楽しみにしていた対話
先日、今関わらせていただいています、ブレインカウンセラーとして実績を出されている方へのインタビュー。VTR通話させていただきました。
大分県臼杵市にいらっしゃる佐藤 陽平さん(ひとねるアカデミー代表)。彼は体験学習を基に、人材育成をされています。各人各様な天性とも言えるような個性を引き出すために、子供と大人両方の観点から向き合われています。
成果としては、豊後大野市から10年戦略を組み立てる上での主要人物として依頼され、「豊かさを後世に伝えていく」というコンセプトで「ぶんごる」という動詞を創り出す等の実績をあげておられます。行政や民間企業のオファーで、4ヶ月先の予定までみっちり埋まっており、新規事業を立ち上げきれないくらいに繁忙の極み。
Facebookで約1時間の対話でした。
体験と洗脳
「体験学習の重要性に気づけた最初のご縁は、大学2年生当時(1997)。クーデター直後のカンボジアへ、単独渡航したエピソード。当時のカンボジアにおける少年兵たちは、「人を殺すことで幸せになれる」という洗脳教育を受けていました。ポルポト派によって、主要な知識人たちは皆殺しにされた歴史があります。
幼少期の体験を基に人格形成がなされていくことからも、体験教育を培って望ましい社会実現を目指すことに人生を捧げることを決断。それから子供の自然体験学習を実施していた時の研修で、ある子供が『家に帰りたくない!またロボットに戻るなんて嫌だ!』と言い出しました。
その子は『勉強していい大学・いい会社に入っていくことで、素晴らしい人生が送れるんだ』とご両親から言われ続けてきたそうです。火起こし等のステキな体験が、大人たちの語る魅力に優っていることを味わってしまいました。」
その出来事から、洗脳教育が日本でも同じように行われていることを実感。子供たちの秘められた素養を引き出すためにも、親である大人側の理解を得るために、日々精力的に活動中。
痛みと脳の関係
「大学3年生当時ロシアでマイナス30度の極寒の中、流氷の上を自転車で渡るチャレンジも、今に脈々と生きています。卒業試験とも言えるような経験は、独立前の社内における無理難題でした。表面上は平静を装っていましたが、本来の自分を見失っていました。一気に白髪が増え、原因不明の腰痛に悩み苦しみました。独立してからは痛みがなくなったので、不思議に感じていました」
私の施術における臨床データから、腰痛と当時の状況を鑑みつつ、なるほどとご納得いただけたようです。ことごとくピタリと当てはまり、紙1枚でギックリ腰となってしまったエピソードはじめ、シェアを喜んでいただけました。
「体の各部位と脳の部位はつながっている」「臓器にも感情がある」等々、相互理解を深め合え、本当に素晴らしい時間を共有できました。体は、最も近くの他人。体を客観視してみて、初めて本当のコミュニケーションが始まります。
つながれてきたご縁
ブレインカウンセラー講座を受けたきっかけは、友人である露木 由美さん(美活妊活専門スタジオアクティブチワワ代表)の紹介です。
「前々から事あるごとに、篠浦先生のお名前をお聞きしてはいました。加えて露木さんが出版するにあたって、篠浦先生の監修によると。時を経て受けたのが、脳診断テスト(S-BRAIN)。
あまりにもつじつまが合っており、体験学習で得た知識を脳科学的な見解で客観視できることに、大いに魅力を感じました。公式マニュアルを即購入し、何度も読み込み精度の高さに惚れ込みました。露木さんが仲介に立ってくださり、特例としてインターネット講座を受けさせていただけました。
講師である増田先生にも、お電話と講座での動画を拝見したくらいですが、ステキな魅力とパワーに大いに感化されています。マニュアルをかなり読み込んで講座に参加したと思っていましたが、読みこぼしていた点あり、多くの気づきがありました。まぎれもなく本物です」と、ありがたい評価をいただいております。
探し求めてきた同志
佐藤さんは、体験学習の価値を訴える上で、お好み焼きの例を出すことがあるそうです。「『お好み焼きを食べたことがない方に、お好み焼きがどんな味かを説明してください』とワークでやってみると、多くの皆さんが表現の難しさに気づかれます。体験を通して得られる恩恵は、机上に学ぶよりも何倍もの成果が得られます。」
佐藤さんご自身の体験から経て培ってきた人生の集大成を、これから家族・地域・企業(コミュニティ)を束ねて、志高き仲間たちと社会を創っていくと決意。人材育成を通して輝いていく姿を見ることを、《やりがい》と言わず何と言うんでしょうか!と言わんばかりのカッコよさです。
私自身のビジョン・ステートメントを[世界中すべての皆さんが、素直に感情と向き合い、お互いを認め合える世界を創る]としています。佐藤さんとの対話は、終始一貫して非常に楽しく、まさに【探し求めたきた同志】だと思えています。
佐藤さん、ありがとうございます!