症状:ヒザ(特に左)がしびれとカタまりで、うまく伸縮できない。
左ヒザへの施術
ナベさん「Cくらい(痛みの役職)」→強くなってきた
左副腎への施術
肩を押さえるポイントは、「自然治癒力に対して、左副腎に集中してね」と訴えかけています。さすっている箇所は、「副腎に特化して、軽い運動を促して」います。相乗効果で、ナベさん自身が自分を治療できるよう仕向けています。
さっきのヒザへの施術は、「和げる」ためじゃありません。「引き出す」ためでした。問題な部分は、麻痺してよく分かりません。問題を表面化させる必要があります。
ナベさん「肩の反射区が〈気持ちいい〉から痛くなってきました」
問題が表面化して来ないことには、問題解決欲求が湧きません。要は、本気になった分しか解決できないんです。体が、ご主人さまであるナベさんに対して、訴えかけてきているような状況です。
ナベさん「気づいてくれよと・・・」
そうですね。そういった信号を、ずっと送り続けてはいたんですよ。
ナベさん「さらに痛みが強くなりました」
この痛みから、何を連想しますか?
ナベさん「潜在的に潜んでいたものが表面に現象化していますね」
じゃ、恐怖感なんてありますか?
ナベさん「いゃ、恐怖って感じでもありません。・・・痛みがどんどん強くなっています」
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キーワード
「判断基準」という言葉に対して、どんなイメージが湧きますか?
ナベさん「今まで感じなかったことを感じています。下から掘り起こしてくれている感じ・・・」
なぜこんなことを訊いているか?それは、体の通訳をさせていただく中に、このキーワードが浮かんできたんですよ。しかし私には、何のことやらさっぱりです。ナベさんと私の価値観とが、どれくらい合っているのか検証したいんです。
ナベさん「痛みが強くなりました」
あぁ、これでやっぱり間違いなさそうですね。
もし判断基準が明確ならば、どんな変化が起こりそうでしょうか?例えば、多くの皆さんから判断基準を大絶賛され、尊敬の意を込めて称されるなら?
ナベさん「どうしても疑問なのが、なぜ肩とさすってる箇所がつながっているのか?今まで痛くもかゆくもなかったのに、突然痛くなったのか?」
潜在的コリが出てきているからです。潜在的コリとは、慢性的コリとは明らかに違います。慢性的コリは、「なんとなく重いな」くらいの自覚症状はあります。潜在的コリは、自覚症状さえもないんです。
ナベさん「確かに。そんなもの意識したことも、確認したこともありません」
私の役割は、無意識領域にあるものを、意識領域へ持って行くサポートだと見なしています。
未来の深掘り
※いったん施術を終え、さすって起こったエネルギーを臓器へ浸透させています。
ジワーっと来る、心地よさ分かりますか?
ナベさん「はい。すごく出てきました。なんか、血行良くなっている感じです」
いいですね。どう広がっていますか?
ナベさん「背中へジワーっと、来ています」
足へは来ていませんか?(統計データで、体からのメッセージ。「手=イメージ、足=実践」)
ナベさん「はい。さっぱり分かりません」
もし判断基準が明確で、自他ともに褒め称えきれるくらいにまでなれたら、どんな変化が起こっていそうでしょうか?多くの皆さんに、「あなたの判断基準は素晴らしいですね!」と大絶賛され、ご自身そう思えるなら?
ナベさん「今まで体験したことがないものが出てきています。どういうことかな?何が起こっているのかな?疑問ばかりが先に立っていますね。理解できないと言われれば、それまでなんですが・・・
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さっきよりかは、痛みが和らぎました。さっきは肩がかなり痛かったですが、今はさほどありません。同じ力なんですか?」
そうですよ。
→ディープマインドセラピーへ。
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Universal Flow 整体からの見解
文字起こしをしてみて感じるのは・・・
コミュニケーションの重要性
です。
ほとんど会話になっていない・・・。体の痛みを通して判断せざるをえませんでした。ながらも、施術の流れとして分かりやすくまとまっていたので、価値ある内容として公表すべきだと判断しました。
結局彼は、本格的に施術を受けてはいただけませんでした。未体験だと何度も繰り返しておられましたが、ご自身の限界枠を踏み超える決断には、至れなかったようです。ヒザ痛の原因を逆説的に考えて、やはり「目的意識の明確化」が、体からのメッセージだったように感じてやみません。
彼は、人望厚く人間味が深い人格者です。話していて痛感したのは、「貫いてきた信念」。目標に対し、得るために一心不乱に歩み続けてきた生涯を垣間見ました。様々な厳しい反論に対して、いかに切り返すかorいかに納得していただくかを、追求して来られたんじゃないでしょうか?たくさんの荒波を経てきたんだろうな・・・。
方向性を「体の視点」交えて、俯瞰・客観視してもよかったとは思いますが・・・。得ようとしているものが、ご自身に本当に価値があるのかを見極めるために。
体は、いつもご主人さま(あなた)を慕っているんだと、改めて実感できた施術でした。