大谷翔平の「孤独の耐性免疫」から学ぶ新時代の孤独

大谷翔平の「孤独の耐性免疫」から学ぶ新時代の孤独

あなたは「孤独」とどう向き合いますか?

現代社会では日々、SNSやデジタルツールを通じて多くの人と繋がっています。しかしその一方、「誰とも隔絶されたかのような感覚」に襲われることはありませんか?

この「孤独」は、時に人を押し潰す力にもなります。孤独は、「孤高」か「孤立」のどちらへ傾くかによって、人生は大きく変わります。逆にもし孤独を力に変え、前人未踏の偉業を成し遂げた存在がいるとしたら──。

世界を驚かせ続ける大谷翔平選手に、その答えを見つけました。彼の素晴らしいと大絶賛してしまうポイントは、目的意識の明確度です。自身の内なる声と向き合うことで、孤独を「負の感情」ではなく、「創造の源泉」へと転換したのです。

孤独の耐性免疫〜人生の葛藤を乗り越える力

Universal Flow Therapy では、人の精神的な強さ、そして孤独を創造に変える力を独自に数値化しています。これを「孤独の耐性免疫」と名付けました。

この数値は、単なる精神力や社交性を示すものではありません。それは、周囲の評価や期待といった「ノイズ」に惑わされず、自らと深く対話する力。そして、人生の矛盾や葛藤を「感謝」の力で乗り越える力、その総合的な指標です。

造語に至った経緯は、年末に根深いウラミの闇を自覚。だからこそ毎朝歩き瞑想を兼ねて神社参拝することになりました。潜在意識セッションにおいて、かなり高くても1,500程度だったのが、121億!という数値に圧倒されておりました。

継続させるためには、数値化が必要不可欠でした。「風の時代」と称される昨今、ウラミの話なんて聞きたがりません。「軽さ」の時代だからこそ「重さ」の価値が重要だと考え、数値で日々の進捗管理をしておりました。

大谷翔平が持つ「異次元の孤独」

独自の計測によると、大谷翔平選手の「孤独の耐性免疫」は1,000穣という、人類史上でも突出した数値を記録しました(2位はインド南東部の23歳女学生285穣)。

1桁からの単位日本語表

この数値は、単なる天才の資質ではありません。野球界の常識を覆す「二刀流」という孤独な挑戦、異国の地での生活、そして世界の期待と重圧を、彼が「感謝」という力で乗り越えてきた証です。彼は、孤独を苦しみとしてではなく、自らを磨き上げるためのプロセスとして受け入れ、昇華させたのです。

私を含めた一般人は「孤独」が苦痛や恐れを生みやすいですが、大谷翔平の場合は 「孤独がないと成長できない」 という境地にあるのでは?「孤独を耐える」ではなく、「孤独を必要とする」 レベルに到達している可能性あり。

・出生時: 約3兆
・中2 10月:1京へ
・日本在住時(高校〜日ハム): 約3,300垓
・日ハム2年目10月:1穣へ
・エンゼルス入団時: 約430穣
・WBC優勝当時: 約480穣
・ドジャース契約時: 1,000穣(999穣超)

この一貫した成長曲線は、大谷選手が環境の変化や新たな挑戦に直面する都度、自己統合の力を高めてきたことを示しています。そしてこの数値は、さらに向上するでしょう。なぜなら彼の目的意識は、「野球」「MLB」に限定されたものではないから。

偉人たちとの比較

歴史上、世界を変えた偉人たちもまた、深い孤独の中で、自らのミッションを追求してきました。彼らの「孤独の耐性免疫」は、大谷選手とは異なるベクトルで高い数値を示しています。

歴代の著名人 at 孤独の耐性免疫

これらの偉人たちも、それぞれの分野で孤独と向き合い、自らの人生を「使命」として生き抜きました。彼らは、私たちに「孤独を力に変えること」の多様な姿を教えてくれています。

コメントいただければ、どなたでも数値化できます。あなたの場合は、どうなるでしょう?

あなたの孤独は「創造」の種

大谷翔平選手という存在は、「孤独との向き合い方」を問いかけてくれています。もしあなたが今孤独を感じているのなら、それはもしかしたら大きなミッションを成し遂げるための「耐性」を育んでいるのかもしれません。

朝ドラ『あんぱん』で、妻夫木さん演じる八木の名言。「天才と凡人の違いは、苦しい時にもやり続けきれるかだ」大いに励まされる一言でした。

あなたの人生の中で感じる孤独は、これからどんな創造の種になるでしょうか?

──次回は、龍 庵真自身の体験と哲学、そして「孤独の耐性免疫」が社会や組織に与える影響について、さらに深掘りしていきます。

#感謝
#孤独
#大谷翔平
#風の時代
#神社参拝
#龍

希望の輪郭〜早乙女芽衣子さん物語11

痛みの中に芽生えた光

「あの痛みを味わいきったことで、何かが変わった。体の奥底から、凍っていた何かが溶け出すような感覚があった。」

夜明け前の静寂の中、ベッドの中でそっと目を開けた。先日の激痛を思い出す度、胸を締め付けられるような感覚は消えない。しかし今はそれだけではない。温かい、確かに温かい何かが、胸の奥で息づいているのを感じる。

優花の笑い声が、風のように私の胸を撫でていく。その声は、私を責めるのではなく、前へ進めと背中を押してくれる。 娘の死に対する自責の念は、確かに残っている。だが、それだけではない。まるでこの経験には意味があるのだと、全身で訴えられているような気がした。

数日後、再び龍先生との対話。以前よりも、その表情には確かな光が宿っている。

「芽衣子さん、前回の対話から何か心境の変化はありましたか?」龍先生の声は、いつものように穏やかで、心にすっと沁み込んだ。

「はい、龍先生。娘の死を、ただの悲劇として終わらせたくない思いが、日に日に強くなっています。意味を見出したいですね」ゆっくりながらハッキリ答えた。

龍先生が静かに頷く。「素晴らしい変化です。その思いこそが、次に進むための扉を開く鍵となります。」

魂の願いとの対話

「では今日は、芽衣子さんの心の中にある『娘さんの魂が今、何を望んでいるか』、そのメッセージに耳を傾けてみましょう。」龍先生の言葉に、心臓が小さく跳ねた。

「え? 亡くなった後にも、望みがあるんですか? そんな都合の良いことなんて・・・。」思わず声に出ていた。

龍先生が微笑む。「魂には、生前に成し遂げられなかったことや、伝えたかった未完の願いが残ることがあります。例えば分かりやすく、芽衣子さんが今死んだとしましょう。未練が残りませんか?その未練をそのままにしておきますか?」

「絶対にあり得ません」

「ですよね。だからこそ優花さんの想いを芽衣子さんが受け継ぎ形にすることで、新たな希望が生まれるんです。魂の昇華とは、痛みを抱えたまま、それでも誰かのために歩み出「だからこそよかった」となること。それは悲しみの中に灯る小さな祈りのようなものです。

優花さんの思いは、確実に届いています。これから、優花さんのメッセージを受け止めるアンテナ受信機をイメージしてみましょう。優花さんの想いを映し出すスクリーンになってあげるんです」

龍先生は、瞑想を促すように静かに目を閉じた。私もそれに倣い、目を閉じ深呼吸を繰り返す。意識が次第に研ぎ澄まされていく。脳裏に、あの子の笑顔が浮かんだ。幼い頃、無邪気に駆け回っていた姿。

気づけた使命と決意

希望の輪郭〜早乙女芽衣子さん物語11 優花さんからのメッセージ

「・・・この感覚でしょうか?『お母さん、私の分まで生きて。そして、私と同じような悲しみを抱える人が、一人でも減るように、あなたの経験を伝えてほしい』と。」目から、止めどなく涙が溢れ出してくる。

「いかがですか?芽衣子さん。それが優花さんからのメッセージだとしたら?」

「・・・涙が止まりません。悲しいだけじゃない、温かい涙です。優花の死が、私の人生の終わりではなく、新たな使命を与えてくれたのだと、今ハッキリと感じています。」声は震えていたが、そこには確かな力が宿っていた。

「はい。素晴らしいです」

「私は優花の声を胸に、これからの人生を歩んでいきます。この深い痛みは消えることはありません。その痛みの中にこそ、誰かの心を照らす希望の光があることを知りました。」

龍先生は、深く、慈愛に満ちた眼差しで見つめてくれている。「芽衣子さんのその決意こそが、優花さんの魂を安らげ、多くの心を癒す光となりますよ」

私は優花の声を胸に、語り始めよう。この痛みが、誰かの希望になることを信じて。今はまだ、小さな光でも、必ずその光は広がるはずだ。

優花、あなたの願いを、私が生きて届ける。どうか、見守っていてね。

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痛みの先にある希望〜早乙女芽衣子さん物語10

久々に施術家としての感覚をよみがえらせました。3万人超の施術経験あってこその今だと、改めての実感です。

ようやく踏み出せた一歩

龍先生と語らえたことで、ようやく事実を受け止めきれている。以降もいろいろとお手伝いいただけるようになれたことにホッとしている。これから2回目の対話が始まる。

「芽衣子さん、先日はありがとうございます。芽衣子さんの人生に関わらせていただけますことを嬉しく感じています。

今日は、前もってお伝えいただいていた『娘さんの自殺の原因についての探究』というテーマでよろしいでしょうか?」

「はい。死の知らせを聞いたその瞬間から、ずっと気になってきたことです。」

「かしこまりました。事実を知れればいいんですね?では、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』ということをやってみようと考えていますが、よろしいでしょうか?」

「そんなことができるんですか!?奇想天外な話に聞こえます」

「一見、確かにそうですよね。私、もともと施術家です。今でもそうなんですが、体に触れる必要がなくなってしまったため、『施術』とは名乗らないようにしています。今主軸にやっていることの方が、私にはふさわしいですしね。」

「まだよく分かりませんが、先生には相応の経験があって成果へ導けるということなんですね?」

「そうですね。効果は信頼関係に比例しますが、あらゆる疾病に対応できます。特に私の場合、精神面における分野に関わらせていただくことが多かったです。

何をやるのかと言いますと、芽衣子さんの脳に訊きます。芽衣子さんの体を会社に例えると、脳は本部です。血液や筋肉は末端の専属部署で、脳によってすべての情報が一括管理されています。芽衣子さんが娘さんに思いを馳せた分、周波数のチャンネルがつながるんですよ」

「初めて聞く言葉が並んでいて、やはり意味が分かりません。それでも理解できたのは、効果は信頼関係に比例するんですね?」

「はい。理解は難しいかもしれませんが、私との信頼関係次第です。例えば私がお伝えしたことに対して、どれだけ本気で受け止めていただけるかで、実践する度合いも変わりますよね?」

「なるほど。であれば、大丈夫です。でなければ、今こうしてサポートをお願いしてもいませんから」

「ありがとうございます。よかったです。ではこれから、モードを切り替えてまいります。

あらかじめお伝えしておきますが、私が予想する限りには、芽衣子さんにはかなりの痛みを伴います。心の準備はできていますね?」

「よろしくお願いいたします」

私を通じた娘の声

痛みの先にある希望〜早乙女芽衣子さん物語10  娘 優花が自殺した理由

「・・・・・・・底なし沼のようなぬかるみと、全面的に覆われた高い壁があります。ぬかるみの正体は、土台や基礎です。『砂上の楼閣』のように、何かを築き上げたいのに、何をどうすればいいのか分からず困っているイメージ。と言われて、今どんな気持ちが湧いてきますか?」

「・・・なぜなんでしょう?私の意思とは関係なく、涙が・・・」

「やはりそうなんですね。その涙は、優花さんの涙です。当初、『芽衣子さんを媒介として娘さんの感覚を探る』とお伝えしましたよね?今、芽衣子さんの体の反応で起きていることは、優花さんです」

「え・・・・・・・・・、優花・・・・・・・・」

「ぬかるみがなぜ、どのように困っていたんでしょう?・・・『私はダメ人間だから』と返ってきます。反応上でもそうですね。『TVで華やいでるお母さんを見ていて、何の取り柄もない私にうんざり。』反応上でも、そう確認できます。いかがでしょう?」

「え・・・・・・・・?どういうこと?私と比較していたの?」

「はい。反応上、『Yes』と出てきます」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」私は絶句した。混乱している私の感覚と、スッキリ澄み渡ってきている感覚が両立している。

「高い壁にどんな意味があるのか訊いてみます。・・・やはり『私はダメ人間だから』と返ってきます。環境的には開けていても、心を閉じこめ隔絶された状況です。私の自衛官当時、価値観が合わず強烈な孤立感を味わった感覚がよみがえってきます。」

「そんな・・・・・・・・」

「結果として、『私はこの世にいない方が社会貢献になる』と考えたからだと返ってきます。いかがでしょう?」

痛みの先にある希望

「そろそろ訊いてもよさそうですね。何がきっかけで、自殺の引き金となってしまったんでしょう?・・・・・・・・・長い沈黙でしたが『好きな人と別れたこと』だそうです。反応上でも『Yes』と返ってきます。」

「・・・だから!年初めに会った時は、心なしか軽そうだった。あの時、付き合っている方がいたのね。言ってくれればよかったのに」

「『言ったところで聴いてなんてもらえそうにない』って感じたようです。」

はじめに言われていた「痛み」の意味が、今ハッキリと理解できた。もちろん体に触れられているわけではないんだから、体の痛みではない。娘のことを全く理解しようともせずに、政治に夢中になっていたのだ。

《娘を死なせてしまったのは私》何となく予想していたが、当たらずとも遠からず。空いていた心のスキマに、ドーッと押し寄せてくる感情がある。明確に「痛み」を感じている。

「芽衣子さん、これからですよ。『事実を知りたい』とご要望いただきましたので、このような対応になりました。これからをどう生きていくかによって、『だからこそ』と事実を感謝できるようになれます。」

「え!?この痛みを感謝へ?どうやって?」

「はい。どうぞ楽しみにしておいてください。まずは、今湧き出ている感情をちゃんと味わいきりましょう。」

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存在をたどる旅(名前による解放)〜早乙女芽衣子さん物語9

『芽衣子さん物語』久しぶりです。どうしても書き進める気になれず、保留しておりました。

娘 優花さんの死に伴い、遺品整理をしていて見つけた私の著『自分の名前を愛する力』。こちらを通じてメッセージを送ろうと試みるも・・・。

ようやく送れた

今朝、ようやく送れた。龍先生とのご縁に感動し、何度もメッセージを送ろうとした。けれど書いては消し、送信ボタンの前で手が止まる。それを繰り返すうちに、過ぎていった日々。娘の死をどうしても曝け出したくない――けれど、なぜか先生には、伝えてもよいと思えた。

数時間後、丁寧な返信が届いた。「よろしければ、お気持ちやご状況を少しお聴かせいただけませんか?」その一文で、受け止めてもらえたような気がして、和らいだ。

やりとりを重ねるうち、自然と娘のことを打ち明けていた。メッセージでは伝えきれない思いが溢れ、オンラインでお話しすることに決めた。

当日。画面越しの龍先生は、想像よりも柔らかな雰囲気。表情も声も穏やかで、どんな言葉も否定せず、まず「聴く」ことに徹してくれている。

「早乙女さん、今日は本当にありがとうございます。勇気を出してご連絡くださったこと、深く感謝しています」

その言葉に、胸が熱くなった。私は、今まで一度も感謝される存在として、娘の死を語られたことがなかったからだ。まず私自身が受け止めきれない。

涙をこらえながら、ゆっくりと話し始めた。優花のこと、名前に込めた意味、そして何も伝えられなかった後悔。「名前って、なに?」という問いが、今も私の中に生きていること。

先生は、何度も頷きながら聴いてくれた。

名前のちからに導かれて

「早乙女さんの言葉は、まさに『存在をたどる旅』ですね。優花さんが残してくれた問いは、きっとこれから芽衣子さんの人生そのものになっていくんでしょうね」

存在をたどる旅――その言葉が、私の胸に深く残った。

初対面の相手に、自殺という現実を語るなど、本来であれば到底できない。けれど、画面越しに映る龍先生の表情は、どんな言葉よりも誠実さを感じさせた。こちらが話し出すまで、決して急かすことなく、ひたすら黙って待ってくれていた。

「娘の名前は、優花といいます。私が名付けました。」

自分の口からその名前を発した瞬間、胸の奥で何かが崩れた。あまりに長く、あの子の死と、優花という名を結びつけることを拒んできたのだ。だが今、初めて名前を通じて、娘の存在感をつながり直せたような気がした。

話しているうちに、言葉にならなかった思いが、少しずつピント合わせが進んでいく。

「この名前には、『やさしさ』と『花のような笑顔』を込めました。でも・・・その思いを、あの子に伝えてこなかったんです。」

涙がこぼれる。自責や悔いではなく、「ようやく言えた」ことへの安堵に似た感情。

「優花さんは、きっと今その言葉を聴いていますよ。そして、ようやく愛されていたと実感している気がします。でなければ、その涙がウソになります。あくまでも私が受けた感覚ですが、その涙は優花さんが納得し理解してくれた涙です」

この言葉が、私の心を、やさしく深く溶かしていった。

存在をたどる旅(名前による解放)

対話を終えた後、しばらく椅子に座ったまま放心状態。目の前の画面はもう閉じているのに、そこに先生のまなざしがまだ残っているような感覚がある。優しいけれど真っ直ぐで、私自身が避けてきた問いに、正面から光を当ててもらえたようだった。

「名前って、なに?」

この問いが、今までとは違って聞こえていた。あの子が遺した問いが、私の中で再び息を吹き返している。ただの悲しみの象徴でも、乗り越えるべき痛みでもなくなった。未来へつながる問いとして、生きている。

私は、自分の名前をこんなにも他人事のように扱ってきたのだと思い知らされた。「名前は識別情報ではない」「名前は、永久に寄り添う言葉だ」――龍先生の言葉が、胸の奥にじんわりと沁みていく。

それにしても、不思議だ。誰にも言えなかったことを、こうもあっさりと話していた自分に驚いた。涙も出なかった今までがウソのように泣いてしまった。言葉たちが、ようやく意味を持った。ようやく、本当の始まりに立てた気がする。

まだ何も解決していない。優花がなぜ命を絶ったのかも、私がこれから何をすべきかも、分かってはいない。それでも、1つだけ確かなことがある。

「私は、逃げずに向き合おうとしている」

たったそれだけのことが、こんなにも心を軽くするのだと、今さらながら驚いている。明日が少しだけ、こわくない。

存在をたどる旅(名前による解放)

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託して加速する先鋭化〜藤堂富美子さん物語18&1ページセッション⑤

先日、物語17で終えた藤堂富美子さん。当初は「1ページセッションシリーズ」を4話で終える予定でしたが、「富美子さんが1ページセッションを受けたらどうなるだろう?」とアイデアが湧きました。

託すことで広がる視界

舞台の本番直前、私は弟子たちに舞台演出の最終調整を完全に託していた。かつてなら、細部まで自らで確認し、納得しない限りGOサインは出さなかった。今は違う。

「私が全てを抱える必要はない。むしろ、信頼できる人に託すことで、私は本当に必要な一点に集中できる」

私が託すことを学んだのは、この1年間で受けた「自立具現化コーリング」と「遺名コーリング」、そして先日の「人生の1ページセッション」だった。自分の物語を、あえて第3者視点から整えてもらうことで、過去と未来の繋がりがより鮮明になった。舞台でも人生でも、託すことで自分の役割が際立つ感覚が生まれたのだ。

AIの進化にも似ていると感じている。表面的に見るなら、計算機が世に出たことで暗算力を奪ったことになる。しかし大極的に考えるなら、複雑な構想や高度な判断へ時間を費やせるのだ。AIや信頼できる人へ「託す」ことで、自分の才能をより先鋭化するための余白ができる。

AIと弟子による先鋭化の余白

第3者視点で物語を整えてもらうことで、過去と未来の繋がりがより鮮明になり、舞台でも人生でも役割が際立つ感覚を得た。よく「相違点を喜べ」等の格言を目にしていたが、まもなく80にしてようやく理解できたことが嬉しい。

託して加速する先鋭化〜藤堂富美子さん18&1ページセッション⑤

例えば舞台演出を弟子に託したことで、舞の「間」と「呼吸」の微調整に集中できた。その微調整が、舞台全体の空気を一変させた。観客からは「先生の舞は、時が止まったように感じた」と大絶賛の声が相次いだ。

家庭でも同じだ。孫の学校行事や家族旅行の計画は娘たちに任せ、私はその場で全身全霊をかけて愛情を注げる。娘たちが私のことを気遣ってくれている安心感がある。「あなたたちに任せてよかったわ」と心から笑えたのは、龍先生の「自分と他人への信頼度は比例関係にある」を体感的に理解できているからだ。

私においては、託すことは放棄ではない。託すという行為は、私自身を信頼しているからこそできること。だからこそ使命をより鋭く、深く研ぎ澄ませるための選択肢となれるのだ。その先鋭化は、確実に加速している。

崩壊と再生と恩返し

思えば娘の泣きながらの訴え「それって、お母さんの自己満足でしょ!?」と言われた瞬間、背筋が凍りつく実感があった。今まで築き上げてきたすべてが、見事に崩れ落ちてしまった。

舞にはもちろん、生きることに疑問を感じるようになった。なぜこんなにも不安で惨めな気持ちになるのか、意味が分からない。初めて体験する込み上げてくる感情を、どうすることもできなかったのだ。

だからこそ、佐藤真紀子さんの記事に目を見張れたのだと思う。自分の中に解決策を見出せなかったから。真紀子さんを信頼するからこその龍先生という導線につながっている。これを「運命の導き」と言わずして何と言えばいいのだろう?

「役割を生きるだけじゃなく、存在を生きる。そのために私は、これからも託し続けます。──それが、私に命を授けてくれた人々への、何よりの恩返しだから。」

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人生の質を異次元化させませんか?〜1ページセッション④

人生の質を異次元化させませんか?〜1ページセッション④

まだ閉じたまま?

「今さら過去を振り返ったって、どうにもならない」と、心のどこかであきらめ封じているページはありませんか?

それは、大きな出来事とは限りません。
・誰にも言えず笑ってやり過ごした場面
・「あの時こうしていれば」と繰り返しよぎる場面
・理由も分からず心が重くなる出来事

閉じたまま見なかったことにして、置き去りにしたまま忘れようとして、確かに今日まで生きてこれました。しかしそのページがめくられない限り、未来理想図はボヤけたままです。「ボヤけたままの人生がいい」と考える方もいらっしゃるでしょうから、問われて全く気にならない方はどうぞスルーしてくださいませ。

これからの時代、境界線がキッチリ引かれる日が来ると考えています。気になって「ぜひなんとかしたい!」と、本気なあなたに向けて書いています。

「意味の更新」が限界を超える

重要なのは、過去を作り変えることではありません。その出来事があったからこそ「今の私がある」と、心から思える地点まで物語を進めることです。だからこそ——未来を望ましく創り上げるためには、過去を適切に整えることが欠かせません。整えずして、次のステージには向かえないのです。

1ページセッションでは、そのために必要な「過去と未来をつなぐ一文」を、あなた自身の手で書き改めます。だからこそ「書いていい」と自分に許可を出せるのです。許可を出すことで、あなたが感じている限界の領域は、深まり広がっていきます。

意味を更新しない過去は、未来を制限し今と同じ状況が続きます。逆に更新できた瞬間、同じ景色ながら全く別の感覚です。それは決して派手なことではありません。時間を共にしていただけたからこその、不思議なくらい穏やかな達成感と、未来へ向かう軽さが残ります。

恐怖の正体

「ルビンの壺」はご存知でしょうか?題名のとおり壺の絵ですが、2人が向き合っているようにも見えます。当初はどちらかにしか見えずとも、いったん見えてしまえば見えなかった感覚には戻れません。

私は視力が0.1ありません。よって生活上メガネが必要不可欠です。メガネによってボヤけていたピントが定まります。今朝の歩き瞑想で、寝ぼけてメガネをせずに出かけました。朝4時の薄暗い景色を恐怖に感じたのです。

新たな解釈を得てピントが適正化された結果、恐怖の正体が分かります。正体が分からず暗闇の中で蠢いていたからこそ、曖昧にせざるを得なかったとしたら?分かってしまえば、たわいもないタスクにできてしまうのです。

答えである2文字《◯◯》は、「人生のキーワード」と称しているだけあり、様々な場面に当てはまります。直感力の重要な構成要素でもあり、技術として再現性を発揮できるのです。

私の役割は《鏡》

「もう動かない」と思っていた物語が、再び動き出す瞬間。それを体験できるのは、あなたの手でページをめくった時だけです。今まで「動けなかった」のではなく、「動かしてはいけない」というフィルターを通して世界を感じていたのです。

あなたご自身において禁止令を出している以上、何をやってもうまくいかない限界があります。ボタンのかけ違いのように、ご本人自身では気づきようがない領域があります。

「私にそのタガを外す資格があるのか?」と問うた時、「Yes」と明言できます。なぜなら、私の役割は《鏡》だから。鏡だからこそ、私の評価は天才にもバカにもなり得ます。あなたの鏡でありたくて、様々な矛盾や葛藤を経て生きてきたのです。

実例1:重い過去の解放

「過去を変えるなんて無理だと思っていました」(60代女性 舞踏家)

仕事も順調で、表向きは何も問題なし。でも、人に褒められても素直に喜べない私でした。
セッションで出てきた2文字のキーワードに気づいた瞬間、涙が溢れてきました。「あの日の私」を抱きしめられたことで、努力が無駄じゃなかったと初めて思えたんです。

実例2:仕事の選択肢拡大

「この感覚は経営判断にも直結します」(50代女性 社外取締役)

長年避けてきたテーマの根っこにあったのは、幼少期の何気ない母からの一言。意味づけを変えた瞬間、その分野にも挑戦できる自分に。事業展開のスピードが一気に上がりました。

実例3:人間関係の質向上

「あの人を許せるとは思いませんでした」(60代女性 看護師)

対話の中で浮かび上がったのは、ずっと心に刺さっていたある人の言葉。その意味を更新できた瞬間、「この人もまた不器用だったんだ」と気づけました。
不思議なことに、その日から社内の空気が変わり、これまで以上にチームの成果も上がっています。

あってもなくてもどちらでもいい=解放

ページをめくった瞬間、景色は変わらずも、感じ方が変わります。惨めさとともにあった雨が癒しに変わるように。

新たな解釈を得てピントが適正化された結果、ずっと先延ばしにしてきたことに着手できたり、怖くて選べなかった道を選ぶ勇気が生まれたりします。これこそがまさに「あってもなくてもどちらでもいい=解放」という状態です。

人生の1ページ。答えが分からずとも、同じように明日は来ます。表面的には同じでも、質の異次元化が起こり得ます。新たな解釈を得てピントが適正化される感覚を、ぜひ1ページセッションで受け取っていただけませんか?

#看護師
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意味の更新で未来創造〜1ページセッション③

今回は、かなり噛み砕きました。

結局のところ、何を主張したいのか?
これを受けることでどうなるのか?
なぜ断言できるのか?

ものすごく考え悩みました。

「変わらない日常」に隠された誤解

「このままでも別に困っていない」
「過去を掘り返したところで、何も変わらない」
「答えを見出せなくたって、死ぬわけじゃない」
──そう思ったことはありませんか?

長きにわたって考えてきました。今そう考えていない理由は、変わらない日常の裏にある、自ら無意識にかけた制限に気づいてしまったからです。

それは大きなトラウマだけではなく、
・小さな挫折の積み重ね
・笑ってごまかしたあの日の感情
・「どうせ自分なんて」と瞬間的に諦めた記憶
こうした未処理のページが、沈黙の中あなたの未来を阻んでいるのです。

先日、自宅Wi-Fiが原因不明に遮断されました。原因が分からない以上、再発の恐怖がなくなったわけではありません。Wi-Fiがつながらず、何をやってもダメな記憶が出てきます。まずは湧いてきた記憶を解放し、再発した場合の対応策の重要性を感じています。

過去に起きた出来事が、未来の可能性を塞いでしまうことが、今現在起きている制限の正体です。それぞれの点で起きていた出来事を、違う角度から見つめ線をつなぎ直せた時、問題だと感じていたことが問題ではなくなり得ます。

「過去の書き換え」ではなく「意味の更新」

人生の1ページセッション&ディープマインドセラピー&一般的セラピーの比較表〜1ページセッション③

多くの方が「過去を変えたい」と願いますが、過去の事実は変えられません。物理的にも原理原則としても不可能です。では、なぜ向き合う必要があるのでしょうか?理由はただ1つ──その出来事の意味は、瞬時にいくらでも変えられるからです。

例えば分かりやすく、雨。私にとって雨は、長く「避けたい存在」でした。一張羅の革ジャケットを台無しにされたこともあれば、工事現場でずぶ濡れのまま作業を続けた経験があります。どちらも当時の私には苦しさや怒り、惨めさを伴う記憶です。

だからこそ、「雨は恵み」と言い聞かせても、心の底からは納得できません。しかし当時の感情を丁寧に緩め、別の意味を見つけきれた時、同じ雨への感じ方が変わり始めたのです。

「意味の更新」とは、この感覚の変化を自ら起こすことです。

意味が変われば、感情が変わり、未来の選択肢が増える。これが1ページセッションの核であり、最大の目的です。答えは「《◯◯》」という2文字。その2文字にたどり着くまでのプロセスに、多大な価値があるのです。

ディープマインドセラピーとのつながり

「意味の更新」という価値観は、ディープマインドセラピーにおいても、同じく活用しています。潜在意識は敵ではなく、あなたのために働き続ける忠実なパートナーです。妨げられていると感じてしまう理由は、現状のあなたの事情を理解できず、「古い意味」を忠実に守り続けているだけなのです。

破壊や消去ではなく、【意味の更新=感情の軌道修正】こそが、人生を根幹から動かす方法です。

多くのセラピーでは、潜在意識を「解除」や「ブロック外し」と表現しますが、2011年から一貫して主張しています。潜在意識は、決してあなたを邪魔する存在ではありません。

なぜ幼少期の記憶を、潜在意識は頑なに守り続けているのでしょうか?理由は、感情です。「腹減った」「お洩らしした」等の表現は、泣くという感情を露わにするしか選択肢がありません。3万人超の施術経験からも、記憶は強く長期的な感情に影響しています。だからこそ「三つ子の魂百まで」というように、幼少期の記憶で人生が決まってしまうのです。

フロント商品としての本気度

正直に言えば、当セッションは価格設定を迷いました。実質2時間以上になることも多く、内容は本講座レベル。それでも 11,000円(税込) に据え置いているのは、「まずはここから体験してほしい」からです。

多くの方は、この1ページセッションを通じて
・自分の核となるキーワード
・今後の人生を照らす問い
・「私にもできる」という無限の可能性への希望と自信
を手に入れ、そのまま長期コースに進まれます。

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変わりたいと思った瞬間が、人生の分岐点です。半年後も1年後も、状況は似ているかもしれません。今のあなたは「今しか持っていない感情と感覚」を抱えています。その鮮度が高いうちに向き合うことが、何よりも価値を生み出します。

人生の1ページセッション(1〜2時間程度)
価格:11,000円(税込)
対面(横浜周辺〜要交通費とカフェ代別途)またはオンライン(Zoom)

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「書けるようになる」よりも「書いていい」〜1ページセッション②

「書いてはいけない」と禁止令

「自分の人生なんて、書くような価値はない」
「こんなこと、人に話したら引かれるだけ」
「どうせ誰にも理解されない」

──そうやってあなたは何年、心にフタをしてきましたか?書けないのではありません。書いてはいけないと思っていただけなのではありませんか?

ある方から「大企業の経営者や著名なアーティストさんならまだしも、私なんて・・・」とコメントいただいたことがあります。逆を言えば、特別でない方なんていません。すべての皆さんは、例外なく天才への可能性を秘めています。

もし「書いていいのかもしれない」と思えた瞬間から、何が始まるのか?「人生の1ページセッション」の本質は、あなたをあなたご自身の人生の主人公として照らすことなのです。

問いの力は、記憶の奥から扉を開く

当セッションは、何かを教える時間ではありません。むしろ、すでにあなたの中にある「答え」を思い出していく時間です。「人生の1ページ=《◯◯》」は、あなたオンリーの「答え」を実感するための布石に過ぎません。

問いの力とは不思議なものですね。過去に封印されていた記憶や感情、無意識の反応に、
自然と光を当ててくれます。

例えば──

「あなたの人生の1ページとは?」
「あなたの生涯史を書くなら、何章の何ページに分かれますか?題名は?」
「あなたが望む必要な方へ届き、感動したファンの皆さんから手紙が届くなら、何と書いてあるでしょう?」

こんな問いかけに、涙を浮かべながらぽつりと答える方が多くいらっしゃいます。なぜなら答えが「出た」のではなく、すでにありながらも無価値だとみなしてきたものに気づけたからです。

名前のないものに《名前》を与える

当セッションでは、あなたの人生に漂っていた「名前のない時間」に、1つのキーワードをつけていきます。「人生の1ページ=《◯◯》」を通じて、

それは、感情かもしれません。
それは、場面の情景かもしれません。
それは、今のあなたが「ようやく意味づけできた」記憶かもしれません。

キーワードが与えられた瞬間、それは「空白」や「黒く塗りつぶされた」人生ではなく、
「◯◯という名の1ページ」になります。

かつて「過ち」だと思っていた出来事が、「気づき」として人生の核に返り咲く。そんな2人3脚の時間を、数千回以上関わらせていただきました。

例えば「アイデア力」が強みだとおっしゃる方。同時に「思い込み」が悪だと考えていらっしゃいました。「思い込みが悪だとおっしゃいますが、奇抜なアイデアの原点は思い込みでは?」「思い込まなければ新たな仮説が生まれるわけがありません。そんな思い込みも悪だと?」に対して、表情と声が完全に変わりました。

「過去の事実」は変えられないが、「意味(解釈)」は変えられる

人生に起きたことは、変えられません。しかし「それをどう意味づけるか」は、今この瞬間から変わり得ます。

「人生の1ページセッション」とは、まさにその転換点。

・書けなかったのではなく、書いてはいけないと思っていた。
・語れなかったのではなく、語ってもいいと許せなかった

そんな思い込みの鍵が、問いによって思い出され外れていくのです。

問いがあなたの人生の主導権を取り戻す

このセッションでお伝えしていることは、ノウハウではありません。あなたの直感や感覚、無意識の反応を「技術として意図的に再現可能にする」入り口です。

分かりやすく事業が不調な理由を、先祖の因縁が原因だとしましょう。原因を解決するためには、墓を作り直せばいいでしょうか?どこかの寺院で先祖供養すればいいでしょうか?原因探究は、本当に正しいのでしょうか?問題を問題だと肥大化させることが、最大の問題なのです。

「人生の問い方のレッスン」とも言えます。「問いの質」によって、千差万別の解釈が生まれます。

・なぜ、私はあの時泣いたのか?
・なぜ、あの言葉だけが心に残っているのか?
・なぜ、あの一言が忘れられないのか?

ぜひあなたに、自己対話の質問レベルを上げていただきたいのです。なぜなら生き方への意味が変わるから。過去の意味づけが変わると、未来の選択も変わっていくのです。

「書けるようになる」よりも「書いていい」

「書いてはいけない」と禁止令を出していた状態から「書いていい」へとつなげるセッションです。「自らに許可を出す」人生を根幹から変えていく最重要な秘訣です。私も含めた多くの皆さんが、知らず知らずのうちに禁止令を発しているのですから。

例えば1日の中で、「ダメ」と何回使っているか数えてみてください。自覚できたおかげで気にしてきましたが、まだまだしぶとく残っているものとみなしています。

「探しても答えは見つからない。ながらも問い続けるうちに、自然と浮かび上がってくる」こんな経験ありませんか?これこそが本来の「直感力」であり、その力をあなた自身が「技術として扱えるようになる出発点」でもあるのです。

【次回予告】

次回③では、
「言葉にならなかったことが、言葉になったとき」
人はどのように変わるのか──

「納得と申込導線」をテーマに、
実際のセッションで起きている“感情の地殻変動”をお伝えしていきます。

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消し去りたかった「あの日」を宝にしませんか?〜1ページセッション①

「共生共栄共和思想」祈り求める日々の中、ふと──降りてきました。

根源的ルーツは「自立」。自らの確立なくして、共に生き、共に栄え、共に和することはできません。

これまでは「統命思想」という名で体系構築してまいりましたが、思想とは本来、1つでなければなりません。

そのため、

・「統命原理」(倫理観を含むあり方の設計構造)へ
・「響命原理」(感性と美の共鳴)〜新たに生み出しました
 へと整理統合いたしました。

すべては「思想の枝葉」であり、中核にあるのは「共生共栄共和」というたった1つのあり方です。

導線設計における日々の問いと実践の中で、「人生の1ページセッション」こそが、最初の入り口として最適ではないか?──そんな確信が、浮かび上がってきました。

「価値あるものを安く扱っていいのか?」その葛藤も、確かにあります。けれど、あなたがこの対話を通して「名前のない空白」に光を見出す瞬間を想像するたびに、私は微笑まずにはいられません。

消し去りたかった「あの日」を宝にしませんか?

「人生の1ページ」って、何?

あなたは「なかったことにしたい時間」ありませんか?

忘れてしまいたい。語りたくもない。思い出すだけで、胸が締めつけられる────。そんな時間は、誰の人生にもあるのかもしれません。もし「その時間こそが、人生の核だった」そう言われたら、あなたはどう思いますか?

「人生の1ページ」よく耳にする言葉かもしれません。ながらもふと立ち止まって考えると、案外答えに詰まってしまう。

・どこで始まり
・何によってめくられ
・どんな風に今へとつながっているのか?

そんな問いを立てたことがある方は、ほとんどいないはずです。おかげさまで話が噛み合わず、宇宙人だと嘲られてきた期間は長期にわたります。今、ようやく時代が追いついてきたようです。もしこの問いに「ちゃんと答えられるようになった」としたら──人生の景色が変わります。

「自殺願望」に苦しんだ日々

40代半ばまで、ずっと心の奥に重たいものを抱えていました。特に小4の頃は、ほぼ毎晩「死ぬ夢」を見ていたことを、今でも覚えています。ところがある朝の歩き瞑想で、ふとした気づき。

「あ、自殺願望が全く湧いてこない・・・」

私にとっては大発見でした。誰かから教えられたわけでも、薬を飲んだわけでもありません。ただ過去を「表現」だったと客観的に解釈していたことが、すべての始まりでした。

あの怒りも、悲しみも、孤独も、「伝えたかった」し「感じたかった」からこそ、出てきたものだった。そう解釈できるようになって、ようやく「つながった」のです。過去と、今と、これからが。

きっかけはウツ患者への施術

きっかけは、2012年あるウツ患者への施術。彼女は考えることに疲れ果て、あきらめきっておりました。無我夢中の施術から降りてきたのが、「人生の1ページとは?」という問いでした。

「もういいですよ」が口グセだった状況から、初めて一緒に考えました。そういった中から「運勢とは?」「許すとは?」等のキーワードシリーズができ上がりました。施術との相乗効果があったようで、同窓会へ電車で向かって参加できたそうです。

「彼女には当てはまったが、健常者はじめ一般人にはどうだろう?」と疑念が湧き、少なくも3,000人超との検証。特に「運勢とは?」においては、答えきれない限り施術を継続できない試金石となりました。

中でも「人生の1ページとは?」は、最も答えやすい問いです。かつあなたご自身の言葉として理解できることで、人生が大きく変わり得ます。ヒントを検索すれば、今のご時世答えは出てくるでしょう。上っ面で理解できれば十分であれば、当セッションは不要です。

もし、自分の言葉で、過去とつながり直すことの意味を本気で知りたいなら───。あなたにとっての「本当の始まり」になるかもしれません。

「人生の核」は、もうすでにある

ご提供している「人生の1ページセッション」は、つながりを思い出す時間です。

・語れなかったあの日
・なかったことにした空白
・意味があると思えなかったあなたご自身の歴史

やさしく光を当てながら、「たった一言の《◯◯》というキーワード」を一緒に見出していきます。この言葉が見つかると、人生が静かに動き出します。まるで、止まっていた時計の針がカチリと音を立てて動き出すように。

気づくという状態を、「ないとみなしていたものがあった状態」と定義づけています。3万人超の施術経験からも、多くの皆さんは解決策がごく身近にありながら、それが正解だとは考えておりません。

例えば「よく噛めば解決するよ」という体の言い分。離婚の問題解決で受け始めた方が「よく噛むなんて、医師から強要されるまで不要だと考えていた」という衝撃的なコメントをいただいた時は、本当に驚きました。結果、新婚当時よりも仲良くなったそうです。

思い出話ではありません

これは「ただ昔を振り返る時間」ではありません。なかったことにされたページに、命を吹き込む時間です。だからこそ、この問いを大切に扱ってきました。

「人生の1ページって、あなたにとって何ですか?」

この問いと出会った時、あなたの中に何が起きるのか?──ぜひ体験していただきたいです。

2話目では「希望」や「探求心」へ。

・なぜ「過去の体験に価値があるのか?」
・その体験から何を得られるのか?
・セッションによって人生にどう変化が起きたのか?
といった変容と意味について共有させていただきます。


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本当の言葉〜早乙女芽衣子さん物語8

問いの解像度

夜、久々にぐっすり眠れた。泣いたあと、心は静かで穏やかだ。感情が嵐のように吹き抜け、今は凪のよう。泣けたことで感情解放できた手応えがある。「健全な精神は、健康な体から」とよく言われるが、まさにそのとおりだと実感している。

朝5時。目が覚めて、しんと静まり返ったベッドの上で、天井を見つめながら考えている。

「私は・・・何を分かっていたのか?」

娘の名前――優花。名づけたのは私だ。でも、その名前に込めた意味を、自分の口からちゃんと語ったことがあっただろうか?誰かに訊かれて、答えたことはあるかもしれない。でも、あの子に向かってまっすぐに「あなたの名前はね」と話した記憶を、どうしても思い出せない。

穏やかな静けさが、なおのこと苦しい。答えがないからではない。問いの解像度が、水アカがついた磨りガラスのまま。意識はハッキリしているのに、「名前ってなに?」という問いの輪郭だけが、いつまでも胸の奥に残り続けている。まるで、娘が今も問いかけてくるように。

本当の言葉

ベランダに出てみた。空気は冷たく、晴れて澄み渡っている。頬を撫でる心地よい風に、ようやく深く呼吸できた気がする。

「私は、あの子に何を伝えたかったのだろう?」

ずっと「正しさ」に縛られて生きてきた。政治の世界で、たった1回の失言で命取りになる場面を何度も見てきた。だからこそ、いつしか言葉を選ぶ癖がつき、感情を飲み込むようになっていたのかもしれない。

本当の言葉〜早乙女芽衣子さん物語8

あの子は本当の言葉を求めていたのだ。取り繕わない、傷つこうが悩んでいようが、絶対に揺るがない魂からの言葉。分かっていなくても、分かろうとする姿勢。それを、ずっと見せられなかった。

いなくなった今、優花にかけてあげたい言葉を探すも、一向に出てこない。何を言ってもうわべだけの、納得には遠く及ばない気がしてならない。

再出発の教本

Kindle端末は、今もリビングのテーブルに置かれている。『自分の名前を愛する力』あの本は、もはや「読み終えた本」ではなくなっていた。

娘が残した問いを、私が今ようやく引き継いだという証。私にとって『自分の名前を愛する力』は、娘の遺書ではない。再出発の教本なのだ。

泣いたことも、痛んだことも、決して無駄にはしたくない。あの子の問いとともに、もう一度、人生を考え直していく。名前を、そして私自身を。

考えに考えてみて分かったことがある。いくら考えても、現状では優花への言葉を紡ぎ出すことは無理だ。龍先生に助けを求めてみてもいいのではないか?と考え至ってきた。

「龍 庵真 様

はじめまして。
先生の著書を読ませていただき、大変感動しております。
困っていることがあり、相談させていただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

早乙女 芽衣子」

メッセンジャーで送ってみた。この送信ボタンを押すのに、勇気を要した。私は今、問いを抱えたまま進もうとしている。あの子の問いに、今度こそ私なりの答えを生きていくために。