
どちらがいい?
国会に「選択的夫婦別姓」に関する3つの法案(立憲民主党、国民民主党、日本維新の会)が提出されました。
夫婦別姓か、同姓か──────このテーマはよく「制度の話」にされがち。名前の専門家(姓名承認&覚醒』の視点では、全く違う景色です。20万人超の名前と向き合ってきた私の視点から「名前の本質」について(よかったらシェア拡散いただけると嬉しいです)。
夫婦別姓でも、同姓でも、どちらがいいという話ではありません。気にされる方々へ、「どうぞお好きなようになさってください」とお伝えしています。前提として、本当に望ましい決断ができるよう、明確な判断基準があります。
名前とは「苗字(ご先祖の願い) × 名(あなたの使命)」が調和統合して1つになる存在価値の核です。だから名前を変えるかどうかは、ご本人の魂が選んでいる流れや方向性によって変わります。
苗字は「ご先祖様からの願い」
あまり語られていませんが、苗字には
・ご先祖の願い
・家系が守ってきた価値
・積み重ねてきた歴史
・魂の縦の流れ
という「深いストーリー」が宿っています。苗字は「血統的習慣性を運ぶ器」なのです。
名(下の名前)は「あなたのミッション」
名前のより本質は、下の名前にあります。
・何のために生まれたのか
・どんな価値を創るのか
・どんな質で生きるのか
・何を果たす役割なのか
名は、生まれた瞬間からあなたのミッションを示しています。また名は、前世からの影響も反映されます。
よくある質問
「結婚して姓が変わる人と、変わらない人で人生はどう違うんですか?」ここが誤解が本当に多いので、分かりやすくお伝えします。20万人超の名前と向き合ってきた中で、確信パート3級の重要ポイントです。
名前が変わる人生
偶然ではありません。いずれ名前が変わる方は、最初からそういう予定で生まれています。名前の音・字・響きを読むと、そこに
・役割の転換
・新たな流れとの統合・変更
・人生のフェーズ移動
といったテーマが刻まれています。だから自然と「変わった後の名前が似合う相手」と出会うのです。
これが、結婚で姓が変わる真相です(親が離婚して名前を変えることになったお子様も同じ)。たとえ名前がいかに変わろうとも、過去の名前で生きてきた記憶からは逃れようがありません。
中卒で自衛官になった時、「心機一転、新たな気持ちで〜」と希望を抱いていましたが、中学生までの延長線的な出来事が起きていました。表面的なものをいくら変えたところで、結果はさほど変わらない場合が大半です。
名前が変わらない人生
これまたよくある質問。「姓が変わらない側は、同じ人生が続くんですか?」絶対にそんなわけありません。
名前=性質×エネルギー
です。
名前がそのままでも、結婚という大きな出来事で
・人生の流れが変わり
・役割が変わり
・接する人が変わり
・環境が変わり
・人生の「行き先」が変わります
分かりやすく電車に例えてみましょう。あなたという「電車」が
・車両が増結され
・接続路線が増え
・乗客が変わり
・走行区間が伸び
・役割が広がる
そんな変化を経験するのと同じ。時間帯によっても、夜は酔っ払いのケンカがあっても、昼間は譲り合いのホノボノ感。同じ電車でも、環境が変われば働くエネルギーは変わるのです。名前も全く同じです。
やはり「名前が変わらない=人生が変わらない」ではありません。
「あなたの人生」というあり方
制度の賛否の話ではなく、魂の流れとしてどちらが自然か?が本質です。ここで改めて「お好きなようになさってください」の意味を強調いたします。
変えようが変えまいが、あなたの人生です。もし変えたことによってうまくいこうが、ご期待に添えきれずとも、あなたが決断して進んでいくのです。そのようなあり方。「決める」という行為を前提とした場合、「お好きなようになさってください」を、あなたはどう解釈なさいますか?
・名前が変わる人生=役割の乗り換え
・名前が変わらない人生=役割の自立
どちらも命の流れとして自然で、どちらも美しい選択です。
かつ、名前は「名だけ」「姓だけ」で成り立つものではありません。「苗字(流れ) × 名(使命)→セット」があなたの存在価値です。
夫婦別姓の議論が進んでも、大切なのは、名前の本質に戻ること。ここを外していなのに、人生が整っていかない理由を思いつけないのですが、あなたにはいかがでしょうか?