笑顔の裏側にあるもの

『栄光の架け橋』に学ぶ

先日、ゆずの20周年特集番組。録画していた分を、やっと見れました。大ファンだという大島優子さんがインタビュアーでした。

『SONGS〜ゆず20周年』より

最も印象深かったのは、『栄光の架け橋』のコメント。「勝者の歌はやめよう。敗者が聴いた時に、もう一度立ち上がれる歌にしたい」「苦難を乗り越え、普遍的な歌を作り続けたい第一歩となった」ーーー。井上康生現監督の「屈辱は最大のエネルギー」も、深く心に沁みました。

2004アテネオリンピックの日本公式テーマソングで、多くの感動をしたことは記憶に新しいところです。感動の名場面の多くに、この歌がともにありました。

特に共感したのは、【「素晴らしい」の裏側】にあるもの。

営業を超えた営業

今まで印鑑営業はじめ、多くのステキな方々と関わってきました。もちろんご自身を認めきれないがため印鑑を勧めた方もいましたが、凶数からもたらされる性質を吉相に変えて、印鑑を持つ必要がなかった方いらっしゃいました。しかしそんな方々さえ、印鑑をご購入いただける場合も。

「◯◯さんには、印鑑必要ありませんね」と言っているのに・・・、「ぜひあなたから買いたい!」と喜んでいただけたこともありました。そういった経験が、今にも息づいています。

素晴らしい方々にあった共通点は、「笑顔の裏側に秘めたもの」です。それは、大きな壁や試練にぶち当たり、克服してきた生涯。つらいも悲しいも、すべて真珠のように包み込んで消化して来られたバックボーン(背骨)。

あなたは、あなたご自身を褒められるのと、あなたご自身の背景(ご家族やご先祖様)を褒められるのと、どちらが嬉しいでしょうか?多くの皆さんは、後者でした。ご自身を評されても「いやいや・・・」と拒まれる方でも、背景を評されるとすんなり受け止めていただける場面がとても多かったです。

私自身、目の前の方の気持ちを理解したいがために、様々な職を継いできました。厳しさや苦しみ悲しみを、肌で感じ涙で分かち合うことを目標に。「龍さんの営業は、営業を超えていますね」と言われることが多いですが、さらに精進を重ねる必要性を感じています。

成長と悩み

あるお客様からの質問で「今、明らかに悟りを得ました。しかし前にも、悟ったと思える気づきがありました。今の気づきの方が大きいですから、当時の悟りって、ウソだったんでしょうか?」と問われたことがあります。

Universal Flow Therapy というフィルターをかければ、明確にお答えできます。あなたの体は、ご主人様であるあなたの成長を心底願っています。その体が「あら!よく悟りましたね、ご主人さん!じゃあ以降は、お好きなようにのんべんだらけちゃってください」と返すでしょうか?

あなたの体は、成人したくらいで成長は止まっています。しかし心の成長は、死ぬまで終わりはありません。あなたが成長欲求を持ち続ける限り、確実に何らかの壁が立ちはだかります。壁によってもたらされるものとは、まさに悩みです。

悩むほどに、あなたの心の器は深まり広がります。悩みの原因とは、思い通りにいかないことがあるからです。逆に言えば、実現の可能性があるからこそ、悩みが生まれてきます。悩みは決して悪いものじゃありません。

人格者である方ほどに、当施術はオススメです。人格者であるあなたは、様々な苦難や試練を克服してきたからこそ、今があります。今に至るまでのわだかまりやしがらみ等々は、どうやって解放してこられましたか?多くの人格者と認められるような方々と対話する中、深まるほどに必要性を痛感しています。

今までは、解放できなかった出来事に対して、フタをし続ける必要がありました。しかし今は、闇に対して多角的に光を当てることができるご時世となりました。現時点では満足していても、次のステージへいくために、心得ておいた方がいい1つじゃないでしょうか?

悩みと成長は、深い絆に結ばれています。悩みが深いほど、「笑顔の裏側にあるもの」であるバックボーンは、さらに重厚で価値が増し得ます。

考えすぎ・悩み・迷いのメリット

対話の恩恵

先日、「悩み」について語らう場を得れました。とても感謝しています。

「誰もが、最高の価値を持っている」という大前提で対話していると、驚く程にイイ感じに話が進むんですねぇ(゚o゚;; 少しずつの積み重ねが、人生を変えていくんだと、改めて実感。

私は、「悩み」に対してものすごく肯定派です。恩師からも、「悩み考える事は、素晴らしい。ぜひこれからも悩み迷え。考えろ」と言われてきました。

脾臓は、”考え過ぎ・悩み・迷い”によって弱っていきます。免疫力が下がっていきます。「考え過ぎ・悩み・迷い」のメリットとは?なぜ脾臓(免疫力)を弱らせてまで、そうする価値があるんでしょう?

大きくは2つ。

1.成長欲求(問題意識)

なぜ悩むのか?それは「理想と現実のギャップ」を実感してるからではないでしょうか?

例えば私自身、去年の私と比べても「ずい分変わった!」と感じています。去年の私が目指す基準にかなり近づいてきたと感じてます。しかし前よりも、より悩むようになりました。なぜなら「理想とする基準」が上がったからです。

前にあるセミナーで、「悟れば悩まなくなる」と言われて反論した事があります。深い知り合いでしたからねf^^*)「それは、悩みのレベルが高すぎて、理解されなくなるんじゃないですか?周囲から、悩んでるようには見えなくなるだけだと思います」
周波数なんてまさにそうですね。人間には分からない電波も、犬や猫等には分かると言われています。

お釈迦様やキリスト等が、悩んでいなかったでしょうか?彼らがお弟子さんらに「私の悩みを理解してくれない(-_-;)?」と打ち明けていたでしょうか?

競馬やパチンコでどうやって稼ぐかを悩んでる方と、ゴルフに無我夢中になり「どうすればいいスウィングができるか?」を悩んでる方、会話は成立するでしょうか?

個人・家庭・〇〇家の一族・地方(関東や九州)・日本・アジア・世界・宇宙・・・、悩みのレベルが変わるだけで、悩みが尽きる事は絶対にないと考えています。たとえ世界中が、家族みたいな信頼関係で結ばれたとしても(悩む時間が短縮される事は、大いにあり得ます)。

ここでのポイントは、「悩むべき事で悩んでいるか?」だと感じてやみません。関心の輪の圏内でいくら悩んでも、(実現されないんですから)あまり価値を感じれないんじゃないでしょうか?

「いい国作ろう、――――」と言われて大半の方が連想するのは、源 頼朝じゃないでしょうか。鎌倉幕府を創ったのは彼だという事実は、誰もが知っています。しかし、どんな動機でどうやって同志を集めたのかは、あまり知られてはいないんじゃないでしょうか? 「考える」だけじゃなく、方向性を明確に見出す事も重要です。

2.インスピレーション(ヒラメキ)力

前に『プロジェクトX』(スペシャル版)で、「富士山レーダー」のインタビューを印象深く覚えています。「皆高山病にかかり、どんどん下山していく・・・。そんな中、私までも。どうしてもあきらめきれず、考え抜く中に、パーっと啓けてきたんです。その後すごく楽になりました」(私の記憶の中での言葉です。)

20歳当時、劇的な転換を経ました。
「もう落ちようがないというくらいに落ち込めば、転換される。極と極は、遠いようで互いに通じている」という恩師の言葉が強烈に残っています。『プロジェクトX』のこのインタビューと、ものすごく重なりました。

「ニュートンとりんご」にあるとおり、「考える事」はヒラメキの必須条件です。脾臓が弱るメンタル的要因は、「考え過ぎ・悩み・迷い」と最初に書いてます。脾臓はじめ体は、今現在の事情しか分かりません(過去の記憶も抱き続けています)。「今ご主人さん、悩んでるなぁ・・・。どしたんやろ?」と免疫力を下げる方向に向かうかもしれません。しかしそれは、一時的です。

ニュートンが万有引力を発見した時のように、「りんご」が落ちて気付きを得れるようになります。「そうか!そうだったのか!!!」なんて気付けた時の達成感、免疫力が上がりそうに思えませんか?私たちの周囲には、いつもたくさんの「りんご」がボトボト落ちてます。早く気付かせたいがために、悩める環境を与えているとも見れなくはないですか?

あらゆる環境・出来事は、例外なくあなたの解釈次第です。

ニュートンとりんご

 

東京 池袋から電車で約15分