アイデアが湧いてから4年が経ち、ようやく「画数の性質・エネルギー一覧表(1〜83画)」が完成しました。先の出版と「パーソナル・カンパニーエネルギー診断」の影響もあり、この一覧表がどうしても必要だと感じるようになりました。
統計データに基づいた背景
この一覧表は、以下の要素を基に検証を重ねて作成しました。
今まで向き合ってきた皆さんとの対話
長年にわたる個別のカウンセリングや診断を通じて、様々な画数を持つ方々と向き合ってきました。10年以上前から「20万人」と称しています。普通に考えて40〜50万人に達していると思います。
現状の20万人より、多く主張している方に出会ったことがありません。やみくもに多くても怪しまれるだけだと考え、あえて控えめに掲げています。ド忘れする場面もありますが、たいていの常用漢字は頭に入っています。
私自身の経験
自らの経験や学びをもとに、画数がいかに影響を与えているのかを深く考察しました。字の意味と読み方のエネルギーからも検証中です。音は、周波数によってできています。周波数はエネルギーです。よってあなたの名前を唱える行為自体が瞑想ともなり得ます。
名前の分析は、あなたと幸福を分かち合う手段です。目的が「あなたの幸福」である限り、こじつけであろうと根拠を導き出すことが重要です。正しさも大切ですが、結果として幸福が得られるなら、その手段は意義深いものとなります。
当然ながら正しい方がいいのはもちろんです。私の場合、名刺交換した瞬間に鑑定が始まります。計算間違いで間違った鑑定をしてしまうことも。まちがったことをお伝えした結果、大成したという後日談からも、動機次第なのかもしれないと仮説立てています。
姓名判断で称されている内容
既存の姓名判断の解説書や文献を参考にしつつ、統計データを収集・分析しました。大いに参考になったのは、『姓名判断大全(主婦の友社)』です。詳細に分かりやすくまとまっており、買ってよかったと感じています。
画数ごとの解釈とその限界
特に多くの人と向き合わせていただいた画数に関しては、とても深い解釈ができています。すべての事象は、何らかの関係性が成り立っています。極力たとえをコミュニケーション上分かりやすく表現できるよう心がけています。
50や60以降の画数に関しては、出会う機会が少なく、解釈には限界があります。既存の姓名判断の解説書では、画数の吉凶について分かりやすく書かれていますが、「いいか悪いか?」の判断基準に基づいた前提があります。
疑問を抱いたきっかけは、凶だらけの方でも、ステキな方がたくさんいらっしゃいます。そもそも親から愛情込めてつけられた名前が悪いわけがありません。改名や印鑑等、売りたい側の都合上、アラ探しをせざるを得なくなります。
役割や目的があっての改名はメリットがありますが、「本名が嫌いだから〜」という理由での改名は、かなりの確率で運気を下げます。一時的にはよくても、長期的には下がります(「腐ったみかん箱現象」)。
姓名承認の重要ポイント
「姓名承認」で最もお伝えしたいのは、「ご本人の生き方次第で、よくも悪くもなる」という点です。
凶ばかりに落胆しないでください
たとえ「凶」とされる画数であっても、希望を持ち建設的な生き方が重要です。「0点の凶」は存在しません。可能性は無限に秘められているのです。
前に多くの皆さんから「お前には感謝が足りない」とご指摘いただいてきました。感謝について考え抜いてきての結論は、「感謝が0の方はいない」のです。全くないならどうしようもありませんが、0ではないので救いがあります。
吉だからと慢心しないでください
たとえ「吉」とされる画数であっても、自己承認と感謝の気持ちを持つ謙虚な生き方。凶と同じく「100点満点の吉」も存在しません。吉がたくさんあるからと驕り高ぶり、勝手気ままに振る舞えば、足元すくわれる危険性をはらんでいます。
吉だと評される画数の真意は、いいことや美しいものを素晴らしいと認め、非を受け入れ反省する気持ちが高い点です。だからこそ成功しやすいという道理が立つのです。表面的な理解で永続的な意味を考えもせずに変える名前に、価値があると思えないのは私だけでしょうか?
キーワード化とさらなる検証の重要性
この一覧表は、いくつかの解説書を照合しながら、主意を浮き彫り化するためキーワード化しました。しかし、現状ではまだたたき台の段階です。今後さらに理解と検証を深め、より多くの方にとって有益なものにしていきます。
姓名判断自体は時代遅れだと批判していますが、鑑定をなさっておられる方々はお客様の幸福を真剣に願って接しておられます。姓名承認を確立させるためには、姓名判断の土台は大いに重要だと、今回痛感いたしました。
今まで礎を築いてくださった方々に、改めて感謝いたします。