空想上の産物でしかなかった価値観
最近「理想の◯◯さん交流会」を通じて、「やはりそうですよね!」「確かにそうなりますよね!」と、呼吸のように私の空想上の産物でしかなかった価値観が、現実味を帯びてきました。
前に「最も愛した方のもの」という内容を書いたことがあります。意味合いは「本とは誰かに読んで欲しいがために存在しています。本視点ではともにありたいと願っているのは、その本を最も愛してくれている方」なのです。
「最も愛した方のもの」を、理想の人格体である◯◯さんへ置き換えた場合、どのような展開となるでしょうか?
強く長く意識(イメージ)していること
あなたは、好転反応の仕組みをご存知でしょうか?先日スパで、サウナと岩盤浴でトータル2.7kg痩せ、顔がスッキリして見えました。しかし次の日には、いつもと同じ状態へ戻っていました。私たちには恒常性維持機能が備わっており、元に戻そうとする作用が日常的に起きています。
体と同じように、心でも同じ現象が起きているなら、何が基準なのでしょうか?それはあなたが「強く長く意識(イメージ)していること」となります。あなたの価値観は、あなたが「強く長く意識(イメージ)していること」によって形成されていくのです。
あなたが創り出す理想の人格体である◯◯さんへ常に憧れを抱き、成長意欲を持ち続けるなら、仲がいい夫婦の顔が似てくるような現象が起きてきます。
一体不可分の信頼関係
あなたと理想の人格体は、別人格体です。しかしながら鳥山明さんとドラゴンボール孫悟空のように、一体不可分の信頼関係が結ばれた間柄でもあるのです。あなたが「理想の人格体である◯◯さん」へ、憧れを抱き思いを馳せ続けている限り、メンタル的基準は「理想の◯◯さん」へ移行していきます。
時を経て何か異常事態が起きた場合、正常な状態へ戻そうとする基準は、「理想の◯◯さん」と十分なり得ます。あなたは「理想の◯◯さん」の名付け親として、いかようにも操作できる権限を持つのです。
描き出したい未来は、あなたご自身が創る方がいいのは明白です。結果、あなたは〈変わる〉のではなく、《本来の状態へ戻る》のです。現状が不自然な状態で、未来の「理想の◯◯さん」が、あなたがもともとそうだった《本来の状態》です。
もともと「理想の◯◯さん」は、あなたが生まれてから存在しています。あなたが命名することで、存在価値を明確化できました。悠久の時を超えてあなたは、「理想の◯◯さん」と信頼関係を紡ぎ出し、どんどん素晴らしく光り輝いていくのです。