痛みの優先順位

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痛みの場所が変わる理由

あなたは痛い場所が変わった経験、お持ちではありませんか?または、アカギレ等些細な傷をも、全身の痛みとして感じることありませんか?肩や腰の痛みがあると、歩行や座ること、生活自体が億劫になってしまいますよね。

原因は、脳が患部に対して痛みの成分を送っているからです。それは体が判断した、最も解決してほしい箇所に優先的に送られます。最優先箇所が解決した場合、次の箇所に痛みの成分が送られるようになります。結果的に見れば、痛みが移動したように見えるのです。

もしすべてに痛みの成分が送られるとしたら、あなたはとても生活できません。だから1箇所の痛みでも、全身の問題として感じてしまうのです。体はご主人様であるあなたご自身をこよなく愛していますから、デメリットになるようなことはいたしません。

体が見切りをつける時

痛みの成分が送られなくなる時は、大きくは2つ。
・送る必要がないくらいに健康になったから
・ご主人様をこよなく愛しているがゆえに、 見切りをつけて痛みを麻痺させているから
です。後者の「麻痺」については、「好転反応」で詳細を解説しています。

「体が見切りをつける」ということは、ご主人様(あなた)が「そのままでいいと判断している」と見なすからです。大半の場合、体を抑圧して痛みを感じなくさせています。体を抑圧している方は、心も抑圧しています。ということは自分を抑圧しているのですから、他をも抑圧するようになります。特に表面的善人は「これじゃまずい!」と歯止めをかけ、自分をさらに抑圧するようになります。結果、全体のバランスを崩し、しわ寄せが起きます。胃潰瘍等の病気になってしまいます。

あなたは「こいつにはいくら言ってもきかないな」という方に会ったことありませんか?そんな方の対処は、どのようにしていましたか?

信頼関係の復活作用

しかし体は、絶対に見放しません。なぜなら死ぬまでずっと、一瞬たりとも離れられないからです。体は、ご主人様(あなた)を、確実に愛しています 。定期診断等で引っかかる、不調を感じさせたりむくませたり、ギックリ腰等動けなくさせてしまう等々で、気付いてくれる日を待ちわびています。できるものなら早いうちに気付いた方がいいですね。

筋肉痛はいい例です。筋肉が「やっと僕に気付いてくれたんだね」と言っているようなもの。適度な運動をしていなければ、心筋にかなりの負担がかかり、ひどくなれば弱った筋肉の部分が動脈瘤等を起こすようになってきます。今まで使っていなかった筋肉を動かすから筋肉痛になります。

痛みが出てくるということは、「信頼関係の復活作用」です。痛みが出てくるということは、体が信頼関係を築きたがっているという表れでもあります。受け入れるか突っぱねるか、どちらを選択しますか?

「痛み」に対する視点を変えていくことで、確実に体と心と脳の調和に近づいていきます。

体の痛み=メッセージ

肩・腰・背中・ヒザの痛み

好転反応

痛みの役職(ランク)

一般的施術との相違点(区別化)

コリリンテーブル