
先日、感謝や愛について熱弁するNさん。その話に期待感を覚え、訊いてみたのが「感謝の定義とは?」。
予想どおり、答えは返ってきませんでした。少しガッカリ感は否めませんが、責める気持ちはありません。これまでの人生を振り返ってみても、「感謝とは何か」を考えたことがある方に、まだ出会ったことがありません。
感謝について熱く語るNさんなら、きっとご自身の中に感謝とは何かという明確な答えをお持ちなのでは?と期待したのです。
感謝という言葉は、誰もが知っています。大切なものだと、多くの方が語ります。「感謝を忘れないようにしましょう」「すべてに感謝しましょう」「感謝できる人になりましょう」
どれも、素晴らしいです。本当にそのとおりです。ここで一度立ち止まっていただきたいのです。感謝とは、何でしょうか?
嬉しいと感じること?ありがたいと思うこと?誰かに「ありがとう」と伝えること?恵まれているものに気づくこと?それとも、もっと別のもの?
自己対話の重要性
Universal Flow Therapy では、「究極の自己対話」をお届けしています。自己対話は、人生の次元を変えるほどに超重要だと主張しています。
きっかけは、「お前には感謝が足りない」と、尊敬する3人から指摘されたこと。感謝しているのに「足りない」と言われ、混乱が深まります。だからこそ、感謝できるよう奮起します。感謝できるように多くの本を読み漁り、感謝について分かりやすく教えてくれそうな方の下へ学びにも。しかし分かりません。感謝の重要性を皆さん語りますが、どうすれば「Mr.感謝」とあだ名されるようになるかは、全く見出せないのです。結果、感謝が嫌いになりました。
理解してみて分かったこと。感謝という言葉の価値を知って実践していることと、感謝とは何かを自らの言葉で説明できることは、同じではありません。今となっては、「感謝の対義語」等の有料対話を200人超経てきました。
「感謝の対義語」に関しては、「最低は最高に通じている」という原理原則からも、脳科学の視点からも解説できます。表現によって多少の差はあれど、答えは1つだと断言できます。
これは、感謝に限った話ではありません。「愛」「許す」「幸せ」「自立」・・・・・・・、多くが人生において重要な言葉を、驚くほど簡単に使っていますが、あなたはいかがでしょうか?その言葉が何を意味するのかを、改めて考える機会は案外少ないのかもしれません。
見過ごしていたもの
誰かが語った言葉を覚え、正しいものとして受容。それも1つの生き方です。その言葉をあなたの人生で使うのであれば、「私はどういう意味でこの言葉を使っているのだろう?」と、問い返してみてもよいのでは?鵜呑みにしたままでは、あまりにもったいなくないでしょうか?
感謝について、私自身の定義の公開は控えさせていただきます。現状では、左脳的理解ができただけに過ぎません。右脳的理解をさらに深めたいと追究しています。
どちらにせよ深めていくには、やはり自己対話が必要不可欠ではないかと思えてなりませんが、あなたにはどのように映っていますか?問いを持つことで、これまで見過ごしていたものが見えてくることがあります。
施設警備の研修で教わったことが、すごく役立っています。「いつもと違っている箇所を探し出せ」と徹底されました。脳科学からも、盲点がない方はいらっしゃいません。疑問を持たずに過ごす場合、気づきが深まることはあり得ません。
今まで当然だと思っていた言葉に、あなた自らの答えを示してみませんか?その過程そのものが、自己対話です。
誰かの答えを借りるのではなく、自らに問い、自ら考え、自らの答えを確かめていくーーー。その先に本当の感謝が生まれます。
あなたにとって、感謝とは何でしょうか?もし、まだ考えたことがなければ、少しだけ立ち止まってみませんか?「感謝とは?」あなたご自身への問いかけから。