するようになりました。だから美奈さんの店で澄んだ空気を感じて『ああ、ここでは佐藤真紀子として響いていいんだ』って、感動したんです。」

「そうだったんですね。」

生き様のカスタマイズ

「先生は、『龍 庵真(りゅうあんしん)』という名前で活動されていて・・・。でも、ただの名付けではないんです。生き様やあり方から『本来・本当・本物』をカスタマイズしてくださるんです。」

思わず身を乗り出して聴いてしまっている。さらに深呼吸した。

「生き様やあり方から。素晴らしいですね。私が料理でやっていることと、やはり似ているかもしれません。スタッフを雇う上でも、あり方はすごく重要だと考えてきました。技術うんぬんも重要ですが、同じものを作っていても、あり方次第で大きく変わるんですよ」

「そうなんです。私が『空気が澄んでいた』と感じたのも、やはり龍先生の影響を受けているからかもしれません。おかげさまで、見えていた世界から奥行きが増しました。」

「はい。真紀子さんの感想コメントを拝見し、非凡さを感じました。私にとっては料理の美味しさは当然です。場の浄化を気遣うようになってからの世界観が全く違うんです。それを言葉に表していただけたことが本当に嬉しかったんです。」

ご縁の予感

「先生は、名前が喜ぶ場を生み出し整える方です。スゴイと感じるのが、語らせるのではなく、『言葉が自然に溢れ出す場』をつくるんです。」

「やはり料理と同じですね。『食べさせる』のではなく、『食べたくなる場をつくる』です。私もぜひ龍先生に会ってみたいんですが、おそらくはかなりお忙しいんでしょうね?」

「そうですよね。私も最近連絡できていないので、どうなっているか気になり出しました。美奈さんをおつなぎしてもいいか、確認してみますね」

「ありがとうございます。すごく楽しみです。」

ーーー

数日後、真紀子さんからお電話。今週の金曜日10時〜だという。3日後だが、なんとかなりそうだ。3人でオンラインにて。このご縁が、どう変わっていくのだろう?真紀子さんの情熱のきっかけとなったお方。興味が止まらない。

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脱運命論!究極のパートナーを生み出す「永久成長システム」

以前、「瞑想を日々実践するFさんなら絶対に理解していただける」と期待していたにもかかわらず、「全く興味がない」と完全拒否されたことがあります。

歩き瞑想等を通じ、何がどう問題だったのか?ようやく腑に落とせてきました。今思えば否定されたショックから、理由と向き合うことに恐怖を感じておりました。

あらかじめお伝えしておきます。こちらはFさんを咎めようとしている気持ちは皆無です。かつ的を得ている見解なのか、確認したわけでもないのに「よくもこんな『だろう』を書けたものだ」と感じています。

こちらを布石として、気づけたことがありました。次のステージへ進むための1プロセスとして、書き記しておくことが大切だと考え至りました。

ポイントは、大きく2つ。

瞑想の目的と方向性の違い

一般的な瞑想

「瞑想」と一口に言っても多くの種類がありますが、深く日常的に瞑想を実践している方の中には、以下のような価値観を追求する方が多くいらっしゃいます。あなたの場合、当てはまりますか?

「今ここ」の受容

現実をあるがままに受け入れ、外側に何かを求めたり、変えようとしたりすることなく、内側の平安を見つけることに焦点を当てます。起きた現実を、さもTVを視るかのように客観視することで、現状把握できることが多いです。

非二元論の視点

「私」と「世界」を分ける二元論的な感覚から離れ、全てがつながっている一体感を重要視します。なるほどとつながった理由は、「瞑想=境界線の解放」とも解釈できるからです。

エゴの消滅

「何かを成し遂げよう」「主体性を発揮して具現化しよう」という強い意志(エゴ)を手放すことを目指します。「手放し0にする」ことで天啓が降りやすくなります。

こちらは私の瞑想の意図とは反しています。ながらも大いにあり得る事項だと受け止めています。私はエゴを完全に消すことはムリだとあきらめたため、逆に広げて世界を包み込むことにしました。結果「どんなエゴだったら喜ばれるのか?」を考えるようになりました。

自立具現化コーリング

一方、「自立具現化コーリング」という言葉からは、以下のような能動的・目標達成型のメッセージを発しています。

「自立」

自ら立ち、行動し、結果を出すこと(定義:自然や社会とのつながりから、自らを確立させる)。私たちは、誰1人として孤立して生き抜くことは絶対に不可能です。たとえ無人島に漂流しようとも、自然の恩恵を受けています。

何のために生きてどう全うするのか?(自律)を基盤に、いかに周囲との調和を生み出していけるのか?によって、人生はいかようにも変わり得ます。

姓名判断を悪だと考えている理由は、画数を吉凶で一方的に当てはめ、さも断定的に主張している点です。「こんなやつに言われたかぁないよな」姓名判断をしながら心の中に常にあった意識です。

「具現化」

意図を持って現実を創り出す「想像から創造のプロセス」です。思い描く無形のあなたが望むイメージを、有形の価値ある評価物に仕立て上げることを意味しています。

自己対話の世界において、「あなただけのオーダーメイド神」である究極のパートナーを創り出し、試行錯誤を積み重ねていく人生を編み出していただきます。理由は、あなたお1人ではどんなに意気込んでも限界があります。自己対話という根源的な世界で、核を実在化いたします。

「コーリング」

天命や使命に気づき、成就へ向けて邁進。一般的には、時間の流れを「過去→現在→未来」という方向へ解釈されています。Universal Flow Therapy が主張する「今ここ」は、「未来→現在→過去」が交差する調和点です。

人生の主人公は、絶対に「今ここのあなた」です。いかに素晴らしく光り輝いていようとも、あなたを際立たせるための名脇役です。「コーリング」を直訳すると「呼びかける」です。誰かがあなたに、常に呼びかけているのです。

呼びかけられている自覚がない理由は、いるか否かが曖昧な状態だから。呼びかける方を、「あなただけのオーダーメイド神」である究極のパートナーとして創り出します。

占星術との関連性

Fさんが職業として占星術を選んでいる背景にある価値観が、瞑想と組み合わさって価値観のズレを生んだのでは?と至りました。

占星術の思想的背景

占星術は、天文学がルーツであり、運命や宿命といった要素を重視します。当初の空亡で挫折しましたが、四柱推命を学んでいた時期もあります。おかげさまで「運勢・運命・宿命」の違い等、すごく考えてきました。

宿命論・縁の重要視

長く関わってきたからこその「宿の性質」や「星回り」によって、持っている才能や人間関係の縁、運気の流れの大枠が既に決まっているという視点があります。宿命の重要性が強調され、「人生は変えられないもの」と映ってしまっていたのでは?

あなたは、「運勢・運命・宿命」の違い、明確にお答えできますか?もともと理系の頭らしく、矛盾を嫌っています。いかに矛盾していても、高次元でつながっているはずだと考えています。しかし表面的にしか見きれなければ?

流れに乗ることの重視

自力で運命を切り開くというよりは、宇宙や自然の大きな流れ(運気や暦)を読み解き、それに沿って行動することに価値を置く傾向があります。

「誕生日という1根拠だけで大丈夫?」と疑問が湧きます。今、誕生日等4項目から読み解く手法を活用しています。おかげさまで未来予測ができるようになってきました。宇宙や自然の大きな流れ(運気や暦)をヒントに、今をどう生きることが望ましいのか、お客様と一緒に考えています。

私の場合、名前という全く別の価値観枠(誕生日等と合わせて5点)があるという利は、大いに強みだと考えています。いまだに名前と誕生日等の融合を試みてきましたが、どうしても納得できません。だからこそのメリットもあります。

「自立」や「具現化」との対比

占星術の思想の根底に「大きな流れに委ねる」「宿縁(星回り)を大切にする」という価値観があると、「自力で運命を変える」「強い意図で具現化する」というメッセージは、Fさんが持つ世界観や生業とする専門性とは対極にあると感じられたのかもしれません。

結果として「現実を変えようとする」「エゴを強化する」「執着を生む」ものとして解釈され、「今ここ」の平安を乱すもの、あるいは既に到達した境地とは逆行するものと認識されたのでは?

瞑想を通して達した深い受容の境地から観ると、「努力して何かを具現化しよう」という発想自体に価値を感じられなかったのかもしれません。「Fさんほどの方が、なぜ理解できなかったのか?」ずっと不思議でなりませんでした。

個人の特性や価値観が全てですが、Fさんは
・瞑想の深まりによって得られた「今、ここを受容する」「エゴを手放す」
・占星術という生業の背景にある「運命や大きな流れに委ねる」
という価値観が相まって、「自立具現化コーリング」の「能動的に現実を創り出す」というメッセージを「不必要なもの」「既に乗り越えたもの」と判断した結果、価値を感じてもらえなかったのでは?

結論

脱運命論!究極のパートナーを生み出す「永久成長システム」

だからこそ考えたのは、「ではどんな方に喜ばれる?」です。「『私が変われば世界が変わる』を本気で具現化したい方」です。

「私が変われば」を重要視しているということは、起点がいつもご本人自身にあるという自覚があります。表現を変えるなら、「あなたという磁石」によって、見合ったものが引き寄せられていることを理解しているのです。

「世界が変わる」を重要視しているということは、相応の志をお持ちだという点。たとえ些細な志であろうと、貢献欲求がある方に伝わりやすい傾向があります。

「本気で」と考えておられるなら、たとえ逆風な状況にあろうと立ち向かう覚悟ができていらっしゃるのでは?成し遂げたい理由がある、そんなあなたにこそ自立具現化コーリングはうってつけです。

あなたは、「今ここを受容する」瞑想と、「私が変われば世界が変わる」自立具現化コーリング、どちらに興味をお持ちでしょうか?