今まで施術家当時から書き溜めてきた珠玉のブログ記事。魂から絞り出すかのように数々の言葉たちが、残念なことに埋もれてしまっています。復活させるにも、なんとなく気持ちが向きません。
「順序が曖昧だったからでは?」と仮説を立ててみて、公開してみようと至れました。数多ある中での5つを、今の時代のニーズに噛み合わせお届けいたします。
溜め込んできた感情
いませんか?あなたの周囲に。本音を言わず、上っ面の優等生を装い繕っているような方・・・。
あなたはどんな気持ちが湧いてきますか?もし、言葉にできない「怪訝さ」や「不快な何か」を感じるのなら、その原因を解明できるかもしれません。後になって自覚したことは、表面的善人のエネルギーを、私自身も持っておりました。だからこそ、以下のような気持ちが芽生えていたのです。

上辺では善人を装い、感情を素直に出せず、心の奥底では何を考えているのか分からない方。かつての私は、そんな優等生ぶった方に対して「本音を暴露させたい」という猛烈な衝動を抱いていました。
この違和感の正体を追っていくと、体の現場、特に肝臓。肝臓が感情(特に怒り)をコントロールしているという、生々しい現実に行き着きます。他にも、各臓器はそれぞれの役割に応じた感情を溜め込んでいます。今回も主は肝臓ながら、個人差に応じて複合的に絡み合っています。結果として、複雑怪奇な原因不明の症状になるのです。
ある施術現場での対話
ある施術でのことです。あるお客様に、「普段、よく怒りを溜めていませんか?」と質問。その方は、「怒りの感情がどんなものか、自分ではよく分からない。怒っている人を見ると、悲しくなるか恐怖を感じます」と返ってきました。
それでも、体は正直です。「体の叫び」を訴えかけてきます。Universal Flow Therapy の独自手法で痛みを引き出し、体の強張りを丁寧にひも解いていくうちに、問題が表面化してきたのもの。その方は、体があまりに弱りきっていたがゆえに、感情センサーそのものの「麻痺」でした。
後日、ある50代男性のお客様からの告白。仮説はさらに鮮明に、確信へ。 彼のお悩みは、周囲からの「優しいという評価」でした。一見なぜ悩みなのか分かりませんよね。
彼の日常を、ある事例として表現してみましょう。ラッシュアワーのある朝。彼は「絶対に座る」と腹を括り、わざわざ始発駅へ戻って、あえて1本遅らせ列に並んで席を勝ち取りました。ようやく座れた席の真ん前に、杖をついた腰の曲がったおばあちゃん。彼は高い良心基準(設定)に則り、席を譲ってしまいました。結果、おばあちゃんから感謝されます。
ここではっきり言える事実。彼は「席を譲りたかったわけではない」のです。始発駅まで移動した分、余計に疲弊し、ムダに終わります。そこには「いいことをした」という安らぎなど微塵もなく、内側にはドス黒いシラけと疲労が積み重なります。
これこそが、「優等生」という偽物のラベルを貼られた方の、私が垣間見てきた現場です。施術において、多くの皆さんにインタビューし、違いを検証してきました。健康な方とそうでもない方、裕福な方とそうでもない方、私を絶賛してくださる方とバカにする方・・・。極めて客観的に。累計は、確実に3万人を超えます。
麻痺という名の防衛システム
怒りから方向修正された、肝臓の本来あるべき健やかな状態とは、「喜び」「上機嫌」「凛として叱る」「深い感謝」といった、エネルギーが淀みなく流れている(Flowしている)状態です。
感情を麻痺させている方は、この本来の感覚を完全に忘れてしまっています。理由は、(ご本人において)楽だから。忌まわしい記憶を思い出すよりかは、記憶のルートを遮断して「ない」と考える方がいいのです。結果、脳梗塞等の問題へ発展します。
怒りをこらえると、それは「怒り」という名のゴミ箱にギューギューに詰め込まれ、抑圧されます。溢れ出す時の恐怖を潜在意識で分かっているからこそ、多くの方は家族など近い間柄への「八つ当たり」という形でガス抜きをします。
体の訴えに対して、「今それどころじゃないんだから、ちょっと黙っててよ!」と脳の都合で退け続けるうちに、体(潜在意識)は学習します。「ご主人様(あなた)が感情をあまりにも出そうとしない。どうやら私たちの叫びは、邪魔らしい。なら、当たり障りなく、機能停止していこう」
結果、生命力(免疫力)は下がり、様々な不調を患うようになっていくのです。
血統的な習慣性を断ち切る「方向・軌道修正」
生まれてからずーっと「怒りの感情が分からない」「親もいつも感情を押し殺していた(あるいは常に怒っていた)」という方は、決して少なくありません。 こちらはあなた個人の問題ではなく、家系や血統が代々受け継いできた「血統的習慣性(潜在的コリ)」が絡んでいます。
「親族がガンで亡くなったから、私もそうなるのか?」と心配される方がいます。それは遺伝というより、似たような「抑圧の習慣」を受け継いでしまっているからです。
先祖の代から盲目的に受け継がれてきた、この「表面的善人」という防衛体制(設定)は、どこかで誰かが健やかな方向へと転換させた方がよくはないでしょうか?
怒りを爆発させている方は、課題が目に見えるため方向・軌道修正が速いです。 しかし、感情を溜め込んで麻痺させている「表面的善人」は、自覚症状が全くないため、なかなか自分自身の問題だとらえきれません。
体の欲求は、ご主人様(あなた)の声に忠実に従うこと。たとえあなたの生き方が健康に反していようと、限界を超えて沿うよう努めています。
一般的な病院の検査では、数値化された「結果」しか見ないため、こうした背景は「原因不明」の4文字で片付けられてしまう場合が大半です。
「心 = 体 = 環境」です。もし、今の現実にどうしても納得のいかない違和感があるのなら、他人が作った綺麗事のノウハウをすべて排泄し、こうした体と感情の生々しい関係性(現場)を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
次回は
表面的善人を演じ、体の叫びを無視して外側のゲームを走り続けると、ある致命的な『罠』にハマることになります。次回、その【活動の罠】について。あなたの場合はどうなるでしょうか?