本物追求欲

メッセージ

先日、ある同年代の男性Mさんと語り合っていての気づき。彼は、表面的には誰もが羨むような立場にいらっしゃいます。しかしご本人の内面は、モヤモヤがザワザワになり、表現しようのないストレスが溜まっておられました。

実際に大成功しておられるように見えたので、たくさん受けてきた中の1つだろう。軽い気持ちなお申し込みだと感じていました。意外にも「セッションと称されるものは初めてで、なんとなく気になったんです」ということで、受けようと思われた経緯を聴かせていただく中に状況が把握できてきました。

結論。未来のMさんが今現在のMさんへ、メッセージを送っていました。かなり長期に渡っていたようで、Mさんが忙しさゆえに耳を傾けきれずにおりました。向き合うべき課題から避け続けていると、感覚が麻痺してきます。結果、認知症等を引き起こす要因となり得ます。

本物追求欲

たとえ何が起きようとも、題名である「本物追求欲」に対して忠実であれば、【本質魅力】へたどり着けるとみなしています。

「本物追求欲」とは、何のことを指すのでしょうか?それは《キレイだ》と感じたなら、感じたその感情を認めること。真善美の価値基準において、個人差はあれどもすべての皆さんには天性的感性があるのです。

分かりやすく真っ暗闇の中で蝋燭の灯は、かなりありがたいです。しかしそこに懐中電灯が見つかれば、蝋燭の灯はなくてもよくなります。さらに蛍光灯のスイッチが見つかり、部屋全体を照らせたなら、懐中電灯はなくてもよくなります。

社会はどんどん開発が進み発展していきます。あなたも成長しステージを進めていく必要があるのです。

成長意欲(問題意識)

ポイントは、やはり成長意欲(問題意識)ではないかとみなしています。『7つの習慣』を初めて読んだ時、とても感動しました。熱く語り合っていた友人Jさんへ、喜んでくれるだろうと薦めたところ、頑なに断られました。以来、交流は途絶えました。

今振り返ってみて感じること。Jさんは某宗教に関わっており、その教理にハマっておりました。教理に結びつく話題なら飛びつくが、以外のことには耳を傾けようとはしていなかったことを思い出します。

人生の目的はじめ本物を追求し実現できるなら、手段は何でもアリだと考えてきました。Jさんには宗教の教理が、まばゆく輝いていたのでしょう。私には『7つの習慣』の内容が輝いていたという価値観のすれ違いが起きていたのです。

今ではJさんから受けた宗教的教理の影響も、アルバイトで砂を嚙むような経験も、幼少期から感じてきた破壊的矛盾も、かなり融合させきれたと感じています。

一貫性ある矛盾

特に日本人は外から入ってきた異文化を、受け入れなじませてしまう傾向性があります。本当に素晴らしいです。

話を、男性Mさんに戻します。未来のMさんの声に耳を傾けるなら、今の事業をやめた方がいいことになるかもしれません。現状だけを観るなら、手放すことにためらいが生じてしまうかも・・・。

Mさんには矛盾しているように感じたとしても、未来のMさんは一貫性を主張しているに違いありません。今までのMさんをすべて知り尽くしているからこその、「未来のMさん」なのですから。一見矛盾しているように見えても、高次元ですべてつながっていて、融合させようと試みているのです。

ディズニーランドはいつまでも未完成である。
この世に創造力があるかぎり成長し続ける。
現状維持では退化するばかりである。

ーウォルト・ディズニー

理想の人格体に基づく幸せ解釈

空想上の産物でしかなかった価値観

最近「理想の◯◯さん交流会」を通じて、「やはりそうですよね!」「確かにそうなりますよね!」と、呼吸のように私の空想上の産物でしかなかった価値観が、現実味を帯びてきました。

前に「最も愛した方のもの」という内容を書いたことがあります。意味合いは「本とは誰かに読んで欲しいがために存在しています。本視点ではともにありたいと願っているのは、その本を最も愛してくれている方」なのです。

「最も愛した方のもの」を、理想の人格体である◯◯さんへ置き換えた場合、どのような展開となるでしょうか?

強く長く意識(イメージ)していること

あなたは、好転反応の仕組みをご存知でしょうか?先日スパで、サウナと岩盤浴でトータル2.7kg痩せ、顔がスッキリして見えました。しかし次の日には、いつもと同じ状態へ戻っていました。私たちには恒常性維持機能が備わっており、元に戻そうとする作用が日常的に起きています。

体と同じように、心でも同じ現象が起きているなら、何が基準なのでしょうか?それはあなたが「強く長く意識(イメージ)していること」となります。あなたの価値観は、あなたが「強く長く意識(イメージ)していること」によって形成されていくのです。

あなたが創り出す理想の人格体である◯◯さんへ常に憧れを抱き、成長意欲を持ち続けるなら、仲がいい夫婦の顔が似てくるような現象が起きてきます。

一体不可分の信頼関係

あなたと理想の人格体は、別人格体です。しかしながら鳥山明さんとドラゴンボール孫悟空のように、一体不可分の信頼関係が結ばれた間柄でもあるのです。あなたが「理想の人格体である◯◯さん」へ、憧れを抱き思いを馳せ続けている限り、メンタル的基準は「理想の◯◯さん」へ移行していきます。

時を経て何か異常事態が起きた場合、正常な状態へ戻そうとする基準は、「理想の◯◯さん」と十分なり得ます。あなたは「理想の◯◯さん」の名付け親として、いかようにも操作できる権限を持つのです。

描き出したい未来は、あなたご自身が創る方がいいのは明白です。結果、あなたは〈変わる〉のではなく、《本来の状態へ戻る》のです。現状が不自然な状態で、未来の「理想の◯◯さん」が、あなたがもともとそうだった《本来の状態》です。

もともと「理想の◯◯さん」は、あなたが生まれてから存在しています。あなたが命名することで、存在価値を明確化できました。悠久の時を超えてあなたは、「理想の◯◯さん」と信頼関係を紡ぎ出し、どんどん素晴らしく光り輝いていくのです。

悠久の時を超えて紡がれる信頼関係

感情は声に現れる

声の次元が全く変わっていますよ

施術時代からずっと不思議に感じていたポイントの1つ。特に立命コーチングによって理想の人格体を命名なさった方は例外なく、「声のノリ」が全く違っています。個人差はありますが、「声の次元が全く変わっていますよ」と指摘したら、現状では100%納得していただけています。

声は周波数でできており、周波数のモトはエネルギー体です。受けてくださった方々の声をまとめる限りには
・絶えず見守られている感覚
・これからやろうと考えていることへの承認
・永遠に封印しようと隠してきた過去の記憶をさらけ出せるようになった
・理想の◯◯さんが、ご自身の疾患を治療してくれた(健康器具を扱っている方)
等いただいております。

感情は声に現れる

ある電車の中吊り広告「感情は声に現れる」という文言に〈これだ!〉と感じました。さっそく検索してみて上位に出てきたのが《「声の力」を侮ってはいけない!性格・容姿・寿命まで変わる理由》(ダイアモンドオンライン)で、尊敬する町田宗鳳先生より。

オーセンティックボイス

「『声』という楽器」でもお伝えいたしましたが、声には各人各様の素晴らしい魅力があります。あなたにしか伝わらない魅力があり、声には可能性を解き放つ鍵があります。

あなたが声の次元を上げ、あなたにふさわしい声をつかむことができたなら、いつも感動だらけな毎日となり得ます。理由は「感情は声に現れる」からです。自由自在に感情表現できているということは、感受性が豊かでないわけがありません。もともとドモリ気味だった私が、詩吟の先生の「あなたの声はいいねぇ」の一言で解消された経験は、大きな宝となっています。

「オーセンティックボイス」(by 山崎広子さん)という声があり、「自分で自分を肯定できる声=本物の声」なのだそうです。ご自身の声を聴くと、多くの皆さんは嫌悪感を抱きます。ご自身を最高のトレーナーとして、向き合い続けていく中で脳の感覚が変わってくるようです。

あなたの「声」は絶対に素晴らしく、誰かに感動を与えるのです。ぜひあなたの可能性を本領発揮させ、本質魅力を開花していただきたいです。

感動を自発的に起こす秘訣

周囲を感動へ導くためには、あなたご自身が感動していれば伝達力は格段に増します。感動を自発的に起こす秘訣は、無我夢中に没頭すること。

ドラッグストアでアルバイトを始めた当時、店頭で100円のガムを売る役を賜りました。研修の担当者さんより「こんなもの、一般常識じゃ買わないよな?お前の一生懸命さに感動した方が買ってくれるんだ。」と言われたことを、しみじみ噛みしめています。買ってくださった方が、まさに神様に見えた瞬間でした。

「無我の境地=没頭の極み」でも書いているとおり、無我夢中に没頭している状態は、一点集中できています。一点集中は、エネルギーを先鋭化してくれる相乗効果が得れます。

あなたの「声」は、あなたの無意識領域の状態を分かりやすく表現しているようです。より望ましい「声」を願われるなら・・・。

「声の力」を侮ってはいけない!性格・容姿・寿命まで変わる理由

「声」という楽器

オーセンティックボイス 〜 本来の自分の声について

無我の境地=没頭の極み

改名と命名

世界初の価値観

改名と命名の違い〜理想の◯◯さん交流会

理想具現化サポートをさせていただく中に、「改名と命名の違い」についてお伝えさせていただいています。現状、ほぼ全ての皆さんが《変われた》と感じておられるのは、改名レベルです。

改名でも確かに素晴らしく変われますが、限界があります。理由は主観という「自分枠」を超えきれないからです。「改名」は簡単に説明できますが、「命名」は価値観として世界初なため表現に悩みました。

分かりやすい例として、借金回収という職務に就くため改名したMさんで考えてみましょう。

改名

改名した名前Kが大変気に入っており、ほどよい緊張感で仕事もはかどります。望ましい成果を得れるようになってきました。

プライベートでは本名を使って、On・Offを分けています。Kへ改名した理由は、借金回収に良心の呵責を感じてしまうから。改名して別人格を装うことで、解決を模索しています。

本名Mと改名Kの人格体が、ご本人の中でジキルとハイドのように二重人格体として同居している状態です。改名Kの人格体が望ましいからと、プライベートをも移行しようとしていきます。

ここで重要ポイントは、100%完全に移行できない点です。本名Mの人格体は、0.1%でも残ってしまいます。わずかながらに残存する無下にされた人格体Mは、99.9%の上り調子な人格体Kへどんな気持ちを抱くでしょうか?

みかん箱のみかんが腐っていく過程は、ある1個のみかんにできたほんのわずかなカビから始まります。そのカビがどんどん繁殖し、全体を覆い尽くします。同じように、1個人に共存する本名Mと改名Kという人格体は、破滅へ向かっていくことになり得ます。

印鑑作成における印相とは、「ここに1本線を足すことで凶から吉になります」と言っています。要は「凶は悪いから良い吉に変えた方がいい」と明確な区分けをしています。

命名

借金回収に勤しみながら、良心の呵責を感じている事実を受け止めつつも、命名した人格体Gへ成長する意欲を元に躍進。「Gという別の人格体でありつつも、ご本人M自身でもある」という絶妙な位置にあるため、理想Gへ憧れる尊敬の眼差し。

いつの日か、借金回収をしながら全く新しい調和的第3案を見出します。もはや借金回収であろうと良心の呵責を包括し、さらに次のステージへ。借金回収という職業が自発的に望んで就いたわけではないなら、より望ましい転職も考えられます。味を占め自発的な選択なら、研ぎ澄まされプロフェッショナル化していきます。

改名が同列横の関係なら、Universal Flow Therapy でお伝えしている命名は縦の関係です。改名はお互いを疎んじ、命名は尊重し合っています。

すべてを克服・解放しきっている

立名コーチングでは、本名Mを活かします。理由は、本名Mが素晴らしい名前だからです。この世に素晴らしくない名前は存在しません。パラレルワールドに「超ステキなご本人」を創り出し、「超ステキなご本人」へ命名いたします(今現在あなたが感じている現実世界も、パラレルワールドの1つです)。

いついかなる状況でも「見守られている安心感」があり、未来へ進むための道を照らしていただけています。ご本人Mと理想像Gは一心同体ですから、一緒に成長していきます。すべてを受容され、報われるとはどういうことか明確に理解できるように。

なぜなら命名された理想のGさんは、Mさんのわだかまりやしがらみを抱えているあなたを知っています。あなたの悩みや苦しみをすべて克服・解放しきっているからこその理想Gさんなのです。

あなたの悩みや苦しみをすべて克服・解放しきっているからこその理想Gさん

お名前に観る数理性の美

「少なくも20万人超のお名前と向き合ってきました(奥さんからは「30〜40万人」と謳っていいと言われています)」と銘打っていますが、先日ある方より大いにご納得いただけました。

向き合っているのはお1人でも、「Aさんは?Bさんは?Cさんは?」と訊かれお答えしているうちに、それは膨大な数になっているよねと。即座に会ったこともない◯◯さんの解説が出てきたことに、驚きを隠せなかったご様子。

画数から観れる数理性

27歳から印鑑営業を始め、シンプルな「名前の画数から解説する」という作業を無意識で何度も何度も繰り返してきました。「すごい!合っているね∧( ‘Θ’ )∧」と驚かれている様が当たり前化されてきたので、もう驚かなくなりました。解説しているこちら側にしてみれば、何のことを言っているのかさっぱりな場面はたくさんあります。

お伝えしていることは、画数であればただ1つ。画数から観れる数理性という原理原則です。よって、当たる当たらないの占い感覚は微塵もありません。解説した内容が全く当てはまらないなら、ご自身にふさわしい生き方ではない確率が高いということです。

お伝えしたことが当てはまらず、「全然ダメだな」と通り過ぎていった方は何人もいらっしゃいました。まさに占い感覚でしかご自身を観ていない表れでもあり、当たる当たらないで一喜一憂する、一辺倒な価値観をもったいなく思ったものです。

お伝えしたことが当てはまっているなら、ふさわしい天性的素養に沿っているということ。だから、より才能発揮に向けて研ぎ澄ましていけばいい。

お伝えしたことが外れているなら、あなたが努力して得てきた性質が主だということ。それはそれでステキなことです。努力して培ったものを土台に、あなたがより望むふさわしさへ向けて才能開花させればいい。無自覚だった潜在能力を自覚できたなら、数を持っている方と持っていない方との差はかなりのものです。

姓名承認

姓名判断の時代は、終焉を迎えていると断言しています。お名前の画数の吉凶から診る手法は、人生に点数をつけているような気持ちになります。違和感を抱き続けていました。よって今は、「姓名承認」という言葉を創りました。

お名前は、存在価値そのものであり、生命に直結しています。特に「命名」という行為は、「それ」に生命の息吹を創り出すのです。《なぜあなたの名前は素晴らしいのか?》という前提からの出発です。

関わった方と幸福感を分かち合いたいと願ってきたので、定められた吉凶という表面的な観方よりも、数にまつわる性質をどう活用しているのか?にフォーカスしてきました。

もともとセルフイメージがとんでもなく低かったため、性質を悪い方向へ活用しておりました。まだまだながら認めきれた感が確実にある今、明言できること。生まれながらに持っている天性的素養を、いかにうまく活用するかが成否を分けるのです。

「01(ゼロイチ)理論」「数学等に見る定理法則」は、数理性によってできています。数理性は、原理原則からできています。原理原則の原点は、愛情です。愛情の源泉とは、興味関心です。興味関心の切り口は、価値観により各人各様に違います。

だから人間って、人生って、おもしろいのです。

姓名承認

孤独からの解放

孤独からの解放〜出典:『プロフェッショナル〜仕事の流儀 栗原豊』

結論。あなたは断じて孤独ではありません。

許されたらやる気が湧く

先日放映された『プロフェッショナル〜栗原豊さん』に感動しました。依存症回復支援の代表を務めておられ、延べ800人の依存症患者と向き合ってきたそうです。

栗原さんは、第2次大戦当時に生まれ、貧しさゆえに里子に。そこから高校への進学が許されず、アルコール友達が増え、極道の世界へ。薬物に手を染め刑務所へ7回入所したという経歴をお持ちでした。

60歳から担当だった検察官の勧めで依存症回復施設に入り、引き取りがいない方々の骨まで納めるという覚悟をもって臨まれている姿に憧れます。離婚届を突きつけられ、会えなくなってしまった娘さんと再会できたエピソードには心が奮えました。

とても響いた言葉は「許されたらやる気が湧く」です。薬物等やめたくともやめれず、裁判で「最も重い罪にしてください」と請うほどに依存から脱却したかったことが伝わってきました。「許された」と実感できたことで、新たな一歩を踏み出せたのでしょう。

心の闇と酒乱

お恥ずかしながら20歳まで、どっぷり酒に浸かっておりました。17歳から浴びるほど飲み、記憶がなくなり酒乱の様はひどかったようです(全く覚えていないため後日談しか分かりません)。

当時を振り返ってみて思うのは、とにかく恐怖に震えていました。よくニュース番組で「あんなにマジメな好青年が〜」と事件を起こす内容に、《次は俺だ!》と感じていたものです。

抱えてしまっていた心の闇が疼き出し、抑えきれません。恐怖から逃れたいがために、酒に溺れていた20歳の自衛官。初めて酒の味を覚えた頃の味とは、大きく違っていました。痛み止めと同じように、脳との神経経路が一時的に遮断され麻痺しているだけで、酒が抜ければさらに闇の深さが倍化します。

だからこそ理不尽ながら禁酒に至れるご縁をいただき、20歳でやめることができ、今は楽しく飲めるようになりました。闇がなぜできるのか、カラクリを理解できたことは、人生が劇的に変われた大要因です。もう酒乱化することは、確実にないと断言できます。

何を勝手に孤独になってんだょ?

様々な素晴らしいご縁をいただけたからこそですが、ある上司に「何を勝手に孤独になってんだょ?」と叱られたことは、大きなきっかけです。周囲の皆さんは私に関わろうとしているのに、私が扉を頑なに閉ざしていました。だからこそ、私が感じてしまっていた世界は「孤独」なのです。

私という存在は、周囲に損益ばかり生み出すと思い込んでいた事実。
私という存在は、周囲に無価値だと思い込んでいた事実。
私という存在は、周囲に迷惑だと思い込んでいた事実。
に気づいた時、どおりで孤独というカベを作り「マルデダメオ」なんだとつながりました。あなたは周囲に評価される前に、あなたご自身が自己評価しています。

思い込みに気づいたからと、すぐに変われるわけではありません。思い込んでしまう経路の道筋を、望ましい方向へ軌道修正する必要があります。なぜあからさまに変われたのか、振り返ってみて感じるのは、どう考えてもビジョンが明確化されたことに尽きます。誰に批判されようが罵られようが揺るがない、目標設定ができたこと。

自発的かつ主体的に憧れる存在

理想の自分像は、ご自身の中に明快に実在しており、絶えず導こうとしています。心の声に耳を傾けきれる方は、「直感力が長けている」と評されたりもしています。

直感力の構造とは、今までの経験(脳に蓄積された情報)と理想の自分像の訴えがモトになっています。例えば分かりやすくサンドイッチを食べたいと感じたとしましょう。表面的には直感でもサンドイッチが食べたくなるような要因が脳内にあるのです。

湧いてきた直感に対する確信をいかに持つか?ご本人の解釈しだいで、「屈折して口にする勇気がない」 or 「毅然と振る舞い雄弁に語るか」で大きく左右されます。

結論。あなたは孤独ではありません。絶対に。未来のあなたが喉が枯れるまで叫び続けているにもかかわらず、あなたが頑なに閉じこもっているだけなのです。

「理想の自分は存在している」と断言できる根拠は、過去の過ちはじめ記憶を蘇らせるのはカンタンです。そこに過去の自分像、いらっしゃいませんか?過去はいても、未来にはいないのでしょうか?過去のあなたが、いかにあなたを突き放そうとも、未来のあなたは違います。

あなたご自身の未来像が明快化された時、あなたの世界はまるっきり変わってしまいます。なぜならやらせではなく、自発的かつ主体的に憧れる存在が、あなたの目の前に現れるのですから。

体の言い分

ご主人様

体のご主人様であるあなたへの想い

施術では、体の通訳係としてお客様と関わってきました。当時の経験が、現在の「立名コーチング」への大きなバックボーンとなっています。

全ての体は、あなたのことをご主人様(さん)と呼んでいます。ご主人様であるあなたには、絶対に幸福であって欲しいと願っています。なぜなら、ご主人様であるあなたが死ねば、体の細胞も死んでしまうからです。

全ての生命体は、生存欲求を持っています。どうすれば長寿を全うできるのか?体なりに常時考えています。

私たち人間だけの特権として、自虐的価値観を持てます(あえて持ちたい方はいないでしょうが)。ここで価値観の対立が起きます。体は「そんなことで悩まないで!」と、励まします。しかしご主人様である以上は、言い分に従わざるを得ません。そこで苦渋の決断を強いられ体がとった選択は・・・。

忘れさせる

苦渋の決断の結果、体たちは【忘れさせる】のです。大切なご主人様が、悩み苦しんでいることに耐えきれない体たちは、記憶を脳の奥底へ封印します。

もしあなたが体の立場に立ってみて、いかがでしょうか?一生涯ともにすると固く誓い合った親友が、いつも思い悩んでいます。どんなに励ましても、全く効果を感じられない・・・。体は、死ぬまで一瞬たりともあなたから離れられません。

体は、奥底へ封印しただけで、ちゃんと覚えています。「記憶を忘れる=許される」と解釈する場合、体は許す側です。「許す」とは、いったい何をどうすることなのでしょうか?

痛みの和解

許し合える状況ができてこその和解です。体の言い分としては、いつの日か絶対に和解したいと願っています。

もしあなたが体の立場なら、どんな時・状況に和解に導けるような話ができるでしょうか?体は「ご主人様が成長した時」と返してきました。ご主人様が成長した時、「実はあの時〜」と切り出せると。

「実は〜」と切り出した内容が、体が発する痛み(対外的に起きている問題も含む)として表現されます。痛みは、まぎれもなくあなたへの《メッセージ》です。ご主人様が痛みを感じることで、当時感じた情況を思い出し、しっかり向き合って解放して欲しいと願っています。当時の記憶にこそ、根本解放策が秘められています。

痛みと血統(または生まれ変わり)

一定期間が過ぎると、体は「今のご主人様では厳しい」と判断し、最後の砦でなければ痛みを和らげてきます。ご主人様の成長を経て、次のチャンスをうかがいます。

当のご主人様が気づいて解放できればいいでしょうが、気づけないまま最期を迎えてしまった場合、血統問題(または生まれ変わり)に継承されます。幼少期に不可解な行動を起こす理由は、血統問題にひもづいていることがほぼ全てです。

ガン家系はじめ、糖尿病や心疾患等でお亡くなりになった方が親族間にいらっしゃれば、同系統の疾患にかかる危険性が高いと言われる所以です。病気の根源にある「血統的習慣性」なのです。ご本人のみでいかに努力しようとも、《あなたの血統的価値観》という枠からは逃れることは不可能です。

体の声に耳を傾ける

不可解だからこそ、関わらないでおこうとします。意味不明なまま強引に解決しようとするからこそ、余剰な墓や壺・・・にお金や時間を費やすことになります。結果、意味不明な状態が変わることはないでしょう。明快にあきらめ感が増していくことになります。

私たちは、未来に生きていながらも、過去できなかったリベンジを果たそうともがいているのです。だからこそ、解決策を求めて新たなご縁を欲しています。

いったん落ち着いて、体の声に耳を傾ければ、必ず道は拓かれます。ご主人様であるあなたへ、痛みや様々な問題を通して、確実にあなたへ訴えかけています。

立名コーチング

許す=?

死と向き合ってみて

もし今、生命に関わるような病にかかったなら?

先日の雑談カフェにて、素晴らしい質問をいただき思い出させていただきました。

もし今、生命に関わるような病にかかったなら?

今まで海開きの日に溺れたり、バイク事故を起こしたり等、死に目に遭ってきました。かつ、自殺願望に苛まれてきた期間は30年以上です。

「なんで俺は死なんとや?」20歳をピークに、悩み苦しんできたことにより、死生観はずっとともにありました。今となっては、病気にならなかった免疫力の強さに感謝です。

そういった意味では、生まれ変わったとしか考えられません。生死の境をさまよい死にながら生きてきたという感覚です。

都合が悪い記憶は、忘れるように脳機能ができています。長きにわたって封印してきたテーマでした。ここ10年くらいは、もし本当に死ぬと考えようものなら、断固拒絶してきました。「今のままでは死にきれない」という強烈な生への欲求がありました。

存在価値の証明

お名前=存在価値、感謝を分かち合う

先日、死と改めて向き合ってみて、感じたことは・・・
名前を観続けている・・・・・・・
というイメージ。おそらくは最愛の奥さんとのご縁によって、解放された何かがあるのかもしれません。

今までお世話になった方・虐げてきた方・憧れ尊敬する方・嘲笑った方・・・、「この世に悪い名前は存在しない」と明言しているとおり、いかなる方のお名前も素晴らしいです。

その方が生きていようが死んでいようが、どちらでもかまいません。名前を思い出すだけで、その方の存在価値の証明となります。走馬灯のように流れていく記憶の中で現れてくる方々へ、感謝の意を露わにしているイメージが湧いてきました。

あなたは「人は3回死ぬ」という話、聴いたことありませんか?1回目は母親の胎中から生まれ出ることで、胎中のあなたは死にました。2回目は、一般的な肉体から永遠に離れる死。3回目は、人々の記憶から忘れ去られる死。例えばイエス・キリストは、十字架によってなくなったことで、2000年以上経った今でも覚えられています。

少なくも20万人超のお名前と向き合ってきた経緯から、ご縁させていただいた方々へ感謝し認め、和のエネルギーを分かち合いながら死んでいく・・・。

あなたには、どんなご臨終のイメージがありますか?

雑談カフェ

自己承認 VS 自己否定

自己承認 VS 自己否定

熾烈な最前線

今まで、資本家と労働者、右翼と左翼、善と悪、・・・と対立候補があげられてきました。どんどん本質化してきているように思います。究極は、あなたご自身のありようの向き合い方です。

心のあり方が、現象を作り出しているという話、聴いたことある方が多い昨今となりました。究極の最前線は、あなたの中にある存在価値(自己承認 VS 自己否定)です。

確かにおっしゃる通り・・・

高校生当時スキー旅行で、リフトの柱にぶつかったことがあります。この時に考えていたことは、「このまま滑ったとしても、リフトの柱にだけはぶつかりたくない。絶対にリフトの柱はよけて行こう。」「だからリフトの柱に向かっていくなって言ってるだろ!リフトの柱にぶつかったらどうするんだよ!」と、心の叫び虚しい結果となりました。

整体師当時のある名刺交換会で、受け取り拒否されたことがあります。「それはそれでかまいませんので、よろしければ理由をお聞かせいただけませんか?」と尋ねた時の返答。「すみません。『整体』という名前を見ただけで、拒絶感が湧いてしまうんです。今までいろんな施術を受けてきましたが、ことごとく変化がないんです。失礼ながら、あなたも似たようなものかと思うので。」確かにおっしゃる通り、確実によくなることはないと感じました。

少なくも20万人超のお名前と向き合ってきた背景から、理想の人物像を創り出すお手伝いをさせていただいています。ながらも当時は、「私なんぞにできるんですから、皆さん普通にできますよ」と考えていました。「どうせ私は〜」というセルフイメージの低さゆえに、価値なんてあるわけがないと考えていました。

願い訴え続けた今

京セラ創業者 稲盛和夫さんの有名なエピソード。松下幸之助さんの講演で「考えな、何もでけしまへんなぁ」の一言から、「そうか!考えればいいんだ!!!」と思い至った結果、今の京セラができ上がったとおっしゃられています(名著『生き方』より)。

20歳当時から、世界平和を謳ってきました。ながらも私自身が大嫌いで、「矛盾している」と偽善者呼ばわりされてきました。なぜ指摘されるのか全く意味が分かりませんでしたが、26年間願い訴え続けた今、前とは明らかに違うと断言できます。死ぬまで継続する覚悟です。

よくも悪くも、あなたがどんな思い(価値観)をもって言動に移しているかが、現象化していきます。思い考えたエネルギーがどんどん蓄積され、臨界点に達した時に現象化します。

認め合えることの重要性と継続の価値

これからは「私の《未来 or 過去》は○○○だから〜」の○○○には、どんなキーワードがよりふさわしいでしょうか?今までのあなたは、○○○にどんなキーワードを当てていましたか?

前に、今までの過去がいかに虐げられたものだったかを、詳細に語ってくださる方とのご縁をいただきました。「課題が明確化されたので、もう十分ですよ」と返しても、一向に止まりそうもありません。

しびれを切らして「今までのわだかまりを聴きたいんじゃありません。聴きたいのは、【これからご自身を認めていただくためにどうしていきたいか?】です。これ以上語られるなら、返金しますからどうぞお帰りください」ときっぱり応えたところ、あからさまに雰囲気が変わりました。

前にも同じように指摘されたそうですが、当時は意味が分からず仲違いしたようです。「だから私は嫌われていたんですね」と、まさに憑き物がとれた感覚。結果、素晴らしい信頼関係を築けるように。

自己卑下に過小評価をかけ合わせたような生き方をしてきた私は、過去の過ちにこだわり「できるわけないよな〜、私なんだから」が口ぐせキーワードでした。抑圧するほどに認められたい欲求が湧いてきます。結果まじめに努力を積み重ねても、報われた感をなかなか持てずにいました。

ようやく味わい尽くした感あって、認め合えることの重要性と継続の価値を痛切に感じています。「未来の深掘り」はじめ未来をテーマにフォーカスすることが、すごく楽しくワクワクしてきます。あなたの未知の可能性を、どんどん認めて活かしてみませんか?あきらめず継続させることで、必ず実を結びます。

熟れる VS 飽きる

向き合い続けた先にあるものとは・・・

目標設定の成果は、まさに「熟れるか、飽きるか」で計れるように思いますが、あなたにはいかがでしょうか?

責任を押しつけられた恐怖

自衛官当時、「委託保管銃の移動」という役割を担当したエピソード。約30年間、予備自衛官のためにある銃を、新装備の銃が配布されるからと移動させることになっていました。

銃だけなら何の問題もありません。その銃には付属品がセットとなっており、付属品である細かいピン等がたくさんついています。何も分からない状況で司令部から異動した初勤務。一人で爪楊枝のような部品を数える日々。原因不明で数が圧倒的に会わず、責任を押しつけられた恐怖に震えていました。

期限が近づき切羽詰まった状況で、やっと問題なんだと伝わりました。部隊総動員で作業を進めてどうにか間に合わせきれました。孤独ながら継続させたことに、大いに充実感を持てました。

成長=限界枠を深め広げること

時を経て、施術を始めたばかりの頃。出張のみで全く信用なく、倉庫作業等のアルバイト。昼夜分かたず、平均睡眠2〜3時間な日々。

単調な誰にでもできるような内容です。施術を通して感動世界を目指していましたから、いかにアホくさい作業でも「いつか必ず役に立つはずだ」と考えきれていました。目的意識が明確であるほどに、「こじつけ」を「意味づけ」へ昇格させきれることを体験しました。

同じ作業内容でも、経験値次第で手際のよさが全く違います。手際がよくなろうとも時給は同じ。手を抜いて時給に見合った動きをしようとする方が出てくるのは当然です。

掃除研修に参加していたことも重なり「熟れるか、飽きるか」はずっと意識にありました。[成長=限界枠を深め広げること]なので、何事においても限界と向き合うことを有意義に感じていました。

未来につながる希望

自衛官当時は、「お前にしかできないこと」「よくやったな。素晴らしい!」と評価いただきました。役割分担なんだからと、無我夢中でした。

アルバイトの倉庫作業も、内容自体は似ています。明らかに違うのは、モチベーションです。自衛官当時は「役割分担だから」という、外的なものでした。単調アルバイトは表面的には生活のためであっても、《未来につながる希望》はかなりのものでした。

よく「いくつの仕事やってきたんですか!?」と驚かれます。私のミッションは【世界中の皆さんを認める】ことだと考えていますから、ご本人の身になって寄り添える私であるために、必要不可欠だとみなしてきました。