日本軍敗戦の理由

日本軍が大東亜戦争において成し遂げた成果は、東南アジアに大きな希望を遺したと、昨今やっと適性評価されるようになってきました。本当に嬉しいことです。

光を当てるなら、影ともしっかり向き合う必要があります。同じ過ちが繰り返されないよう、肝に銘じてまいります。

2020.10.12.朝ドラ『エール』(NHK)より

命を尊重しない戦いに未来はありません

何にでも吉凶や表裏等ありますが、全体主義の陥りやすい落とし穴、まさに凶の部分です。「植民地の解放」という大義ある戦争に勝つためには、このような価値観が必要だったのでしょう。しかし、日本軍の兵士1人のことを貴重視できなかったことが、最凶の敗因です。零戦の構造においても、機体を軽くするために後ろから撃たれたら確実に死ぬようにできています。

動画を載せることが機能上できないようですが、今回の朝ドラ『エール』からのストーリーとしては主人公である窪田正孝(作曲家の古山裕一)が、ビルマへ従軍慰安へ出かけたことに始まります。

危険地帯から離れた場所へ3人。うち2人はさっそく戦地へ行って、1人帰ってきました。まさに地獄絵図だったと語っており、「険しい山、濁流の大河、悪疫、食糧不足。戦う以前に命を保つことさえ難しい。前線部隊への武器や弾薬、食糧の補給さえも全く追いついていない。それなのに進撃命令を出す司令官。全て無謀で無駄な死・・・、まさに犬死にです。」と嘆く様に、心が痛みます。

窪田が「日本は勝てるんですか?」と訊いた時、「日本は負けます。命を尊重しない戦いに未来はありません」と言いきって・・・。全くそのとおりだと同感の気持ちを抱きました。

自己承認と全体承認

米軍側は日本文化を尊敬し緻密に勉強し、圧倒的な武力と暗号解読力で差をつけ、全く歯が立たない状況を作り出しました。かたや日本側は「鬼畜米英」と称し、外国文化を一切禁じました。

孫氏の兵法でよく知られる「敵を知り己を知れば、百戦殆からず(謀攻編)」は、前々から謳われ続けてきたにも関わらず、なぜ無視したのでしょうか?やみくもに敵対視したところで、素晴らしい作戦とはなり得ないだろうに・・・。

全体主義という1つの目的のためにフォーカスしすぎると、弊害やしわ寄せが出てきます。

私自身、「天命を全うする」と世界平和のために奮起しつつも、家庭崩壊し大失敗。今なら、自らのことを全く尊重していなかったことがよく分かります。まさに「天命ビジネスの闇」と言えるのではないでしょうか?

自己承認と全体承認は、比例関係にあります。まずは、基盤構築。基盤を盤石なものとするほどに、柔軟かつ先鋭フォーカスとなり得ます。自己承認こそが、コミュニケーションの核なのです。

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投稿者:

RyuAnshin

Universal Flow Therapy 健創庵 龍 庵真(りゅうあんしん)と申します。
 少なくとも20万人超のお名前と向き合わさせていただいた経緯から、生き方より理想を創り出す「姓名承認マイスター」を広げています。 
 究極のセルフマネジメントで自立成長を応援。 絶対に目標達成したい方へ、未知の可能性を実感の理想具現化サポート。 
 
 15才で自衛官となり、出身地の長崎よりも首都圏での生活が2/3となりました。 
 私自身のセルフイメージが強烈に低く、どんなに素晴らしいことをしても、悪い意味でバランスをとるような出来事が起きていました。 マジメに生きようともがきつつも、運命の荒波に翻弄され続けた期間は、30年を超えます。 
 今まで一貫してお伝えしてきたのは、 本当の癒しは、ご自身にしかできません。 
 「立名コーチング」という独自の理論により、 ・過去と未来を今ココに集約させ ・理想とする未来のご自身からアドバイスを受ける ・理想とする未来のご自身を発信源に、過去の記憶を癒す 方法を編み出しました。 
 世界中にiPhoneレベルで 「理想の自分像って?」 を訊き合って認め讃え合えている感動世界を見るために、今を生きています。 
 どうぞよろしくお願いいたします。

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