あなたの心の反映
言葉を並べると、一見難しく感じてしまうかもしれません。要は、「他人のフリ見て我がフリ直せ」「鏡の法則」と同じ意味です。
例えば分かりやすく、歩きタバコをしている方を見て、腹が立ったとしましょう。なぜ腹が立つのか?それは自分の中に形を変えて、似たような要素を持っているからです。
誰しも、怒りたくて怒りを撒き散らしてるような方はいません。できるものならいつも安堵感に満たされ、上機嫌・感謝いっぱいでいたいものです。
今あなたの周囲に起こってるすべての現象は、あなたの心の反映です。願いの内容によって時間差がありますが、あなたは例外なく様々なものや出来事を創り出しています。
たとえあなたには問題がなかったとしても、周囲に気になっている「問題ある方」がいるとしましょう。その「問題がある方」は、あなたが【作り出して】います。
それは
・過去のあなたの”亡霊“(潜在意識下で「清算して欲しい」と願った結果)か、
・あなたが「救いたい」と考えているからには、「救われる」べきな方が現れてきます(ボランティアが素晴らしいからと、何でもやればいいというものではありません)。
感情の復帰
例えば、私は小5当時にファミコンを買いました。それからというものものすごくハマり、宿題もせず登校前にもやってました(登校前が、調子がいいんです)。
3ヶ月経たないうちに目がものすごく悪くなり、気が抜けたような状態に。問題だと感じ、きっぱりゲームをやめました。それからというもの、ゲームに対して全く興味がなくなりました。むしろ反対に、楽しそうにゲームと向き合ってる方を見て、「何が面白くてやっているんだろう?」と裁く衝動に駆られました。今は何とも感じませんから、【感情を清算できた】のでしょう。
振り子のようなものではないでしょうか?やらかしてしまった事が、過ちだったと気づいた時、清算するため真逆な行為をする場合が多いです。清算しきったら、気持ちが薄れ中和状態になります。
多くの皆さんに当てはめてきた、統計実績です。
無意識領域に光を当てる
感情の赴くままに行動する方も、抑圧してさも何も感じていないかのように振る舞う方も、各人各様いろんな方がいらっしゃいます。起こった現象すべてには、必ず原因があります。
感情を見つめようとしない方は、他人が感情を見つめようとする行為を妨げようとします。歩きタバコに対して、なぜ腹が立ったのか?あなたには全く似たような非がないのか?
おそらく各人各様に違った理由があるかと思います。しっかり見つめ味わいきった分、啓けていけます。
あなたご自身が、【鎖に縛り付けられている】という事が分からない限り、それを主体的に解放しようとは絶対に思えません。体は、ものすごく精巧にできています。
心で心を見つめ味わう事は、かなり難しいと考えています。
よって
・信頼できる方に指摘してもらう
・五感で捉えきれる、現象世界から見つめてみる(大半は錯覚です)
・体からの声に耳を傾ける
等の比較検証は、すごく大切なんじゃないでしょうか?
Universal Flow Therapy においては、「無自覚領域」に強烈に焦点を当てています。自覚できる領域は、大部分はご自身で解決できます。無意識領域がたくさんあるほどに、症状が侵攻(進行)していく要因となります。本当に問題な箇所は、麻痺して課題と感じにくいものです。
Universal Flow Therapy における根本解放の最短手法は、〖悪化の経路と反対をたどる〗です。