明快な愛情表現

ご自身の中にあるダイヤモンド的解答

先日、ある方(Aさん)より離婚や不倫の相談の話を持ちかけられ、大変だったという話を聴きました。経験したことがなければ、解決策も明確には提示できないからかもしれません。

私の場合、離婚経験はあります。だからというわけではありませんが、たいていのどんな相談であっても、解決できる自信があります。なぜなら、【すべての答えは、ご自身の中にある】からです。ご自身の中にあるダイヤモンド的解答があるとみなし、フォーカスし続けています。

4つの選択肢

Aさんより、夫婦生活において次の4つの選択肢からどれが重要かを問われました(検索してみると、実際よく問われる内容のようです)。

①愛情
②思いやり
③スキンシップ
④忍耐
あなたにはいかがでしょう?

私は即決で③スキンシップだと答えました(あとで奥さんにも訊いてみたら、やはり同じです)。①②に関してはご本人の主観が強く、相手にも好ましいと伝わるか、確実ではありません。信頼関係がこじれているほどに、逆効果になり得る危険性をはらんでいます。表面的なナンチャッテ効果で十分なら問題ないでしょうが・・・。

④忍耐は、結婚されて長くなる方に多いようですね。ご自身の言い分を傍に置いて、相手を尊重しようとするほどに、「忍耐・我慢」というキーワードが重くのしかかります(忍耐という言葉自体には、素晴らしい意味があります)。

どれも必要な要素でしょうが、①②④が有効性から低いと考える理由は、調和力です。私個人の「調和の定義」とは、《それぞれが個々独自の個性を発揮しながら、お互いに引き立て合っている状態》です。①②は自分側、④は相手側に偏っています。

明快な愛情表現の手法

③スキンシップはどうかというと、信頼関係なしには触れたいという欲求はまず湧きません。奥さんがよく言う中に、「どんなに関係が冷めていても、手をつないで散歩するだけで、必ずよくなる」のです。

距離感があって現実的に触れられない状況でも、触れているイメージをするだけで変化が訪れます。言葉にしてお伝えできればさらに効果は高まります。だから愛情や思いやりが生み出されるのです。表現できる状況作りには、忍耐力は大いに役立ちます。

どんなに愛情や思いやりを持っていても、相手に伝わっていなければないのと同じです。明快な愛情表現の手法として、スキンシップは必要不可欠だとみなしています。

信頼関係の中心核を見出したい方は・・・。