望ましい未来へ向かうための清算

今、こちらを書いた方がいいような気がしています。今までの私に区切りをつける意味でも。どうしてもあなたと一緒に未来を創り出していきたいから。

※今でこそ「洗脳されていた」「盲信だった」と言えますが、渦中にいた当時は教理の芸術性にどんどん惹かれていきました。

闇に囚われてきた過去

統一教会へ入信

私は、20歳から悪名高い統一教会に15年間、人生かけて籍を置いていました。自衛官をやめた理由も、天職に就くため等のことを言ってきました。
・事実を公にする勇気がなかった
・経緯を思い返したくもないので、うやむやにしてきた
から、結果として嘘をついてきたことになります。

当時は人生の目的で真剣に悩んでおり、ことごとくうまくいきません。酒乱でもあり、20歳で酒をやめた理由は入信です(規則上、酒は厳禁でした)。今は解禁しましたが、当時の私には好都合でした。

もし入信していなければ、自己矛盾の軋轢に発狂し、自殺は時間の問題でした。今となっては「なぜあんなバカなことを〜」と振り返りますが、当時の私には「相応な枠」でした。

自衛官をやめた本当の理由は、1999.2.7、韓国で合同結婚式がありました。もともと日本国内で開催予定でしたが、フタを開けてみて大きく様変わりしていました。

日本国内であれば丸め込んでもらえるだけの信頼関係を築いていたものの、自衛隊では海外渡航申請の連隊長決裁を要します。散々説得されましたが、盲信していたことから通常2ヶ月は退職にかかりますが、異例の2週間で進められました。

教会の闇

先々のビジョンを明確化していたわけではありません。わずかながらの退職金も底をつき、近くのサンドイッチ屋さんからパンの耳を分けてもらっての生活。

教理への確信を持っていたので、どんどん実践し献身者として出発。そこで印鑑会社に就くこととなり、姓名判断の勉強が始まりました。「私には適っていない」と悩みましたが、のめり込み《突然変異》だと言わんばかりな体験も経てきました。

一生懸命に頑張って、ふと振り向いた時、誰もいない孤独感。ずっとありました。教理には嘘はないと思えるので、道を邁進します。解釈の違いから、共通目的を見出せず、成果を出せません。新しく入った方々に追い抜かれていく悔しさを味わってきました。

どうしても価値観が合わず、疎まれ嘲られる日々。新天地を求めてさまよいました。責任者からある日「もし離れるなら、いつにする?」と問われました。教理の正当性を証明するために奔走してきたことが、都合によって捻じ曲げられ邪魔者扱いされていると察しました。

教会では、「教会から離れる=死」と思い込まされていました。約3年間はやめた方がいいと思いつつ、
・今まで真剣に生きてきた私の人生がムダになる恐怖
・自衛隊をやめた時のように、転落していく恐怖
なイメージから退会できずにいました。

退会

2010.8、ようやくやめる決断ができたのは、元奥さんとのご縁です。今の奥さんいわく、元奥さんを知る方々から悪評を聴くそうです。確かに問題だらけな女性でしたが、私が教会から抜け出すために必要な方だったんだと感謝しています。

宗教びたりだった経験から、神やスピリチュアル等に抵抗感は全くありません。ただし、現実が変わらないスピリチュアルは論外だとみなしています。潜在意識関連の事業を進めていますが、もともと超アンチ派でした。様々なセッションを受けてみて、比較検証を繰り返してきました。

施術家だった当時は、体の言い分を通訳する等なことを経てきました。世界進出を目標にしつつも、一攫千金狙って大失敗をやらかし会社勤めせざるを得なくなったのは、やはりセルフイメージゆえだと痛感です。大成果を出せる一歩手前でブレーキをかけ、覆す出来事が起きていました。

薄皮を剥ぐように少しずつ成長できている確信はありつつも、とても素晴らしいとは言えない罪悪感が、もともとあった中に教理によって上乗せされました。

過ぎてみれば愛だった

21歳から現49歳の28年、座右の銘としているのは【過ぎてみれば愛だった】です。どんなに嫌な出来事でも、渦中を経た今となってみれば、過去の出来事を経験(成長の糧)として解釈できます。

10年経ってそう思えるようになるのなら、今起きている嫌な出来事をも「愛だった」と感謝できるようになる日が来るはずです。「ならば、その10年の感情を前倒しで持ってこれるなら?」と考えて今に至ります。

洗脳され盲信していたことは事実として認めています。献身者として関わってきたからこそ、教会の闇の部分をたくさん見せつけられ、大いに幻滅しました。金輪際関わることはありません。

しかしご縁してきた、ともに苦楽を分かち合ってきた仲間は、やはり宝物です。「青春を返せ裁判」等、訴える気持ちは理解しかねます。当時の私にはまさに青春でした。

恥ずかしく誰にも言えないとひた隠しにしてきましたが、安倍元首相の狙撃事件でさらに言えなくなりました。今は『だからこそ』だと噛みしめています。

過去の汚物まみれの記憶も、すべて抱えて望ましい未来へ向かいます。

投稿者:

Anshin Ryu

Universal Flow Therapy 健創庵 龍 庵真(りゅうあんしん)と申します。
 20年で確実に20万人超のお名前と向き合わさせていただいた経緯から、生き方より理想を創り出す「社名・姓名承認マイスター」を広げています。 
 究極のセルフマネジメントで自立成長を応援。 絶対に目標達成したい方へ、未知の可能性を実感の理想具現化サポート。 
 
 15才で自衛官となり、出身地の長崎よりも首都圏での生活が2/3となりました。 
 私自身のセルフイメージが強烈に低く、どんなに素晴らしいことをしても、悪い意味でバランスをとるような出来事が起きていました。 マジメに生きようともがきつつも、運命の荒波に翻弄され続けた期間は、40年を超えます。 
 今まで一貫してお伝えしてきたのは、 本当の癒しは、ご自身にしかできません。 
 「立名コーチング」という独自の理論により、 ・過去と未来を今ココに集約させ ・理想とする未来のご自身からアドバイスを受ける ・理想とする未来のご自身を発信源に、過去の記憶を癒す 方法を編み出しました。 
 世界中にiPhoneレベルで 「理想の自分像って?」 を訊き合って認め讃え合えている感動世界を見るために、今を生きています。 
 どうぞよろしくお願いいたします。

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