イメージ大転換
2/6〜9、フィリピン視察ツアーを終えて、感じる事。
それは・・・・・・、フィリピンの急激な発展ぶりです。
個人の目的は、
・フィリピンにおける整体事情
・世界展開に向けた将来性
・ビジョンの先鋭化
に焦点を合わせていました。
私には、叔父がフィリピン人と国際結婚した経緯があります。横須賀に住んでおり、自衛官当時親代わりで、えらくお世話になりました。タカログ語は、英語が堪能な叔父でさえもさっぱりだとぼやいていました。
10代だった私には、おばさんには正直好印象を持てていませんでした。いとこたちから、「お母さんをバカにするな!」と叱られた記憶があります(何を言ったかは思い出せません)。
加えて、「ゴミ処理場で生活する家族」の話等聴いて、いいイメージはほとんどありませんでした。よって世界展開のビジョンには、完全ノーマーク。
今回メンターから「フィリピン」と言われ、近しい感覚は持ちつつも、「大丈夫?」といった心配は・・・。
変化の秘訣
フィリピン滞在中、メンターとかなりの時間を共有できました。そこで何度も口にしていたのは、「フィリピンは、もともとアジアのお荷物だった」私が受けていた印象と、その時重なりました。
「何が秘訣だったと思いますか?」と、即座に訊き返しました。「国民が、自分の魅力に気づけたから」即答でした。
例えば、英語力。イギリスとアメリカ、発音等かなり違うようです。適材適所に合わせきれる方々が、すごく多いらしいです。結果、国際コールセンターの主流が、インドからフィリピンになりました。
私自身、行ってみて感動しました。私のつたなくたどたどしい英語を、どうにか理解しようとしていただけていました。今まで日本を出たのは韓国くらいですが、外国人とやりとりする機会がかなりありました。私の英語力が乏しく、コミュニケーションに無力感を感じざるを得ませんでした。こんな私の英語が・・・と、嬉しく思えました。
相手を受け入れようとする姿勢が伺え、私が日本人だから?家族にはどう接してるんだろう?等々いろんな思いが湧きました。
今まで【自己承認の重要性】に対して、一貫して訴えてきました。フィリピンの発展ぶりから、改めて諭されました。
高度成長期
初日、これからお世話になるであろう銀行の方々と、対話の場を持てました。
定期預金は、1年で最低8%です。そんな事があり得るのか?と疑心暗鬼な思いが湧く方、いらっしゃるかもですが・・・。
日本も高度成長期には、同じような状況でした。中心街はかなり変貌を遂げていますが、街の風景は、昔の日本もこんな感じだったのかも・・・と思わせるような感覚です(映画『オールウェイズ』は参考になりそうですね)。
彼らが自分を認め、希望を見出せるようになれたのは、現マニラ市長 エストラーダ元大統領の任期からだそうです。 エストラーダ氏は、過去に汚職をした経緯があるそうです。そんな状況で今マニラ市長を任されている理由は、まさに彼が国民を信頼している土台が、あるからこそじゃないでしょうか?
フィリピンはアキノ大統領が、「2020年には、シンガポールと同じ水準へ」と公約に掲げており、これから【独自の強み】を生かした歩みを発展させていくでしょう。高度成長期は、2040年まで継続されると観る方もいらっしゃいます。実際に、世界的に「投資適格国」とみなされてもいます。
将来性を強大に感じてしまうのは、私だけでしょうか?