瞑想の本質=境界線の解放

瞑想の本質=境界線の解放

現代社会では、ストレスや不安が蔓延しており、心の平穏を求める方々が増えています。瞑想は、解決策の1つとして認知されていますが、本質とは何なのでしょうか?今回は、瞑想の本質について探究し、恩恵について考えてみます。

私の瞑想史

瞑想の本質とは、自己と他者・心と体・意識と無意識の間にある境界線を取り除くことです。この結論に至るまで、瞑想を始めて21年目です。まさに苦しみもがきまくってきた集大成です。

始めた当初は、坐禅です。呼吸とともに「1・2・3・・・」と数えながら、瞑想することで脳波が下がっていくという話に興味を持ちました。興味本位で始めたこともあり、数えているうちにいくつだったかを忘れてしまい、ストレスが溜まり断念。深呼吸で落ち着かせる程度で継続しておりました。

2010年に、やはり瞑想が重要だと再認識。瞑想しようと試みつつも、我や執着を取っ払おうとする我をどうにもできず、また断念。チャクラ瞑想も試みてみましたが、どうもヌカに釘。「やはり私ではムリなのか?」とあきらめかけていたところで、同じ言葉を繰り返し一点集中するやり方に、活路を見出せました。

自衛官当時の射撃訓練のエピソード等交え試行錯誤を繰り返し、昨今のジョギング瞑想へたどり着きました。一点集中、同じ言葉を何度も何度も唱え続けることで、同じ言葉ではなくなってきます。座右の銘なんて、特にオススメです。理解が深まっていくのです。

境界線をなくすこと

今日、改めて気づけたのは、真我の実践会「真我瞑想講座」です。2009年から関わり始め、いったん休会して今月から復活いたしました。施術のお客様の中にも関連ある方々がいらしていたので、話を聴いてはおりました。「『ない』を繰り返す瞑想法」だと聴き、雑念が湧いてくる類だと察しました。だからこそ受けようとは思えず、離れる結果となりました。

今日受けてみて大いに納得した点が、「ない=境界線」でした。よく「あの方はなんて枠がない方だ!」と褒め称える言葉として聴くことがあります。意味としては、「あまりに枠が大きすぎて、枠がないかのように感じる」です。清濁併せ呑める器のことだと理解しています。

「雑念が湧いてくるほどに深まっていく」という内容にピンときました。湧いてくる雑念を境界線と考えた場合、「ない」と唱えることで「雑念があってもいい」という解放状態に。

「解放とは、あってもなくてもどちらでもいい状態」だと定義づけており、雑念を受け入れつつも客観視の状態になります。まさに清濁併せ呑んだ状態であり、境界線と和平協定を結んでいく感覚でした。

※実際には、学長の佐藤先生が言われている内容とは違うかもしれません。直に講座を受けてみての個人的な感覚です。

瞑想の恩恵

境界線がなくなることで、自他合一化が実現し、深い理解と調和が得られます。具体的には、次のような恩恵があります。

瞑想の価値を最大限活かすためには、単に瞑想の時間を持つだけでなく、深い統合状態を目指すことが重要です。やみくもに瞑想を続けるだけでは、当初の私のようにストレスを感じる場合もあります。自他の境界線がなくなり、あなたが望む統合状態が実現されてこそ、瞑想の価値が発揮されるのです。

ストレスの軽減

境界線がなくなることで、心の安定が得られ、ストレスや不安が軽減されます。瞑想中に感じるリラクゼーション効果がサポートします。脳機能的にも安らぎを得られ、ホルモンバランスや自律神経が整っていくのです。

深い瞑想ではなく深呼吸だけでも違いはあります。ぜひ試してみてくださいませ。

内面的な安定

自他の統合により、内面的な葛藤が解消され、心の平穏が保たれます。よって日常生活の心の動揺が減ります。なぜなら、俯瞰した視点が培われるからです。

心をフィルムに例えるなら、スクリーンに映し出された映像を傍観している感覚です。

深い洞察

瞑想を通じて、自己の内側に深く入り込み、本来の自己を発見することができます。これにより、自己理解が深まり、人生の目的や目標が明確になります。アインシュタインの名言「問題は発生したのと同じ次元では解決できない」にあるとおり、次元を上げ視点の更新が、解決は速いとみなしています。

感情の解放

抑圧された感情やストレスが解放されることで、心の軽さを感じ、健全な感情表現が可能になります。俯瞰によって次元を上げ、視点を更新できれば、問題は問題ではなくなり得ます。

解放とは、あってもなくてもどちらでもいい、ニュートラルな状態です。気になっていない以上、問題だと言えるのでしょうか?

創造性の発揮

瞑想により心がすっきりクリア化されることで、新しいアイデアやインスピレーションが生まれやすくなります。創造力が高まり、問題解決能力が向上します。

心と体は密接に関連づいています。心のスッキリ化によって、血流循環が促進されます。新陳代謝が活性化され、日々の生活がメリハリ化。妥協から調和へ、気づきと感謝の連鎖が起きてくるのです。

人間関係の改善

瞑想により得られる内面的な安定と感情のコントロールが、他者とのコミュニケーションを円滑にし、深い絆を築く助けとなります。

脳科学の発展により、「運は周波数で証明できる」と判明してきました。ラジオとは世に数多ある周波数の中から、設定した特定の周波数だけを受け取り、音声に変える装置です。

あなたの脳を受信装置だと考えた場合、「設定した特定の周波数」とは何にあたるのでしょうか?何チャンネル設けていますか?受信した音声はクリア?ノイズだらけ?

結論

瞑想の本質は、境界線を解放し、自他合一化の実現にあります。解放を通じて得られる恩恵は、心の平穏、ストレスの軽減、深い洞察など多岐にわたります。瞑想を日常生活にとり入れることで、より豊かで充実した人生を送るための力を得れるのです。

「10年以上前から知っていたなら、当時やらなかった私は失敗だったのか?」と疑問も湧きました。紆余曲折あっての今日の気づきだと解釈しています。

私の瞑想への現時点での結論は、こちらだと至りました。あなたの場合はいかがでしょうか?「瞑想の本質あなたバージョン」を理解し、日常生活に取り入れてみませんか?

心の平穏と幸福感を追究し、理想の未来を築いているあなたを思い描きながら・・・。

佐藤康行 真我の実践会

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よみがえってきた記憶

先日、瞑想講座を受け、すっかり忘れていた記憶がよみがえってきました。過半数以上は、質問された課題に答えきれず、大いなる伸びしろがあることを実感できる、有意義な時間となりました。

1 自責の念

小2当時、給食センターから届いたものを、教室へ運んでいた最中。おつゆ(ワカメスープ系)が入っていた鉄の大樽を、取っ手が熱く手を離してしまい、廊下に全てこぼれてしまう大惨事。

知らせを受け、状況を見にきた担任の先生、唖然・・・・・。その日の昼食は、1品少なくなりました。全員、完全に無言。嘲笑罵倒を覚悟していただけに、何と返せばいいか分かりません。

強烈な自責の念・・・・・・・・・・。「なんてダメな奴だ」と自分をどれだけ責め裁いたのでしょうか?思い出した時、パニック化し瞑想どころではなくなりました。

約39年ぶりに思い出して、日を経てやっと振り返れています。体の都合からは、大好きなご主人様にいつまでも辛い気持ちを味わせたくはありません。だからこそ、記憶の底に封印し忘れさせてくれるのです。

成長に応じて解放できる適時期にきた時、体の視点からメッセージ(痛み)を届けます。Universal Flow Therapy では、このメッセージを邪険に扱い無視し続けた場合、認知症や脳梗塞等の疾患へつながっていくと謳っています。

今、よみがえらせてくれた体への、感謝の気持ちが湧いています。体は今までずっと、私に辛い気持ちを味わせたくはなく、耐え忍んでくれていたのです。改めて自分の成長を実感できました。

思い出さなくていいよ

こちらは心温まる、ハートフルな内容です。

自衛官当時、職場結婚した同僚Tさん。私がその彼女の旧姓を忘れてしまい、「あれ?ごめん。旧姓何だったっけ?」と訊いた時の返答。即答でした。

「旧姓に戻ることはないから、思い出さなくていいよ」やはり今でも思い出せません。代わりに、彼女の幸せそうな表情で答えている姿が映像化。

確実に20万人超の名前と向き合ってきたという根拠の1つとしているポイントと、すごく合致してきます。さらに確信が深まりました。

同僚Tさんは、結婚する前から名前が変わるような生き方をしたかったのです。結果、ご主人さんが好きになりました。ご主人さんから愛されている喜びも、もちろんあるでしょう。個人差がありつつも、「自分が望んできた興味ある生き方を送れている喜び」もあるのです。

他人である私が忘れても、ご本人自身であるTさんは当然ながら覚えていた方がいいです。旧姓で生きてきた記憶からは、絶対に逃れられません。

同僚Tさんの笑顔満面な返答に、私自身すごく嬉しくなった記憶がよみがえってきました。

パワースポット

さっき奥さんと語らっていて、まさにその通りと痛感しました。

京都 貴船神社の奥宮木
京都 貴船神社の奥宮木

パワースポット

最近「パワースポット」という言葉、よく耳にします。あなたはいかがでしょうか?神社をはじめ、エネルギーが高いと称される場所のことを言うそうです。

パワースポットとは、地球に点在する特別な“場”のこと。エネルギースポット、気場とも言う(ウィキペディア)。

例えば毎月15日の靖国参拝は、月の最優先です。本殿にて手を合わせ瞑想するだけで、大いに癒されます。私においては、パワースポットと言えそうですね。

あと、スピ系の方々に特に、アメリカのセドナやシャスタなんて、聖地だと称され有名です。各人各様に、感性にぴったりハマる場所があるのでしょう。

小宇宙である人間=歩く宇宙=恒宮

ここで「やはりそう考えた方がいい」と思うこと。それは、【あなたご自身がパワースポット】という感覚です。なぜならあなたの人体は、もともと《小宇宙》と称されています。

小宇宙であるあなたは、〈歩く宇宙〉なのです。ある命名したお客様のセッション時に、「あなたご自身がすでに宮なんだから、宮らしい振る舞いをしてくれ」というメッセージが降りてきました。よって『恒宮(つねみや)』と名付け、とても気に入っていただけました。

中には「そんなこと、畏れ多くて発想自体が湧かない。なれるわけがない」という方がいらっしゃるかもしれません。確かにおっしゃる通り、誰しも考えている通りに物事は現実化していきます。なれるわけがないと考えるなら、おっしゃる通り確実になれません。

神様の気持ち

神社に祀られている神様の気持ちになってみて、いかがでしょうか?その神様たちは、何のためにエネルギーを与えているのでしょう?ずっと通い続けて欲しいから?

吉田松陰の松陰神社・菅原道真の太宰府天満宮・仁徳天皇陵・徳川家康の日光東照宮・・・、彼らの気持ちになって考えて、汲み取れるものとは・・・。

もし私が神社の神様なら「私のエネルギーが役立つならば、どんどん与えて癒して欲しい」と考えるでしょう。あなたにはいかがでしょうか?

あなたには、「パワースポット」と言えるだけの素晴らしい器を、すでにお持ちなのです。受けたのなら、与えて流す「循環」を起こしてみませんか?



あなたは、歩く宇宙

無我の境地=没頭の極み

会社に見立てたあなた

先日あるご縁で、「五十肩を治して欲しい」という方と知り合いました。「なぜそう思うんですか?」と訊いてみると、「ツライから」「キツイから」の一点張り。確かによくなるわけがないと、しみじみ思えてきました。

五十肩と無我の境地に、何の関係があるんでしょうか?

いかなる症状であろうとも、脳の支配を超えることはありません。なぜなら、脳はあなたのすべての情報を、一括管理しているからです。円滑に物事を進めていくために。

分かりやすく、あなたという存在を会社に見立てたとしましょう。脳とは本部・総務のようなものであり、骨や臓器や筋肉等は、所属の部署です(優劣ではなく、役割としての分類)。

営業や製造等の部門別における専門知識は、本部スタッフにも分からないことだってあります。ながらも各部署の選りすぐりが、本部に引き抜かれる場合が大半です。本部の担当者は、その部署の専門分野の全てを知り尽くしている必要はありません。知り抜いている方とのつながりがあるからこそ、担当者になっています。

本部スタッフとは、他部署や他社との関わりをスムーズに調整していく役割を担当しているように思いますが、あなたにはどう見えていますか?

死ねば楽になる

どんなに真心を尽くしても、〈ヌカに釘〉に思えてやまなかった時期があります。そんなところで、ある恩師から「死ねば楽になる」と言われました。「はぁ???じゃ自殺しろとでも言うんですか?」と、当初はケンカ腰に返しました。

そうでもなさそうです。何を言わんとしているのか、いくらやりとりをしてもサッパリ。約半年、そんな期間が続きました。体もキツく、日々を生きていくのが過酷でなりません。「過労死するのかな?」そんな不安も頭をよぎりました。

ある日のやりとりで「要は、やり続けることです。そうできれば、結果は自然についてきますよ」の一言に、確かな【啓けた感】を持ちました。様々な場面で「成功の秘訣は、できるまでやること」と、しつこいくらいに言われています。ながらも、さも初めて聴いた言葉かのように思えた瞬間でした。

なぜ腑に落としきれたのかを、さらに深めていきました。

継続の必須要素

あなたは『弓と禅』という本を、読んだことありますか?この本は、あるドイツ人哲学者が書いています。時は明治、弓に興味を持ちつつも、なかなか当たりません。ところが師匠は、目隠しをしても当たる。なぜ???と悩み始めます。

いかにすれば当たるのかを考え抜いた中にたどり着いたのは、「無我(禅)の境地」と言えるもの。体を鍛えようとも、熟考しても、分からない・・・。彼は成果を出せるまで、ありとあらゆる策を講じてきたんじゃないでしょうか?

自衛官当時、年1回射撃をしていました。私は隣りの的を撃ったりと、なかなか当たりません。強調して教えるべきだと、マークされます。

教官から「まずは、当てようとは思わないでください。狙いつつもリラックスして、的がボヤけてきた時が撃ち時です」というアドバイス。何のことやらお手上げです。おかげさまで在職期間、ずっと惨憺たるものでした。今は、何が問題だったのか、よく分かります。

瞑想から得たこと

瞑想がいいと、昨今評されるようになりました。当初は、やってもやっても集中できず、心が折れそうになりました。あるアドバイスを機に、簡単だと思えるように。

瞑想は、2つに大別できると考えています(他にもありますか?)。
1.1キーワードを何度も繰り返す。言葉の選定にこだわった方がいいですね。
2.無になるために、湧き出て来る煩悩を紙に書き、破り捨てる。

私の場合は、1で拓けてきました。2も実践してみましたが、「無になろうとする我」に耐えきれません。結果「ある」と認め、とことん繰り返すことで、成果を得れたと感じています。

瞑想=無我=没頭の極み at 横浜海の公園ジョギング

ジョギングを機に気づけたこと。それは一心不乱無我夢中に没頭しきった時、自然と瞑想しているかのような、無我の境地に入っています。

集中できることとは、あなたの興味関心度と、比例関係にあります。理想のキーワードとあなたが1つになった時、無我の境地に入れます。

そこに、新しいあなたが存在しているかもしれません。

※屋号であるUniversal Flow Therapy は、お客様が望みを具現化(フロー化)できるなら何でもアリだと、付けた名前です。

Universal Flow Therapy

立命コーチング

集中力〜貴乃花が横綱を引退した理由

『弓と禅』

心と脳と体の調和