潜在的コリ
施術家当時、一貫して問題だと主張してきたテーマ「潜在的コリ」。デトックスできず問題が同じ場所に蓄積してできたコリです。習慣が同じである限り、同じことが繰り返されています。施術家だったので、体の問題だとしてコリだと表現してきました。最悪の問題は麻痺で、自覚がない以上は毒素が溜まりやすいのです。
相違点として分かりやすく、慢性的コリは痛みや問題の自覚が長期に渡って続いています。潜在的コリは自覚がありません。自覚できない以上は言語化できないのでご本人には問題の認識ができません。周囲の方々には、言語化できないながらも「生理的に受け付けきれない」等の拒絶反応が起きたりするのです。
なぜ自覚できないのでしょうか?麻痺しているからです。潜在的コリと向き合い続けてきて、理解できたことは「痛みのレベル」です。痛みを感じているうちはまだいいのです。深まると、くすぐったく感じます。さらに深まると、押されていることが分かる程度で、なんとなくの不快感。健康な状態ととてもよく似ています。
病床の坂本龍一さんに学ぶこと
誰しも盲点がない方はいません。多少の差があるだけで、潜在的コリが全くない方はいらっしゃいません。坂本龍一さんがお亡くなりになる直前のドキュメントで、「検診へは絶対に行った方がいい。自覚症状なんてまるでなかった」と語っておられました。
体は明確にメッセージを送っているのです。坂本さんの優先順位から、体のメッセージに耳を傾けることは、決して高くはなかったようです。死をも超越する欲求があって、成し遂げきれずにはいられないほど、一心不乱無我夢中に没頭しておられたのではないでしょうか?
坂本さんのように、死に変えてでも実現させたい◯◯◯◯があるのなら、素晴らしいことかもしれません。目的意識や志次第ということになります。あなたの場合、いかがでしょうか?
体の視点
「計画的自殺」という、体からの視点で「ご主人様は自殺しようとしてるようにしか見えない」という返答だったことがあります。酒・タバコ・暴飲暴食は、各々が5%くらいの悪因でしかありません。主悪因は、自虐的な価値観です。まぎらすために、酒・タバコ・暴飲暴食をやっている方が大半です。
「不摂生なことは一切やっていない」と主張しながら肝硬変だと診断を受けたことがある方。当のご本人には、当然ながら自殺なんてキーワードが出てくるはずもない状況です。施術者としても、何のことを言わんとしているのか意味不明でした。
よくよく考えてみて、至極真っ当だと納得。体の役割は、ご主人様の健康寿命を全うすることです。病気になる方は、相応の原因を持っているのです。早く生き方を軌道修正して欲しくて、弱い箇所へメッセージを送っています。
麻痺という状態は、体の都合から言えば、あきらめです。あなたの周囲にいらっしゃいませんか?「これだけ言って分からないなら、もうダメだ。いったん距離を置こう。関わらない方がいい」という方。場合によっては、再会はなくなります。
体は、ご主人様を変えられません。ご主人様がいかに裁こうとも罵ろうとも、いったん距離を置いたとしても、復活のチャンスを待ちわびています。
気づき力
最悪の状態は、麻痺だと主張しています。 麻痺しているからこそ、自覚症状もなく、問題意識を持てません。 体は絶えずメッセージを送っているにもかかわらず、受けとれないまま重病だと診断され、薬漬けにされて死んでいきます。
このサイクルを止めるためには、ご本人自身に気づいていただく他ありません。「気づく=今までないと思っていたものがあった状態」と定義づけています。「ないと思っていた物」とは、体の本質的治療者《自然治癒力》です。
体の声に耳を傾け、状態を正しく適切に認識すること。自己対話はある点を通過すれば、現世界以上の深くて広い世界へたどり着きます。脳は、リアルとバーチャルの区別がつきません。答えは、すべてあなたの中に、すでにあるのです。
結び
麻痺とは最悪の状態です。体のメッセージを無視し続けることは、あなたの大切な他人を無視していることにもつながっています。
Universal Flow Therapy(UFT)では、心・脳・体の調和を目指し、自己対話を通じて内面を深掘りすることの重要性を強調しています。体の声に気づき、適切に対処することで、健康で充実した生活を取り戻すことができるのです。
次は、あなたの出番です!一緒に世界を変えていきませんか?
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