世界初の価値観
理想具現化サポートをさせていただく中に、「改名と命名の違い」についてお伝えさせていただいています。現状、ほぼ全ての皆さんが《変われた》と感じておられるのは、改名レベルです。
改名でも確かに素晴らしく変われますが、限界があります。理由は主観という「自分枠」を超えきれないからです。「改名」は簡単に説明できますが、「命名」は価値観として世界初なため表現に悩みました。
分かりやすい例として、借金回収という職務に就くため改名したMさんで考えてみましょう。
改名
改名した名前Kが大変気に入っており、ほどよい緊張感で仕事もはかどります。望ましい成果を得れるようになってきました。
プライベートでは本名を使って、On・Offを分けています。Kへ改名した理由は、借金回収に良心の呵責を感じてしまうから。改名して別人格を装うことで、解決を模索しています。
本名Mと改名Kの人格体が、ご本人の中でジキルとハイドのように二重人格体として同居している状態です。改名Kの人格体が望ましいからと、プライベートをも移行しようとしていきます。
ここで重要ポイントは、100%完全に移行できない点です。本名Mの人格体は、0.1%でも残ってしまいます。わずかながらに残存する無下にされた人格体Mは、99.9%の上り調子な人格体Kへどんな気持ちを抱くでしょうか?
みかん箱のみかんが腐っていく過程は、ある1個のみかんにできたほんのわずかなカビから始まります。そのカビがどんどん繁殖し、全体を覆い尽くします。同じように、1個人に共存する本名Mと改名Kという人格体は、破滅へ向かっていくことになり得ます。
印鑑作成における印相とは、「ここに1本線を足すことで凶から吉になります」と言っています。要は「凶は悪いから良い吉に変えた方がいい」と明確な区分けをしています。
命名
借金回収に勤しみながら、良心の呵責を感じている事実を受け止めつつも、命名した人格体Gへ成長する意欲を元に躍進。「Gという別の人格体でありつつも、ご本人M自身でもある」という絶妙な位置にあるため、理想Gへ憧れる尊敬の眼差し。
いつの日か、借金回収をしながら全く新しい調和的第3案を見出します。もはや借金回収であろうと良心の呵責を包括し、さらに次のステージへ。借金回収という職業が自発的に望んで就いたわけではないなら、より望ましい転職も考えられます。味を占め自発的な選択なら、研ぎ澄まされプロフェッショナル化していきます。
改名が同列横の関係なら、Universal Flow Therapy でお伝えしている命名は縦の関係です。改名はお互いを疎んじ、命名は尊重し合っています。
すべてを克服・解放しきっている
立名コーチングでは、本名Mを活かします。理由は、本名Mが素晴らしい名前だからです。この世に素晴らしくない名前は存在しません。パラレルワールドに「超ステキなご本人」を創り出し、「超ステキなご本人」へ命名いたします(今現在あなたが感じている現実世界も、パラレルワールドの1つです)。
いついかなる状況でも「見守られている安心感」があり、未来へ進むための道を照らしていただけています。ご本人Mと理想像Gは一心同体ですから、一緒に成長していきます。すべてを受容され、報われるとはどういうことか明確に理解できるように。
なぜなら命名された理想のGさんは、Mさんのわだかまりやしがらみを抱えているあなたを知っています。あなたの悩みや苦しみをすべて克服・解放しきっているからこその理想Gさんなのです。