ある質問より
先日のある質問で、気づいたこと。もしあなたがセラピスト等で何かの解説する立場で、誤診をしてしまった場合、どう対応しておられますか?
もし「まちがってはいけない!」と、脅迫観念の呪縛に囚われておられ、セッション自体ができないでいるなら・・・もったいないです!あなたにしか救えない方が、世界には確実にいらっしゃるのです。
以下は、私の姓名承認を例に考えてみました。あえて、断定的な表現を使わせていただいています。
価値観や方針の違いで、ナンセンスに感じる方がいらっしゃるかもしれません。それはそれで、正解です。私たちの生活圏で、正否を問う必要があるものは、試験だけです。あなたのご決断が、後々に有効かそうでもないかの違いでしかありません。
対策は、大きく3つ。
1 言いきる
2 お客様から指摘される前に訂正
3 原点回帰
です。なぜなら大前提は、【お客様にハッピーになっていただくこと】だからです。
1 言いきる
私の場合、少なくも20万人超のお名前と向き合ってきました。例えば名刺交換の瞬間、鑑定が始まります。当然まちがえることなんて、常に隣り合わせです。今まで鑑定しながら「しまった!」と、バレないようポーカーフェイスを装ったことは、数えきれません。
もし誤診だったとしても、言いきること。まちがった診断をしたことに意味があります。
お客様は、誤診の話を聴く必要があったから、結果として誤診という形になったのです。お客様にご納得いただけるよう、いかに装えるかがポイント。
2 お客様から指摘される前に訂正
診断の途中だったとしても、かまいません。まちがいに気づいたら、極力早めに訂正。慌てふためくのではなく、あくまでも冷静に。正直にお客様に言わないこともアリです。悟られないように、本来の解説へ流し込むこと。
大切なのは、信頼関係です。お客様が気づく前なら、言ったとしても全く問題ありません。どころか「さすが先生!誠実ですね」となるかもしれません。
3 原点回帰
最悪の場合、お客様から指摘されたら・・・、素直に謝る。誰にだって、まちがうことはあります。もし手厳しく言われたとしても・・・、失敗ではなく経験を積めました。
もしも、どーーーんと落ち込むようなことがあったら・・・、あなたはなぜ○○○という立場を得たのでしょうか?原点・ルーツ・動機を確認してみるのもアリです。
お客様の幸せを願って、誠心誠意尽くしたことを、まずは認めていただきたいです。強調すべきは、お客様のハッピーに、とことんフォーカス。最初から最後まで、徹頭徹尾に一貫させた方がいい事項です。