ある雑談に学んだこと

ある方の雑談から、多くのヒントを得ました。全く期待していませんでしたから、録音なんて考えてもいませんでした。残念・・・。

危機は、ピンチとチャンスの分岐点
危機は、ピンチとチャンスの分岐点

苦悩を克服し、俯瞰

Aさんが語っていた全文。長くなるので、私の相槌や質問は省略します。
「私は、15歳から酒を飲み続けてます。今では、休肝日(酒を飲まない日)はありません。よって、γ-gpt数値が、400まで上がったこともありました(基準は40くらい)。

医師からも、酒をやめるよう強く勧められましたが、断てません。同じく悩んでいた同僚がおり、彼は酒を約1月やめきれ、数値が正常に戻りました。だから彼も同じく、酒をやめるよう強く勧めてきました。しかしやめきれません。

健康になるため、しじみのサプリをかなり多く摂りました。酒をやめないのが悪いんですが、数値がさらに420に上がり、生活が・・・。食事が美味しいと思えません。少しでも脂分があれば受付けきれませんでした。

その頃、担当医師からあきれられ、運動を勧められました。週2で仕事帰りの1時間弱、ランニングを主に通い始めました。それからというもの、みるみる調子がよくなり、数値も正常へ。約1年半くらいの間に、血管年齢19歳と診断(現在30歳)。自他共に若返った感あり、日々がとても充実してます。

Bさんは、自転車が大好きで、毎日新宿と荻窪を往復してる。なのに太ってる。体力があるわけでもなく、すぐにバテる。ランチの量も、決して多くはない。この違いは何か?最近考えたんですよ。

やはり使うべき筋肉が、使われてないんじゃないでしょうか?だから基礎代謝量が乏しくなる。だからやることなすことが空回りするとなると、かなり合点がいきますが、どう思いますか?」

すごく的を得た、的確な解説と振り返りだと感動しました。

自己承認の重要性と次元を深める価値

Aさんは、十分解決できたと考えており、問題意識は0です。加えて、ご自身でやってきたことに、深い自信を持っています。よって、「さらに高いレベルへ〜」なんて話をしても、現時点では厳しそうだと判断しました。機を観ることが最適だと。

ポイントは、達成感です。達成感とは、「自ら決めた目標(ゴール)に対して、克服できた喜び」です。こちらは当人以外の誰かに設定されても、さほど効果はありません。自発的な設定にこそ価値があります。

なぜなら、【自分を認める】ことに直結するからです。担当医師からあきれられたとしても、Aさん自身は絶対に道があるはずだとあきらめなかった!

そもそも問題視すべきは、《なぜ酒を飲み続けるのか?》です。この問題が解決を超え『解放』できなければ、Aさんが心の底から願っている理想へは、100%永遠にたどり着けません。

Aさんのように、苦悩(痛)を感じてきた期間が長いほどに、解放された時の喜びは、表現にたえないんじゃないでしょうか?人生変わらないわけがありません!

Aさんと感動シェアできる日が待ち遠しいです。