対話の恩恵
先日、「悩み」について語らう場を得れました。とても感謝しています。
「誰もが、最高の価値を持っている」という大前提で対話していると、驚く程にイイ感じに話が進むんですねぇ(゚o゚;; 少しずつの積み重ねが、人生を変えていくんだと、改めて実感。
私は、「悩み」に対してものすごく肯定派です。恩師からも、「悩み考える事は、素晴らしい。ぜひこれからも悩み迷え。考えろ」と言われてきました。
脾臓は、”考え過ぎ・悩み・迷い”によって弱っていきます。免疫力が下がっていきます。「考え過ぎ・悩み・迷い」のメリットとは?なぜ脾臓(免疫力)を弱らせてまで、そうする価値があるんでしょう?
大きくは2つ。
1.成長欲求(問題意識)
なぜ悩むのか?それは「理想と現実のギャップ」を実感してるからではないでしょうか?
例えば私自身、去年の私と比べても「ずい分変わった!」と感じています。去年の私が目指す基準にかなり近づいてきたと感じてます。しかし前よりも、より悩むようになりました。なぜなら「理想とする基準」が上がったからです。
前にあるセミナーで、「悟れば悩まなくなる」と言われて反論した事があります。深い知り合いでしたからねf^^*)「それは、悩みのレベルが高すぎて、理解されなくなるんじゃないですか?周囲から、悩んでるようには見えなくなるだけだと思います」
周波数なんてまさにそうですね。人間には分からない電波も、犬や猫等には分かると言われています。
お釈迦様やキリスト等が、悩んでいなかったでしょうか?彼らがお弟子さんらに「私の悩みを理解してくれない(-_-;)?」と打ち明けていたでしょうか?
競馬やパチンコでどうやって稼ぐかを悩んでる方と、ゴルフに無我夢中になり「どうすればいいスウィングができるか?」を悩んでる方、会話は成立するでしょうか?
個人・家庭・〇〇家の一族・地方(関東や九州)・日本・アジア・世界・宇宙・・・、悩みのレベルが変わるだけで、悩みが尽きる事は絶対にないと考えています。たとえ世界中が、家族みたいな信頼関係で結ばれたとしても(悩む時間が短縮される事は、大いにあり得ます)。
ここでのポイントは、「悩むべき事で悩んでいるか?」だと感じてやみません。関心の輪の圏内でいくら悩んでも、(実現されないんですから)あまり価値を感じれないんじゃないでしょうか?
「いい国作ろう、――――」と言われて大半の方が連想するのは、源 頼朝じゃないでしょうか。鎌倉幕府を創ったのは彼だという事実は、誰もが知っています。しかし、どんな動機でどうやって同志を集めたのかは、あまり知られてはいないんじゃないでしょうか? 「考える」だけじゃなく、方向性を明確に見出す事も重要です。
2.インスピレーション(ヒラメキ)力
前に『プロジェクトX』(スペシャル版)で、「富士山レーダー」のインタビューを印象深く覚えています。「皆高山病にかかり、どんどん下山していく・・・。そんな中、私までも。どうしてもあきらめきれず、考え抜く中に、パーっと啓けてきたんです。その後すごく楽になりました」(私の記憶の中での言葉です。)
20歳当時、劇的な転換を経ました。
「もう落ちようがないというくらいに落ち込めば、転換される。極と極は、遠いようで互いに通じている」という恩師の言葉が強烈に残っています。『プロジェクトX』のこのインタビューと、ものすごく重なりました。
「ニュートンとりんご」にあるとおり、「考える事」はヒラメキの必須条件です。脾臓が弱るメンタル的要因は、「考え過ぎ・悩み・迷い」と最初に書いてます。脾臓はじめ体は、今現在の事情しか分かりません(過去の記憶も抱き続けています)。「今ご主人さん、悩んでるなぁ・・・。どしたんやろ?」と免疫力を下げる方向に向かうかもしれません。しかしそれは、一時的です。
ニュートンが万有引力を発見した時のように、「りんご」が落ちて気付きを得れるようになります。「そうか!そうだったのか!!!」なんて気付けた時の達成感、免疫力が上がりそうに思えませんか?私たちの周囲には、いつもたくさんの「りんご」がボトボト落ちてます。早く気付かせたいがために、悩める環境を与えているとも見れなくはないですか?
あらゆる環境・出来事は、例外なくあなたの解釈次第です。
ニュートンとりんご