成功への道は、思いがけない落とし穴に遮られがちです。落とし穴には分かってみれば明確なメッセージがあります。事前に察知し回避することで、より賢明かつ効果的に目標に向かって進めます。「これをやると確実に失敗する」というテーマで、成功を妨げる行動や考え方をいくつか共有させていただきます。
私、以下をすべて網羅しており、ずいぶん回り道をしてきました。できるものなら、あなたには成功への直短距離を歩んでいただきたいです。
完璧を求める
完璧主義は、プロジェクトの開始をすごく遅らせたり、完了を妨げます。完璧な精度とは、あなたの成長と比例関係にあります。あなたが成長するほどに、欠陥点が見出されてしまいます。
仮にあなた視点で完璧な出来栄えだとしても、周囲からは欠陥点が見えたりもします。あなたにはたとえ50%くらいの状況だとしても、周囲には60〜80%に見えているのかもしれません。完璧さとは、主観と客観では大きくちがう場合がとても多いのです。
ハナから完璧は存在しません。重要ポイントは、答えはお客様が持っています。実践と改善の同時進行に運気が流れてきます。
過去に囚われる
過去の失敗や後悔に囚われ続けることは、未来への進歩を阻みます。
あなたは「知覚動考」という言葉、ご存知でしょうか?あるメンターさんからのアドバイスで、「ともかくうごこう」とまくし立てられ、ヤミクモに動いていた時期があります。ヤミクモなだけあり、予想通り成果には至りません。それでも動き続けた結果、完全枯渇。何もする気になれません。
振り返ってみれば、横浜に帰ろうとしているのに山手線をグルグル回り続けているような状況でした。完璧さは求めずも、ある程度の方向性を定めることも重要だと学びました。
失敗から学び、前に進む勇気(今となっては笑い話ですが、恥ずかしい・・・・)。
変化を恐れる
変化は成長の不可欠な部分です。変化を恐れるなんて、なんともったいない!快適ゾーンに留まり続けることは、新たな機会や可能性を見逃すことにつながります。
「好転反応」でお伝えした通り、成長の幅が大きいほどに相応のシワ寄せが必ず起こります。「シワ寄せ的な変化が起きた=今までのあなたではなくなる」と、あなたの中にあるホメオスタシスが危険信号を出しています。
だからと言って、あまりにも急激すぎる変化はリバウンドが起きます。変化の波を越えきれなかった場合、逆効果な危険性をはらんでいます。
だからこそ、「適切な目標設定と現状把握」なのです。
自分軸と他人軸に翻弄される
自分軸よりも他人軸を優先することは、翻弄され満足いく人生を妨げます。逆に自分軸を優先し過ぎると、社会からの強烈な疎外感。世の多くのステキな方々は、自分軸を優先させる生き方を挙げておられますが、両方兼ね備えた軸があります。
マーケティング用語に、「マーケットイン」「プロダクトアウト」という用語があります。どちらが自分軸?他人軸?どちらも重要ですね。
マーケットイン
ニーズや要望に基づいた商品開発を経て市場に出す。顧客中心主義に基づき、市場の動向や顧客の声に敏感であること。
プロダクトアウト
製品や技術の可能性から出発して市場に投入。市場の既存のニーズよりも、製品の独自性や革新性を重視します。
自己疑念に屈する
自信の欠如や自己疑念は、行動を起こす前に止めてしまいます。根本原因は、自己承認のレベルです。原理原則として、自分を信じきれている分しか、他を信じきれません。
あなたは、どれくらいあなたご自身を信じきれていますか?やはり「適切な目標設定と現状把握」。改めて、グッと向き合ってきませんか?向き合いすぎて悪いということはありません。竹の節目を作るようなものです。
自己信頼を育て、小さな成功を積み重ねていくこと。些細なことの積み重ねが、後々とんでもない奇跡の礎となり得ます。
柔軟性の欠如
計画は常に思い通りにはいきません。途中でコースを変更する柔軟性が、成功への適応を可能にします。
柔軟性の欠如という短所的視点から観るなら、画数27。「熟考力」と称していますが、考えることが大好きで歯止めが利かなくなり、周囲と噛み合いにくくなりがち。結論を決めておき、「そこまで考えたらオッケー」とできるかどうかが鍵です。
大谷翔平さんも総画27で、長所を正しく適切に使いこなせている典型例です。
逆に相反する画数28のエネルギーは、まさに「臨機対応力」という性質です。吉凶では凶扱いされていますが、私は決して凶だとは考えていません。咄嗟の状況にも即対応できる能力を兼ね備えておられるステキな方が多いです。
総画28の代表例はイチローです(本名:鈴木一朗)。
感謝を忘れる
どんな状況でも感謝の気持ちを持つことは、ポジティブな心理状態を維持し、困難を乗り越える力を与えます。
「感謝の対義語とは?」をAIに問うたら、「ウラミ」だと返ってきました。しかし中には、「当たり前」だと称される方も。あなたはどちらだとお考えでしょう?
Universal Flow Therapy では、「当たり前」と「ウラミ」を掛け合わせた言葉だと主張しています。AIとの問答からも、確信を深めました。
考えるようになったきっかけは、「お前は感謝が足りない」と散々言われてきたからです。「どうすれば感謝できますか?」問うても誰も教えてはくれません。考え抜く中での結論は、感謝が0点な方はいません。逆に100点満点な方もいません。だからこそ感謝とは、死ぬまで追求する価値があるのです。
結論
失敗は、成功への道の一部です。重要なのは、これらの落とし穴を認識し、学び、成長することです。あなたの成功の旅において、これらのポイントが光となり、前進するための力となることを願っています。
志に向かって、あなたとともにありますよう。
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