出張が不安だ・・・

環境変化への対策

先日いらっしゃったある課長さん、これから大阪へ1ヶ月ほど出張するという方。彼女いわく、「お好み焼きやたこ焼き等々、小麦粉満載の生活に耐えきれないんじゃないか?」と心配していらっしゃいました。

グルテンフリーの生活に関心あり、朝7時に出勤し終電近くまで働きづくめだという状況で、大阪展開ができたら北海道開拓も期待されているステキな30代女性でした。名前を伏せることで、掲載を快諾いただけました。

唐突に「ブレってキーワードに対して、どんなイメージあります?」と訊いてみました。話を聴かせていただく中に、直感で湧いてきたキーワードが、私の価値観とどれくらいズレているかを確認するためです。

彼女の場合、高校までバスケット部だった経緯から、シュートを打つ姿勢をイメージされました。3点シュートなんて特に、いかに「自然体の姿勢」を保ち続けるかがポイントなんだとか。私としても『スラムダンク』の三井に感動した思い出あり、すごく共感しました。

見立ての解説

「分かりました。膵臓ですね」と指摘した時の驚きようには、いつもながらに心が奮えます。Universal Flow Therapy の醍醐味だと感じています。結論を先にお伝えし、理由を解説していますが、ほとんどの場合納得していただけます。

決意・覚悟と悩みの深さは、比例関係にある。
決意・覚悟と悩みの深さは、比例関係にある。

今回の場合「心配事は、自立・成長欲求と表裏一体の関係にあります。体は、ご主人様であるあなたの欲求に比例して、見合った課題を提示してきます。その課題とどう向き合うかが、あなたの人生の分岐点となります。○○さんの場合、シューターの経験があるから、そこを大阪出張に当てはめてみてはいかがでしょう?」

サブテーマに、副腎もあげました。すごくデキる方で、心優しい面を持たれた方ほど、陥りがちな落とし穴です。いろんなことに応えようとするほどに、優先順位が曖昧になってきます。「何が分からないのかが分からない」という状況にハマってしまい、成れの果てはウツ症状が典型例です。

しかし副腎が弱ってしまう要因が、大阪出張をはじめとする「意識のブレ」にあると見立てました。主の膵臓に秘められた課題を克服することで、彼女ご自身の自然治癒力が活性化すると考えました。

結果「要は私次第なんですね」

数分のプチ施術でしたが、右半身に心地よいシビれ感。こちらは、体が彼女を「ご主人様」として認めたということ。右側は他人、左は自分自身に関わる領域ですから、どれだけ他に尽くしてきたが窺い知れます。

終えてみて「大阪で生活したとしても、グルテンフリーを継続できないわけじゃない。要は私次第なんですね」と考えがまるっきり変わってしまわれました。

「プチ施術でさえこれだけの効果があります。もし本格的に受けていただけるなら、どんな変化が起きそうでしょうか?」という問いかけに、出張後本格的に受けてくださることになりました。

こちらからお伝え諭すより、ご自身で気づいていただく方が○倍も価値があると考えています。これからの彼女の人生がどう変わっていくのか、すごく楽しみです。