私自身まだまだ発展途上で、こんなことを書けた身分ではありません。ただ「成長した時、〇〇な自分になっている」というイメージを思い描き取り組んでいます。
誰それに訓示するというより、自らに言い聞かせる思いで書きました。受講生に対し、「よくなって欲しい!」って思いで無我夢中に解説するうちに、出てきた言葉。
受講生から、「これ・・・『信頼される《私》になるには』にも通じますね」と返ってきました。確かに・・・。
1.相手の身になって考える
「変形性同質要素」にあるとおり、たいていの場合誰しも似たような、屈折した箇所を持っています。
自立整体セラピストの役割は、「コリに封印された感情解放のサポート」と考えています。【施術を受けるあなた自身が、課題の感情を見つめようとしているか?】は、大きな分岐点となります。ご自身が何らかの理由で見つめきれないのなら、見つめきれるようサポートする事ではないかと。
過去の記憶を呼び起こし、当時の感情を味わいきるうちに、脳の記憶のプログラムやDNAが書き換えられていくようです。潜在的コリを引き出し、痛みを味わいきる事から解放につながった方がたくさんいらっしゃいます。
よって、「どうして〇の時、☆な事をしたんですか?」「もしその時の自分へ、タイムマシンで行けるようでしたら、何てアドバイスをしますか?」
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等をお訊きするかと思います。
ここで大切なポイントは、「信頼関係」です。信頼関係ナシには、絶対に前に進む事はできません。ご自身が「本当は話したくない、思い出したくもない」ような過去を見つめるサポートをするため、私自身の器を広く深くしていく必要性を強烈に感じています。
2.一緒に考える
コリリンテーブルを発見する経緯等、暗闇の中で鍵を探すかのような感覚でした。
ヒラメキで与えられたとは言え、それを検証し、公表できるまでは相応の時間と労力を要しました。口頭でお伝えするだけの期間はもどかしく、「本当にそうなんだろうか?」と疑心暗鬼の思いに駆られる事も多々ありました。
なぜできたのか?分からないながらも、ご協力いただけた方々がいたからです。よく言ってきた言葉は、「AがBだって事は、Cに原因があるんじゃないかと仮説を立てています。実際これが合っているかは分かりません。ただ、CがDならAも変わってくるかもしれないと見ています。試してみてもいいですか?」
こういった具合に、1つ1つ了解を得てきました。施術自体が、まさにお客様との2人3脚です。もし私なりの判断で勝手に推し進めていたなら、結果が出なかった時「なぜ勝手な事をしたのか?」となってしまいます。
私は、「施術の時間は、お客様から雇われている」と考えています。お客様から、施術料(給料)をいただいています。
もしかしたら「あーでもない、こーでもない」と、話し合いながら進めていく施術となるかもしれません。表面的な施術内容は同じでも、メンタル面は各人各様です。よってまぎれもなく「超オーダーメイド施術」となります。
まだまだ未解決な問題は山積みです。結果が同じような症状だったとしても、原因が違えば解決方法が変わってくる場合もあり得ます。よってこれからも継続していきます。
こんな歩みをさせていただけた事は、輝かしい宝物です。「もし生まれ変わっても、同じ人生を歩みたい!」と考える根拠の1つです。自分自身における信頼関係が、相似的に起こっているのかもしれません。
3.向上心
現状に満足せず、より優れたもの、より高いものを目指して努力する心(goo辞書)。
私の強み(ストレングスファインダー) の1つには、「最上志向」があるようです。これからの方針として、「健康な方をさらに健康人へ」としていきたいと考えています。そのためにも、さらに成長しなければなりません。
決して驕り高ぶるような事があってはならず、どんな事にも反省点や改善点を見出す必要性を感じています(自分を俯瞰し味わう)。
そこから生まれて来ると、考えているものとは「謙虚さ」です。経営理念4.にあるとおり、主人公は施術を受けるあなたです。
どんなに施術者側が張り切っていたとしても、患者様ご自身が心を閉ざし続けるなら、申し訳ない結果となってしまいます。主人公を主人公らしくあれるようサポートする事で、考えてもいなかった大きな成果が得られます。