知恵を鍛える

結論は「あなたは、今までも今もこれからも、絶対に素晴らしい」です。

米への愛、常識との闘い by 村上 龍

米や機械と対話する

先日の『カンブリア宮殿』では、「お米のエジソン」と称される東洋ライスの社長 雜賀さん。倒産しそうなコメ農家から大量に高く買取り、輸出しています。米に対する愛情に、いたく感動しました。

彼の現時点での最高の業績は、亜糊粉層の発見じゃないでしょうか。玄米の胚芽を精米する上で、1mm未満の極めて薄い層があるそうです。この亜糊粉層を残して精米すれば、白米の美味さと玄米の栄養価を兼ね備えた「金芽ローカット玄米」ができるという。そういった甲斐あって、「世界最高額な米」とギネス認定を受けています。

録画する気持ちはありませんでしたが、きっかけは米と石を選り分ける機材を発明したエピソード。米と石が同じ大きさでも重さが違うことを利用し、揺らしたりエアを吹きかけたり精米店の悩みを解決に導いたのが会社の転換点。売れに売れ、法人化。

何よりも心に響いたのが、米と土と機械と、対話している点。「人間の立場から見てもよく分からないが、自分が石になりきるとわかる」と言います。彼と村上龍さんの言葉をそのまま引用すると・・・。

目的意識と思考の亜糊粉層

村上「対話が成立する最大の条件は、目的意識だと思うんです。『私はこういうものを作りたいんだ』という目標があり、明確にイメージされている。今の機械のゴールに対して、現状何が足りないのか、寝ている時も考えているんじゃないですか?」

雜賀「そうですね。深層心理では一生懸命考えているんだと思います。いろんなものを発明してきましたが、自分で発明したとは思ってません。ある時、ポッとアイデアが浮かぶんです」

村上「人間には意識と無意識がありますよね?その境目に、亜糊粉層みたいなもの(アイデア)が潜んでおり、それはただ単に考えてもダメ。散歩したり湯船に浸かっている時に、《思考の亜糊粉層》が浮かんでくる」

雜賀「うまいですね。『創造』とは、そういうものだと思います。今日はこういう話で、理解してもらえたことが嬉しいです。滅多にありませんでした。よく『話がさっぱり分からない』と言われてきました。

私は、中学校までの知識です。しかしながら、知恵はずいぶん鍛えてきたと自負できます。今の教育は、知識偏重で、知恵を鍛えることに無関心。もっと取り入れたらいいのに・・・」

一心不乱無我夢中

Universal Flow Therapy という現在の形になるまで、様々な紆余曲折がありました。世界平和を目指しながらも、「自分が大嫌い」という矛盾に悩んできました。開業しても、「どうせ私は〜」といった強烈な先入観に阻まれ、暗黒時代の日々は長かったです。

どれだけ相手に尽くしても、我欲にまみれた裏切りと誹謗中傷の嵐・・・。今となっては、絶対に避けられない通過儀礼みたいなものだったと思えます。あなたの喜ぶ顔が見たかったから、どうしてもあきらめきれませんでした。

多くのお客様方に助けられ励まされてきたからこそ、今の私があります。原因不明の症状で悩まれる方、倒産寸前で四面楚歌だった経営者、外出が怖いウツ患者さん・・・。願いに応えたく一心不乱無我夢中に努める中、奇跡としか思えないような出来事が立て続けに起きてきました。

当初はまぐれだったとしても、似たような症例の方に当てはめてみると、同じ結果が出ます。幾度も繰り返されるうちに、統計データができました。当データに基づいて検証してみると、やはり再現されてしまいます。次回も次々回も、やはり再現されるでしょう。精度は高まるばかり。

あなたのマルゴトな魅力

目の前の患者様の悩みを解放したく、夢に出てきたことも。限られた施術時間の中、問題の箇所と原因であろう箇所が、光線でつながって見えたこともありました。私には、「生涯かけた検証データ」です。全身全霊かけて積み上げてきたヒラメキであり知恵の結晶です。

ヒラメキとは、一朝一夕にしてできるものじゃありません。時間やお金はもちろん、考えられるすべてを集約させてできるものじゃなければ、ヒラメキとは言いません。誰にでもでき、かつ元々「在る」才能とは、各人各様の生き様に反映されています。

あなたという1個人は、いかに何の取り柄もなかろうとも、「ない」と思い込まれているだけにすぎません。確実に例外なく「世界平和への鍵」を持っています。もし「取り柄」「強み」がないと考えるなら、あなたの勝手な自虐的な解釈にすぎません。知恵を鍛えることは、あなた次第で、カンタンです。

あなたは、今までも今もこれからも、絶対に素晴らしいのです!Universal Flow Therapy は、あなたのマルゴトな素晴らしさを実証するためにあります。

立命コーチング

コリリンテーブル
universal flow Therapyのルーツ
ヒラメキの秘訣〜ニュートンとりんご

人物が背景を背負う

人物が背景を背負うby出典:SWITCHインタビュー 長塚 圭史×船越 桂

結論は、あなたのライフステージを、望むレベルへ上げるための必要事項です。

番組のワンシーンから

先日放映された番組で、録画していたもののなかなか観れずにいた1つです。とても濃密かつ味わい深い対談でした。

写真の場面は、彼の演出劇の稽古中に、相方の船越さんがいらした時。ある俳優さんが、舞台を走っている様を指摘した場面に、船越さんがフォーカス。返答に出た文言。人格という器の大きさを感じました。長塚さんにその一言を引き出させた、船越さんも、もちろん素晴らしいです。

長塚さんはその俳優さんに対して、「空間をドロボーされた数秒を、生き物に変えて欲しい」「理由のない時間になってしまう」と言いました。「何もない舞台に立って役を獲得するということは、ワンシーン毎に自分で意思を持っていられるか」だと論じていました。

彼の父は長塚 京三さんで、物心つく前から俳優の道を空想していたそうです。一時期、ロンドン留学し作風が変わって、お客様方が去っていく等々の波を経て来られました。

生き様の重み深み

長塚さんの一言に、生き様の重みや深みを感じました。役としての魅力を、最大限引き出したいがために出てきた言葉。演出・脚本・出演という舞台を、多角的に一貫したテーマを持って観てきたからこそのものだと感じてやみません。

あるメンターから、《代価の先払い》という話を聴いたことがあります。分かりやすく「松下幸之助さんは、とてもラッキーだった。なぜなら、6歳から丁稚奉公するハメになってしまったから」と言います。「支払うべき人生の代価をすべて払ってしまえば、あとは幸せいっぱいな人生となる」と。

「早く挫折を味わった方がいい」と、ある社会人になるという学生に、質問に対して答えた一言。その好青年は、順風満帆で悩みがない生涯だったようです。「一時的にでも、挫折を味わえるくらいに、高い目標を掲げて本気で取り組んでみては?その悔しさが、後々に器を深め広げることになりますよ」という気持ちでした。

お客様である70代のあるお母さんから、息子さんについての相談を受けたことがあります。いわく「比較的裕福で不自由なく育ててきたがために、50代になって初めての壁に悩んでいる」んだそうな・・・。優秀で何でもソツなくこなして来れたんでしょう。「幸せって、何?」と改めて考えてしまうエピソードでした。

にじみ出てくる生き様

前に『プルシアンブルーの肖像』という、玉置浩二さん 完全無言の映画を覚えています。15年間の失語症という設定で、無言ながらも存在感が素晴らしかったのが印象深いです。高倉健さんも、口数は少なかったながらも、存在感ゆえに高い評価を得ていたんじゃないでしょうか。

光透波(こうとうは)理論を考え出した小田野早秧さんは、アインシュタインの相対性理論に対し、『絶対速度』を論じました。「光より速い動きで移動するものがあるなら、目に見えないのはもちろん、無に等しい。しかしそれは、無限大でもある」との観点に、いたく感動しました。

あなたを最もよく知る存在とは、あなたの体です。あなたの体は、あなたの生き様とずっと一緒でした。一瞬たりとも離れることなく。

Universal Flow Therapy は、人格者と評されているあなたにこそ、価値あるセラピーです。なぜなら、人格者になるために、様々な試練や苦難を克服して来られたんじゃないでしょうか?ここであなたに問いたいのは、「あなたは評されるに見合った人格者ですか?生まれてからの生き様すべてを、根こそぎ認めきれていますか?」

素晴らしいと思える人格者にお会いして感じるのは、根底から自覚していると思える方が少ないこと。あなたのライフステージを望むレベルへ上げるために、お手伝いできることはたくさんあります。

早く挫折を味わった方がいい
光透波(こうとうは)理論

笑顔の裏側にあるもの

『栄光の架け橋』に学ぶ

先日、ゆずの20周年特集番組。録画していた分を、やっと見れました。大ファンだという大島優子さんがインタビュアーでした。

『SONGS〜ゆず20周年』より

最も印象深かったのは、『栄光の架け橋』のコメント。「勝者の歌はやめよう。敗者が聴いた時に、もう一度立ち上がれる歌にしたい」「苦難を乗り越え、普遍的な歌を作り続けたい第一歩となった」ーーー。井上康生現監督の「屈辱は最大のエネルギー」も、深く心に沁みました。

2004アテネオリンピックの日本公式テーマソングで、多くの感動をしたことは記憶に新しいところです。感動の名場面の多くに、この歌がともにありました。

特に共感したのは、【「素晴らしい」の裏側】にあるもの。

営業を超えた営業

今まで印鑑営業はじめ、多くのステキな方々と関わってきました。もちろんご自身を認めきれないがため印鑑を勧めた方もいましたが、凶数からもたらされる性質を吉相に変えて、印鑑を持つ必要がなかった方いらっしゃいました。しかしそんな方々さえ、印鑑をご購入いただける場合も。

「◯◯さんには、印鑑必要ありませんね」と言っているのに・・・、「ぜひあなたから買いたい!」と喜んでいただけたこともありました。そういった経験が、今にも息づいています。

素晴らしい方々にあった共通点は、「笑顔の裏側に秘めたもの」です。それは、大きな壁や試練にぶち当たり、克服してきた生涯。つらいも悲しいも、すべて真珠のように包み込んで消化して来られたバックボーン(背骨)。

あなたは、あなたご自身を褒められるのと、あなたご自身の背景(ご家族やご先祖様)を褒められるのと、どちらが嬉しいでしょうか?多くの皆さんは、後者でした。ご自身を評されても「いやいや・・・」と拒まれる方でも、背景を評されるとすんなり受け止めていただける場面がとても多かったです。

私自身、目の前の方の気持ちを理解したいがために、様々な職を継いできました。厳しさや苦しみ悲しみを、肌で感じ涙で分かち合うことを目標に。「龍さんの営業は、営業を超えていますね」と言われることが多いですが、さらに精進を重ねる必要性を感じています。

成長と悩み

あるお客様からの質問で「今、明らかに悟りを得ました。しかし前にも、悟ったと思える気づきがありました。今の気づきの方が大きいですから、当時の悟りって、ウソだったんでしょうか?」と問われたことがあります。

Universal Flow Therapy というフィルターをかければ、明確にお答えできます。あなたの体は、ご主人様であるあなたの成長を心底願っています。その体が「あら!よく悟りましたね、ご主人さん!じゃあ以降は、お好きなようにのんべんだらけちゃってください」と返すでしょうか?

あなたの体は、成人したくらいで成長は止まっています。しかし心の成長は、死ぬまで終わりはありません。あなたが成長欲求を持ち続ける限り、確実に何らかの壁が立ちはだかります。壁によってもたらされるものとは、まさに悩みです。

悩むほどに、あなたの心の器は深まり広がります。悩みの原因とは、思い通りにいかないことがあるからです。逆に言えば、実現の可能性があるからこそ、悩みが生まれてきます。悩みは決して悪いものじゃありません。

人格者である方ほどに、当施術はオススメです。人格者であるあなたは、様々な苦難や試練を克服してきたからこそ、今があります。今に至るまでのわだかまりやしがらみ等々は、どうやって解放してこられましたか?多くの人格者と認められるような方々と対話する中、深まるほどに必要性を痛感しています。

今までは、解放できなかった出来事に対して、フタをし続ける必要がありました。しかし今は、闇に対して多角的に光を当てることができるご時世となりました。現時点では満足していても、次のステージへいくために、心得ておいた方がいい1つじゃないでしょうか?

悩みと成長は、深い絆に結ばれています。悩みが深いほど、「笑顔の裏側にあるもの」であるバックボーンは、さらに重厚で価値が増し得ます。

言葉は思想の衣装

困迷をさまよい歩いてきました

「言霊」からも日本には特に、言葉を重要視していますね。

例えば20歳当時、アロハシャツが好きでよく着ていました。もちろんアロハシャツ自体に問題ある訳ではありません。しかしそれをまとった時、どうもチンピラっぽく見られていたようです。着ているだけで避けられていたと、振り返って感じます。

回想してみて、思い当たるエピソードがたくさんあります。今思えば、その清算のために2007.3.31、チンピラまがいの方にぶん殴られたのかもしません。

自衛官当時(19歳の夏でした)、周囲におだてられてサングラスをかけタバコをくわえた写真を撮られたことあります(吸わされたことありますが、自発的に吸ったことはありません)。どんなに誠実で前向きな言葉を使っても、その写真からは説得力は皆無でした。私を知らない方が、その写真を見た方の第一印象は・・・・・・・。

営業時代、スーツを着て七三分けで出かけていましたが・・・、低迷期は長かったです。成果を出せず、幾度も転職を繰り返しました。当時の社長からは「原因はニオイだ」と言われ、意味がさっぱりで深い悩みに陥りウツ。生死をさまようどん底の境地を味わいました。

自衛官時代「制服を着ている」という責任意識から、反動で「犯罪者になってしまうんじゃないか?」と恐怖に怯えながら生活していました。当時の心の弱さが浮かび上がって理解がふかます。だから左翼主義者と自称し、現実逃避していたのか・・・。

幾多の意味不明な経験から、点と点が線になり面につながっていく・・・。

否認と矛盾の生涯

当時は自分を認めきれず、「世界平和」を謳いつつも自分や親と弟を憎み嫌い、家を根絶やしにすると本気でした。他の誰でもない、私自身に悪影響な言葉を聴かせ続けていました。今までの清算ができていないからこそ、結婚した今でも子供がいないのかもしれません(弟にはめでたく3人)。

本当に言葉が思想の衣装ならば、見た目いかにカッコよく装っても、分かる方には【本性】を見透かされてしまうんじゃないでしょうか?

なぜなら当時の私も、成長欲求に燃えて努力を積み重ねていたからです。すべてをフル活用するにはどうすべきか?一所懸命考えてきました。どんなに努力しても真心の限りを尽くしても、方向性が正しく適切でなければ逆効果になってしまうことだってあり得ます。

あなたは、日々の生活の中で、どんな言葉を使っていますか?

言葉は、思想の衣装である。
サミュエル・ジョンソン(イギリスの詩人・批評家、1709~1784)

ミラーニューロン

脳内鏡

鏡。古代の国々では、「三種の神器」の1つとされていた時代もありました。

あなたは、「ミラーニューロン」という言葉を、聴いたことありませんか?私は〈脳内鏡〉と題づけています。世の出来事は、すべてと言っていいくらいに、鏡のようにできています。

すごく実感した出来事が、あるお客様との対話。施術での課題(テーマ)を決めていた時。

Aさんは、倉庫の保険が切れていることを知りつつも、いったんそのままにしていた期間がありました。ある日来てみたら、鍵が見事に壊され、500万円相当の被害。

だとすると・・・・・「昔、○○で●●な過ちって、心当たりありませんか?」と、そのまま鏡のように反転させ訊いてみました。

「あります」と、長い沈黙を経ての一言。まさに誰もが認める誠実さで、そんなことをするわけがないと思えるAさん。目が飛び出るほど驚きました。

清算の終末期

Aさんいわく、中学2年当時の反抗期。親の愛情を理解しきれず、よからぬ友達と。彼らから「意気地なし」と罵られ、「ふざけんな!」と・・・・・。閉店したスーパーへ、鍵を壊し窃盗事件。

現行犯逮捕で家庭裁判所沙汰になり、親の愛情を確信したそうです。贖罪の気持ちで、今までを生きて来ました。誰もが認めるであろう人格者。こういった事件が起きたということは、清算が終わったかのように思えました。

「終わりがきたということは、新しく何かが始まるということ。何が始まるのかは、Aさんがが築き上げてきたもの。その基盤ができつつあるということじゃないでしょうか?」

客観視の重要性

話を聴き、逆の話を組み立てていく中、「なぜそこまで分かるんですか?」見透かされているようだと驚かれます。施術で徹底意識してきたことは、【体の言い分を聴き、ご主人様へ通訳する】でした。

あなたの中に、すべての答えがあります。しかし残念ながら、ご自身で自覚することは厳しいです。

なぜなら、あなたはご自身の顔を、あなたの目でご覧になったことあるでしょうか?鏡で観るか、他人に観てもらうか、客観視は必須です。あなたにおいてご自身を客観視することは、絶大な価値があります。

あなたは、ご自身のことをまだまだ理解してはいません。それは、今ご存知の領域が狭いのではなく、「未知の領域」がとんでもなく広く深く大きいということ。もしあなたが客観視できたなら、ビフォーアフターの変化は、いかばかりでしょうか?

あなたが周囲を認めることで、周囲があなたを認めてくださるでしょう。
あなたが周囲を輝かせていくことで、周囲があなたを輝かせてくれるでしょう。

あなたが多くのお客様と、感動をシェアできる日を心待ちにしながら・・・。

痛みと人生

孤独感

あなたは、『そして、誰もいなくなった』という番組(2016日テレ)を、ご存知でしょうか?『藁の楯』という藤原竜也助演の映画が本当におもしろく、一気にファンになりました。主演という話題を楽しみにしていました。

最終回で締めくくられた言葉、「孤独から、俺は一番遠いところにいる」ーーー。主人公の藤堂新一は、自ら開発した機械ながらパーソナルナンバーを乗っ取られ、被疑者扱いされるような展開。信頼していた方からの幾多の裏切りに、どんどん孤独へと追い詰められていく・・・・・・。

私にとって孤独は、とてつもなく強敵でした。自衛官はじめ団体生活が多かったながら、価値観が合わないからと勝手に1人を好んでいました。自分自身が嫌いなので、「嫌い」フィルターをかけて世界を見ています。ステキなご縁なんてあるわけがありません。

今思えば、私自身が自ら孤独を作り出していたんですね・・・。今では一生涯ともに信頼できる関係性ができました。適切な距離感で対話できる「核」と言えるパートナーができたことが、本当にありがたいです(理想具現化コーチング)。

痛みと人生

2009年開店休業状態で、昼夜分かたずアルバイトに明け暮れていた時期がありました。施術の話をしても、顔色悪く信用なんてされません。今でこそ集中しきれていますが、当時は施術の「せ」さえも考えきれません。しかし人生で、大切な学びを得た時期でもありました。

Universal Flow Therapy において、一貫して謳って来たテーマ。【痛みと人生】です。痛みは「記憶の暗号」なのです。あなたの人生において「信頼関係」は、どれくらい影響を及ぼしているでしょうか?内側における自己対話や心と体の信頼関係は、この上ない核心で、対外的なコミュニケーションに顕著に反映されます。

認知症や脳梗塞は、血流の滞りが主要因です。ご主人様であるご本人自身が、忌まわしい記憶を思い出したくもないので、封印しようと脳が血管を収縮させて起きています。体はご主人様の成長に合わせ、「痛み」というメッセージを送っているにも関わらず、大半は表面的にしか解釈されません。典型的な悪循環のループにハマってしまっているのです。

原因を知らず亡くなられていく方も多いでしょうが、もし分かっていたとしても、向き合いたくなくて死を選択なさる方もいらっしゃるかもしれません。それほどに当人における《心の痛み》は重いのでしょうね。「思い出して不快感を味わうよりは、死んだ方がマシだ」と・・・。

価値比較

例えばあなたの右腕を、1本失ったとしましょう。その保障として、あなたが納得できるくらいの金額を提示したなら、いかほどなら納得できるでしょうか?かなりの額になりそうですね。体の重要な部位は各人各様ですから、死なない限りの最重要ポイントをイメージしてみてください。

そこでもし「あなたの[喜び]を売ってください」と頼まれたなら、右腕と比較してどれくらいの値をつけますか?あなたが[喜び]を売った瞬間、一生涯かけて喜びという感情が完全麻痺してしまいます。

私には、比較にならないほど「心の痛み」に価値を置いてしまうんですが、あなたはいかがでしょうか?前にクスリこそやらなかったものの、「喜び」「感動」という感情を忘れてしまった経験があります。

周囲の皆さんが「感動したよね〜」と言っている中、完全麻痺状態でした。「どうやら私、喜び方を忘れてしまったようです。どうすればいいでしょう?」なんて訊いていました。そりゃ変人扱いされますよね・・・。

体の傷は時を経て自然治癒力が働いて、元に戻ることが多いです。しかし心の傷は、そうはいかない場合が大半です。死んでも癒されることはなく、代々受け継がれていくようなものになっているからこそ、「血統的習慣性=因縁」が生まれてきます。

弱みを強みへ

先日、父親に虐待された幼少期の記憶が浮かび上がってきました。体が萎縮し些細な失敗を繰り返し、自尊心をズタズタに引き裂かれた最悪の日でした。

記憶の内容は小3当時。祖母が亡くなり、母と弟は実家に親戚一同泊まることになっていました。父は会社から帰ってきた途端、母がいないことに激怒します。「帰ってきても、絶対入れん!」と言い出しました。

あまりに怒り狂っているその様に、震えおののきました。「そがんこと言うな!」と歯向かってもいましたから、殴られ蹴られました。恐怖に怯えながら、泣きながら母へ電話しました。「当分は、帰って来ん方がよかばい」(長崎 佐世保市出身)。

まだまだ心の傷は、完全に払拭されてはいません。深掘りすれば、さらに溢れ出て来るでしょう。今は、それこそが強みだと断言できます。なぜなら、痛みの重さを味わってきたから。いかなる手段を尽くしても、あなたの人生に寄り添うことを喜びかつ天命だと感じています。

今は寄り添うことの価値を身に沁みて感じている分、紆余曲折だった経験が大いに生かされていると感謝しています。すべては自分を許すことから始まります(「許す」とはどういうこと?)。

あなたの自縄自縛から、あなたが思い描く理想へ解放される日を、心から祈りつつ・・・。

寄り添うことの価値 at 称名寺
体に沁みついた価値観
人類の痛みを解放する


「許す」とは?

自己承認力

彼女の解放を目指しながら

先日、長期のウツ症状で悩む方がいらっしゃいました。私自身、20年以上にわたって向き合ってきた経緯があり、ウツ症状にある方の解放は、私の大きなミッションの1つだと感じています。

話を聴いていく中に、過去のエピソードが思い起こされました。当時は、自分を否定しないと決めたものの、荒れ狂う濁流の中せめぎ合っていました。全く忘れ去っていましたから、思い出させていただけた彼女に感謝でなりません。

幸福のカギは、あなたご自身の中にこそある。byエマーソン
幸福のカギは、あなたご自身の中にこそある。byエマーソン

闇の中に一筋の光

三軒茶屋のボロアパートで出張のみだった当時、信頼なんて全くなく、昼夜アルバイトせざるを得ない状況。整体師として大成することを強烈に意識していましたから、「陽の目を見るのは、今じゃない。どんな屈辱も受けてやる!」と言い聞かせ、いつまで続くか分からないトンネルを、ただただ走り続けていました(32歳当時、20歳の女の子からも「吉永くん」と、アゴで使われた思い出が懐かしいです)。

職場の上司(先輩)は、彼の愛情からか仕事を必死に教え、職人として自立させようと考えていました。よって、彼の価値観を強烈に押し付けてきました。「将来は〜」と自分の夢を語ろうとも、一切無視でダメ出しし続けていました。

いかに彼に貢献できることをやろうとも、ダメ出しはどんどんエスカレートする一方。ほんの些細な過ちをさも100%のように並べ立て、「お前は馬鹿だ!」と罵り続けられた日々。大半は、「この惨めさを味わいきろう」と受け止めていました。

ある日、ガマンの限界へ(8〜17時の仕事で、15:45!)。店長に「今日はもう帰らせてください!今日は欠勤扱いでもいいです!!!」と、口から出そうになった時、どこからともなく声が聴こえてきました。

誰から認められなくても、自分だけは認めきれるよね?絶好のチャンスじゃない?

過去の記憶は宝物

結果、言葉に出さずに済み、どうにか1日を終えました。その日はやり過ごせても、心と体の矛盾から、3ヶ月は持ちませんでした。続けきれなかったことに落ち込み、記憶を封印していましたが、彼女の悩みを解放しようと真心を尽くす中よみがえってきました。

今思えばこの日のこの瞬間も、私の人生を大きく揺るがす出来事だったと感慨深いです。《変形性同質要素》という原理原則からも、彼のように昔の私は、同じように強要していた時期が多々ありました。反省と二度と繰り返さない決意を固めました。

座右の銘として、【過ぎてみれば、愛だった】を21歳当時から持ち続けてきました。「やはりそのとおり!やはりまちがえない」と再認識させていただけました。

今まで一貫して訴えてきたことの1つは、「過去の出来事に解決策がある」というテーマ。忘れてしまう記憶ほど、あなたにおいて都合が悪く忌み嫌うようなものかもしれません。

「未来の深掘り」で、あなたが望む未来を鮮明に描くことができたなら、過去と向き合う勇気が湧き出てきます。

あなたの本来あるべき素晴らしさを、見届けきれる日を心待ちにしています。

変形性同質要素
未来の深掘り

名前セラピー

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将来、出版を考えていました

先日、たまたまブックオフに立ち寄って、こちらが目に飛び込んできました。しかも¥108!アンビリーバブル*\(^o^)/*

買ってみて、超当たり本!

もともと「少なくも20万人は名前鑑定してきた」とは、前にも書いたとおりです。鑑定してみてすごく感じるのは、吉凶の点数をつけたところで、その方の人生を決定づけるものにはなり得ません。むしろそこにこだわるほどに、逆効果だと感じていました。

名前の画数は、性質として現れてくるものとみなしており、因縁線がどうのといった話とは、完全に距離を置いてきました。また名の漢字にも重要な意味があり、名前から生き方や生き様をひも解けるはずだと考えていました。私の独自的な解釈で、感じた理由をシェアしながら、多くの感動を分かち合ってきました。

五十音の重要性

絶対に意味があるはずだと感じていながらも、明確化できなかった分野こそが、言葉そのもの(日本語では、五十音)です。

例えば私の名前。吉永 智己(よしながともみ)は、「ともき」と読みまちがわれる場面が多々ありました。幼少期の私には、「ともみ」じゃなく「ともき」なら、どれだけ救われたでしょうか?(記憶の淵をたどって)

またある方から、「(発音の流れが)とても女性的ないい名前ですよね」と褒められたこともありました。コンプレックスに感じていましたから、とても褒め言葉には感じませんでしたが、褒めようと言葉にしてくださった思いは伝わりました。

それからというもの、約15年にわたって「五十音占い」系の本を探してきました。

韻の美しさ

高校時代から詩吟をやってきたこともあり、「韻」にはすごく関心があります。日本語の韻は、本当に美しいです。結婚式や自衛官当時の退官式等で、1回の吟で会場が1つになっていくのが分かりました。(『声に出して読みたい日本語』p35 by齋藤 孝)。原因は、詩の韻にあると見ています。

こんなにも素晴らしい言葉を考え出したのは、いったい誰なんだろうと今でも不思議でなりません。

体は、キーワードに反応します。あなたが「日本人」というDNAを持っているなら、日本人としてどう生きるべきか、あなたの体にはちゃんと刻み込まれているはずです。

なぜならあなたは、素晴らしい人生を全うするために生まれてきたんですから。
あなたが、ステキで素晴らしくないわけがありません!
あなたには、絶〜〜〜〜っ対に幸せであっていただきたい!
「やはりあなたは、めーっちゃ素晴らしいじゃないですか!」と実証することは、私の深い喜びに直結しています。あなたと、多くのそんなシェアをできる日を願いつつ・・・。

記憶の縁をたどって

 

感涙!珠玉エピソード〜未来の深掘り

今まで、数えきれないほど多くの未来を、深掘らせていただきました。たくさんの感動エピソードがありますが、そんな中から選りすぐりを抽出してシェアします^ – ^

アトピー息子さんのお母さん

彼女は、生まれた時からアトピー症状の息子さんと向き合ってきました(今は全快)。「もしご自身報われたと、強烈に実感できたなら、どう変化しています?」の問いに、「アトピーの幼い子と親子で一緒に読める(読んで励みになるような)『自然治癒』をテーマにした絵本を描いています」と返ってきました。

「へぇ>* ))))>< じゃあ、それがどんどん深まって広がっていったなら、どうなっていますか?」等々の質問を経て、「大成功した暁に、イチバン大切な方からどう評されているでしょう?やっぱご主人さんですかね?」と訊いてみて、答えにホロッと目頭を熱くしました。

「いえ、主人のお母さんです。なぜなら、自然療法でアトピーを治すことを、唯一認めてくれた方だから。涙を流して喜んでくれると思います。自分の母親からは、新興宗教呼ばわりされたんです。それを・・・」

「じゃあ、そんなお義母さんに、どう応えていますか?」の問いに、「ただただ抱き合って泣いてます。言葉は不要です」情景がものすごく伝わってきて、涙をこらえました。

孤独に走り続けてきた40代女性

よく言われるキャリアウーマン的な、才能あふれるステキな女性です。しかし周囲の意見とかみ合わず、衝突ばかりだったそうです。よりハイレベルな成功を求めて、施術を受けにいらっしゃいました。そこで「もし誰かに、深く理解されたと実感できたなら、どう変わっていますかね?」と問うてみました。

「私の人生、誰からも理解されないものだと思っているから、そりゃ嬉しいわよね。その方のためなら、どんな苦労もいとわないと思うわ」「なるほど!そうですか!じゃあそれが、もし自分自身だったら?」「え・・・・・・・・・・・・、私が自分のことを?そんなこと、考えたこともなかったわ。できるの?」

「もちろんですよ!自分を理解できてもいないのに、他人を理解できるわけないじゃないですか!まさにここが、出発点です」

かなりの沈黙が続きましたが、堰を切ったように彼女の目から、大粒の涙が溢れ出しました。「私、全く理解しようとはしてなかった!今までたくさんの勉強をしてきたのに・・・・・、だから今まで・・・・・」

「改めて。もし自分を理解できたら、どう変化していそうでしょう?」
「どう考えても、人生が確実に変わるわね!輝かしく!!!」
「そうなんですね!どうしてですか?」
「孤独な原因が分かって、それが解決できるに決まっているから」
「ヘェェ!そりゃ素晴らしいですねぇ!!さすがです!!!!!」

以降の彼女は、もともと魅力的でしたが、さらに輪をかけての美しさを醸し出すように。やはり表面的にどんなに着飾っても、内面からにじみ出てくる輝きには、かないようがないんだと痛感でした。

死を克服した唄い手の女性

よく話題に挙げています憑依霊と対話してきた彼女は、ホントに素晴らしかったです!(好転反応=吉兆の証)

まさにここが転換点で、本気で変化を望む彼女に対し、憑依霊に「絶対邪魔すんなょ!」と釘を刺せました。憑依霊たちは今まで超重要ポイントなキモを、決まってはぐらかすようなことばかりをしてきました。手応えある解放セッションを、初めてできました。

「じゃあもし仮に、本当に呪い殺されたとしましょう。◯さんが生きてきた証を残せるなら、何だと思いますか?」
「絶対に唄。私の人生それしかなかったから。」
「なぜそう言いきれるんですか?」
「その唄を知る人が、誰もいなくなるかもしれないから」

「あら、そうなんですか!その唄を、誰も知らないってことが、どう問題なんでしょう?」
「作った方の生き様や、風土への愛しさや慕わしさが忘れ去られていくから」

「それは確かに厳しいですよねぇ。じゃあ『呪い殺される恐怖』と、『唄を語り伝えない後悔』を天秤にかけるなら、どっちが重くなりますか?」
「・・・・・・絶対に後者」
「ならば呪い殺されても、唄を語り伝えきれるなら、本望じゃないですか?」
「それもそうよね!私、実は自分らしい生き方してるじゃない!」

こんなやりとりを土台に、「死を克服する覚悟」というキーワードが生まれてきました。解放イメージは、お互いに感動したという『素晴らしきかな、人生!』のラスト名場面でした。彼女の人生は、劇的に変化していきました。

ディープマインドセラピー
未来の深掘り
好転反応=吉兆の証

ドモリと向き合う

どもりに悩むby ラブソング

ドモリとどう向き合っていくべきか・・・。当事者には、大きな課題です。あなたと寄り添っていけるよう、精進を重ねています。

フラッシュバック

昨日、久々に福山が月9復活!『ガリレオ』で、彼の魅力に惹かれ、興味を持ちました(出身が同じでもあります)。
あらすじは、「臨床心理士でヒモ」と自称する神代 広平が、ドモリの女性と対話しながら・・・なストーリーです。
私がすごく関心持ったのは、ドモリ(吃音)がどう改善されていくのか?です。

言語聴覚士である女優さんが、音楽療法として歌を活用する方針を、福山が提案します。瞬間的にでも歌えるようになった姿には、感動です。私自身、プチドモリで悩んでいた時期がよみがえってきました。

ドモリであることに、すごく悩んでいたわけじゃありませんが、確かに言葉につまっていました。 ある一時期でしたが・・・。思い出せたことを、嬉しく思っています。

ドモリと存在価値

ドモっていた当時は、いじめに遭い、存在価値を認めきれずにいました。しわ寄せに弟をいじめ、強烈な自殺願望と自己嫌悪感。誰に話しても理解してもらえないと決めこみ、感情を抑えこみ心を石にしようと努めていました。
どんなに心を閉ざそうとも、存在している限り、石そのものになるのは不可能です。認められたい欲求は、抑えきれずにじみ出てきます。自己矛盾の衝突が、起きないわけがありません。
存在価値を認めないなら、体も相応の対応をします。それが症状として表れてきます。否定の理由が「声」に関わっているなら、ドモリにつながっていくのは大いにあり得そうですね。
・合唱コンクールの本番で、大声で音を外してしまい、私のせいでダメだった
・校歌を大声でまちがえ、周囲にすごくバカにされた
・カラオケで歌うよう勧められても、頑なに拒み続けた。「私の声は、害悪しかもたらさない」という思い込み
そこらへんも、ドモリに影響していたように思います。
気づいてみたら、ドモリは解消されていました。いつの間になくなっていましたから、ドラマの彼女の症状を見るまでは、すっかり忘れていました。

欲求の理由

改善された主要因は、高校時代の詩吟の先生です。一生続けられる趣味を見つけたく、2年から詩吟部に入りました。ちょうど国語の担任でもあり、事あるごとに「龍さんの声は、すごくいいですね」とホめていただけたのは、かなり大きかったと思い出します。
「病気が治る=病気になる前の状態に戻る」と定義づけています。「戻る」前に「思い出す」という過程を経なければ、戻ろうとする欲求が湧きません。
ドラマの中の彼女においても、欲求が湧き立つ理由があります。結婚式のスピーチを頼まれたり、歓迎会の幹事で店を予約する等がなければ、症状を治そうor向き合おうとは簡単には至れません。誰しもドモリはじめ、自らが欠点だと感じている個性からは、避けたがるもの。
universal Flow Therapy では、あなたの解決したい課題に合わせて、柔軟に方針を変えていきます。徹底的に向き合い、あなたと感動をシェアしたいから。
先にも書きましたが、ドモリは当事者には大変な課題です。あなたと感動をシェアするためには、どうすべきかをいつも考えています。
【吃音症】ドモリの原因・症状・克服について(NAVERまとめ)
月9『ラヴソング』