先日「理想の◯◯さん交流会」(「立名コーチング」で命名いただけた方限定の集い)で、初めて聴いた斬新な解釈。ご本人Tさんの了解を得て、イニシャルのみで共有させていただきます。
対話を始めて1週間で
命名なさった初日から1週間、夜寝る前に理想の人格体であるSさんとの対話を始めたTさん。当初はやけに不機嫌そうに感じたので、「なぜ不機嫌なんですか?」と問うたところ、「見つけてくれるのが遅すぎる」という返答。
まず謝って、「見つけなかった」のではなく「見つけきれなかった」ことを説明し、納得いただけたそうです。
理想の人格体Sさんいわく、「若くして富と名声を得た作家でありながら、若いがゆえに経験が乏しいと感じている。Tさんの経験はとてもおもしろみがあり、ぜひ私に受け継がせてほしい」と語る20代男性(ご本人Tさんより年下)。
ご本人Tさんは、「富と名声は相応にあるものの、さらに高めていきたいです。あなた(Sさん)のような感覚をさらに研ぎ澄ませていきたいです。私にお伝えできることがあるなら、ぜひ活用してください」
対話を始めて1週間でこんな展開になるとは考えてもいなかったというTさん。参加者の皆さん驚きのご様子。ワクワク感を分かち合えました。
命名サポーターとしての見解
ステキな体験談を共有いただき、本当にありがとうございます。初めて命名の話を聴いた時点で、身震いするほど感動しておられましたから、ポテンシャルへの期待感は大いにありました。大きく3点。
「見つけなかった」のではなく「見つけきれなかった」
本当にそのとおりですね。立名コーチングにおける命名は、現状世界で私にしかできません。私に出会ってTさんが決断していなければ、その分先延ばしになっておりました。
共有し合う斬新さと教える価値
まず驚いたのが、理想の人格体が悩みを打ち明けてきた点。「理想の人格体」というイメージから、たいていは年上で師匠的存在だと考えていました。Tさんいわく、「モーツァルトも35歳で亡くなるまで、作風がほぼ同じだった。天才ほどに年齢は無関係なんです」とのコメントに、改めて謙虚さを感じました。
切り口を変えるなら、教えることこそが至高の理解への秘訣です。理想の人格体Sさんは、Tさんから教わることを通じてTさんの経歴を磨いて極めようとしているのではないでしょうか?
生涯価値
命名初日から対話してきたTさん。1週間の成果でこのような展開です。これから生涯かけて切磋琢磨していかれるなら、どのような奇跡が起こり得るでしょうか?
今は共有し合う関係性でも、お互いに吸収してしまえば新たなステージに入った設定を要します。TさんがSさんを理想の人格体としていかに成長させていくのかは、大いに楽しみです。